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ハイネセル・タイムズ  レゴリス帝国最大の発行部数を誇る有名新聞。発行者はレゴリス総合報道。
6月 03 (水曜日) 2015
【特集】成蘭国王王妃両陛下レゴリスに訪問ほか 00:13  レゴリス帝国 
【特集】成蘭国王王妃両陛下レゴリスに訪問

 592年8月13日昼、成蘭連邦王国の国王であらせられる黒石治家陛下、並びに王妃であらせられるルティーナ陛下がガストン・ホルスマン国際空港に到着され、18日夜までレゴリス帝国に滞在されました。

 成蘭連邦王国王務省の発表によると、「黒石国王陛下の健康状態を考慮し、最後の外国歴訪となるだろう」としており、陛下が「とりわけ両国の関係が深い国、思い出深い国」としてティユリア連合王国、ガトーヴィチ帝国、石動第三帝国、レゴリス帝国、ヴェールヌイ社会主義共和国の5ヶ国を挙げ、その順で歴訪される旨を表明されていました。レゴリス帝国はそのうちの4番目であり、歴訪された国家の中では6日間という最も滞在時間を取られました。これは両陛下にとって、レゴリスがお気に入りであった為であると言われており、両陛下のレゴリスに対する思い入れが強いということがよく理解できるものとなりました。



[13日-首都ブリンスト]

 初日、ブリンスト近郊に所在するガストン・ホルスマン国際空港に到着された両陛下は帝国の外務大臣であるリーゼロッテ・ヴェルトミュラー女史の出迎えを受け、帝国軍武装親衛隊の護衛の元首都ブリンストの総統官邸へ向かいました。

 総統官邸に到着した両陛下は帝国総統アプリル・ヴォルケンアンザムルング女史の出迎えを受け、そのまま官邸前のレスタディアン通りで行われた歓迎式典に参加されました。歓迎式典では両国の国歌が演奏された後に、黒石国王陛下とヴォルケンアンザムルング総統が帝国軍の儀仗兵らを閲兵しました。歓迎式典後は総統官邸の紫水晶の間にて、ヴォルケンアンザムルング総統と会談し、両国の友好関係等について話し合われた模様です。会談後はそのまま総統官邸の大ホールにて晩餐会が開かれました。

 晩餐会でのスピーチで、ヴォルケンアンザムルング総統は「成蘭連邦王国は、帝国にとって非常に重要な国家です。それは商品輸入を始めとした経済面は元より、『神聖・永久両同盟の対話に関する宣言』に代表される外交面、そして両国の文化交流等の文化面でも。」と両国の関係の親密さを述べた上で「両国の友好的な関係が、盟邦ミッドガルド帝国のように永久に続くことを願ってやみません」と今後のレゴリス・成蘭の友好関係の展望について述べました。

これに対して黒石国王陛下は「我が連邦王国とレゴリスは秋津問題に代表されるように対話を重んじる国家であります。両国が国際社会の安定に責任を有する国の一としてその崇高な外交原則を忘れないことを願います」と述べられた後、乾杯の音頭を取られました。

晩餐会では帝国の政府要人らを始めとして、高級官僚や財界や経済界の要人、文化人等と広く交流されました。



[14日-首都ブリンスト]

 2日目は引き続き首都ブリンストへ滞在され、帝国議会上下両院議長主催による歓迎会に両陛下は出席され、上院議場に集まった上下院両院議員の前で議会演説を行いました。議会演説で黒石国王陛下は「レゴリス帝国は長い歴史と確固たる経済基盤に支えられる『大国』であり、そのような貴国を我が連邦王国は信頼しております。レゴリス帝国はティユリア、ガトーヴィチと並ぶ、我が連邦王国の最高にして最大のパートナーといえるでしょう。」と両国の関係について述べられ、議場は喝采に包まれました。

 歓迎会が閉会した後は帝国大学ブリンストキャンパスへと移動され、帝国大学の学生らが一同に集う中、黒石国王陛下による講演が行われました。講演ではレゴリス・成蘭両国の文化交流の重要性について述べられ、「文化は異文化との交流を通じて洗練されゆくものだと信じております。レゴリス文化と成蘭文化は必ずしも多数の一致点を見出すことはできないでしょうが、相互理解を深めることは当事者の意欲さえあれば、不可能ではありません。現在、私は貴国のロリータファッションについて勉強しているところです。しかし、我が国にはこのような文化に抵抗を示す者が多いのが現状です。非常に残念ですし、障壁をなくす為に我々は努力する必要があるでしょう」と文化交流の大切さを主張され、講演が終了した際にはスタンディングオベーションで拍手が行われました。



[15日-首都ブリンスト]

 3日目も首都ブリンストに滞在され、ブリンスト観光を両陛下は満喫されました。ブリンスト観光では文化人でもあるセシリア・アルヴィドソン文部大臣同行の元、帝国最大の美術館であるレニンツァ美術館を貸切状態で観覧された他、帝国有数のコンサートホールであるブリンスト・フィルハーモニーにて、同ホールを本拠地としているブリンスと・フィルハーモニー管弦楽団による交響曲の演奏を鑑賞されました。

 また、ルティーナ王妃陛下たっての希望で、レゴリス帝国最大のロリータファッションブランド「アトリエ・ナイトメア」の本社への訪問等が行われました。その際にルティーナ王妃陛下は即興で新たな服装のデザイン画を描かれ、そのデザインが非常に素晴らしいものであったことから商品化が即決で決まり、ルティーナ王妃陛下を非常に喜ばせました。



[16日-デルエステ・アグンセラ]

 4日目はおよそ一年前に発生した巨大隕石災害の現場であるデルエステ島へ赴かれ、同災害で消滅後復興途上にあるナハド郊外に所在する「デルエステ島に於ける巨大隕石災害犠牲者の碑」に献花されました。同碑はデルエステ島の80%が消滅し、700万人以上もの国民らが犠牲となったデルエステ島に於ける巨大隕石災害の慰霊のために作られた碑です。献花に際して黒石国王陛下は「巨大隕石による被災者に改めてお見舞い申し上げます。我が国においても、鉱山の破壊を含む甚大な被害をもたらしたのは巨大隕石でした。巨大隕石を早期に発見し、被害を予防するためにも諸国の大学、研究機関との共同研究や情報交流を急ぐべきでしょう。」と仰せになりました。

 その後両陛下はアグンセラ州州都アグンセラへと移動され、郊外にある世界有数の規模を誇るスカイスポーツ専用の飛行場、ルーヴェ飛行場を貸し切りにした上で様々なスカイスポーツを体験されました。両陛下は身体に負担が掛かるスカイダイビング等は行いませんでしたが、グライダーやマイクロライトプレーン等に搭乗し、州都アグンセラやパルチ海峡上空を遊覧飛行されました。一連の体験を終えた黒石国王陛下は「実を言うと、私は高所恐怖症なのです。ですが、王妃からどうしても、という希望があり搭乗することとしました。しかし、アグンセラの素晴らしい街並が目に入るとすぐに恐怖症は治ってしまったようです。」と喜びであらせられました。



[17日-テリアン・バルニッツァ]

 5日目はレゴリス島に戻られ、世界有数の造船所であるRMIテリアン造船所と、同じく世界有数の巨大港であるテリアン港が所在しているテリアンに赴かれました。両陛下はまずテリアン造船所で行われた豪華客船「クイーン・オブ・ルティーナ」の進水式にご臨席になりました。豪華客船「クイーン・オブ・ルティーナ」はルティーナ王妃陛下の名前を冠した世界有数の設備を持った豪華客船であり、就役後は世界一周航路等に使用される予定です。進水式ではルティーナ王妃陛下自らが赤ワインを船に叩きつけ、無事にボトルが割れ進水しました。

 進水式終了後はテリアン港を視察し、成蘭製の商品を積んだコンテナがレゴリス各地へと輸送される一連の流れを見学しました。同行していたパウラ・フェルレーア通商産業大臣は「成蘭製の商品はレゴリスでも非常に人気で、輸入量が減った今では価格が高騰しています。」と成蘭製商品のレゴリスに於ける現状を黒石国王陛下に述べました。それに対して黒石国王陛下は「レゴリスはFENA諸国とともに重要な貿易相手国であり、政府に対してはしかるべき措置をとるよう指示しておるところです。成蘭商品は世界でも親しまれていると聞いております。商品を安定して供給できるよう、体制を整備することが望まれるでしょう。」と述べられました。

 視察終了後、両陛下はバルニッツァ群島へと移動し、バルニッツァ島にある広大な大森林をハイキングされた他、モルヴィナ島に所在するモルヴィナ国立公園では、黒石国王陛下が趣味である絵画制作を行いたいと仰せになり、正味3時間程で素晴らしい絵画をお描きになられました。



[18日-首都ブリンスト]

 最終日の6日目は首都ブリンストにお戻りになられ、ヴォルケンアンザムルング総統主催による昼食会に出席されました。昼食会では成蘭連邦王国の特産品である成蘭牛を用いたドイツ料理や東和産のお茶、ルティーナ王妃陛下の生まれ故郷であるルーシェベルギアス公国の赤ワイン、ルティーナ・クラレット等が振る舞われ、両陛下を喜ばせました。昼食会のさなかにヴォルケンアンザムルング総統が「レゴリスでの6日間は如何でしたか?」と両陛下に質問し、それに対して黒石国王陛下は「6日間あったということもあり、のんびりと過ごすことができました。両国の深い信頼関係が保たれるよう両国政府、両国の全ての市民による不断の努力に期待したいと思います。」と述べられ、またルティーナ王妃陛下は「すばらしい外遊でした。この外遊をきっかけに民間交流が促進されることを願うばかりです。」と仰られ、レゴリスでの6日間が非常に充実したものであった事を述べられました。

 昼食会終了後、全日程を終えた両陛下はヴォルケンアンザムルング総統らの見送りの元、ガストン・ホルスマン国際空港から次の訪問先ヴェールヌイ社会主義共和国へと旅立たれました。

 今回の成蘭国王王妃両陛下のレゴリス御訪問では、移動中の路上などで成蘭国旗とレゴリス国旗を振る帝国国民が多数見受けられ、帝国国民の間においても成蘭国王王妃両陛下の人気が非常に高いものであることが伺えました。また全日程においていずれかの閣僚が同行するなど帝国でも異例の歓迎体制となりましたが、これはアプリル・ヴォルケンアンザムルング総統の「帝国に来られた際には最高のもてなしを行いたいです」という強い意志からこのような歓迎体制になった模様です。



【国際】大和寧帝國皇帝燕海君陛下、有子・アルヴィドソン女史と婚礼の儀へ

 594年3月5日、大和寧帝國皇帝燕海君陛下と事実婚状態であった有子・アルヴィドソン女史が本年7月中旬に正式な婚礼の儀を挙げられることが明らかとなりました。

 陛下と女史は、レゴリス帝国大学留学中に知り合い、卒業後は暫定的に帝国大学政治学部教授のエミーリエ・レゴリス女史の元で助教として研究活動を続けておられました。

 584年の北幹動乱の際にはレゴリス帝国から帰国し拉致された先帝陛下と先皇太子殿下に代わり皇位を継承されました。その際には有子・アルヴィドソン女史も同行し、以降北幹との戦争やノイエクルスの干渉戦争、戦後復興の陣頭指揮を執られた燕海君陛下を支えてきました。

 しかし「形式に拘って臣民に負担を強いることは忍びない。婚礼はなくとも愛は示すことができる。」という燕海君陛下の意向によって正式な婚礼を執り行うことはありませんでした。

 今回、先の戦争の復興や高度工業国家建設計画が成功した事もあり、また「『両陛下』が正式な婚礼をされていないことは、礼儀の国和寧らしくない。」という政府や国民らの声を受け、婚礼の儀実施の決断に至った模様です。

 有子・アルヴィドソン女史がレゴリス人というのも相まって、この慶事に対する喜びの声は帝国各地から聞こえてきます。レゴリス帝国総統のアプリル・ヴォルケンアンザムルング女史は定例記者会見の場でこの「インペリアル・ウェディング」について「有子さんと燕海君陛下の末永い幸せを願います。」と延べ、婚礼の儀にも出席する旨を発表しました。有子・アルヴィドソン女史の養母に当たる文部大臣のセシリア・アルヴィドソン女史は「非常に喜ばしいことです。2人の明るく幸せな将来を祈ります。」と述べました。また、今回の婚礼の儀によって、大和寧帝國皇室のインペリアル・ウェディングに注目が向かい、カップルがインペリアル・ウェディング風の結婚式を挙げる等、結婚式の形態にも変化を与える等の良い影響も出ています。



【国際】アルドラド帝国民主化に伴う混乱に警戒論強まる

 ミッドガルド帝国政府はつい先日、アルドラド帝国の民主化に伴う混乱に対して懸念を示しました。発表内容によると、アルドラド帝国の民主化は歓迎すべきことだとする一方で、民主化に伴い内乱が勃発する等の混乱により、ミッドガルド帝国との通商における問題の発生、第三次産業増加に伴う燃料消費増による国際市場における燃料レートの上昇に対して懸念を示すというものです。

 これを受けレゴリス帝国政府もアプリル・ヴォルケンアンザムルング総統が会見を開き、「アルドラド帝国が民主化し、燃料輸出が停止されたとしても、それは仕方のない事だと割り切るべき」とする一方で、「民主化に伴う様々な混乱により、帝国との通商に支障をきたしたり、商業売上高増加による燃料消費増加に伴う国際市場の燃料レート上昇について、帝国は懸念を示します。」と述べました。

 アルドラド帝国民主化に伴い、アルドラド帝国から輸入している燃料定期輸送契約は破棄される可能性が非常に高いことが既に判明しており、帝国政府も新たにアリア連邦から燃料の定期輸送契約を結ぶなどの対策を行っています。しかし、一方のミッドガルド帝国は先の軽工業ショック以降燃料消費の激化に伴う慢性的な燃料不足に悩まされており、何らかの対応を行うことが期待されていますが、今回のアルドラド帝国民主化では燃料の国際レート高騰も予想されており、ミッドガルド帝国にとっては非常に苦しい舵取りを迫られそうです。



その他のトピックス

【国際】ガトーヴィチ帝国ザガール君帝陛下崩御。イストーチニク君帝陛下即位へ

【国際】ヴェールヌイ社会主義共和国で書記長選挙並びに人民議会選挙行われる。現行路線の維持が確定か?

【国際】スコッチランド赤化。シュシュ元国王らフランドルへ亡命

【政治】レゴリス社会民主党とレゴリス共産党の合併協議始まる。共産党の一部議員ら反発





発行日:595年1月下旬(21423期)
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