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ノイエクルス通信  ノイエクルスの民間報道機関
6月 29 (木曜日) 2017
===【国内】連邦議会、ヴォルネスク独立承認を勧告=== 00:23  ノイエクルス自由国 
===【国内】連邦議会、ヴォルネスク独立承認を勧告===

(3日 ノヴィルキウス)連邦議会は社会改革連合所属のサヴォナローラ議員が提出した、連邦最高評議会に対しヴォルネスク人独立に向けた外交交渉を始めるよう勧告する決議案を賛成多数で可決した。
サヴォナローラ議員演説「ヴォルネスク人の要請に従い、我々がヴォルネスクを連邦に併合してから140年が経過した。当時のヴォルネスクは内戦と政治闘争が続き、連邦政府にとって急務の課題は治安を回復し民生を安定させることにあった。確かに連邦政府の目標は同地域の安定にあり、ヴォルネスク統治体制は活力に乏しかったかもしれない。それでもここ数十年の政治改革でヴォルネスクには大きな自治権が与えられ、限定的にせよ地方における民主政治を確立するまでに至った。
同胞議員諸君、ヴォルネスク人が行政区における自治建設を引き継ぎ、その総意として独立へ向かう事をむしろ我々は歓迎し誇りに思うべきではないでしょうか。またこのヴォルネスク・スラヴ共和国なる政治組織、行政区における独立への機運がこれほどまでに高まっていることに注意を向けさせてくれたことに対し、我々は相応の感謝を示すべきではないのでしょうか。
尊敬する議長閣下、私は次の事項を討議し決議するように求めます。第一にヴォルネスク人は民主的に示された総意に基づき独立する権利を有する事、第二にヴォルネスク・スラヴがそのプロセスにおいて主導的地位を占める事、第三に独立ヴォルネスクはヴォルネスク人自らの力で建設され、国際社会の一員として受け入れられるべき存在となる事です。我々はこの条件が関係諸国にとって受け入れられるものであり、歓迎されるべきものであると信じ、この指針に従い連邦市民の代行者たる連邦最高評議会が関係各国と交渉に入るよう提案いたします。」

連邦議会決議はあくまで連邦最高評議会への提言であり法的拘束力は持たないが、すでに連邦最高評議会はこの指針に基づき関係諸国との交渉に臨んでおり、各国の反応が待たれる。

===【国際】ヘルトジブリール、連邦に対し宣戦布告===

(20日 ノヴィルキウス)ヘルトジブリール社会主義共和国はヴェールヌイ社会主義共和国による連邦への宣戦布告を受け、サンサルバシオン条約に基づき連邦に対し宣戦を布告した。サンサルバシオン条約の第1条に「締約国は、国際関係において武力による威嚇又は武力の行使を慎しみ、国際紛争を平和的手段によって国際の平和及び安全を危くしないように解決する」とある通り、ヴェールヌイ社会主義共和国は条約の精神に違反する行動をとっているものの、あくまで条約に定められた義務に従い相互防衛を宣言したヘルトジブリール社会主義共和国に対し連邦市民の間では理解を示す声が広がっている。
一方、戦争の根底にあるはずのスラヴ連合による調査報告書と要求事項に対する承認を宣戦布告文において留保したヴェールヌイ社会主義共和国に対しては連邦市民や政治学者から「何がしたいのか分からない」「分からんのにサインしたってのは、相当飲んでるんだな」「彼らは機会主義のスターリニストだ」など非難する声が高まっている。
スラヴ連合は各国政党が参加する任意の政治組織であり、各国政府が加盟する国際条約機関ではない。ガトーヴィチ帝国からは現在の政権与党である帝国発展党がスラヴ連合に参加しており、その調査結果を尊重することに一定の合理性はあるものの、ヴェールヌイ社会主義共和国からは野党ベルーサ民族主義労働連合しか参加しておらず、ヴェールヌイ政府がこの連合による決議に従う必要は国際法上、存在しない。ヴェールヌイからの報道では国是である社会主義との兼ね合いからスラヴ連合の活動に疑問が示されていただけに、連邦政府関係者にも驚きが広がっている。
政府関係者はヴェールヌイが「軍事行動により連邦の継戦能力を奪い戦争終結を早める」と宣言したことについて「武力で脅せば要求を通せると言っているに等しく、帝国主義的発想であり、連邦に対する侮辱だ」とコメントした。
政治学者はヴェールヌイの主張を「帝国主義、スターリニズムに対する国際協調主義の敗北であり、ヴェールヌイ人民は自らの手で国是を葬り去ってしまった」と見ている。社会主義的な国是を失ったヴェールヌイはただのスラヴ人国家でしかなく、彼らが作り上げた社会主義国としての独自の地位は既に失われたと言えるのではないだろうか。
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6月 25 (日曜日) 2017
===【国内】ガトーヴィチ宣戦布告、自由国議会紛糾=== 23:39  ノイエクルス自由国 
===【国内】ガトーヴィチ宣戦布告、自由国議会紛糾===

(3日 ノヴィルキウス)ガトーヴィチ帝国によるノイエクルス連邦への宣戦布告を受け、自由国議会では国民行動党の一部反連邦派議員が連邦最高評議会とヴォルネスク特別行政区の怠慢を糾弾する演説を行った。パドヴァ選出議員は「ただ飯食いのスラヴ人共を付け上がらせるからこうなる。自治権付与を決定した連邦の判断は決定的に誤りだった」と述べ「あんな荒地に兵隊の命以上に大切なものがあるものか」とヴォルネスクからの即時撤兵を主張した。
これに対し社会改革連合は「脅しに屈して軍を引くようなことがあれば自由国軍の名誉に関わる」と即時撤兵を否定。議長も「諸君、我々は戦おう。海岸で、都市で、ヴォルネスクの荒野で戦うのだ。反乱軍は鉄鉱山を抑えている。ヴォルネスク人はあてにならない。ガトーヴィチ軍は優勢だ。それが何だというのか。我々は生命、財産、神聖な名誉を賭けて戦うのだ。神よ、連邦に勝利を、然らずんば死を!」とガトーヴィチ帝国と徹底抗戦する演説を行った。
演説後に行われた投票で、議会は自由国軍動員への協力と無制限の軍事予算付与を決議した。

===【国内】連邦最高評議会、声明文を発表===

(5日 ノヴィルキウス)ガトーヴィチ帝国による宣戦布告を受け、連邦最高評議会は評議会議長声明を発表した。声明では「非公式の調査報告に基づき弾圧をでっち上げ、他国内における独立、分離運動を扇動する行為は到底容認されるものでは無く、反乱に対する軍事鎮圧を口実とする宣戦布告は明らかな内政干渉である。またガトーヴィチ帝国が提出した停戦条件はヴォルネスクの政治体制に対する明らかな無理解が含まれており、彼らが反乱分子のいい加減な情報を鵜吞みにしている事を示している」とガトーヴィチ帝国による軍事行動は容認しえないと非難した。
さらに声明では周辺国の責任にも触れ「ガトーヴィチ帝国による軍事行動に同調するのであれば、その前提条件である所謂スラヴ連合による声明文、その後の内政干渉も含めて容認するという事であり、到底文明国と呼ぶことは出来ないだろう。」と周辺国がガトーヴィチ帝国に呼応することに対し懸念を示した。

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[政府広報]

その1Vaで明日の勝利を買おう。
戦時公債販売促進局

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6月 24 (土曜日) 2017
===【国際】ガトーヴィチ帝国、内戦を扇動=== 23:54  ノイエクルス自由国 
===【国際】ガトーヴィチ帝国、内戦を扇動===

(10日 ノヴィルキウス)連邦政府はガトーヴィチ帝国が公式にヴォルネスク行政区を独立させるよう要求してきた事に関連して、要求を拒否すると共にガトーヴィチ帝国との国交断絶を発表した。
ガトーヴィチ帝国は同国人の集団をヴォルネスクへ密入国させた事を認めており、連邦政府ではこれらの集団が北ヴォルネスクでの民族主義過激派による内戦を扇動しているものと見ている。

===【国内】北ヴォルネスク分離派、独立を宣言===

(11日 パブロワグラード)スラヴ連合から支援を受けているヴォルネスク民族主義過激派、通称火炎瓶党とミハイル州地方防衛軍は同州全域における軍事支配を確立したと発表し、併せて同州の独立を宣言した。独立宣言はスラヴ連合からの支援を明白にうたっており、ヴォルネスクを自国勢力圏に取り込みたいガトーヴィチ軍事帝国主義が背後でうごめいているものと見られている。
ミハイル州の反乱軍支配地域に対する攻撃のため、連邦政府は自由国空軍に対し直ちに出動を要請、全軍大集会は軍出動の動議を賛成多数で可決した。また全軍大集会は無期限の即応警戒態勢も併せて可決し、予備役及び地方防衛隊にも準備態勢に入るよう指示が下された。

===【国内】ヴォルネスク行政区護民官にスースロフ氏就任===

(8日 パブロワグラード)連邦政府はヴォルネスク自治諮問委員会の推薦に基づき、スースロフ氏をヴォルネスク行政区護民官に任命したことを発表した。就任早々、ミハイル州ではガトーヴィチの支援を受けた反乱が起こっており、スースロフ氏がヴォルネスク行政の空白を立て直せるのか注目が集まっている。
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