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ハイネセル・タイムズ  レゴリス帝国最大の発行部数を誇る有名新聞。発行者はレゴリス総合報道。
7月 04 (木曜日) 2019
【国際】普蘭合衆国がライン共和国に対して宣戦布告ほか 01:22  レゴリス帝国 
【国際】普蘭合衆国がライン共和国に対して宣戦布告

(8月29日 ベルクマリ)843年8月、普蘭合衆国がライン共和国に対してミルズ問題に関連した水面下における平和的外交交渉の決裂を理由に宣戦布告しました。予てより水面下の交渉を匂わせていた両国が最悪の結末を迎えた格好となっています。

 既に停戦し講和交渉に移ったと普蘭合衆国は国際会議場に於いて発表しているものの、その講和交渉もまた水面下での交渉となっており不透明感は担えないと一部国家は反発。

 更には普蘭合衆国も参加している平和原則条約起草委員会の参加要件として挙げられた理念にも反すると指摘され、それに対して普蘭合衆国は同委員会からの脱退を表明するなど事態が混迷化しています。

 これに対してレオノーラ・ヘンネフェルト総統はテレビにて談話を発表。「烈普相互安全保障条約が今尚有効であることを普蘭首相と改めて確認した」としたものの、本問題に対する明確な立場表明等はありませんでした。このため野党からは「玉虫色の解決を図ろうとしている」「普蘭合衆国に対する弱腰外交は止めるべき」といった批判が殺到。政府は対応に苦慮しています。

 留まるところを知らない事態の混迷化。ハト派かつ対話を重視する外交を掲げたヘンネフェルト政権の正面場になりそうです。





【国際】普蘭合衆国、カルセドニー社会主義連邦共和国に対して断交を通告

(11月30日 ベルクマリ)10月初旬、普蘭合衆国はカルセドニー社会主義連邦共和国に対して断交を通告しました。断交理由について普蘭合衆国外務省は『有事の際に貿易を中断する国家とのお付き合いはお断りする。』(原文ママ)と述べています。

 これは先の普蘭合衆国による対ライン共和国宣戦の際にカルセドニー社会主義連邦共和国が行った石油禁輸措置を指していると思われており、これに普蘭合衆国が厳しい対応を行った格好となっています。

 トレン・シトリン カルセドニー社会主義連邦共和国外交委員長は断交措置に於ける記者会見にてこう述べています。

「(対ライン宣戦布告は)帝国主義的で、外交努力を尽くす義務を全く果たしていないもの」「石油は用途がほぼ砲弾製造に限られる物資であり、いわゆる『軍需物資』とされるもののなかでも特に『軍事的』側面が強い」「貿易の継続は我が国が帝国主義者の侵略行為に加担しているとみなされかねない」

 また、対ライン共和国宣戦の理由として普蘭合衆国政府が公開した「ライン共和国からの極秘通信」についてはシトリン外交委員長は次のように述べています。

「極秘通信のログは捏造が容易く外交の根拠として用いるのは不用意」「仮に当該通信が事実であったならばそれを国際社会に最初に公表すべきであり、この通信を伏せた状態で宣戦布告を行い、それに批判が寄せられると後から公表するというのは戦争行為という重大な決断のための活動として不適切である」

 更にシトリン外交委員長は断交措置がWTCO条約違反だとして同国のWTCOからの除名をWTCO加盟各国に提案したことを公表。事態が更に悪化することとなりました。



 これを受けてレオノーラ・ヘンネフェルト総統は緊急記者会見を開きこう述べました。

 普蘭合衆国およびカルセドニー社会主義連邦共和国の対立は国際社会や国際経済に於いて不利益はあっても利益はありません。

現状のままでは事態は悪化するばかりであり、このままエスカレートし続けた場合、世界大戦に至る可能性もあることを両国は留意すべきだと考えます。

 従って、まず両国には冷静になって頂きたい。特に厳しい対応を続け様に行う我が国の同盟国たる普蘭合衆国に対してこれを求めます。

そして、冷静になったならばこれ以上報復に次ぐ報復が行われないようそういった行動は慎むべきでしょう。

 慎んだならば次は対話です。対立の原因となった齟齬や誤解といった類のものは必ず解けると我が国は強く確信しております。必要ならば我が国が仲介しますが、既に勇気ある国家がそれを成そうとしていると先程外務大臣から伺いました。両国はこの仲介を受け入れるべきです。

 勇気ある国家の仲介の元、両国の対話が実現し、本対立が平和的解決に至ることを切に願います。



その後の質問時間に於いては下記のような質問があり、ヘンネフェルト総統は下記の如く答えました。



Q、「カルセドニー社会主義連邦共和国のシトリン外務委員長は本対立に於けるレゴリス帝国との関係悪化について、次のように述べられてました。



『普蘭合衆国の拙速な行動が帝国主義的で、国際社会の秩序に対する重大な挑戦であることは一見して明らかであり、あくまで防衛条約である相互安全保障条約はそのような帝国主義的侵略を必ず支援しなければならないことを意味するわけではない。関係各国の冷静な判断に期待する』と。これについてはどうお考えですか?」



A、「我が国が帝国主義的侵略をすると言っているようにも見えてしまう所にシトリン氏、というよりカルセドニーの現行与党である連合党の我が国に対する不信感を感じてしまいます。然しながら同氏が述べられた懸念については理解しています。レゴリス帝国・普藍共和国間に於ける相互協力並びに相互安全保障条約は今尚有効であり、条約上の義務を履行するのみです。ただしそれは仮の話ではありますが、カルセドニー等から宣戦布告された場合であり、こちらから自発的に宣戦布告を行うつもりは一切ありません。」



Q、「普蘭合衆国は対ライン宣戦布告に際して、中立性の担保から行った一時的な禁輸措置に対して、カルセドニー以外の実施した国にも同様の断交通告を行っています。これについてはお思いでしょうか?」



A、「先ほど述べた通り冷静になって頂きたい。これに尽きます。強硬な措置は更なる強硬な措置の呼び水になりかねないのですから。」





Q、「普蘭合衆国が公開した『ライン共和国からの極秘通信』は事実なのでしょうか?帝国政府はその存在を認識していたのでしょうか?」



A、「普蘭合衆国とは対ライン宣戦後から緊密に連絡を取り合っておりましたし、その存在は認識しておりました。国際社会に対する公開が遅れたのは残念でありますが、機密情報である以上そう簡単には公開出来なかったのでは無いでしょうか? 過去、機密情報たる極秘通信を外交の場で開示し国際的信用を失った国家を我が国は何カ国も知っています。我が国の機密情報公開制度のように機密情報は慎重に扱わなければなりません。普蘭合衆国による公開が遅れたのもそれが一因でしょう。 致し方ない事情があった以上、これについては過度に攻め立てるのは自重すべきだと考えます。」



Q、「もし仮に普蘭合衆国ないしカルセドニー社会主義連邦共和国が対話を受け入れなかった場合、帝国政府としてどのように対応するのか、予定があればお聞きしたいです」



A、「対話を受け入れなかった場合、その受け入れなかった側に対して何かしらの厳しい対応を取らざるを得ないでしょう。対話は最悪の結末を回避するための最後の機会だと私は考えております。最悪の結末を回避するために必要ならば我が国はそれ相応の措置を取るでしょう。あの悲劇をまた繰り返してはならないのです」



対話が果たして成るのか、普蘭合衆国とカルセドニー社会主義連邦共和国の動向が注目されます。



発行日:843年12月初旬(30382期)
name: @Guest  Comment: Was this article useful?: Yes No
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