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神聖ローマ帝国
2012/03/25更新
国名 | 神聖ローマ帝国 |
国旗 | |
英国名 | Eastern Holy Roman Empire |
正式国名 | Ανατολική Ιερός Ρωμαϊκή Αυτοκρατορία |
国花 | チューリップ |
通貨 | ノミスマ |
主産業 | 鉱山業、農業、軽工業 |
国歌 | 神よ、我らを守り給え |
元首 | ウァレンティニアヌス1世 |
政体 | 立憲君主制 |
首都 | ビュザンティオン |
人口 | 約4000万人(464年度調査) |
建国 | フリューゲル暦397年 |
同盟 | 所属せず |
備考 | 永世中立国 |
公用語 | (第一)ギリシア語 | (第二)ラテン語 |
概要
神聖ローマ帝国はフリューゲルの北半球中腹に位置する国家である。
かつては、世界帝国といわれる程の大国であったが、地球温暖化などによる地球の汚染の深刻化により、皇帝コンスタンティヌス1世(以後、大帝と記す)は、他国に乗じてフリューゲルへの移民を画策する。
しかし、その大帝の意向に対し、もう1人の皇帝ガレリウスを中心とする西側諸侯は猛反発。ついには、大規模な内戦(十五年戦争)に突入。
この抗争は泥沼化し、これ以上の戦争は継続不可だと判断した大帝は、東側の人民のみを引き連れて、397年フリューゲルに移民し、神聖ローマ帝国と改称し、建国した。
一時は、地球との国土環境の激変、先ほどの内戦による犠牲などになどにより、人口は100年前の約7%にも激減し、国家滅亡の危機に瀕したが、大帝の尽力により全滅の危機を乗り越え国家建設に成功した。
435年夏に先進国入りを達成した。
しかし、447年から約10年間にわたる無政府状態(連立与党間における抗争による)に陥ったことにより、国土は荒廃。人口もかつての約4分の1にまで減少した。現在は、新体制を築き、復興政策を推進する方向。
(国号に関して:わが国の神聖ローマ帝国という国号は、かつてのドイツ第一帝国[神聖ローマ帝国]とは何の関係もない。
これは、かつては東ローマ帝国という名前であったが、フリューゲル移民後の建国の際、大帝の”神のご加護を借りて、再びかつてのローマ帝国のような栄光を取り戻そう”という意向により、国号の頭に神聖を付けたことに由来する。)
国土
国土は領域の中央に浮かぶ大きな島アナトリア島を中心とした島々である。
- アーシア(居住区)
アナトリア島西部地域。帝国の約50%の住民が居住しており、首都ビュザンティウム周辺は港湾施設、帝国議会などが集中する国家の中枢である。- 首都ビュザンティウム(7,13)
帝国の首都。行政・司法機関と国内大企業本社が集まっており、また流行の最先端地区でもある。国内最難関のローマ帝大、文系最高峰のアーシア大がある。 - トラキアタウン
首都ビュザンティウムに隣接するベットタウン。 - アンタルヤ
観光産業による収入が全体の70%を占める。特に、聖樹には年間を通して、多くの人が訪れる。そのため、国内で最も世界に近い都市でもある。アンタルヤ外国語大学とイズミール大学が存在。また、臨海特区南区と直結。 - ビュザンティウム港
帝国の対外貿易を担う要港。堅固な要塞であることが有名。現在、一時休止中。 - 帝国議会(8,12)
大帝の意思に基づいて、開設。首都と並ぶ政治の中心となっている。 - 二シル山(9,13)
普欧帝国の支援により、石鉱が採掘されたが、435年社会党政権により、ウラン鉱山へと変貌した。国の財政基盤の1つとなっている。
- 首都ビュザンティウム(7,13)
- ブルサ
アナトリア島北部地域。臨海特区北部と直結。- アララト山(8,8)
アルメニア島北中部地域。普欧帝国の支援により、ウラン鉱山が採掘され、現在では国の財政基盤の1つとなっている。
- アララト山(8,8)
- カルケドン
アナトリア島北西地域。国立公園、遊園地など娯楽施設が存在し、国民の憩いの場となっている。また、全27学部を擁し付属の幼小中高大を持ち、総学生数12万人のマンモス校のD.Cアカデミー学院、国立音楽・美術学校や大手芸能プロダクションなどがある。
- アルメニア
アナトリア島東部地域。- マルマラ工業
帝国の工業の中枢を担い、工業都市郡の総称。かつては、一極集中していたが、現在では地方経済振興のため、各地に支所が点在している。マルマラ工大は、理系では最高峰の世界でも有数の難関大で、共同研究を行っている。 - アンカラタウン
近年急成長している国内第二の都市。臨海特区の東区と直結している。
- マルマラ工業
- ボスフォラス・ダーダネルス臨海特区
近年、開発が急速に進んでいる、領域の周囲をぐるりと囲っている陸地地帯。東西南北+1区の計5区に分かれている。- エーゲ大農地(南区)
アンタルヤの南部に延々と広がる国内最大の規模を誇る農業地帯。また、中心部には農業改良センターがあり、日々研究が行われている。 - ブルサ(北区)
軍事工場・建材工場が存在している。 - アンカラタウン(東区)
本島と直結しており、ベッドタウンが存在。地価が安い。 - コルシカ(西区)
陸軍の訓練場が存在する。 - ブルーガ(南東区)
商業施設・養鶏場がある。
- エーゲ大農地(南区)
- イムロズ
アナトリア島の北西部。また、歴史的背景から海軍が駐留している。
政治
当初は大帝が国政を取り仕切っており、内閣や議会は存在していたものの皇帝の権力が圧倒的に強大であった。しかし458年より、立憲君主制に完全移行し、皇帝と内閣の権力は等しくなった。(実質的には内閣が執政を行っている。)
帝国議会(別名;二元老院)が設置され、立法権を持ち、民意の積極的な反映を目指している。
議会は上院、下院の二院制。ただし国民選挙(選挙権は18才以上の男女、被選挙権は25才以上の男女)が実施されるのは下院のみで、上院は各地域から選出された代表者により構成される。(但し爵位を持った者による世襲議員が97%を占める)
下院は国民選挙で選出された議員により構成され、任期は3年であり、議長は第一党の議員から選出される。(最初の選挙は398年)。また、下院の優越が約束されている。
【一時、政府が内乱により、無政府状態となったため、臨時として、現与党(当時)の新進党党首の小嶋桃子が内政権を、同じく現与党(当時)の教皇派連盟のトップのウァレンティニアヌス1世が外交権を総攬し、既存の全党を解党した。】
現在は再び議会制度が復旧し、以前より強固となった。
また、皇帝は政府に対して拒否権(法的拘束力あり/但し、1内閣につき2度まで)、助言権を持ち第四の権力者と言われている。
また、裁判所は司法権を持ち、普通裁判所→高等裁判所→最高裁判所の三審制で、司法権の独立が保証されている。
・現役各首長
役職 | 氏名 |
教皇 | ウァレンティニアヌス1世 |
首相 | オルズベック=ネイガウス(ギリシア正教統一会) |
副首相 | 小嶋桃子(統一民主連合) |
上院議長 | ジョージ=アダムス |
下院議長 | ブルース=クレメント(統一民主連合) |
最高裁長 | 趙白楽 |
・議会勢力図
- 帝国院(上院) 40議席
地域 | 議席 |
アーシア1区(首都地区) | 8 |
アーシア2区(トラキア) | 7 |
アーシア3区(郊外) | 6 |
カルケドン地方 | 4 |
アルメニア1区 | 5 |
アルメニア2区 | 5 |
ボスフォラス・ダーダネルス臨海区 | 5 |
- 衆議院 (下院) 250議席 (476年現在)
政党 | 議席 |
共和党(中道左派) | 21 |
保守党(中道右派) | 25 |
統一民主連合(革新派) | 81 |
カトリック宗派連盟(中立) | 19 |
進歩党(中道) | 19 |
共産党(左翼) | 13 |
ギリシア正教統一会(中立) | 61 |
諸派・無所属 | 11 |
・各党党首
- 458年以前(現在は全党解党しており、存在しない)
政党名 | 党首 | 政権歴 | 党カラー |
ギリシア正教連盟 | アレクサンドロス | 397~431年(12期) | 栄光ある資本主義 |
アッラー神派 | トゥルグト=パシャ | イスラームこそ解決 | |
教皇派連盟 | コンスタンティヌス2世 | 437年~458年(7期) | 中道と改良 |
新進党 | 小嶋桃子 | 437年~458年(7期) | 万民楽土 |
社会党 | ジャン=リロフ | 431年~437年(2期) | 生活再建 |
共産党 | ケオルギ=トドロフ | 平等社会の実現 | |
プロテスタント統一 | ミヒャエル=ダルマティン | 親しみある国家を |
- 458年以降(現在)
政党名 | 党首 | 政権歴 | 党カラー |
共和党 | ロベール=シューマン | ネバー・ネバー・ネバーギブアップ | |
保守党 | ヒエール=メスメル | 栄光を取り戻せ | |
カトリック宗派連盟 | シャルル=アジャーニ | 神への行進 | |
統一民主連合 | 小嶋桃子(現副首相) | 458年~(7期~) | 変革は今だ! |
進歩党 | ジョン=マーシャル(元首相) | 458年~467年(3期) | 再興へ! |
共産党 | メフメト=カール | 友愛 | |
ギリシア正教統一会 | オルズベック=ネイガウス(現首相) | 467年~(4期~) | 真なる正義 |
・歴代内閣
- 旧体制下(~457年)
代 | 政党 | 首相 |
1~12 | ギリシア正教連盟 | アレクサンドル |
13~14 | 社会党 | ジャン=リロフ |
15~21 | 新進党・教皇派連盟(二党連立) | 小嶋桃子 |
- 新体制以降 (458年~)
代 | 政党 | 首相 |
22~24 | 進歩党・統一民主連合(二党連立) | ジョン=マーシャル |
25~28 | ギリシア正教統一会・統一民主統一会(二党連立) | オルズベック=ネイガウス |
ー | ー | ー |
経済
ウランを産出するため、鉱山業、軽工業が盛ん。
また、一部を除いて、温帯湿潤気候なため、大規模農業を行っている。
一方、草原・山間部はステップ気候により、冬-40℃まで下がる厳しい寒さが襲う。
ビュザンティウム港を貿易港としている。
- 農業、畜産業
主な農畜産物は、小麦、大麦、てんさい、トマト、ブドウ等。
人による管理作業の行き届いた高品質の農産物を生産している。
- 工業
軽工業が主流を占めている。
繊維・衣類分野が特に盛んで、サバンジュ社の製品はブランド物として、愛用されている。- サバンジュ社
国内最大の繊維・衣類生産工場。機械の使用を必要最低限におさえ、職人の手作業で生産しているため、品質がよくニーズが高い。
- サバンジュ社
- 商業
各主要現代都市が主な拠点。
日用品から工業製品まで様々なものを取り扱っており、終始繁栄している。
住民
最大派の民族はギリシャ人(14%)だが、他にもアルメニア人(11%)、スラヴ人(10%)、ラテン人(9%)、セルビア人(9%)、アルマニア人(9%)、日本人(8%)、トルコ人(7%)、クルド人(7%)、漢人(5%)、ゲルマン人(4%)....(以下約1%以下の少数民族)など全21民族が居住している。
宗教
大帝のご意向により、国教はキリスト教(特に、カトリック)とされている。しかし、地理的な影響によりギリシア正教信者が多数のため、強制はしておらず、様々な信者が居住している。(信教の自由)
信者の割合は概算で、ギリシア正教・約51%、カトリック・約12%、プロテスタント・約11%、他キリスト教諸派・4%、仏教・8%、イスラーム・5%、その他・約9%である。
また、首都ビュザンティウムには、正教会のコンスタンディヌーポリ総主教庁が置かれている。
創始者は聖人アンデレ、現在は第29代総主教バヴロス2世。
・主要宗教概要
位置 | 宗教[宗派] |
公認 | キリスト教[カトリック・聖公会・ルター派・正教会]・イスラーム[スンナ派・シーア派]・仏教[浄土派・上座部派]・ヒンドゥー教・ユダヤ教 |
準公認 | キリスト教[改革派]・ゾロアスター教・仏教[律宗派]・神道・儒教・ジャイナ教 |
禁教 | (現在は特にないが、国民に危害を加えるものに関しては指定方針。) |
※公認宗教には政府公認の国立伝道施設と支部の設置及び助成金、準公認宗教には、助成金が与えられる。
外交
軍事面においては、永世中立国を提唱しており、
・将来もし他国間で戦争が起こってもその戦争の圏外に立つことを宣言
・外国軍隊の領土・領海通過及び領空飛行の禁止
・貿易船以外の外国船舶の寄港の不認可
・外国の軍事基地の建設の拒絶
を記している。(397年神ロ永世中立宣言)
各国との関係もほぼ良好で、特に紛争も抱えていない。
また、平和主義を提唱している。
- 諸条約
- 現状の国交(474年時点)
国名 | 関係 | 諸同盟 | 備考 |
普欧帝国 | 良好 | [FENA]・[神聖同盟] | 我が国の建国時における最大の支援国。復興時にも大きな支援。定期貿易の実績も。国際社会において強大なリーダーシップを握る。 |
ノイエクルス自由国 | 普通 | [ノイエクルス連邦]・[OTO]・[CAME] | 復興支援あり。 |
レゴリス帝国 | 良好 | [ATO][FESU] | 最大の貿易相手国。交易に関して、絶大な安定感あり。 |
ティユリア連合王国 | 普通 | [FENA]・[神聖同盟] | 国交あり。建材の大生産国。 |
ミッドガルド帝国 | 普通 | [ATO][FESU] | 国交あり。軍事大国。 |
成蘭連邦王国(成蘭共和国) | 普通 | [FENA][神聖同盟] | 定期貿易の実績あり。交易に優れた安定感あり。 |
ブリテン王国 | 良好 | 復興時における最大の支援国。我が国最大の友好国に認定。 | |
タピオカ連邦共和国 | 普通 | [FENA] | 国交のみ。数少ない警察国家だが、統治能力には感服。 |
聖マズダー教国 | 普通 | 国交あり。我が国でのゾロアスター教の布教活動に関しては奨励方針(準公認)だが、特に誘致活動まではしておらず、我が国での目立った活動はない。 | |
タヂカラオ国 | 普通 | 国交のみ | |
シュレジエン共和国 | 普通 | [ATO][FESU] | 国交あり。 |
ルメートラ王国 | 普通 | [FENA] | 国交あり。先進国で唯一議会がない。(警察国家を除く)しかし、国王の権力は絶大かつ国家基盤は強大。 |
エルジア共和国 | 普通 | [ATO][FESU] | 国交あり。 |
ガトーヴィチ帝国 | 普通 | 国交あり、幾度の通常貿易あり。 | |
ブリュノール共和国 | 普通 | [OTO]・[CAME] | 国交あり |
クルジスタン共和国 | 普通 | [ATO][FESU] | 国交あり |
龍鮮王国 | 普通 | [EC] | 復興時の支援あり。 |
神桜皇国 | 普通 | [EC] | 国交のみ(非公式)。 |
南瓜共和国 | 普通 | [ノイエクルス連邦]・[OTO]・[CAME] | 国交のみ。少数精鋭。幸福度の高さには目を見張るものあり。 |
中夏民国(華夏人民共和国) | 普通 | [EC] | 定期交易を結んでいる。国家基盤の強固さは定評だが、他国との紛争も時々起こる。 |
アシャンティ連邦共和国 | 普通 | 国交のみ。 | |
フリュー二重帝国(旧フリュー・ソビエト) | 普通 | 国交のみ。帝政の基盤は完成した。 | |
大石動帝国 | 普通 | 国交のみ(非公式)。旧国と比べ、国家基盤はまだ弱いが、復興はもうすぐそこまで迫っている。 | |
アクアマリン王国 | 良好 | 国交あり。国家の方針に大きな信頼。 | |
スオミ王国 | 普通 | 国交あり。国内に大使館がある。 | |
オーレン群島共和国 | 普通 | 国交あり。 | |
エトルリア共和国 | 普通 | 国交あり。 | |
蔡州特別自治道 | 普通 | 国交のみ(非公式)。龍鮮王国領。 | |
フィーザ・ガナード連合帝国 | 普通 | 国交のみ | |
コンポ共和国(旧東欧諸国連邦共和国) | 普通 | 国交あり。国家運営にやや不安。 | |
ルーシェベルギアス公国 | 普通 | 国交あり。(非公式) | |
セボルガ公国 | 普通 | 国交あり。 | |
秋津皇王領秋津州 | 普通 | 国交あり。かつての栄光を取り戻すべく日々開発中。大石動帝国領。 | |
ファイアリヒ連邦共和国 | 普通 | 国交あり。 | |
陽下帝国 | 普通 | 国交あり。(非公式)国家運営に不安あり。 | |
ロザリア共同体 | 普通 | 国交あり。(非公式) | |
北ヴォルネスク共和国 | 普通 | 国交あり。 | |
ティ・ラフィール連合国 | 普通 | 国交あり。 |
※備考
・(非公式)…民間レベルの国交のみ存在。(政府間国交なし)
・[OTO]…オセアニカ機構
・[CAME]…経済相互援助会議
・[ATO]…アースガルド条約機構
・[FENA]…フリューゲル経済諸国同盟
・ [FESU]…フリューゲル経済国家連合
・ [EC]…東方共同体
軍事
陸海空軍の三軍からなる。18歳~40歳の男女は志願すれば、帝国軍に属すことができる(完全志願制)。しかし、待遇が一般市民の約2倍であることから、志願兵は年々増加傾向にある。
さらに、帝国軍の中から、精兵・賢者・高技術者はキリスト教徒に限定されるが、聖十字軍に属すことが軍部から命ざれる。待遇は、一般市民の約3.5倍であり、帝国軍に属すものはこれを目指し、日々切磋琢磨している。
陸軍の力が強く、ミサイル運用も陸軍の管轄である。
現在、軍備力の増強のため、防衛艦隊(海軍)の設置を画策している。
歴代元首
- 初代 コンスタンティヌス1世 [372年~437年 (在位397年~432年) ]
- 二代 コンスタンティヌス2世 [411年~473年 (在位432年~437年) ]
- 三代 コンスタンティウス2世 [417年~464年 (在位437年~458年) ]
- 四代 ウァレンティニアヌス1世 [421年~ (在位458年~ ) ]
アナトリア東西戦争
建国時(397年)、アナトリア島にて起きた、大規模な内戦。
きっかけは、移民に反対するごく一部の旧東ローマ帝国民(当時は東側の人民は殆ど移民に肯定的であった。)が、島の北西の小さな町イムロズ(当時は陸続きであった。)で、町役場を襲撃。
当時はまだ移民してきたばかりで、役場側は政務に忙しく、ほぼ無防備状態であったため、僅か1日弱でイムロズの町は反乱軍の支配下に落ちる。
この急報を聞きつけた、大帝は大いに驚き、すぐさまイムロズへ帝国軍10万を派遣するも、戦線は膠着、長期戦となる。
この状況を打破すべく、大帝は義勇兵を募集し、イムロズへ義勇兵20万を差し向け、一時は反乱軍の本拠地であるイムロズ町役場の手前まで進軍する。
が、その一方で、反乱軍は未だ地球にとどまっていた反移民派の旧西ローマ帝国に応援を要請。皇帝ガレリウスは2つ返事で了承し、10万の精兵を差し向けた。
またそれに加え、反乱軍が作り上げた装甲車により帝国軍は大敗。反乱軍+旧西ローマ帝国軍(以下連合軍と記す。)はすぐにイムロズの地を取り戻し、さらに島を南進し当時の首都トラキアを占領。大帝はすんでのところで、トラキアを脱出。島の東側に逃亡し、臨時首都アルメニアを置き、国民に徹底抗戦を呼びかけた。
両軍は激戦を繰り広げ、島のほぼ中腹の町、グラールに置いては町一帯が廃墟と化した。
その後、1年にも渡る長期戦の末に、帝国軍は兵力や装備面では圧倒的に連合軍に劣ったが、普欧帝国とダイエルン帝国による資金の援助や、アルメニア地方に眠る肥沃な資源、機動力を駆使して、ついに連合軍をトラキアまで押し返して屈服させ、再び侵攻してこないようライン川を敷設し、トラキア一帯を隔離した。
この内戦により、人口は内戦前の約39%にまで激減した。(移民前の約7%)
また、この内戦の惨状を見て、各地で一揆が頻発するも、大帝はパクス=ロマーナを提唱し、次々と復興事業を推し進めていった。
その結果、幸福度は急浮上し、現在では幸福度は安定の90~100台をマークしている。