【国際】アクアマリン王国新少女王、ユリティア・エアリーヌ陛下がレゴリス帝国を訪問

475年10月12日、アクアマリン王国にてつい先日少女王に即位したユリティア・エアリーヌ陛下がレゴリス帝国を訪問した。

今回の訪問はアクアマリン王国・レゴリス帝国の親交発展が目的と言われており、また翌日の13日には帝国総統のリーゼロッテ・ヴェルトミュラー女史との会談が行わる予定がある為、今後の両国関係の深化が期待されている。

今回のユリティア陛下の訪問に帝国世論は歓迎ムード一色で、ブリンスト国際空港からユリティア陛下を載せたリムジンが宿泊先まで走行する道路の歩道には小さなアクアマリン国旗を持った人たちで埋め尽くされた他、国名の由来となった宝石アクアマリンの価格が取引量の激増により急騰している。



【国際】アースガルド条約機構加盟国による外相会談の開催が決定される

475年9月29日、レゴリス帝国外務省は来年にもアースガルド条約機構(以下ATO)加盟国による外相会談を行うことを発表した。

ATO加盟国による会議は今まで非公開で幾度か行われていたが、公開されるのは今回が初めて。

今回の外相会談では、エルジア共和国に於ける軍事クーデターの際に問題が浮き彫りになったと言われている「統合軍」や、フリューゲル経済国家連合(以下FESU)で適用される統一レート、並びに議長国の選出について話し合われると発表されている。

また、外相会談が終了次第、今次会談で決まった事柄を各機構に反映する為にATO安全保障理事会、並びにFESU加盟国会議が行われる予定。



【政治】ヨアヒム・バルト外務大臣、ATO加盟国による外相会談が終わり次第辞任することを表明

ヨアヒム・バルト外務大臣は30日、ATO加盟国による外相会談が終わり次第辞任することを表明した。

バルト外務大臣は外相を辞任する理由として

「私は68年間帝国に奉仕し、そして3人の総統に外務大臣として仕えたが、近年歳のせいか疲れが酷くてね・・・。」

と健康上の理由、そして老齢の為外務大臣としての職を全うできなくなりつつあることを告白。

また「私のような老兵が居ては外務省に於ける組織の硬直化が進行してしまうだろう。だから私が外相を辞め、新たな風を外務省に吹き込ませる必要がある。」

とし、後進に道を譲る為の辞任でもあることを強調した。

ヨアヒム・バルト外務大臣は389年8月生まれの86歳。アーレルスマイヤー政権にて外務副大臣、レゴリス国際統治委員会レゴリス帝国側委員、外務大臣を務めたディートリヒ・バルトが曽祖父であり、その曽祖父の血を受け継いでいる為か外務省に入省し、414年に若干25歳で第３代総統グレーテル・バルシュミーデの政権にて外務大臣に就任し、政権が終わるまで外務大臣に就任していた。

それ以降の第４代総統ノルベルト・ビュットナー、そして現総統のリーゼロッテ・ヴェルトミュラーの政権でも外務大臣を歴任し、「外務省の長老」とも言われていた。

尚、今回の辞任は健康上の問題等が理由と表明されているが、現総統リーゼロッテ・ヴェルトミュラーとの外交方針の食い違いによる対立の結果だとも噂されている。

バルト外務大臣の後任はまだ不明だが、最有力の後任候補として外務副大臣であり、帝国政府外務報道官も兼任しているレイラ・ホワイトロック女史の名前が挙がっている。



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発行日：475年10月中旬（ターン17129期）

【国際】レゴリス帝国政府、秋津皇国に国際調査団を派遣

472年7月29日、レゴリス帝国政府は秋津皇国に国際調査団を派遣することを発表した。国際調査団レゴリス代表団はレゴリス帝国大学教授ハルトムート・アードルング氏を中心とした帝国大学教員ら約10名によって構成されている。

帝国政府外務報道官レイラ・ホワイトロック女史は今回の国際調査団の派遣について、「帝国政府は成蘭連邦王国の強い要請を受け、今回の国際調査団の派遣を決断しました。国際調査団の調査結果に期待します。」とコメントした。

国際調査団は来月上旬にも秋津皇国に派遣されるとのことで、既に現地で活動を開始している成蘭連邦王国の国際調査団と合流する模様だ。



【国際】ミッドガルド帝国政府、中夏・アクアマリン及び秋津の対立に関するアースガルド条約機構による共同声明を発表。

ミッドガルド帝国政府は472年7月28日、非公開のアースガルド条約機構安全保障理事会にて決定された、中夏民国・アクアマリン王国及び秋津皇国の対立に関するアースガルド条約機構の共同声明を発表した。その内容は以下の通り。



中夏民国・アクアマリン王国及び秋津皇国の対立に関する共同声明

1.アースガルド条約機構諸国は、中夏民国、アクアマリン王国、秋津皇国に対し条約機構加盟各国の権益の保護を求める。

2.アースガルド条約機構は本問題に対し介入を行わない。ただし、加盟各国の権益に大きな損害を与えると考えられる場合には介入し、事態の終息を図る。

3.中夏民国、秋津皇国、スオミ王国において武力衝突等が起こった場合は加盟各国は在留邦人の保護において協力する。



これに対しレゴリス帝国政府外務報道官レイラ・ホワイトロック女史はこの共同声明がアースガルド条約機構の正式な共同声明であることを認めた他、帝国政府は本問題に対して中立姿勢を護持するが、ATOに事が及べばその姿勢を破棄せざるを得ないことを表明した。



【国際】エルジア共和国で大規模軍事クーデター発生。エルジア共和国政府はATOに軍事支援を要請。

エルジア共和国の報道によると472年7月中旬に突如として同国にて大規模な軍事クーデターが発生した模様だ。

最初こそは「世界に対し内政不干渉を要求」するなど自国での鎮圧に自信を持っていたエルジア共和国政府だが、その凡そ1週間後に同政府は態度を豹変、同国への軍事支援をATO加盟各国に要請した。

これに対しレゴリス帝国政府は帝国陸軍即応軍集団と帝国海軍第２艦隊の派遣を決定。即座に実行したとのこと。また、我が帝国の古き盟邦たるミッドガルド帝国政府は同国空挺軍空中機動第二軍団を派遣した他、クルジスタン共和国、シュレジエン共和国も派遣の動きがあるため、エルジア共和国におけるクーデターは早期に終結すると言われている。





その他のトピックス

【国際】中夏民国・アクアマリン王国及び秋津皇国の対立激化





発行日：472年8月初旬（ターン17014期）