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Re: FENA総会(821年1月)

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レゴリス帝国

なし Re: FENA総会(821年1月)

msg# 1.209
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1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2019/4/23 1:48 | 最終変更
レゴリス帝国  一人前   投稿数: 84

 皆様、御機嫌よう。本FENA総会に出席されていたレゴリス帝国代表である小木曽外務副大臣が発作で倒れて入院されてしまったため、私、レゴリス帝国外務副大臣であるマルグリット・スリューフェンが代わって出席致します。どうかお手柔らかにお願いしますね。

 さて、普蘭合衆国代表の意見表明について、我が国から意見陳述させて頂きます。

 第1項、第2項についでですが、既に議長国を除いた投票権を有する正規加盟国が意思表明及び投票を終えており、その結論は議長国の投票や総括が無くとも一目瞭然でありました。ですから我が国は採決の結論は出たと判断し、併合条約を発表、調印に至ったのであって、貴国が指摘する自己中心的かつFENAの根底概念否定行為には当たらないと我が国は考えます。
 そもそも、議事のプロセスが条約や議定書等で厳密に定められていない以上、各国の物差しや価値観によってそれを判断することになりましょう。
 フリューゲル経済諸国同盟条約の第四条 締結国会議、今で言うところの総会の内容を定めたものがありますが、1・2・3共に何を以て採決の結論が出たと判断するのか、全く書かれておりません。
 であるからして、第1項第2項に於いて貴国が指摘されていることは”貴国の物差しや価値観”を根拠にされているものであって、フリューゲル経済諸国同盟条約や各議定書に基づいたものでは無い以上、先述した指摘には当てはまらないと我が国は考えます。
 ただ、これについては我が国としても議長国たる昭栄国の見解を聞きたく存じますので、普蘭共和国代表同様、この認識についての議長国の見解をお願いしたく存じます。

 第3項についてですが、本FENA総会に途中まで出席されていた小木曽副外相が非常に過剰な表現を誤って用いた為であります。これは併合協議がなされているという情報が我が国の外務省内に於いて上手く共有されておらず、結果として小木曽副外相がそれを知ったのは先の発言をしてからであり、これを訂正しなかったのは我が国の体面を考えての事でありました。これについては一重に誤解を招くような行動を行った我が国に非があり、その点について謝罪致します。

 また、一連の非難の応酬、これは先述した情報共有と同じ理由になりますが、併合協議が始まる以前に於いてはセニオリス共和国を非難する意見表明を出す構えでありました。然しながら協議が始まり、非難する意見表明を出すべきではないにも関わらず、その情報が小木曽副外相に伝わっておらず、結果として先の意見表明に繋がった訳であります。これを議事内において撤回しなかったのも我が国の体面を考えてのことでありました。これについても我が国に全面的に非があり、謝罪するものであります。

 然しながら「平和的な合意による併合」であるとは思えないという指摘についてについては反論させて頂きたく考えます。確かに普蘭合衆国代表が仰られたように、協議と並行して自己の交渉を有利に進めるためにFENA総会を利用して圧力をかけたようにも見えますし、一方で、併合協議は事前に行われておらず、突発的にご都合主義的な合意が行われたようにも見えます。ですが、それらの可能性は全て事実ではありません。

 両国間の併合協議は両国の外交機密に当たる為その議事録等々を公表できないのを残念に思いますが、既に我が国のリーゼロッテ・ヴェルトミュラー総統が国民らに対する経緯説明で仰られた通りです。

 また、本併合条約はレゴリス・セニオリス両国の代表者による調印こそ済まされていますが、両国の議会に於ける批准手続きがまだであり未発効のものであります。

 ですから、もし仮に「平和的な合意による併合」で無ければ、当然セニオリス共和国国民は反発しますし、その国民らの反発に基づいて、セニオリス共和国の国民議会の議員らが批准を否とし併合条約は発効されない事となるでしょう。 もしそうでは無く、セニオリス国民の反発も無いか或いは少なく、国民議会の批准が得られ、条約が無事発効したならばそれは「平和的な合意による併合」だという事の証左となり得ましょう。その結果はセニオリス共和国も、そして我が国も現時点にて於いては出ておりませんから、「平和的な合意による併合」なのか否かという判断は現時点で下すのは不可能でありましょう。

 また、本併合に端を発する一連の事案が国際社会に対する挑戦であると仰られていますが、前述の通り併合条約の調印は両国が協議した上で平和的に合意した事によって成されております。
 無論前述した様々な不手際等で誤解や不信を招いたのは事実であり、その点はFENA加盟国の皆様に重ねて謝罪致しますが、そのような事柄、つまり国際社会に対する挑戦には該当しないと考えます。

 尚、我が国としては併合条約が今回の問題に至った事実を非常に重く受け止めております。然しながら調印済みの条約を今から政府の一存で撤回する訳にもいきません。ですから、本事案に於けるFENA内の処分が提起された場合において、これを甘んじて受け入れると共に、処分に関する決議案に於いて我が国は棄権とする事を予めお伝え致します。

我が国からは以上です。

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