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ノイエクルス通信  ノイエクルスの民間報道機関
4月 29 (月曜日) 2013
【国際】連邦共産党、スオミ政府による白色テロを非難 22:44  ノイエクルス自由国 
==【国際】連邦共産党、スオミ政府による白色テロを非難==


(15日 ノヴィルキウス)連邦共産党は、成蘭にて発生したテロ事件を口実として、スオミ政府が無実の共和主義者と社会主義者の弾圧を強めている事を非難する声明文を発表した。
連邦議会でもスオミ政府による取り調べ結果は弾圧の一手段でしかないとする意見が多数派を占めており、連邦外務省はスオミ共和主義者に対する政治亡命ビザ発給を決定している。また連邦最高評議会において、同国における共和主義に対する無制限の支援を確約するよう一部評議員から提言書が提出されているとの情報もあり、連邦政府は急速にスオミ共和主義者への傾倒を強めている。
連邦政府と連邦議会が矢継ぎ早に強硬姿勢を打ち出す背景には、今回のスオミ政府による共和主義者逮捕と、成蘭政府による起訴を共和主義活動に対する攻撃であると労働者戦線がみなしている事が挙げられるだろう。労働者戦線のエルネスト中央執行部議員はスオミ問題について「全世界における労働者の権利確保と王政打倒の闘争に対し我々は責任を負う」と発言し、スオミ政府による逮捕に介入する事は政府の義務であると主張した。
目下のところ、連邦政府は成蘭政府に対し、スオミ官憲による捜査は信用できない旨を伝えているが、成蘭政府からの誠意ある回答は得られておらず、成蘭政府の今後の動きに注目が集まるところだ。

==【国内】宇宙開発再開に向けエネルギーを確保する方針を決定==


(10日 ノヴィルキウス)連邦最高評議会は宇宙開発再開のため、恒常的に不足しているエネルギー資源確保の強化に向けた取り組みを行うことを閣議決定した。本決定の実施のためには貿易制限の一部緩和が必要となるため、週明けにも連邦議会貿易小委員会に対し、特別許可申請を連邦商務省より行う見通し。
閣議決定された案によれば、宇宙開発用として使用されるエネルギーについては月間100億ガロンを上限として輸入額割当制度の範囲外とされ、任意の国家から任意のレートにて輸入することが可能となる。連邦の貿易体制は輸入額割当制度と優遇レート体制の堅持により柔軟性を欠いているが、今回特別許可が認められれば貿易体制全体の改革にもつながることが期待される。
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3月 31 (日曜日) 2013
【国際】華夏臨時民主政府が貴国、総選挙に参加 06:25  ノイエクルス自由国 
==【国際】華夏臨時民主政府が貴国、総選挙に参加==

(5日 ノヴィルキウス)華夏の内戦激化に伴い、ノイエクルスに樹立されていた華夏臨時民主政府がこの度中夏民国からの選挙参加要請を受け、帰国する事となった。これにより華夏臨時民主政府は解散し、中夏民国が同地における当面の正統政府としての地位を保持する見通しとなった。すでに連邦外務省は中夏民国の安定化を視野に、内戦により退避していた駐中夏民国大使館機能を復旧するよう、施設の修復や大使の選任を始めている。

華夏臨時民主政府は人民行動党として中夏民国総選挙に参加する予定で、連邦外務省は復興支援と併せ、人民行動党の選挙対策にも協力を惜しまない考えだ。



==【コラム】人民行動党の素顔 ノイエクルスに築かれた臨時政府とは==

(10日 ノヴィルキウス)華夏臨時民主政府がノヴィルキウスのホテル内に設立された事は記憶に新しいが、内戦への関与が薄い我が国にこのような政権が作られた理由は何だったのか。その全貌を明らかにするため、我々は臨時政府首班あらため人民行動党党首の李クリスティアン氏に独占インタビューを行った。

記者「本日はお忙しいところをありがとうございます。」
李クリスティアン(以降李)「構わない、何でも聞いてくれ。」
記者「ではまずあなたの経歴から」
李「私は天海あたりの生まれだが、母がノイエクルス人でね。学校も寄宿舎だったから、少年期のほとんどはノイエクルスで過ごしている。」
記者「聖バルタザール学院あたりですか?」
李「いや、聖フランチェスコ学院だった。」
記者「なるほど、理想的な教育環境ですね。ところで中夏とのつながりはどうです?」
李「ルキウス記念大学を卒業後、一度は中夏に戻って父の仕事を手伝っていた。」
記者「政治の経験はないわけですね。なぜ臨時政府首班を引き受けたのです?」
李「内戦前にノイエに避難していたが、内戦中避難してきた同胞の話を聞くうちに、共産党にも国民党にも政権を任せられないと感じてね。帰国する日に備えて臨時政府としてひとまず名乗りを上げた訳だ。共産党幹部は普欧に逃げ込んだようだし、私は共産党員でもないから彼らが知らないのも無理はないだろう。」
記者「中夏での知名度は絶望的に低くありませんか。勝算はあるのですか?」
李「地盤がない我々が選挙で圧勝するのは難しいだろう。だが内戦前の共産党や、内戦を引き起こした国民党を国民が無条件に支持するだろうか。それこそ何か不正が行われない限り、ありえない事態だと思うね。」
記者「どんな政策で臨みますか?」
李「自由、反汚職、連邦主義を掲げる。華夏は36民族すべてを1民族だと主張していたが、そんなことはありえない。統一を揺るがさない範囲での高度な自治権を民族や地域ごとに付与していくのが国家を安定させる方策だ。」
記者「人材は確保できているのですか?」
李「既に数人、ノイエクルスに留学している素晴らしい若者を確保している。ブレーンは当面ノイエクルスから調達するしかないだろう。大学時代の恩師などの伝手を当たっているところだ。」
記者「財源などの問題は?」
李「詳しくは話せないが、ノイエクルス連邦が非常に好意的でね。大使館が借りているオフィスビルの一角に党本部を置けそうなんだ。」
記者「最後に、我が国との関係に期待する事を一言お願いします。」
李「我が国の経済・政治を安定させる為に、ノイエクルスとの関係は重要だ。共産党べったりだった国々とは違う視点から、我々の独立を助けてほしい。」
記者「本日はありがとうございました。」
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2月 15 (金曜日) 2013
【国際】ミッドガルド帝国がオストマルク民主連邦に宣戦布告、即時撤回 00:27  ノイエクルス自由国 
===【国際】ミッドガルド帝国がオストマルク民主連邦に宣戦布告、即時撤回===

(25日 クヴェルン電)ミッドガルド帝国は本日未明、オストマルク民主連邦による共産主義化策動に断固たる措置を以て対抗するとの名目で宣戦を布告、しかしレゴリス帝国をはじめとするアースガルド条約機構加盟国と国際社会の強い反発を受けるや否や、ベリヤ皇帝がマレンコフ前首相派によって軟禁状態である事を明らかにし、宣戦布告を撤回した。
連邦最高評議会では「ミッドガルド帝国だからクーデターが起こってもおかしくはない」とする意見が主流派であり、最高評議会議長も「今10連鎖積んでるから後にして欲しい」とコメントするなど、おおむね連邦政府中枢はこの問題に対し関心を抱いていない。連邦議会は労働者同盟を中心に、社会主義を掲げるオストマルク民主連邦に対し同情的でありミッドガルド帝国に対する非難動議を可決する動きが出始めている。
ミッドガルド帝国は宣戦布告の理由として一貫してオストマルク民主連邦の特務機関による工作を掲げているが、現時点で国際社会はどのような工作が行われたのかを把握できておらず、ミッドガルド帝国の情報機関がずば抜けて優秀であるか、ずば抜けてパラノイアに罹っているのか、連邦の街角では賭けが行われている状況だ。ちなみに現時点のレートは6:1で、パライノアの方にボーナス全額をつぎ込む私のような市民が出始めている。私としてはミッドガルド帝国の情報機関を信頼する市民が増えてくれれば払い戻しが増えるので、非常にありがたい。

社会改革連合はこの問題を契機にオストマルク民主連邦に接近を図りたいと考えており、労働者同盟のバルデラス執行委員が中心となって議員団の派遣も視野に入れた動きが出始めている。
政府としてはアースガルド条約機構に対してミッドガルド帝国の統治体制改善を求めていくようであり、今回のようにクーデターで皇帝が軟禁されることが無いよう、レゴリス帝国軍に治安維持や要人警護を任せるなど、アースガルド条約機構全体で未熟な統治体制の強化を図る事を申し入れる見通しとなっている。
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8月 12 (日曜日) 2012
【国際】連邦政府、プロシャ人民政府と国交を樹立 18:36  ノイエクルス自由国 
===【国際】連邦政府、プロシャ人民政府と国交を樹立===

(20日 ノヴィルキウス)連邦議会は労働者同盟と共産党から提出されていたプロシャ人民政府との国交樹立提案を賛成多数で可決、これを受けて連邦政府はプロシャ人民政府に大使を派遣し国交を樹立することを決定した。大使には連邦共産党議員のコンドラート氏が選出されており、近日中に人民政府外交部へ赴き国交樹立の意を伝える方針との事。
普欧帝国が求めている国際監視団による監視下での選挙実施については「正式な政府である人民政府の主権に関する問題」として当面静観する見通しであるものの、連邦外務省は「まず人民政府が臨時政府としてプロシャに帰還し、彼らの共和国を建設してから選挙の事を考えても遅くはない」と早期の選挙実施には否定的な見解を示している。人民政府外交部発表では「自由な労働者が我々の労働者評議会に参加し、自由闊達な議論を交わしてくれる事は歓迎する」としつつも「まず祖国を反動諸階級から解放する事が第一であり後退はありえない」との方針を崩しておらず、プロシャ帝国の旧体制を長年に渡り支援し続けた普欧主導のいわゆる民主化プロセスに賛成するかどうかは不透明な情勢が続いている。
連邦政府としてはもともとプロシャ帝国との国交が存在しない事もあり、人民政府の意向を尊重する構えを見せている。公式路線である静観がいつまで続くか、一部共産党議員がプロシャ人民政府との同盟案を提出する動きを見せていることもあり予断を許さない状況が続くといえるだろう。
(写真は連邦共産党中央会議場にて人民行動憲章を協議するプロシャ人民政府幹部)
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8月 11 (土曜日) 2012
【国際】プロシャ亡命人民政府、ノヴィルキウスに発足 00:17  ノイエクルス自由国 
===【国際】プロシャ亡命人民政府、ノヴィルキウスに発足===

(15日 ノヴィルキウス)14日未明、ノヴィルキウスに終結した亡命プロシャ人による評議会が開催され、ノイエクルス連邦共産党と労働者同盟の全面支援下で亡命政府を立ち上げる事に合意した。亡命政府の発表によればプロシャの民政改革と民主化は見せかけにすぎず、近年の国名変更に見て取れるように政府はマイケル一族の専横とひどい腐敗に苦しんでいる。労働者同盟の議員によれば、普欧帝国による外交ルートを通じての説得にもプロシャ政府は意味不明な言動を繰り返しており、これ以上改善を待つことは難しいとの事。
連邦政府はまだ正式には亡命政府を認めていないものの、プロシャの言動がただちに改善される見込みは薄く、普欧帝国に献身的な努力をこれ以上強いる事は不公平であるとの見方が強まっている。すでに労働者同盟と共産党は連邦議会に対し人民政府を正式なプロシャ政府として認めるよう決議案を提出しているが、社会改革連合が最大会派を占める連邦議会で同決議案が可決されることは揺るぎないだろう。
公式声明の中で人民政府は「祖国の大地と労働者を解放する」と宣言し武力闘争も辞さない方針を強調しているが、背景には人民政府の強硬方針を支持し讃えている連邦共産党のプルシコフ議長の存在があると見られる。
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5月 03 (木曜日) 2012
【特集】各国の経済力比較(上位5か国) 21:13  ノイエクルス自由国 
【特集】各国の経済力比較(上位5か国)

今回本紙では特集としてなかなかまとまった統計を目にすることがない各国経済力を比較することとした。集計期間は定期輸送間隔にあわせ6ターン、スポットでの貿易や公共投資などの追加支出を除いた経常費のみを集計している。

■普欧帝国
 収入総計:103.2兆Va(商業収入:99兆Va/貿易収入:1.5兆Va/観光収入:2.7兆Va)
――――――――――――――――
 支出総計:103.6兆Va(維持費:48.6兆Va/貿易支出:55兆Va)
――――――――――――――――
 収支:▲0.4兆Va

■ノイエクルス自由国
 収入総計:104兆Va(商業収入:101兆Va/貿易収入:0/観光収入:3兆Va)
――――――――――――――――
 支出総計:76.8兆Va(維持費:49.8兆Va/貿易支出:27兆Va)
――――――――――――――――
 収支:27.2兆Va

■ミッドガルド帝国
 収入総計:106.2兆Va(商業収入:96兆Va/貿易収入:0/観光収入:10.2兆Va)
――――――――――――――――
 支出総計:76.9兆Va(維持費:44.4兆Va/貿易支出:32.5兆Va)
――――――――――――――――
 収支:29.3兆Va

■ティユリア連合王国
 収入総計:104兆Va(商業収入:82兆Va/貿易収入:0/観光収入:22兆Va)
――――――――――――――――
 支出総計:69兆Va(維持費:54兆Va/貿易支出:15兆Va)
――――――――――――――――
 収支:35兆Va

■ダイエルン帝国
 収入総計:54.2兆Va(商業収入:43.8兆Va/貿易収入:0/観光収入:10.4兆Va)
――――――――――――――――
 支出総計:39兆Va(維持費:33兆Va/貿易支出:6兆Va)
――――――――――――――――
 収支:15.2兆Va

集計したところ、上位5か国では普欧帝国のみが赤字を出す結果となった。これに加えインフラの修繕などにも費用が掛かる事を考えると普欧帝国は慢性的な赤字財政に陥っている可能性が高い。
原因としては貿易支出の大きさが挙げられるが、これは普欧帝国が通常レートより高い金額で燃料や商品を買い取っていることに起因する。特に燃料に対してはブリュノール公定レートの5倍という価格をつけており、普欧帝国の財政に深刻な影響を与えている。
ノイエクルス自由国は南瓜共和国において高効率かつ低コストで生産された商品を連邦体制の恩恵により独占的に輸入している。このため貿易支出が少なく、観光業が小規模でも巨額の利益を生み出している。更に特筆すべきは他国と並ぶこの商業収入でさえも、商業施設はフル稼働していない点だ。連邦商務省によれば自由国の内需は後80兆Va(6ターン毎)ほどの余力を残しており、適当な輸入先があれば貿易を拡大することは容易であろう。
ティユリアとダイエルンで特徴的なのは観光収入が収入全体に占める割合である。どちらも収入全体の2割を観光業で賄っており、その重要性がうかがえる。
上位国家はどこも貿易への依存度が高いが、例外なのがダイエルン帝国だ。ダイエルンはプロシャからの商品輸入を除けば定期的な貿易を実施しておらず、燃料は国産とスポット調達で賄っている。食料や工業製品、工業原料なども国産が主だ。結果として貿易規模はノイエクルスの4分の1、普欧の9分の1にとどまっている。仮に貿易が途絶した場合、ノイエクルスは燃料と食料の問題からあっという間に干上がるが、ダイエルンは相当長期間耐え忍ぶことができるだろう。

予想できたことではあるが、上位5か国は全て貿易赤字を計上し商業や観光の収入で経済を維持していることが明らかになった。まだ結果をまとめていないものの、プロシャやマハエールなど中進国あたりからこの状況が徐々に逆転し始め、工業製品や原料の輸出が経済において大きな比重を占め始めることがすでにわれわれの調査で明らかになっている。今後上位5か国以外の国家についても順次集計を行い、経済力を本紙上で発表していく予定だ。
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4月 28 (土曜日) 2012
【政治】連邦議会、輸入額割当制度の見直しを否決他 20:05  ノイエクルス自由国 
====【政治】連邦議会、輸入額割当制度の見直しを否決====

(15日 ノヴィルキウス発)連邦議会貿易小委員会(定数15)は連邦商務省から申請された議案243号「ユーフォリア帝国に対する食糧輸入枠を成蘭連邦王国へ割り当てる特別許可申請」及び議案244号「成蘭連邦王国から食糧を輸入する旨の特別許可申請」の2議案について、賛成多数で可決したことを発表した。しかし一方で、同時に審議入りしていた議案245号「輸入額割当制度の全面廃止を視野に入れた見直し及び暫定措置としての非CAME諸国向け貿易枠拡大に関する特別要請」については全委員が難色を示し、全会一致で否決される結果となった。更に委員会は245号の否決通知文の中で「かかる要請は連邦貿易体制の根幹を揺るがす危険な動議」であると指摘、243号、244号で認められた成蘭からの食糧輸入についても「ユーフォリア帝国消滅に基づく経過措置であり、一時的かつ超法規的である」と位置付けた。
一部小売業者の間では成蘭からの食糧輸入による非CAME諸国枠の存続が貿易自由化に向けた既成事実になるという期待もあったものの、依然議会ではCAME拡大による自主経済圏確立を目指す動きが主流派であり、非CAME諸国貿易枠の拡大すら超法規的措置としてしか実施されない現状が改めて浮き彫りとなった形だ。

====【国際】プロシャで経済危機、統治能力の欠如浮き彫りに====

(10日 ケーニヒスベルク発)プロシャ帝国政府による商品輸入を各国に求める声明は帝国財政の破綻と同国政府の統治能力のなさを改めて示す結果となった。プロシャ帝国の工業生産力は南瓜の3分の2近い月34兆Vaに上るものの、国内の購買力はほぼゼロに等しく、輸出も月5兆Va程度にとどまっている。かつてプロシャでは労働者への教育や社会保障、インフラの整備がまったくなされておらず奴隷労働に近い環境での工業生産が行われた。悲惨な国内情勢と引き換えにプロシャでの工業生産はほぼコストがかからず、月3兆Vaの貿易収支は独裁体制の下で皇室財源として不正に蓄積され続けていた。
普欧帝国とダイエルン帝国の中途半端な助言に基づきプロシャでは渋々ながら社会保障制度改革が進められているものの、輸出市場の確保と貿易の拡大、あるいは内需振興といった経済改革が”プロシャの自主性”という美名の下放置された結果、自主的な改革を進めるだけの統治能力が欠如したプロシャ政府では支出だけが膨張し経済危機が勃発する結果となっている。同国では警察国家体制に対する不満も蓄積しており、連邦政府内には数か月以内にプロシャが給料不払いと大規模暴動に突入するのではないかという見方も出始めている。連邦内の世論はこの問題に対し「自主独立を訴えるなら自主解決せよ」、「普欧とダイエルンが支援するべき」、「プロシャ製品は質が悪くとても取り扱えない」など概ね冷淡であり、連邦政府や議会にもプロシャに対する内政顧問団の活動を疑問視する向きはあっても、支援を訴える関係者はいないのが現状である。
プロシャ政府がたびたび他国の力を借りなければならないようでは、かの国の統治能力、特に帝政という時代遅れのシステムに対する疑念が膨れ上がるのもやむを得ないと言わざるを得ないだろう。

====【政治】プロシャ内政顧問団に対する疑念膨らむ====

(14日 ノヴィルキウス発)連邦議会内の社会改革連合派議員、特に社会主義者同盟系議員の間で普欧帝国とダイエルン帝国が派遣しているプロシャ内政顧問団に対する疑念が膨らみ続けている。社会主義者同盟機関紙「ヌエストロ・ソシエダ」の主幹を務めるアサーニャ連邦議員(社会改革連合所属)は先日、「労働者に見放された反動政権の末路」と題する記事を同機関紙に掲載しプロシャ帝国の帝政が時代錯誤かつ大衆から見放されており、同国は早い時期に科学的社会民主主義の導入を行い旧世界残滓の政治体制を追放する必要があると強く論じた。
アサーニャ議員に代表されるように、連邦議会や連邦政府、更に連邦世論にはプロシャ政府に対する同情は見られない。ここしばらく続いているプロシャ経済危機についても同国の統治能力が欠けているという見方が強く、いわば自業自得であるとみなす市民は多い。また連邦議会内には普欧帝国とダイエルン帝国が派遣している顧問団が、活動実績と、プロシャ政府の実情調査に関する報告を国際社会に提出していない事に対する不満が出ており、近く両国政府と顧問団に対する強いアクションを連邦外務省に求める議案が可決される見通しだ。特にプロシャ政府の実情調査については公表されている諸国データに不審な点が多く「ダイエルンらとプロシャの高官がグルになって国際社会を欺いている」という批判が根強い。
少なくとも以前普欧帝国らがプロシャ政府代表団を召喚し詰問した内容について、普欧、ダイエルン両国が派遣している顧問団がプロシャ政府の意見を代弁する形で国際社会に対し回答を示さない限り、この問題に対する連邦議会の態度が軟化する事はないだろう。
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4月 14 (土曜日) 2012
【国際】普欧帝国とダイエルン帝国、プロシャに顧問団を派遣 22:22  ノイエクルス自由国 
====【国際】普欧帝国とダイエルン帝国、プロシャに顧問団を派遣====

(10日 ケーニヒスベルク電)混乱が続くプロシャ帝国に対し普欧帝国とダイエルン帝国は共同で顧問団を派遣することを明らかにした。両国による顧問団は内政への助言のみを行い、プロシャ統治に対する責任は民族自決権の美名の下負わない模様だ。連邦政府はこの発表に対し正式な発表と推移を見守る構えを示している。9日には外務評議員がノヴィルキウスで記者団に対し次のように公式声明を発表した。「我が国はプロシャ人民の幸福と生活の向上が果たされるのであればどういう仕組みでも構わない。両国が責任を果たそうというのであればそれを歓迎する。」
しかしその後の質疑応答では、プロシャや普欧、ダイエルンの外交儀礼に反する交渉の進め方や提示した条件、さらに普欧、ダイエルン両国が国際社会に対し十分な説明責任を果たしていない事に対する批判が噴出した。
まず交渉の進め方について「我が国の提案に対し返答もしないうちから他国と交渉を持つのは外交儀礼に反するのではないか。更に普欧とダイエルンは先行して提案を行っていた我が国に対し何かしら通知して然るべきであり、プロシャは兎も角として両国には先進国としての品位が欠けている。」と評議員は述べ、いまだに返答を寄越さないプロシャ帝国と何ら事前説明なくプロシャとの交渉を進めた普欧帝国らに不快感を示した。特に普欧とダイエルンの対応については「非友好的であり平和関係を維持したいという意思が微塵も感じられない」と両国の姿勢を強く非難した。
また両国がプロシャに対し天皇制護持を真っ先に持ち出した点についても経緯が不明瞭であるとして次のように疑問を呈した。「先の調査団派遣でプロシャの政治体制について有益な情報は何も得られなかったと記憶しているがなぜ彼らは天皇制保持を打ち出したのか。権益保持に焦ったダイエルンが人民の幸福を無視して体制におもねった結果だとは、誰も思っていないがね。」更に外務評議員はプロシャ天皇制が保護に値するというのであれば、それを両国は世界に対し示す必要があると述べた。
連邦内では顧問団派遣という両国が打ち出した提案の実効性について疑問視する声が少なくない。彼らがどの程度プロシャの現状を把握しており、また実行力のある策を打ち出せるのか。明らかになってくるのはこれからになるだろう。
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4月 10 (火曜日) 2012
【政治】連邦政府、プロシャ帝国保護国化の骨子案を発表 01:13  ノイエクルス自由国 
====【政治】連邦政府、プロシャ帝国保護国化の骨子案を発表====

(15日ノヴィルキウス電)連邦政府は政治混乱の続くプロシャ帝国について、諸課題を解決するための提案として保護国化と政府機構の刷新を示したことを発表した。連邦政府が発表した保護国化骨子案によると要点は以下の通りになる。

1.共和制化
連邦政府は天皇制という特殊な君主政体が、国際社会によるプロシャ帝国の政治状況理解を妨げているとして、天皇制の廃止と陛下の退位、共和制政府の樹立が必要であるとしている。一方でこの点については実務上、共和国大統領の代わりに天皇を置けば事足りる話であり、どちらでも変わりはないとする声も一部政治学者の間には存在する。

2.高等弁務官の設置
プロシャ人民の声を代弁し同国の発展を支えるために、連邦政府から高等弁務官を派遣し高等弁務官事務局を設置する。事務局には司法、立法、行政に対し指導と助言を行う諮問委員会を設置し、同国が適切に三権を運用していくよう支援していく。

3.外交権の信託
プロシャが有する外交権は貿易に関する交渉を除いて全面的に連邦に信託され、高等弁務官事務局が実際にプロシャ全権として外交を取り仕切る。もちろん信託である以上、プロシャ側の意向は全面的に尊重される。

4.既得権益の保護
すでに諸外国がプロシャに対して有している権益は全て保護される。この点について連邦政府は、プロシャ経済の発展から得られる利益を連邦は享受できるよう目指すとしており、具体的には生産性向上による商品生産水準の引き上げと、余剰商品の連邦への輸出を目指している事を明らかにしている。

5.軍事保護の提供
プロシャに対し一定数のノイエクルス連邦軍を駐留させることで、プロシャ自体は非武装化しつつ軍事保護を得られるようになる。また連邦政府はプロシャとの間で片務的防衛条約(ノイエクルスにはプロシャを防衛する義務があるが、プロシャにはノイエクルスを防衛する義務がない軍事条約)を締結する意向を示している。

特に外交権の信託について連邦政府はあくまで保護国化であり連邦への編入ではないとしており、連邦やCAME、OTOへの加盟は求めない方針だ。
政体面では民主主義はプロシャ人民にとって依然負担が大きく、運用が難しいとして行政機関に司法、立法、行政の権限を集めるスピリタリア方式の採用を提案する方向だ。この方式では三権を担う各行政機関の監視が最重要課題となり、主に専門家委員会の設置によってカバーすることが多いが、今回の提案ではノイエクルス側が設置する高等弁務官事務局に諮問委員会を設置し、諮問委員会から報告を行う事で各機関の暴走を防ぐよう配慮がなされている。

連邦政府は現在の案は骨子案であり、詳細、特に天皇制の存続など政体面は今後話し合いの中で詰めていく必要があるとした上で、連邦の行動に対し批判的な諸国に向けて次のように述べた。
「本問題について普欧帝国中心に国際調査団が結成されたが、同国の混乱状況を浮き彫りにしただけでなんら問題解決には結びついていない。彼らには統治システムをワンパッケージで提供する必要があり、多少の強引さや現状の無視はやむを得ないのだ。その点を無視して聞き取り調査を進めても混乱が深まるばかりであることはすでに証明されている。更に本問題に対し、最も精力的に取り組むべきは援助条約締結などで縁が深いダイエルン帝国のはずだが、同国は調査団派遣に対しても沈黙を保っている。このような状況下で平和的手段により本問題を解決しようという我が国の提案を拒否するのであれば、それぞれ相応の代案を出すのが筋であり、軍事力をちらつかせたり不毛な現状を維持しようとしたり試みるのは愚かしい行為だ。」(外務評議員)
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3月 11 (日曜日) 2012
【特集】各陣営の軍事力比較 02:43  ノイエクルス自由国 
近年世界のごく一部の帝国主義諸国から連邦の軍拡が脅威だ、という根も葉もない言説が聞かれる。しかしここには一抹の真実さえあるのだろうか。
中立公正な立場から全世界の陣営の軍事力を比較する本紙の記事は、この問題に答えを出し連邦への誹謗中傷がいかに真実から程遠いかを明らかにするだろう。



[破滅的軍事力を有する勢力]

1位 ATO

   軍人数:438万人

世界で唯一イレギュラーを保有し宇宙空間を軍事利用しているミッドガルド帝国が率いる新興軍事勢力、それがATO(アースガルド条約機構)である。
集団安全保障を明記し、安全保障理事会が絶大な権力を握る体制を敷いているが詳細はベールに包まれている。 

[強力な軍事力を有する勢力]

2位 ミューヘン条約機構

   軍人数:200万人

既に加盟国が1か国となってしまい条約機構とは名ばかりになった組織、ミューヘン条約機構。しかし唯一の加盟国であるダイエルン帝国の軍事力は折り紙つきである。人口6000万人のうち実に3%に達する200万人が軍務についておりまさしく世界最大の軍事国家と言えるだろう。
同盟組織にありがちな煩雑な意思決定も必要としないミューヘン機構は有事には迅速に動ける唯一の組織である。

3位 FENA

   軍人数:380万人

厳密に言えばフリューゲル経済諸国同盟は経済的な結びつきのみの組織であり、今回の特集で取り上げるべき組織ではない。しかしいざ同盟国の危機となれば各国が連携して戦争に乗り出すことは明白である上に、個々の軍事力は無視できない水準の為今回取り上げることとした。
中核となるティユリア連合王国の海軍力は世界有数であり自由国海軍の2倍の規模を誇る。ひそかに軍事訓練を続けるそのさまは隠れた軍事超大国であると言えるだろう。また普欧帝国も先の戦争でその軍事力を誇示しており、かの国の教授が脅す通り帝国軍の威容の前に世界は怯むに違いない。

[防衛的な軍事力を有する勢力]

4位 OTO

   軍人数:111万人

オセアニカ条約機構は世界で最も脆弱な軍事組織である。多くの連邦市民にとって認めがたい事だがこれは真実だ。条約機構に加盟する3か国を集めてもティユリア1国より少ない軍人しか有さない。しかもそのうち半分近くは戦争から遠ざかって久しいブリュノール軍で構成されている。ブリュノールには軍事工場も砲弾備蓄もないどころか、OTO全体の軍需物資供給はノイエクルス自由国1国の肩にかかっている。
そのノイエクルスの軍事産業ですらティユリア、普欧の3分の1、ダイエルンの半分の規模でしかない。自由国軍の練度がいかに世界一とはいえ、これでは世界を脅かすどころか成り上がりの荒くれ者すら怯ませることはできないだろう。

成すべきことは今や明白である。十分な戦力を整え、軍需物資の供給ラインを整備し普欧帝国のように強力な軍事国家として連邦を再編しなければならない。さもなければ連邦は武器を抱え込んだ「平和主義者」たちになす術もなく木端微塵に吹き飛ばされてしまうだろう。
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