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国家概要
国名(英名) | 聖マズダー教国(The Holy State of Zoroasterians) |
国旗 | |
元首 | ゾロアスター |
首都 | ペルセポリス |
国教 | ゾロアスター教 |
国歌 | In diesen heil'gen Hallen(この聖なる殿堂では) |
人口 | 約7500万人 |
政体 | 神権政治(立憲君主制・宗教的社会民主主義) |
政治体制
元首にはゾロアスター教の指導者が就く。また、指導者はゾロアスターの名を襲名する。
国家であると同時に、国自体が一つの宗教団体「聖マズダー・ゾロアスター教会(略称・聖マズダー教会)」として機能しており、他に例を見ない特殊な政体をとっている。
政策スライダー
政策偏差早見 | ||
民主的 | --◆---- | 独裁的 |
政治的左派 | --◆---- | 政治的右派 |
開放社会 | -◆----- | 閉鎖社会 |
自由経済 | ----◆-- | 中央計画経済 |
常備軍 | ◆------ | 徴兵軍 |
タカ派 | --◆---- | ハト派 |
介入主義 | --◆---- | 孤立主義 |
統治機構
役職 | 人物評・備考 | |
国家元首 | ゾロアスター | スピターマ朝初代教皇。即位前の名前はサーラール・スピターマ。 |
国家行政 | ||
首席枢機卿 | ユルゲン・シュトイデ | 堅実な性格。国家のナンバー2。 |
国務省長官 | 同上 | 同上 |
外交省長官 | ヴィルヘルム・シャウマン | 高潔な人物。紳士的で女性の人気が高い。 |
浄財省長官 | ルイトガー・マイアー | 仕事はできるが、頑固なため嫌われることも多々。 |
公安省長官 | アーサー・ボーナム | 熱血漢で仕事人間。部下思いな人物。 |
農林省長官 | フランク・ブロン | 植物学の権威であり、自然保護活動家でもある。 |
商工業省長官 | ゲレオン・ディットリヒ | 工業至上主義者で、殖産興業をやめない。 |
国土運輸省長官 | ヴィリバルト・ライザー | 職業柄、二枚舌と揶揄されるが、本来は正直な性格 |
教育科学技術省長官 | ファルジャード・エフェンディ | 工学博士であり、趣味はコンピューターの製作。 |
法務省長官 | ディーター・エルトマン | 枢機卿には珍しく「法>教義」の考えを持つ。 |
福祉労働省長官 | ジギスヴァルト・ベーア | 旧オストマルク出身で、労働問題の専門家。 |
教会行政 | ||
宣教省長官 | ヴォルデマール・シュルツ | 布教団出身のノンキャリア組。仕事熱心な性格 |
典礼省長官 | ブルクハルト・スピターマ | 現教皇の叔父にあたる。宗教学者。 |
聖職者省長官 | カールハインツ・ホラント | 世渡りが上手く、人好きのする性格。 |
立法 | ||
信徒議院議長 | メイナード・グローステスト | 民主同盟出身 |
司法 | ||
教理院長 | ハインリヒ・デット | 元検事であり、法に厳格である。普段は優しい。 |
軍事 | ||
近衛騎士団総長 | コルネリウス・エルケンス | 騎士道精神にあふれ、礼節を重んじる。 |
救世軍大公 | オスヴィン・ボルツマン | 粗野な面もあるが、部下の信頼は厚い。 |
その他 | ||
教皇内事管理室長 | アルフォンス・ドスタル | 音楽的な素養があり、数多の楽器を演奏できる。 |
元首
国家元首は『教皇』である。
教皇にはゾロアスター教の最高指導者が就く。
ゾロアスター教の最高指導者の地位は代々スピターマ家(教皇家)が世襲する。
教皇は教皇大権(統治権・統帥権)を持つが、憲法で緩やかな制限を受けており、慣例上その権利を行使しない。
教皇は聖マズダー・ゾロアスター教会の教会長をも兼任し、宗教的な位階は「総主教」である。
一般的には「総主教」と「教皇」は同一のものであり、特に必要のない場合は「教皇」の呼称が使用される。
教皇家(スピターマ家)
地球世界においてゾロアスター教を創始した教祖ゾロアスターの一族。
当主は「聖マズダー教国教皇位」及び「聖マズダー・ゾロアスター教会総主教位」に就く。
また、他国の皇太子に相当する「カメルレンゴ」には、当主嫡男もしくは当主に指名されたものが就く。
以下は現在の教皇家における主要人物。
- サーラール・スピターマ
(490年現在)35歳。現教皇であり、慣例に従って「ゾロアスター」を名乗る。典型的な宗教家というより、政治家としての素質に長けている。
高位聖職者試験をトップで合格した経験を持つ。 - パリーサー・スピターマ
(490年現在)27歳。現教皇の妹。敬虔なゾロアスター教徒であるが、聖職者とはならず慈善団体を組織して、貧困層や病人のために活動している。 - ヌーシャーファリン・スピターマ
皇太后。つまり現教皇の母である。夫の死後も女手一つで子供たちを育てた。
現在は宮殿に与えられた部屋で静かに生活している。 - ファルザーム・スピターマ
現教皇の弟。工学分野で天才的な発明を繰り返し、神童と謳われていたが、
ある日いきなり出奔。その後は行方知れずに。
噂では、人里離れた土地で研究に没頭しているとか。
枢機卿団(行政機関)
すべての枢機卿によって組織され、教皇より行政権を委任される。
各省の長官は枢機卿の中から、議会の信任を伴って、教皇が任命する。
各長官の任期規定はなく、その任を離れるのは罷免・辞職または死亡する場合に限られる。
国務省長官は他国の首相に相当し、各省の長官とともに内閣を組織する。
通常の政策は長官らによる内閣の閣議で決定されるが、
重要案件については枢機卿団全体での議決が行われる。
各省庁
― | 概要 | 外局 |
国務省 | 行政の基本的な制度の管理・運営を行う。 | (情報局) |
外交省 | 主に軍事・経済面での対外交渉を行う。 | |
浄財省 | 国の財政を管理する。寄進の管理も行う。 | |
公安省 | 警察・消防・救急を統括する。 | 警察庁・消防庁 |
農林省 | 第一次産業に関する政策を司る。 | |
商工業省 | 商業・工業政策を司る。 | |
国土運輸省 | インフラ整備・貿易を統括する。 | |
教育科学技術省 | 教育制度の整備、科学技術の振興を担う。 | 聖マズダー学士院 |
法務省 | 法制の整備・法秩序の維持を任務とする。 | |
福祉労働省 | 社会福祉制度の管理・労働問題の解決を行う | 労働委員会 |
国防省 | 救世軍の管理・運営、軍需物資の調達を行う。 | 救世軍 |
――――― | ||
宣教省 | 布教活動・広報活動および在外教会の管理を行う。 | 宗教間対話委員会・布教団 |
典礼省 | 儀式・祭祀を執り行い、宗教的活動を司る。 | |
聖職者省 | 神官試験・神官資格者の管理や教会人事を行う。 |
枢機卿
神官としての素質と優れた経歴を認められ、教皇の任命を受けた者の職位。
枢機卿団を構成し、高級行政官として行政の運営に携わる。
枢機卿会議においては、各枢機卿は平等に一票ずつ投票の権利が与えられる。
議会(立法機関)
教皇より立法権を委任される
一院制であり、議長は議員の中から選任される。
法律の制定・予算の作成・条約の承認を行う。
議決は多数決によるが、
憲法の改正に関しては、議会で全議員の2/3の賛成を得て、教皇の承認の後、
国民投票で過半数の同意を得ることで、成立する。
議会内に臨時で設置される機関
- 弾劾裁判所
裁判所判事の罷免の審議する。これが認められれば、教皇の名において当該判事に処分が下る。
弾劾裁判所の裁判官は議会議員から選任され、裁判長はその互選による。 - 非常事態対策委員会
災害等の非常時に設置される。当該地域選出の議員と複数の枢機卿、専門家が委員となり、対策について議論し、特別法を立案する。
議席の内訳
信徒議院 | ||
484年7月 | 全360議席 | 前回比 |
聖マズダー社会民主党 | 146議席 | ↓12 |
ゾロアスター教民主同盟 | 120議席 | ↓6 |
国家民主党 | 49議席 | ↑15 |
自由民主党 | 25議席 | ― |
左翼党 | 16議席 | ↑3 |
少数派宗教連合 | 4議席 | ― |
政治団体
団体名 | 聖マズダー社会民主党 |
思想・主張 | 【中道左派】 社会民主主義の思想を持つ。反共の方針からFSIへの加盟は見送り。資本主義に懐疑的ではあるが、否定はせず、その中で平等な社会の構築を目指す。 具体的な政策の方針としては高レベル教育の実践・商工業化の推進を掲げている。 |
団体名 | ゾロアスター教民主同盟 |
思想・主張 | 【中道右派】 保守派の政党。現在の緩やかな経済成長の継続を主張する。 社会民主党による教育改革に反対しているほか、左翼党・国家民主党とは思想面で対立している。 |
団体名 | 自由民主党 |
思想・主張 | 【中道右派】 自由主義を掲げる。小さな政府の実現や国営企業の民営化推進を政策方針としている。民主同盟とは政策に共通点が多く。しばしば協力体制をとる。 |
団体名 | 左翼党 |
思想・主張 | 【左翼】 【FSI参加】 反資本主義が主張の中心である。党としての主張は労働者の権利の保護にとどまるが、一部の急進派は資本主義を排除し、労働者階級による国体への改変を求めている。 |
団体名 | 国家民主党 |
思想・主張 | 【極右】 異教徒の排斥を訴える。国力増強が政策方針の根幹であり、軍備拡大を主張する。少数派宗教連合とはたびたび抗争が起こり、けが人が出ることもある。 |
団体名 | 少数派宗教連合(ヤズィード教団・マーニー教団・マズダク教団) |
思想・主張 | 【左翼?】少数派宗教の信徒に対する差別問題の解決と少数派宗教の保護を訴える。 |
教理院(司法機関)
教皇より司法権を委任される。
教理院長は枢機卿団による指名の後、総主教より任命される。
刑事・民事訴訟についての裁判、違憲立法審査、行政に対する適法性の審査を行う。
旧世界の「日本」の司法制度と類似しているが、司法行政権が独立している点で異なる。
教理院 | カテドラル内に設置 |
教理院長 | ハインリヒ・デット |
司法行政権を持ち、裁判所の業務を統括する。最高裁判所を含むすべての判事の人事を行う。 | |
最高裁判所 | 教理院内に設置 |
終審裁判所であり、上告審を行う。 | |
管区高等裁判所 | 各管区教会に設置 |
管区内での控訴審を行う。 | |
教会裁判所 | 各教会に設置 |
教区内の訴訟を審議する。司祭が判事を代行する。 |
首都圏
首都ペルセポリスを中心とする都市圏。教国の中枢であり、国家の諸々の機能が集中する。
- 首都ペルセポリス(10,12)
聖マズダー教国の首都であり、最大の都市。ペルセポリス港での輸出入に関する商業により栄えている。
国内の芸術・文化・教育の先端を行く都市でもある。- ペルセポリス港(11,13)
国内最大の貿易港。大型艦船が多数入港できる設計になっている。
- ペルセポリス港(11,13)
- ツァラトゥストロブルク宮殿(11,11)
教皇の住居である。外国からの賓客を招くこともある。 - 聖カルティール大聖堂(10,11)
聖マズダー総主教座聖堂であり、ゾロアスター教の総本山である。
マズダー建築の粋を集めた建造物で、観光名所としても知られる。
聖堂の入口前は「スプンタ広場」と呼ばれる美しい広場となっている。 - アフラ・マズダー大神殿(10,10)
最高神アフラ・マズダーを祀る神殿。「クーヘ・ラフマト」と呼ばれる丘の上に建てられている。
内部には「聖なる火」が安置され、限られた者しか立ち入ることができない。 - 議事堂(9,12)
信徒議会が開催される場所。以前は二院制だったが、一院制に変わったため、議事堂もそれに伴い改築された。 - 総督府(11,12)
聖マズダー教国における軍隊を統制する機関。教皇直属の「騎士団」と国防を担う「救世軍」の両方を指揮する。
経済概要
フリューゲル最大の工業国であり、世界第1位の経済規模を誇る。
主要産業は先端工業であり、大量の商品を各国に輸出している。
その一方で、原材料や燃料の多くを輸入に依存しており、~
貿易が経済の根幹を支えていると言える。
工業
先端工業が盛んである。
西部地域を中心に発達している。
原材料の銀の調達が不安定なため、時期によって生産量がまちまちである。
主な品目には精密機械・自動車などが挙げられる。中でも医療ロボットは世界随一のレベルである。
鉱業
銀・ウランを産出する。
普欧帝国の援助を得て、ウラン鉱山を開発した。
どちらも国内の需要を満たすのに十分な量を産出できず、多くを輸入に頼っている。
小規模だが石油を産出する。
国内商業
中央部で都市化が進んでおり、商業の中心となっている。
首都ペルセポリスは世界最大クラスの商業規模を誇り、国外への商品の輸送港がある関係から、
大口の商業取引が活発であるほか、中心部の繁華街での市場規模も大きい。
貿易
先端工業による商品の輸出が活発。
また、定期的に燃料・銀および食品(食糧・食肉)が輸入されている。
相手国 | 相手側品目 | 量 | 教国側対価 | 備考 |
レゴリス帝国 | 銀 | 1万トン | 商品16兆Va相当 | ― |
スオミ王国 | 燃料 | 8億ガロン | 資金8兆Va | ― |
貴族帝政ポートラント | 食糧 | 50億トン | 資金5兆Va | ― |
同上 | 食肉 | 20万トン | 資金8兆Va | ― |
ファイアリヒ連邦共和国 | 燃料 | 4万ガロン | 資金4兆Va | ― |
セボルガ公国 | 燃料 | 5億ガロン | 商品10兆Va | ― |
ルメートラ王国 | 銀 | 全産出量 | 商品10兆Va相当 | 貿易協定による |
同上 | 燃料 | 5億ガロン | 資金5兆Va | ― |
北ヴォルネスク共和国 | 燃料 | 5億ガロン | 資金5兆Va | ― |
ルーシェベルギアス公国 | 銀 | 全産出量 | 商品10兆Va相当 | 貿易協定による |
同上 | 燃料 | 4億ガロン | 資金4兆Va | ― |
帝政カールスラント | 燃料 | 5億ガロン | 資金5兆Va | ― |
公共企業
- 聖マズダー中央銀行
出資は100%聖マズダー教国であり、浄財省の管理下にあるが、実質、独立して業務を行う。
国内唯一の発券銀行であり、通貨量の調整や政策金利操作等の方法で国内経済の安定化についての業務を行う。
他には、経済統計を取るほか、近年は国家に対する貸付も行っている。
- セント・マズダー鉄道
国内最大手の鉄道会社。国土運輸省が99%の株式を保有している。
国内全域に鉄道網が整備され、一部の私鉄を除き、すべてをこの会社が管理・運営している。
各都市間を結ぶ高速鉄道「Intercity-Express」の整備が完了し、首都ペルセポリスから国内のいずれの地域にも3時間以内で行くことが可能になった。
- 聖マズダー航空
聖マズダー教国のフラッグキャリア。
会社のロゴはペルシャ神話に登場する「ホマ」という神鳥をモチーフにしており、
また、社名(Holy-Mazda Air)を略すと「Ho M A」となることから、
聖マズダー航空も「ホマ」の通称で親しまれる。
ハブ空港はペルセポリス空港
- ペルセポリス放送
聖マズダー教国の国営放送局。宣教省所管。
ラジオ・テレビ番組を制作し、放送している。
その内容は宗教関連のものを含め、多岐にわたっている。
- ホーリーメール・ホールディングス
郵便・電話事業を営むコングロマリット。国務省の郵便事業部を公社・法人化したもので、国務省が100%の株を保有している。
- 聖マズダー航空産業機構
国内の航空産業を統括・支援する法人団体。国防省の管理下にある。
独自に航空機の開発も行っている。
民間企業
- ターター・グループ
国内最大の財閥。傘下に自動車、製鉄、IT、電力、観光(ホテル経営)等の企業がある。
経営者一族は熱心なゾロアスター教徒であり、その影響からか企業倫理が厳しく、不祥事はほとんど起こらない。
社会福祉活動にも意欲的である。
- ズィーメンス社
情報通信、電力関連、交通・運輸、医療、防衛、生産設備、家電製品等の分野を幅広く手掛けるコングロマリット。
鉄道車両の製造に関しては世界トップクラスの技術を持ち、高速鉄道「ICE」の車両を製造しているのも同社である。
- クラウス=マッフェイ社
兵器等の開発製造を行う重機械メーカー。
レオパルド2A6主力戦車のライセンス生産を行うほか、独自の兵器開発を行っている。
レヌスメタル社と合同で軽防空システム「オセロット」を開発した。
- レヌスメタル社
国内最大手の軍事産業コングロマリット。
特に火砲や機関銃などの小火器の開発・製造で知られる。
「オセロット」の開発に加わっている。
- マズダー防空宇宙カンパニー
民間・軍用航空機に加え、ミサイル・宇宙ロケット・関連システムの開発・販売を行っている航空・宇宙企業である。
国民
人口のほぼ100%がゾロアスター教徒。基本的には異教徒にも友好的であるが、信仰を否定されることをとても嫌う。
多数の民族が混在するが、民族間での隔たりはなく、信徒として一体化している。
敬虔な教徒が多く、布教活動にも熱心である。
旧世界地球のドイツで第二次世界大戦中にゾロアスター教研究が盛んだったこともあり、ドイツ系国民がやや多く、聖職者ではその傾向がより顕著である。
また、ゾロアスター教発祥の地のイラン出身者も多い。
民族
国内には多くの民族が混在する。
- (ライン・)マズダー人
フリューゲルに最初に移住し、建国を担った人々とその子孫。
知能レベルが高いが、運動能力は比較的低い。
とても長寿で、その上老化も遅く、他の民族での3年がマズダー人の2年に相当する。これは肉体面に関してであり、精神的な成長に差異は見られない。これが前述の知能レベルと運動能力の傾向に関係していると考えられている。
地球時代のイラン、ドイツそれぞれにルーツを持つものに大別される。- イラン・マズダー人
マズダー人の約15%を占める。美男美女が多いのが特長。
聖職者や企業家が多い。 - ドイツ・マズダー人
マズダー人の大半を占める。
学者や科学技術者が多く、聖マズダー教国の技術力の根幹を担っていると言える。
イラン系が純血に固執するするのに対し、近年ドイツ系は他の人種との混血が増えているという報告がある。
- イラン・マズダー人
(以下編集中)
国歌
慣例的に国歌として「In diesen heil'gen Hallen(この聖なる殿堂では)」が歌われる。
この曲はモーツァルトによるオペラ「魔笛」に使用されている。
In diesen heil'gen Hallen (日本語題 この聖なる殿堂では) モーツァルト作曲 オペラ「魔笛」より | In diesen heil'gen Hallen Kennt man die Rache nicht, Und ist ein Mensch gefallen, Führt Liebe ihn zur Pflicht. Dann wandelt er an Freundes Hand Vergnügt und froh ins bess're Land. In diesen heil'gen Mauern, Wo Mensch den Menschen liebt, Kann kein Verräter lauern, Weil man dem Feind vergibt. Wen solche Lehren nicht erfreun, Verdienet nicht, ein Mensch zu sein. | この聖なる殿堂では、 人々は復讐ということを知らない。 もし誰かが過ちを犯したとき、 愛が彼を本来の使命に導くのだ。 こうして彼は、友の手にいざなわれて、 楽しく満ち足りて、より良き国に至るのだ。 この神聖な城では、 人と人が愛し合っていて、 裏切り者が存在する余地はない、 人々は敵でさえも赦すのだから。 このような教えを喜ばない者は、 人間であることに価しないのだ。 |
文化
ゾロアスター教の影響から、宗教色の濃い文化が形成されている。
聖堂建築のための建築技術の高さは世界随一である。
ゾロアスター教には食事に対する制限がないため、多彩で豊かな食文化が栄えている。
他の宗教の影響も受けており、一部にはクリスマスを祝うものもいる。
工芸
- マズダー絨毯
絨毯の生産が盛んである。全世界の3分の1の絨毯は当国の生産である。
最高級品には3,000万Vaの値がつくものもある。
- 陶器
- ラスター彩
錫釉による白色陶器に銀,銅酸化物を含む顔料で絵付をし,低火度還元炎で再度焼成する。
銀と銅の配合によって赤から金色まで色調が変化し、焼成後は金属のような光沢を放つ。 - ハフト・ランギ
金属を用いて七色に彩色する技法。赤、白、黒、金の融点はおよそ1063℃で安定しているが、緑、褐色、青は不安定で、このためにさまざまな色合いを持ち得る。
珪土質の胎土を釉を施して高温で焼き、色を置いて、酸化環境において約600℃で2度目の焼成をする。
複雑な工程のため極めて高価である。
- ラスター彩
音楽
教会音楽の影響で音楽文化は著しく発展しており、特にクラシック音楽の人気は高い。ペルセポリス・フィル・ハーモニー管弦楽団やペルセポリス少年合唱団が存在する。
- ペルセポリス・フィル・ハーモニー管弦楽団
聖マズダー教国で最大のオーケストラ。
毎月一度の定期演奏会の他、ニューイヤーコンサートや宮殿の庭園での屋外コンサートを行っている。
多くの楽団員はクラシック音楽だけでなく、ジャズやポップスにも精通しており、個別に室内楽グループを組織して活動したりもしている。 - ペルセポリス少年合唱団
聖マズダー教会が創設した少年合唱団で、聖マズダー教国の宮廷付き聖歌隊としても活動する。
団員は通常5歳から7歳の間に入団するが、他の児童合唱団と違い、変声期を迎えた少年たちを退団させずにそのまま合唱団に残し、コンサート内容によってはテノールやバスのパートを作り合唱する機会を与えている。
レパートリーは幅広く、宗教音楽や民族音楽から、モーツァルト、ブラームス、シューベルトの歌謡曲や有名なオペラやオペレッタの作品まで合唱している。
著名な大学等
ペルセポリス大学 | ルートガー・クリスタラー学長 |
文学部・外国語学部・経済学部・法学部・人間科学部・理学部・工学部・医学部・薬学部 | |
国内最大の総合大学である 国際交流が盛んであり、留学生が多く在学する。 あらゆる学術分野で多角的に研究している。 数学研究が特に先進的である。 | |
エーラーン学院 | クラウス・ディーデリヒ・ヴィンデルバンド学院長 |
文学部・経済学部・神学部・法学部 | |
文科系の大学 神学・宗教学、哲学研究では世界随一のレベルであり、ゾロアスター教神学の研究が盛んである。 そのほかにも社会学や法学研究にも注力している。 ヴィンデルバンド学院長は宗教間対話委員会の委員長を務めている。 | |
聖マズダーアカデミー国立大学 | エリク・クレーデル学長 |
理学部・工学部・基礎工学部・農学部・医学部・歯学部 | |
理科系学術の研究に重点を置く。 主な研究分野には、量子物理学・エネルギー工学・宇宙工学などがある。 軍事工学のレベルは国内トップであり、政府の軍事兵器開発や宇宙開発に協力している。 | |
救世軍大学校 |
歴史
古代に各地へ分散したゾロアスター教徒たちが、結集して建設した宗教国家。
いまだ世界各地から教徒が集まっており、人口は増加している。
建国~公選教皇時代
フリューゲル暦447年3月 | ゾロアスター教徒により建国 |
フリューゲル暦448年3月 | 繁栄賞受賞 |
フリューゲル暦448年6月 | 超繁栄賞受賞 |
フリューゲル暦448年12月 | 首都ペルセポリス建設 |
フリューゲル暦449年6月 | 究極繁栄賞受賞 |
フリューゲル暦449年7月 | 議事堂建設 |
フリューゲル暦450年8月 | ウラン鉱山開発 |
フリューゲル暦451年5月 | 第一回主教・司祭選挙 |
フリューゲル暦452年10月 | インフラ不備に対する暴動発生 災難賞・超災難賞受賞 |
フリューゲル暦453年1月 | 首都北西に総主教座となる聖カルティール大聖堂(カテドラル)を建設 |
フリューゲル暦453年3月 | 首都北部にアフラ・マズダー大神殿を建造 |
フリューゲル暦455年7月 | 首都東部に総督府(軍事機関)建設 |
フリューゲル暦459年8月 | 総主教「教皇」に即位 |
フリューゲル暦460年7月 | ツァラトゥストロブルク宮殿を造営 |
フリューゲル暦463年9月 | 究極災難賞受賞 |
スピターマ朝~現在
フリューゲル暦477年3月 | 教皇位を禅譲 スピターマ朝成立 |
フリューゲル暦478年1月 | 共産テロ発生 首都圏壊滅 |
フリューゲル暦479年7月 | 首都圏再建 憲法改正 7月14日を建国記念日に制定 |
フリューゲル暦492年2月~ | アクアマリン王国との軍事協定に基づきオセアニカ・アースガルド戦争に参戦 |
ジャムシード近衛騎士団
選りすぐりの団員のみの最強部隊。主任務として神殿・宮殿の警備と教皇ら高位聖職者の護衛を行う他、首都防衛の主軸を担う。
最新鋭の兵器が配備されており、部隊の規模に対する軍事費の割合は突出して多い。
救世軍
総主教より指揮権を委任された「総督」によって指揮される。
専守防衛が基本理念であり、攻撃能力は高くない。
人道的活動において国外活動を期待されている。
武装や兵器などは旧世界のドイツ軍のものが多数導入されている。
統合支援軍
救世軍全体にかかわる業務の他、任務別の統合軍の運用を行う。
独立軍種として扱われるが、陸・海・空軍のように完全には独立してはいない。
戦時には統合軍の編成・運用の他、救世軍全軍に対する後方支援と海外へ出動した救世軍部隊への補給を担う。
憲兵部隊・電子戦部隊・心理戦部隊は統合支援軍に集約されており、他の軍には存在しない。
また、救世軍大学校は統合支援軍の所管となっている。
救護業務軍
救世軍全体における医療・衛生業務を行う。
事実上1つの軍種として機能するが、陸・海・空軍のように完全には独立してはいない。
将兵の健康・衛生の管理や傷病兵に対する医療業務を主任務とする。
他にも、災害時での緊急支援や外国への人道援助も行う。
各国との関係
同盟 | 親密 | 良好 | 普通 | 不穏 | 険悪 | 敵対 |
←良―――――――――――――――――――――悪→ |
国名 | 我が国との関係 | 備考・寸評 |
普欧帝国 | 良好 | 人口・国力おいて最大の国家であり、その影響力は絶大 |
ノイエクルス自由国 | 普通 | フリューゲル世界最初の国家 |
レゴリス帝国 | 同盟 | 我が国を除くと、最もゾロアスター教徒が多い国。信徒による政党結成。 |
ティユリア連合王国 | 普通 | 最大の建材生産国 |
成蘭連邦王国 | 良好 | 我が国とは中立条約を結んでいる。 |
神聖ローマ帝国 | 普通 | 宗教色の強い国家であり、良好な関係を築きたい |
神桜皇国 | 普通 | 特になし |
ミッドガルド帝国 | 普通 | 軍事強国であり、ATOの中心となる国の一つ |
貴族帝政ポートラント | 親密 | 歴史的経緯から関係が深い |
ブリテン王国 | 普通 | 特になし |
タピオカ連邦共和国 | 普通 | 特になし |
エルジア共和国 | 普通 | 特になし |
スオミ王国 | 良好 | 関係深化 |
シュレジエン共和国 | 普通 | 特になし |
タジカラオ国 | 普通 | 特になし |
アクアマリン王国 | 同盟 | 宗教的協調関係 軍事同盟締結 |
ルメートラ王国 | 良好 | 銀輸入・商品輸出相手国 |
ガトーヴィチ帝国 | 普通 | 信徒による政党結成 |
クルジスタン共和国 | 普通 | 特になし |
ブリュノール共和国 | 普通 | 特になし |
大幹帝国 | 良好 | 建国以来の友好国 |
南京共和国 | 普通 | ノイエクルス連邦を形成する |
コンポ共和国 | 普通 | 外交文書の言葉遣いに、我が国の官僚の多くが辟易している。 |
セボルガ公国 | 普通 | 燃料輸入相手国 |
ファイアリヒ連邦共和国 | 普通 | |
ラトアーニャ君主共和国 | 普通 | |
フィーザ・ガナード連合帝国 | 普通 | |
ルーシェベルギアス公国 | 普通 | 銀輸入・商品輸出相手国 |
※聖マズダー教国が国家として承認しているもののみ記載した。なお、蔡洲特別自治道は国家ではないため記入せず。
条約・協定
軍事・安全保障 | |
聖マズダー・成蘭中立条約 | 463年3月~ |
レゴリス帝国と聖マズダー教国との間に於ける相互協力並びに相互安全保障条約 | 468年2月~ |
聖マズダー・アクアマリン軍事同盟協約 | 469年2月~ |
経済・貿易 | |
聖マズダー・ルメートラ間銀・商品取引協定 | 462年12月~ |
聖マズダー・ルーシェベルギアス間銀・商品取引協定 |
国教
ゾロアスター教が国教である。
聖マズダー教会はゾロアスター教の守護者・宣教者を自任しており、布教団によって世界各国で布教活動が行われる。
国家がゾロアスター教の最高機関と同一なため、政治と宗教の関係はとても深いものであり、互いに影響を及ぼしあっている。
ゾロアスター教
民間信仰を「ゾロアスター」が体系化したものであり、最高神アフラ・マズダーによって世界は創造されたとする。
また、この世界はアフラ・マズダーと悪神アンラ・マンユの闘争の場であり、人間は善行を積んで、アンラマンユに敵対すべきであると説く。
最終的には、アフラ・マズダーがアンラ・マンユを打ち滅ぼし、宇宙は終末を迎えるとする。
成立過程において、さまざまな宗教との習合を繰り返したため、信仰は一枚岩ではなく、多くの分派が存在するが、宣教省によって教義の統制がなされている。
・最高神---アフラ・マズダー神
・聖典---アヴェスター
・礼拝---信徒は週に一度、教会(火の寺院)で「クスティ」と呼ばれる儀式を行う。
添付ファイル: