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国名 | フリュー・ソビエト |
正式名称 | フリュー・ソビエト社会主義共和国連邦及びその周辺国 |
首都 | モルクグラード |
最大都市 | モルクグラード |
最高指導者 | アナスタシア・スターリナ書記長 |
政治体制 | 警察国家 |
公用語 | フリュー語 |
通貨 | ヴィニー |
主な産業 | 農業 |
建国年 | 455年 2月 |
第二次武力革命 | 477年5月 |
概要
フリュー・ソビエトとは帝政フリューにおける革命によって誕生した共産国家である。
第二次武力革命ではフリュー二重帝国にて革命を起こし、帝都モルクグラードを占領した。
政治体制と過程
革命によってかつての帝国の議員、その中でもとりわけ帝国の中心的人物であるヴィレコフ首相、レグ議員、ロスター帝国元帥などその他30名が革命政府によって処刑された後、デヴーコフ議長らによって人民公安議会の元に恐怖政治が敷かれた。
多くの人々を大粛清によって消し去り、政治的には安定しているものの、国家自体は帝政時代とは比べ物にならない程弱体している。
477年に共産革命が発生。この際には帝国赤軍50万人も革命に参加した。
また、初期のフリュー・ソビエトとの最大の相違点は国家元首が皇族であることである。
そして、初期のフリュー・ソビエトの過ちを繰り返さないために必要最低限の粛清にとどめた。
政治方針
国民の幸福を最優先とし、ゾロアスター教を始めとする各信教の自由を認めている。
また、企業はインフラや農業関連を除いてのほぼ全てが私営企業である。(ただし、労働法や賃金に関しては以前よりかなり厳しくなっている(企業にとって))
また、特権階級は一部の大貴族を除いた多くの特権層が財産の没収(贅沢品及び土地など)、権利の剥奪(特権階級の権利)に留まり、政務に関わることなどの基本的な権利は剥奪されなかった。
年表(第1次ソビエト政権)
455年2月 | 2月革命成功。 ソビエト政権樹立。 |
461年1月 | 第三次大粛清(凍りつく夜事件)が実施される。ヴェリヤ公安委員長主導により行われた大粛清。約1000名もの社会党、共産党、農民党党員が反革命分子として公開裁判の後、即日処刑された。(1割は尋問中に死亡。)またこの事件で、社会党代表【グルシェンコ・フェルチェスキー】は秘密裁判の後、処刑されている。公式には反動主義者による暗殺と発表されている。この大粛清には国内の権威主義者、反動主義者、自由主義者、民族主義者、ファシスト、反革命分子をけん制する目的があった。またモルクグラードの【赤の広場】では2000名近くもの農民党員が銃殺されている。 |
過去に存在した人物、陣営、都市等
・女帝(初代女帝)
[添付] |
クルキアマイト・S・ミディアート
女性。正式には、クルキアマイト・スティン(スティン)・ミディアート。10歳であったが他の皇族らの中で最も賢明で行動的であり、度胸があった為。女帝となった。正式には皇女。勤勉で思慮深く恐ろしく純粋で、読書を好んだ。
言動は子供とはかけ離れており、独自のカリスマ性をもっていた。また記憶力も凄まじく、60名以上居た帝政議会の議員らの名前、顔、経歴、性格を全て記憶していたという逸話があるほど。
社会主義取締りに否定的で最終的に暴力革命を許してしまう。
民衆の自己革新と知性、理性に期待していた彼女は絶望に打ちひしがれながらも少数の大臣、閣僚、将軍らとともに亡命。
どこへともなく姿を消している。
紆余曲折をたどり最終的に祖国に戻ってきた。
祖国の発展と他民族国家の構築を目標としている。
近年では健康に不安を抱えており、精神的にも病み始めていると一部の側近間では噂されている。
病気は回復したもののさらに気を病み、独善的な君主となった。
ヴェンコ議長との只ならぬ仲が噂されているが詳細は謎。
470年に死没、死因は病死だが、実は毒殺。
ちなみにミディアートは本筋の皇族。
クルキアマイトはミディアート家より、少し下(大公)の血筋で正確には本筋の皇族ではないのだが、ロムニキスキの代で血筋が繋がり、本家に最も近い皇族となった。
『嵐は去った!今こそ賢明な諸君らの手で新しい時代を共に創ろう』
『私が…私が、全てを手にしなければ…!革命を再び起こさせてはなりません…』
発見保護されるまでは共に亡命した側近らと晴耕雨読の農耕生活を行っていた。
最終的な協議の結果、本人の希望によりその身柄は聖マズダー教国へと護送される。
『思想が人々の知性と理性を消し去ってしまったのか』
・フリュー共産党代表(初代)
グルシェンコ・フェルチェスキー(故人)
男性。68歳(457年時)享年72.フリュー共産党の代表。
ヤキィエーヤとは盟友、リベラルで先進的な人物。コスモポリタニズム主義者。
共産党からの支持層はかなり厚い。
過酷な尋問に屈せず最後には秘密裁判によって処刑された。
処刑の際に『社会主義は最悪の政策だった』と言い放っている。
遺体は6本の歯を失っており、また右腕が骨折、顔面には酷い殴打の痕が見られ、恐らく銃底で何度も殴られたものと予想される。
モルクグラードに安置される前の外傷修復では顔面の酷い殴打の跡を修復するのに苦労したといわれている。
最終的に彼の遺体はモルクグラード廟へと安置された。
彼の死は反革命分子を弾圧する為のプロパガンダとして利用されることとなる。
『私はコスモポリタンな他民族国家としてのフリューを支持する。』
地理
・主要都市
・首都モルクグラード
連邦議会本部、各軍司令部が置かれている国政の中心地。
帝政時代にあったクレムリン(城塞)があり、15もの城門を有する。
古風な建物ばかりでレンガ造りの建物が多くを占める。
元帝国政府議会及び元連邦議会本部(現在は連邦政府議会)と元連邦評議会及び元帝国議会(現在は公安委員会本部)の間にある大広場はロテニヒシュー記念広場(別名:赤の広場。こちらの名称のほうが有名。)
モルクグラード廟は大聖堂の様な造りをしており、国内の英雄はここに安置される。(モルクグラード内の建物の例に漏れず、強固な造りをしている。)
外見は時代遅れの城塞都市にしか見えないが、実際には隠蔽された対空陣地、防空壕、トーチカ等を備えており高い防御能力を備えている。
首都機能の強化の際に、6塔もの強固なコンクリート製の高射砲塔(200mm砲×2、50mm高射砲多数を配備。内部には2万人程度を収容できる防空避難所を有している。)を建造、さらに隠蔽対戦車壕の建設、対空陣地の強化、クレムリ(城塞)の二重化も行われた。
城壁は首都中央を守るように一つ。町全体を守る為に一つが建造された。
とくに首都中央付近は強固な城壁が築かれ、各所が要塞化されておりトーチカも有する。
中心都市の南東にはロポリート大聖堂が存在する、この大聖堂は国の威信をかけて建造された建造物の一つであり、豪華だが頑丈で強固。
見かけは他の国の大聖堂より豪華と言えるくらいだが、屋根は隠蔽されているが50mm装甲板で補強されており、側面の壁面は100mmの装甲板が埋め込まれている。
柱も強固に作られており、大聖堂の四隅は当然、その他にも大聖堂の雰囲気を損なわないように隠されて造られている。
もちろん地下壕も完備、地下壕は20t爆弾までなら防ぐことが出来、5000人程度を収容可能。
設計図を描いたロムニキスキ大公曰く『世界でもっとも絶対的で頑丈かつ安全な大聖堂』らしい。
200mm砲を40門配備しており、20以上あるといわれるトーチカには180mm砲が配備されている。また、対空用に城壁上には40mm連射砲が多数配備されている。
その光景はさながら近代の城を髣髴とさせる。
その過剰な防御能力から『針鼠都市(городо ежа)』とも。
社会党、共産党。農民党の本部も置かれている為、『アカの巣窟』とも渾名された。
政治首脳陣
書記長 | アナスタシア・スターリナ書記長 |
連邦議会書記長 | ヴェンコ・イヴィリノヤ・レゴリャータ連邦議会書記長 |
人民公安委員会議長 | シャルル・フランソワ |
陸軍大臣 | ロスターシャ・トゥハチェスキー国家元帥 |
赤軍司令官 | ロスターシャ・トゥハチェスキー国家元帥 |
国内勢力の主要陣
カントリーサイド・ポートランド・フリュー国家連合 | クルキアマイト・ロッフェレテシア・ミディアート皇帝 |
ルバニア自治領 | ロマニフ・ベコフ・ジェルジェスキー総督 |
LLSSYP(ラーロルシャーシーユープ産業複合体)、またはDLLF(ドライズ=ラーロルシャーシーユープ=ルクスブルグ=フレン複合体) | ブローンベル・フレデリッチ・ローン・ナッシュ複合体最高評議会議長 |
フリュー共産党 | |
フリュー社会党 |
役職の詳細
・書記長
実質的な国家運営、軍隊の最終的な統帥権。
ほぼ全ての権利を有する、政治首班であり、実質国家元首でもある。
・連邦議会書記長
名目上の国家元首であり、表看板。
外交官的な役割を果たすこともしばしば。
赤軍の最終的な統帥権を有す。
・人民公安委員会議長
内務大臣に近い。また秘密警察、公安軍の統帥権を有しており、機関紙の検閲にも携わる。秘密裁判の独占権を有す。諜報面にも権限を有する。
政治及び軍関係者
・書記長(党中央委員会書記長、人民委員会議議長を兼任)
アナスタシア・スターリナ
女性。革命時は10歳。皇帝『クルキアマイト・ロッフェレテシア・ミディアート』の妹であるが性格は真逆で温厚で慈悲深く、スティン皇女の再来と言われる程であった。
表面上は慈悲深く善人を装っているが、内心は加虐的な性格を持ち激しやすく誰よりも血を望む戦争好きであるのだが、ごく一部を除いては彼女の本質に気づくものは居ない。
年齢は10(477年時)
『旧世紀のような階級社会は終わりを告げました。これからは、生まれに関係なく働きが評価されるのです。』
『さぁ…これから愉しい戦争の始まりね。ロスターシャ、直ちに赤軍を大公国国境沿いに展開しなさい』
・連邦議会書記長
ヴェンコ・イヴィリノヤ・レゴリャータ
女性。ミチニーコフとは親戚にあたる。
政務能力自体は低いが、カリスマ性と策謀にすぐれたワンマン政治家。経歴はほとんど不明。
民主主義を唾棄するほど嫌悪しているが、周囲にはそれを隠している。
扇動家、独裁者としては優秀であると思われる。
ミチニーコフとは政敵であるが同時に最大の味方であると双方認識しており、共通の敵の排除を優先している。
ステイン皇女が気を病み始めると、次第に皇女との関係を強め、最終的に裏で手を回しミチニーコフらタカ派と協力して連邦議会の権限を大きく削った。
趣味はチェスと人を蹴落とす事。
手段のためには目的を選ばず目的の為には手段を選ばない。
そして色情家(両刀)であり、愛人関係がかなりだらしないとか、なんとか。(あくまで噂だが皇女との関係もあるとかないとか)
民主的議会である連邦議会の完全解体を狙っている。
第二次武力革命が起こると、その能力を最大限に生かし赤軍を扇動し武力革命成功への一因となった。
アナスタシアとは本質的に気が合うようである。
年齢は18(467年時)
『ウフフ、書記長が望むなら…数千、数万の屍を積み重ねてあげましょう。』
・人民公安委員会議長
シャルル・フランソワ
女性。革命時25歳。フレン人でありながら、武力革命に参加した。
根っからの文官タイプであり、血を見るのは誰よりも苦手。
自身の役割に誇りを持っているものの、心底心酔している訳ではない。
年齢は25(477年時)
『法を守らねば罰を与える…でなければ、人々は法を守ろうとはしないでしょう…』
・陸軍大臣及び赤軍司令官
ロスターシャ・トゥハチェスキー
女性。革命時15歳。皇帝お気に入りの将軍の一人で、縦深攻撃を得意とする。
根っからの戦争屋であり、政治的綱渡りは苦手。大貴族の娘だったが、父を殺害し革命に合流した。
アナスタシアとは、帝政時代からの友人関係。アナスタシアがいなければロスターシャが赤軍を指揮する事もなかっただろう。
『縦深攻撃こそ、戦場の華よ。』
・代表官
マルセル・アイブラー
聖マズダー教会枢機卿であり、ミロン・ヴォロパーエフを保護した人物。聖マズダー教国からの政治顧問として派遣されている。現在では聖マズダー教国からの外交官として大使館に駐留している。
年齢は62(461年時)
カントリーサイド大公国の主な企業
・デュアル・レクスト社
野砲、重砲、艦載砲、戦車砲など主に砲関連においては国内トップの技術力を誇る。
実弾至上主義であり、120cm列車砲とかいう変態兵器から装甲列車用の200mm砲、150mm砲などを開発。
時代遅れと言われる大艦巨砲主義を信奉する古き良き企業(?)
・リヒアトン・ピーストリア社
電気機器、航空機関連、科学関連、など基本的には軍事に直接関係しない分野を担当する企業。
とくに大型輸送機の技術は優れており、国内企業で右に出る企業はいない。
・アウランデイ・スクウェア社
電気機器、産業用機械などを製造する産業系企業。なのだが、ロケット開発も行なっておりイマイチ共通性が見いだせない企業である。(ポートランド企業にとっては何を今更ではあるが…)
・モント・ポントル社
歩兵用装備、産業用機械、大型機械類などを製造する企業。各技術に一定の定評があり、ポートランド企業の中ではかなりマトモなのだが経営面が何故か苦しく、何度か倒産の危機に直面している。(なお、研究に対する情熱は他企業に退けをとらない模様)
・ポルポット・ランデエン社
航空機、電気機器、機械技術などの開発研究をする企業。
ロケット技術の開発にも一役買っている。
・クレバス・ホーキス社
砲関連と何故か航行術、小規模部隊戦術、戦闘機用戦術などの研究を行う企業。
カオス渦巻くポートランド企業の中でも一際異彩を放っている。
・リートトア社
歩兵関連装備と、数学技術、機械技術などの研究を行う企業。
訓練術の研究も行なっているとか何とか。変な物の開発には定評がある。
・リートトア設計所
リートトア社がフザケた商品開発しても潰れない要素その1。誇る設計所。
要するに企業専属の設計事務所。なのだが、その技術力はかなり高く、歩兵関連装備、機械技術関連、電気機器、管理技術、数学技術などで定評を得ている。ぶっちゃけ、親元要らないレベル。
・ポートランド科学工場
一部の化学工場の名称ではなく、企業名である。
科学技術、幅広い用途の火薬、管理技術、歩兵用装備の開発(炸薬等)の開発、研究を行う企業。
特に火薬の技術は国内トップであり、どの兵器企業にも欠かせない存在である。
・ダンツフ造船
造船技術、機械技術、管理技術、産業機器などの開発研究を行う企業。
主は造船であり、タンカー、漁船などの産業用船舶の技術はかなり高い水準にある。
・ポモツカ武器製造所
機械技術、歩兵用装備、砲関連、科学技術、産業機械関連の技術開発を行う企業。
メインは兵器関連のはずなのだが、意外にも産業機械の品質が本命の兵器より高い事で有名。
もう、兵器関連いらないんじゃないのか?
・デヒトスプン重工
造船技術、艦載砲関連、艦船用装備関連などポートランド企業の中では普通の企業の技術開発を行う企業。
メインは勿論船舶関係。
クルーザーなどから戦艦などの大型船舶などの造船も行う。
タンカー技術などの分野では【ダンツフ造船】と切磋琢磨している。
フレン資本の企業
・オルヒンテ造船
高品質の船舶を提供する造船企業。
もっぱら、クルーザー、客船などの高級船舶を手がけることが多いようである。
・レアトフェーン武器製造所
砲関連、艦載砲、歩兵用装備などを手がける兵器企業。
技術は平均レベル。
・レテヒン・ピッツワト社
電気機器、砲関連、艦載砲、軍隊用装備を手がける企業。
技術は平均レベルだが、比較的信用性が高く、安価な商品が多く比較的人気。
・フレッチ重工
重砲、艦載砲、重工業用機械、大型の重機などを手がけるフレン系屈指の老舗企業。
価格こそ高いが、信頼性と品質においてはかなりの水準を誇る。
エデレス経済区
エデレス経済区領旗(国旗) | [添付] |
・経済地区が密集する経済特区。
この地区ではエデレス人の比率が多く、度々民族国家樹立の気運が高まっていた。
経済地区以外には特記する様な要素もなく、重要な地区ではあるもののドライズ・レーテ領に比べると地味。
現代都市整備による経済規模拡大を願っている。
LLSSYPとは?
ブローンベル家の初代当主『ブローンベル・フレデリッチ・アデナウアー・ヘンメリー』によって1代で創設された軍産業、商業、産業、工業企業複合体の総称である。
元々、ドライズ・レーテが大規模な工業拡張を成し遂げられたのはLLSSYPの存在が大きく工業化後も大きな役割を担ってきた。(ヘンメリーがデヴーコフ除く労兵評議会議員に軽く見られていたにも関わらず)
二重帝国及びその周辺諸国内では最大規模の企業体であり、国家にも並ぶ。
デヴーコフ議長引退に伴い、二代目『ブローンベル・フレデリッチ・ローン・ナッシュ』が労兵評議会議長になった後は、積極的な組織改革が行われ、レーテ労兵評議会は存続はしたものの古参の議員はほぼ例外なく追放され、労兵評議会の上には最高権力機関として『ドライズ=ラーロルシャーシーユープ=ルクスブルグ=フレン複合体最高評議会(略称:複合体最高評議会)』が置かれることとなった。
複合体内の主要人物
・ドライズ=ラーロルシャーシーユープ=ルクスブルグ=フレン複合体最高評議会議長(国家元首にあたる)
名前 ブローンベル・フレデリッチ・ローン・ナッシュ
性別:女性
生い立ち:ドライズ・レーテ西部出身。資産家ブローンベル家の二代目当主。
年齢:16
性格:欲深く、尊大な部分あり。しかし、状況把握能力有り。目的の為には、多少の損害は受け入れる。急進的かつ、超現実主義者。
軍国思想者であり、祖国の資本、軍事大国化を企んでいる。
失敗自体には寛大であるが、教訓を生かさないものに対しては厳しい。
食欲、性欲共に極めて薄く生活感を感じさせない人物。
思想面:民主主義を嫌う立憲主義者。多数が無条件に少数を押しつぶす民主主義を無条件で信奉する市民を心から見下している。一方で国民の政治意識を高める事と、立憲主義による個人の権利の保護を心から望んでいる。思想に殉じる指導者を無意識に尊敬してしまう癖があるものの、自身の主義は確実に貫く。
権力基盤:二重帝国資本家、カントリーサイド大公国貴族(タカ派)、ドライズ・レーテ労兵評議会(前デヴーコフ議長の推薦)、国内の資本主義派閥(貴族除く)
険悪な派閥:ハト派(レーテ労兵評議会議員)、ハト派(政治家)、重工業主義論者など
ブローンベル家の初代当主『ブローンベル・フレデリッチ・アデナウアー・ヘンメリー』は労兵評議会の経済アドバイザーとしての地位を確立しており、経済面に対して度々過度な重工業政策に対して忠告、改善を提案していたが労兵評議会議員の3分の2が、『国民らが血肉を懸けて護り、築き上げた工業地帯を解体する訳には行かない』と反対票を投じ、この議論にかんしては度々否決されていた。
そして、初代当主『ヘンメリー』が病に倒れ、その子供である『ナッシュ』が二代目当主の座に就いた。
ブローンベル家は1代にして成った大資本家の家系であり、所謂『成金』であった。
その為、初代当主『ヘンメリー』は一部の労兵評議会議員や、共産派閥議員から極めて軽んじられており馬鹿にされ続けた。
そして、その跡継ぎである『ナッシュ』は労兵評議会議長の推薦を受け、レーテのトップへと登る。
彼女は最初に労兵評議会議員らを次々領内から追放、その後労兵評議会は軍政家の詰める議会へと変貌。
国家の最高機関は『ドライズ=ラーロルシャーシーユープ=ルクスブルグ=フレン複合体最高評議会(略称:複合体最高評議会)』と定められた。
恐ろしいまでの向上心を持ち、二重帝国内での自国の地位を絶対的なものとしようとしている。
その手には、かつて労兵評議会議長であったデヴーコフの愛用していたパイプがあった。
構成民族
フリュー国内には多数の民族が共存おり、各民族毎に文化も異なる。それ故に国内情勢はやや不安定であり、連邦議会の手を離れれば今のフリューでは分裂は免れない。
・フリュー人
国内でもっとも多数を占める。旧世界のロシア人に近く、白色人種が多い。
酒を好む傾向にある。工業用アルコールですら飲む、とにかくアルコールに対する欲求が高いらしい。
・ポートランド人
旧世界のポーランド人が先祖と思われる。民族の団結力は高く、勇敢。
・エデレス人
旧世界のイギリス人が先祖と思われる。インテリ層が多く皮肉好きで紅茶を好む。
・フィルデリア人
旧世界の北欧諸国の子孫。北欧のどの国かは確定できないが、フィルデリア語はフィンランド語に通ずる部分がある。
基本的に穏やか。
ただし自身らを迫害しようとするものには断固として抵抗する。
・ドライズ人
旧世界のドイツ人に近しい点が多数ある。大半は勤勉で規則正しい。やや規則に五月蝿い一面も。
・フレン人
先祖は不明。使用言語のフレン語はフランス語に近い。
情熱的で個人主義的。規則に縛られるのを嫌う。
国内情勢
・政策スライダー
民主的 | ―――――――――┃ | 独裁的 |
政治的左派 | ┃――――――――― | 政治的右派 |
開放社会 | ―――――――――┃ | 閉鎖社会 |
自由経済 | ―――――――――┃ | 中央計画経済 |
常備軍 | ―――――――――┃ | 徴兵軍 |
タカ派 | ┃――――――――― | ハト派 |
介入主義 | ┃――――――――― | 孤立主義 |
共産主義系政体 | スターリン主義 |
・政策スライダー(カントリーサイド・ポートランド・フリュー国家連合)
民主的 | ―――┃―――――― | 独裁的 |
政治的左派 | ―――――――――┃ | 政治的右派 |
開放社会 | ┃――――――――― | 閉鎖社会 |
自由経済 | ┃――――――――― | 中央計画経済 |
常備軍 | ―――――――――┃ | 徴兵軍 |
タカ派 | ┃――――――――― | ハト派 |
介入主義 | ┃――――――――― | 孤立主義 |
ファシズム系政体 | 権威主義 |
・政策スライダー(ルバニア自治領)
民主的 | ┃――――――――― | 独裁的 |
政治的左派 | ┃――――――――― | 政治的右派 |
開放社会 | ┃――――――――― | 閉鎖社会 |
自由経済 | ┃――――――――― | 中央計画経済 |
常備軍 | ―――――――――┃ | 徴兵軍 |
タカ派 | ―――――――――┃ | ハト派 |
介入主義 | ――――┃――――― | 孤立主義 |
民主主義系政体 | 社会民主派 |
・政策スライダー(エデレス経済区)
民主的 | ―――┃―――――― | 独裁的 |
政治的左派 | ―――――┃―――― | 政治的右派 |
開放社会 | ┃――――――――― | 閉鎖社会 |
自由経済 | ┃――――――――― | 中央計画経済 |
常備軍 | ―――――――――┃ | 徴兵軍 |
タカ派 | ―――――――――┃ | ハト派 |
介入主義 | ―――――――――┃ | 孤立主義 |
民主主義系政体 | 自由経済派 |
・政策スライダー(DLLF(ドライズ=ラーロルシャーシーユープ=ルクスブルグ=フレン複合体))
民主的 | ――――┃――――― | 独裁的 |
政治的左派 | ―――┃―――――― | 政治的右派 |
開放社会 | ┃――――――――― | 閉鎖社会 |
自由経済 | ┃――――――――― | 中央計画経済 |
常備軍 | ―――――――――┃ | 徴兵軍 |
タカ派 | ┃――――――――― | ハト派 |
介入主義 | ―――――――――┃ | 孤立主義 |
民主主義系 | 社会自由派 |
*hoi表記の為政体名が実際とは異なる場合があります。あらかじめご了承下さい。
諸国との関係
国名 | 友好度 | 国交 | 備考 |
レゴリス帝国 | 100(友好) | 有り | |
成蘭連邦王国 | 70(普通) | 有り | |
ミッドガルド帝国 | 50(普通) | 有り | |
中夏民国 | 70(友好) | 有り | |
普欧帝国 | 70(友好) | 有り | |
龍鮮王国 | 50(普通) | 有り | |
聖マズダー教国 | 150(親密) | 有り | |
クルジスタン共和国 | 70(友好) | 有り | |
スオミ王国 | 50(普通) | 有り | |
アクアマリン王国 | 80(友好) | 有り | |
ルーシェベルギアス公国 | 50(普通) | 有り | |
ファイアリヒ連邦共和国 | 50(普通) | 有り | |
フィーザ・ガナード連合帝国 | 50(普通) | 有り | |
ティ・ラフィール連合国 | 50(普通) | 有り | |
オーレン群島共和国 | 50(普通) | 有り |
(我が国視点の印象)
国内勢力及び政党
・カントリーサイド・ポートランド・フリュー国家連合関連の政党。
名称 | 思想 | 派閥 | 詳細 |
帝国党 | 皇帝主義 | 皇帝派 | 宮廷貴族を初めとする皇帝支持者が集う政治政党。ただし形上は政党であるが実質は貴族らの同盟組織に近く、独自の私兵を保有する。また、貴族主義が幅を利かせている為、平民出の議員は存在しない。皇帝により利益を得ている連中である為、どの皇帝に、では無く、皇帝という地位に忠誠を誓っていると皮肉られている。 |
救国軍政議会党 | 国家社会主義 | ミチニーコフ派 | ミチニーコフ派の国家社会主義を掲げる政党、軍政家、軍人を抱え独自の私兵を保有する。リフステッフ党とは犬猿の仲。 |
・フリュー・ソビエト社会主義共和国連邦関連の政党
リフステッフ・ロバルディン党(略称:リフステッフ党) | 軍国主義 | レゴリャータ派 | ヴェンコ・イヴィリノヤ・レゴリャータが結成した政党であり、政治与党。殆どが優秀ではあるが非人道的思想の議員であり、他の政党では受け入れられなかった日陰者たち、しかし、策謀に深い彼ら彼女らも恩義には厚くヴェンコに対する忠誠心は高い。また、政務能力に欠けるヴェンコを政策面からサポートするいわば参謀役。 |
フリュー社会党 | 社会主義 | シャルル派 | 社会主義を支持する政治政党。国内福祉や国内のインフラなどの拡充、公共事業の増加を要求している。内政には積極的に意見するものの外政にはほぼ関与していない。 |
フリュー共産党 | 共産主義 | スターリナ派 | 基本的には世界革命論に否定的であり、一国社会主義を支持している政党。 |
カントリーサイド・ポートランド・フリュー国家連合とは?
ポートランド系貴族『シュラフタ』と、フリューから亡命してきた一部の大貴族、そしてカントリーサイドの諸侯らが一つの旗のもとに集う国家勢力であり、権威主義の最後の砦的存在とも言える。
国家元首は元フリュー二重帝国皇帝の『クルキアマイト・ロッフェレテシア・ミディアート』、政治首班はカントリーサイド大公の『クルキアマイト・ロムニキスキ』、そして閣僚は各勢力から優秀な人材が据えられている。
政治形態はカントリーサイドの貴族議会を引き継いでいるが、緊急時には皇帝が独裁権を有する。
・皇帝
[添付] |
クルキアマイト・ロッフェレテシア・ミディアート
男性。6歳で帝位についた、これは帝位継承者では最年少である。
わずかに6歳でありながらも既に皇帝としての自覚を持っており、同時にナショナリズムの権化であり、極めて冷酷で残忍な性格だと言われている。
ヴェンコ帝国議長と密かに手を組み、スティン女帝を毒殺。
目的のためには実の親ですら躊躇いなく手にかける冷酷さと、国民に対する生活保障を削減するよう命令する情の無さを持ち、ミチニーコフが「女帝が産み落とした残忍かつ、凶暴性を持つ怪物」と感じる程であった。
当初ミチニーコフは、この幼帝を立ててヴェンコの権力拡大を阻止しようとしていたが、この幼帝はヴェンコ、ミチニーコフの予想を上回っていたのだ。
また知識欲も貪欲で、思想書、軍事兵法と帝位に必要であろうと思われる書物を読み漁っており、色欲も極めて旺盛であり最早、人としては恐ろしい程に早熟であった。
事に、色欲は恐ろしい程旺盛で『あの』ヴェンコ氏ですらやや怯む程。
帝位に付いて早々彼が行ったのは下男、下女、侍女を招いた大乱交だった。
「皇帝陛下はマルキ・ド・サドの生まれ変わりではないのか」と冗談交じりにミチニーコフ氏が言った程であり、とにかく色欲、知識欲に関しては突き抜けているようである。
一方で食生活は皇帝にしてはあまりにも質素であり、その格差に多くの臣下が驚いた。
また、自身の身に関しては恐ろしい程、客観的であり命に対する執着は限りなく薄い。
母親の毒殺にヒ素を用いており、自身もその毒殺を警戒する+自身を見る臣下らの反応を楽しみ、ヒ素を愛飲している。
その為、肌は血の気が無い程白く、髪も先まで真っ白でありどこか人間離れした雰囲気を感じさせる。
思想面に至っては右左どちらも為になる思想は支持すべきだと考えており、彼自身はイデオロギーに縛られることはない。
ちなみにミディアートは本筋の皇族。
クルキアマイトはミディアート家より、少し下(大公)の血筋で正確には本筋の皇族ではないのだが、ロムニキスキの代で血筋が繋がり、本家に最も近い皇族となった。
密かに付けられた渾名は『思想仕掛けの皇帝』
『我を殺したい者は直ぐにでも実行してみせれば良いのだ。…ただし、失敗した場合、どうなるかは、よく思考を巡らせて貰いたい』
『パンは無くとも国は滅ばないが、字も読めない国が長きに渡り存続しないことは古今東西、過去が証明している。』
『国の為になる思想は右左どちらだろうが、構わない。ただし、その逆も然り』
・カントリーサイド大公国大公~
クルキアマイト・ロムニキスキ
女性。年齢は革命時20。クルキアマイト家の長女。
クルキアマイト・S・ミディアート皇女とは腹違いの姉妹。
皇帝決定の際に候補に挙がるもののロムニキスキ自身が拒否した為、その次に位置する大公の座に着くこととなる。
自由主義的でコスモポリタン。ただし、権威主義的で君主制主義者。
2月革命の際には亡命を試みようとしたが、革命後の祖国とカントリーサイド大公国内の領民、官僚らの身を案じそのまま留まる。
大公国を守る為に帝政フリュー、親族、兄弟を見捨てた。
若いながら胆力があり、物怖じしにくい性格。ただ、当人は一人の女性として生きたいと夢見ている。ただし沈着冷静すぎて、やや冷酷な印象を与えることが多々ある。
ソビエト政権成立後は、大公国の連邦への協力する代わりに大公国内の人事、政策には干渉させない条約を結ぶ様連邦議会に迫った。(革命成立直後のフリュー・ソビエトは白軍との死闘で疲弊しきっていた。それに対して、少数ながら精鋭かつ無傷の騎兵師団を大公国は保有していた。)結果条約は締結され、大粛清、恐怖政治から大公国内だけは救うことが出来た。
連邦議会のやり方に不満は感じているものの、現状は従っている。
その後は二重帝国時代まで大公国をリードし、安定して国を維持した。
第二次武力革命時には、皇帝を始めとする二重帝国首脳陣を受け入れ、後にカントリーサイド・ポートランド・フリュー国家連合を成立させる。
ちなみに第二次革命時には(477年)47歳。しかし、20の時となんら変わりない若さと精力を保っている。
『例え人々に卑怯者と罵られようとも、領民を守るのが君主たるものの務めだ。』
・貴族長
ミフチェッカ・フォン・クロンヴォル・ジェーネピュ・ドィニア・レネフィネー
女性。年齢は28(465年時)
カントリーサイド内で大公に次ぐ影響力と権力を持つ【クロンヴォル家】の当主。
諸侯貴族を取りまとめる立場にあり、やや軍国主義的。
命より名誉を重んじるステレオタイプの大貴族、自身に厳格で臣下にもやや手厳しい。
弱者には寛大であるが、不忠の輩や不義の輩には慈悲も無い。
趣味は狩猟であり、射撃の腕前はかなりのもの。
『死ぬときに死に損ねると醜態をさらすぞ』
・国相(こくしょう)
[添付] |
ロッペニキスキ・ロポポフス・リーペント・ミチニーコフ
女性。15(462年時)急死した父の後を継いだロッペニキスキ家の長女。
父は政治に愚鈍だったが、ミチニーコフは正反対で政治に関心があった。
幼少期から思想書に読み耽り、10代時には独自の信念まで持ち始める。
性格は合理的だが勝気で挑発的、最終的には利益を優先する商売人気質。
極右思想だが利益になるなら極左思想も支持する。
大公国の代表として連邦政府に派遣される。
ボーイッシュな外見で、胸が無いのが密かな悩み。実はゴスロリ系に興味があるとかないとか。
国家連合内では主に内務大臣としての役割をこなす。
『愚図は愚図同士仲良くやらせておけ、儲けれるチャンスがあれば目を向けもするだろうが』
・科学相
クライスラー・リテニアーナ
女性。カントリーサイド大公国から派遣された科学者。
原子力関連に定評がある、年齢は462年時は25歳。
才能はあるが性格が少しアレであり、科学者の例に漏れず兵器開発に御執心。
また異常性癖者でロリコンでショタコンな為、他の閣僚とは違った意味で存在感がある。
『手段の為には目的なんて些細なものではないですか、あと私は異常なのではなく世界の常識などという偏見が我々知識人を異常者と見なしているに過ぎません。』
・外相
ヴァシリー・トムトソフ
男性。皇帝とともに脱出した一人 皇帝同様、華夏で保護される。元帝政議会議員。
やや狡猾な人物であり、政治的駆け引きに長けている。
年齢は55(461年時)
『外交に誠実さは要りませんぞ…?』
・陸相
ラインホルトン・プデュー・ドラゲーン
女性。年齢は50(477年時)
シュラフタ内でも指折りの大貴族であり、大の騎兵好き。
好戦的だが、無思慮ではなくむしろかなり思慮深い性格。ポートランド王国軍の基盤となるドクトリンの発案、指揮系統の確立などを主導した。
訓令戦術を好み、士官の自主性を何より重視している。
『永遠の平和など夢にすぎない。しかも決して美しくない夢である。戦争とは神の世界秩序の一環である。戦争においてこそ人間の最も高貴な美徳、勇気、自己否定、命をかける義務心や犠牲心が育まれる。もし戦争がなかったら世界は唯物主義の中で腐敗していくであろう。』
・フリュー皇帝軍白軍大将
ミロン・ヴォロパーエフ
女性。旧帝政フリュー軍中将 皇帝脱出後、攪乱のために別ルートで脱出、ゾロアスター教会に駆け込み、聖マズダー教国に移送される。忠誠心厚い人物。
昔ながらの塹壕戦主張者で歩兵論者。
ニアコフ元帥とは年の差はあれど意気投合する親友。
年齢は41(461年時)
『歩兵を前へ!!砲で戦場を制するのだ!』
・陸軍大臣
ニアコフ・リガーシュデ
女性。革命時25。性格は極めて誠実で、賢明な思考の持ち主。浸透戦術に長けており、敵軍の側面を突いたり、少数精鋭の戦力での遊撃戦を得意とする。
リベラル派。
機甲戦力の整備を目標としている
『我々は虐殺をしているのではない、戦争をしているのだ!』
・フリュー皇帝軍赤軍
トチェス・ヴィチェン
男性。革命時45歳。古典派だが優れた戦術指揮能力を有す、戦略的には平凡。
ポートランド人で民族国家樹立を願っているものの、国内に再び内乱を巻き起こす事は避けねばならないと考えている。
現在は帝政赤軍の司令官に就いている。
『戦力の逐次投入などもってのほか!!一度にできる限り多くの兵力を投入するべきだ』
・カントリーサイド大公国
カントリーサイド大公国領旗(国旗) | [添付] |
フリュー・ソビエト連邦を形成する国の一つ。
多数の諸侯の上に貴族議会、そしてその上に大公としてクルキアマイト・ロムニキスキが最終的な国家決定を決める。
所謂、主従制、議会制、(ただし諸侯側は貴族のみで構成される。)そして絶対君主制を採用する複雑な国情をもつ国である。
諸侯の中でも優れた数人が国内の思想家、経済学者等と議会による審議・議決の後、その過程、結果を君主である大公自身が判断し、最終的な決定を下す仕組みとなっている。
恐らく世界何処を探してもこのような複雑怪奇な政治形態を採っているのはこの国だけであろう。
正しこの形態の政治体制は君主が暴君であった場合にはほぼ意味を成さなくなってしまう。
もしそうであった場合は各諸侯が協力して暴君、または暗君を打ち倒す、または平和的な方法で大公の地位から引きずり降ろすのが決まりとなっている。
国の標語にも記されている。『君主は賢明であれ』これは暗に大公の地位が重要である事を示すと同時に、暴君や暗君は必要ない事も示す。
国内軍は各諸侯が保有する(主に騎兵)軍隊を中心に編成されている。
ただしもっとも多くの割合を占めるのは大公軍である。
ただし両軍とも職業軍人ではなく多くは農民が主な仕事である。
指揮官は貴族が基本である。
徴兵軍に近い形である為、正式軍には数えない。
国家連合になったのちも、その政治形態のほとんどが引き継がれた。
国民同盟の根拠地でもあり、諸侯軍や大公軍にもちらほら国民同盟支持者が紛れている。
基本的には連邦議会の決定を受け入れることが原則となっている。(ただし連邦議会が干渉できるのは都市開発、工場等の建造、インフラ等だけであり、根本的な政治、領内情勢に対する対応に対して干渉する事は出来ない。)
地方及び諸国、勢力人物
・ルバニア自治領
ロマニフ・ベコフ・ジェルジェスキー
男性。年齢は革命時52.帝政時代においてはそれなりに地位のある貴族であり、一部地域を任されていた。
革命時には有効な手立てを打つ暇もなく領地を失う。
ソビエト政権成立後は一時処刑の危機にも晒されたが、紆余曲折あり何とか総督の地位に返り咲いた。
温厚的な性格であり、大きな政府論支持者。
『この国は何時になれば昔のように平和になるのだ…』
・ルバニア自治領
ルバニア自治領領旗(国旗) |
総督、閣僚は選挙制であり、直接民主制を採用している。
領民の政治意識は高く、政治家の質もそれなり。
世界主義を主張しており、連邦内では少し浮いた存在。
独自の軍備を持つようになったがまだまだ脆弱。
軍事
赤軍 | 革命時主力となった。第一次の時とは異なり、軍備の最新化が推し進められており。国内で最大の機甲戦力、機動戦力を保持する。60万人前後の規模を誇る。 |
公安軍 | 公安委員会直属の武装戦力。正式には軍ではない。小規模。 |
軍事(カントリーサイド・ポートランド・フリュー国家連合)
カントリーサイド大公領軍 | 陸軍5万人を抱える騎兵軍。装備は三軍の内最も旧式だが、練度が高く、指揮系統も洗練されており、装備面以外では国内最強の軍隊。 |
フリュー皇帝軍赤軍 | 10万人もの規模を誇る陸軍。その戦力は二重帝国時代の赤軍そのものであるため、時代遅れの兵器を多く擁する。 |
フリュー皇帝軍白軍 | 5万人程度の規模だが、その内容は機甲戦力と自動化戦力が殆どであり、練度も高い。二重帝国時代の白軍そのものであるが、練度も悪くない。 |
ポートランド王国軍 | 20万人の規模を誇る、総合的な指揮権は貴族長に属する。ポートランド貴族の『シュラフタ』が保有する『フサリア騎兵』が主力の諸侯軍であり、国家連合内では最も伝統的で練度も非常に高い。また、軽戦車や騎兵に随伴する火砲部隊も存在する。 |
更新履歴
3月15日 | 政治スライダーを独裁的に1。政治的右派に1.タカ派へ1.孤立主義へ1. | 外交関係加筆 |
3月16日 | 政治スライダーをタカ派に2。過去に存在した人物、陣営、都市等【クルキアマイト・S・ミディアート】を加筆。政治及び軍関係者から【グルシェンコ・フェルチェスキー】を | 政治及び軍関係者【デヴーコフ連邦議長】、【ヤキィエーヤ書記長】を加筆。首都モルクグラードを加筆。国内勢力及び政党の【国民同盟】を加筆。年表追加。成分分析追加。外交関係加筆。 |
3月17日 | 外交関係を加筆 | 地方及び諸国、勢力人物を追加。国内勢力の主要陣にカントリーサイド大公国、ルバニア自治領を追加 |
3月18日 | 地方及び諸国、勢力人物を追加にカントリーサイド大公国領旗(国旗)追加 | 国内情勢に政策スライダー(カントリーサイド大公国)、(ルバニア自治領)を追加 |
7月1日 | フリュー二重帝国から、色々コピーまたは加筆。 | |
7月2日 | 国家連合関連を加筆。 | |
7月10日 | 人物等を追加。 |
おまけ
人物設定がやたら細かいのは仕様です。自分が忘れないようにするためなので
成分分析
フリュー・ソビエトの79%は鉄の意志で出来ています
フリュー・ソビエトの10%は睡眠薬で出来ています
フリュー・ソビエトの6%はマイナスイオンで出来ています
フリュー・ソビエトの5%はお菓子で出来ています
鉄の意志⇒社会主義。(あ…察し…
睡眠薬⇒警察国家だし、多少はね(ゲス顔
マイナスイオン⇒フリュー・ソビエトではあなたがマイナスイオンを癒す!!
お菓子⇒鉛の銃d(このコメントは粛清されました。
hoi2AODにたとえた閣僚特性
国家元首 | アナスタシア・スターリナ | 不屈の改革者(DIE-HARD REFORMERD) | 消費財の需要:-10% 宣戦布告するのに必要な好戦性:-15% 資金生産:-10% | 「不屈の改革者」は自らが信じる政治理念と社会体制を全世界に広めたいと考えています。そのためには政治的、軍事的な介入を行うこともいといません。 |
政治首班 | ヴェンコ・イヴィリノヤ・レゴリャータ | 裏工作の達人(BACKROOM BACKSTABBER) | 工業力 -5% 設備再編期間:-20% クーデターを画策する:-10% | 「裏工作の達人」は政党内の調整役を長年務めてきたベテラン政治家です。内部の者による策謀も、国外からの圧力もこの人物を駆逐することはできません。彼に相対する他国の政治家は十分な注意が必要でしょう。 |
外務大臣 | ヴェンコ・イヴィリノヤ・レゴリャータ | 謀略家(THE CLOAK N DAGGER SCHEMER) | 友好度を上げる:成功率+10% クーデターを画策する:成功率+10% クーデターを画策する:66% 傀儡政権を樹立する:(?)% | 「謀略家」は秘密を好む人物で、奇略を駆使し、常に敵の弱みにつけいる隙を狙っています。諜報機関で活躍した過去を持っている場合も多く、そのことが狡猾さと秘密主義に拍車をかけています。この手のタイプは、それほど外交手腕に優れているわけではないのですが、意表をつく動きで最後に勝利を手にすることもしばしばです。 |
軍需大臣 | アナスタシア・スターリナ | 天才的実務家(ADMINISTRATIVE GENIUS) | 工業力:+10% | 「天才的実務家」は勤勉な性格で、継戦能力を高めるために、与えられた人員と最新の理論を最大限に活用します。若い技術者または科学者である場合が多く、慣習にとらわれない自由な発想をすることができます。公平で客観的な視点を維持することで、より多くの人に利益がもたらされるよう、努力を怠りません。 |
内務大臣 | シャルル・フランソワ | 庶民の味方(MAN OF THE PEOPLE) | 外国労働力の使用:+10% 労働力の増加:+10% | 「庶民の味方」は身分の高い者と低い者、両方に相対するすべを心得ており、貧しい人々を救うことが自分の使命であると考えています。しかし占領地の人々を援助する場合には微妙な立場に置かれることになり、またその手は軍政によって縛られてしまいます。 |
情報大臣 | ヴェンコ・イヴィリノヤ・レゴリャータ | 政治分析の専門家(POLITICAL SPECIALIST) | クーデターを画策する成功率:+20% 友好度を上げる成功率:+20% 大臣暗殺成功率:+5% 中傷工作成功率:+5% パルチザンへの資金援助成功率:+5% 国際世論を操作成功率:+5% | 「政治分析の専門家」は配下の「特別大使館員」を暗躍させて敵の諜報活動を妨害します。 |
参謀総長 | ロスターシャ・トゥハチェスキー | 人海戦術論者(SCHOOL OF MASS COMBAT) | 労働力の増加:+25% 歩兵の生産修正:-5% | この統合参謀総長は、戦争の主役は歩兵であり、現代においても歩兵部隊の大規模投入やゲリラ戦術が勝利をもたらすという持論の持ち主です。 |
陸軍参謀総長 | ロスターシャ・トゥハチェスキー | 軍備優先ドクトリン(GUNS AND BUTTER DOCTRINE) | 物資消費量:-15% | この陸軍総司令官は、軍備優先ドクトリンに従って地上部隊を戦わせます。これは、戦場の司令官に最大限の裁量を与ええ、それと同時に兵士に最良の物資と訓練を与えることが勝利への近道であるという考え方です。 |
おまけの方が長そうですね。たまげたなぁ…
こういう無駄なことを考えるのがどうしようもなく好きですね。
他国だとどうなるかも気になるね。