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ノイエクルス通信  ノイエクルスの民間報道機関
3月 31 (火曜日) 2015
===【政治】最高評議会議長談話発表=== 23:24  ノイエクルス自由国 
===【政治】最高評議会議長談話発表===

(10日 ノヴィルキウス)連邦最高評議会議長は石動第三帝国からの公式見解発表に伴い、談話の形で現状の情勢に対する連邦政府の認識を発表した。
議長談話「石動第三帝国は香麗民主連邦をテロ集団と断じているが、これは大韓帝国の公式見解や国際社会の認識からかけ離れたものであり非常に驚いている。香麗民主連邦は大祖国戦争後の戦後処理の一環で樹立され、大韓帝国と香麗民主連邦は基本条約により相互に国家承認を行っている。条約内で両国は互いの領域に対する主権を主張せず、平和共存すると規定されている。大祖国戦争後の大韓地域情勢は基本条約を元に成立し、関係諸国はそれを現状として1世紀近く受け入れてきた。例え石動第三帝国が香麗民主連邦を承認しないとしても係る国際秩序は尊重され敬意を払われてしかるべきであって、他国主権領域における犯罪行為は正当化され得ない。例えば、我が国が石動第三帝国を国家として認めないと宣言すれば、その瞬間から無制限に戦闘行為を開始し、正当化できるのか。このような思想は国際法秩序に対するおぞましい挑戦であると言わざるを得ないだろう。
次に自称統一龍鮮なる組織だが、我が国はこれを香麗民主連邦と実質的に同一と見なしている。香麗民主連邦軍が大韓帝国の首都京城、臨時首都水原まで軍事占領下におき、軍事力は8対1を上回っている状況で両者が対等な立場で平和的に国家統一プロセスを開始したなどという与太話を信じる方が異常だろう。もちろん、部品を入れた箱を振って機械時計が組みあがる程度には、我々の知らないところで香麗軍が撤退している可能性はある。しかし我々は不確定な可能性に市民の税金を賭ける趣味は持ち合わせていない。大韓帝国の公式報道であった議政府報道にしても、京城が香麗軍に占領された状況下では香麗のプロパガンダと見做さざるを得ず、目下我々は信頼のおける情報源確保に奔走している。
石動第三帝国が香麗民主連邦をなぜか庇い、即時停戦を条件に脅迫を行っているが、我が国は既に条件を提示している。すなわち香麗が真摯に対等な立場での和平と統一を希求するのであれば、まず軍隊を武装解除の上開戦以前のラインまで下げるべきだ。香麗政府が対等な立場での統一を希求するのであれば当然受諾され、今ごろは元香麗軍人たちも自宅で夏季休暇を楽しんでいるはずだが、残念な事に現時点までに香麗から来たのは『反撃する』の一言だけである。近いうち、我々は再度香麗に対し条件を提示するつもりだ。基本条約への回帰はあらゆる関係国の利益になるだろう。
我が国は大韓地域全域が戦場となる事を望んでおらず、大韓帝国支配下と推定される地域と、その歴史に対する配慮から京城及び議政府一帯に対する空爆を禁止している。しかし、もし自称統一政府なる組織により全土が占領されていると判断するしかなくなった場合、我々は躊躇わずその危険を除去する事になる。どうか和睦派と称される香麗政府首脳においては冷静な判断を下すよう願いたい。」

(参考画像:大韓帝国一帯における空爆許可範囲)
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3月 30 (月曜日) 2015
===【政治】連邦最高評議会、大韓解放作戦を承認=== 23:33  ノイエクルス自由国 
===【政治】連邦最高評議会、大韓解放作戦を承認===

(15日 ノヴィルキウス)連邦最高評議会は昨晩の臨時会議において「5月5日の勝利作戦」発動を正式に決議、連邦全軍に対し行動準備命令が下された。最高評議会に先立ちノヴィルキウスの独立広場では全軍大集会の議決に基づく最高司令官の承認式が行われ、自由国三軍司令官から連邦最高評議会議長へ指揮権の象徴であるファスケスが渡された。
一部では香麗民主連邦の指導部が石動第三帝国のテロにより暗殺されたとの情報が飛び交っているものの、現時点で信用に足る情報源からの情報は無く、連邦最高評議会は方針を変えないものと見られる。
連邦外務評議員は記者会見の場で「香麗軍が大韓帝国南部まで侵略している状況で『平和的解決』などというものは存在しない」と明言、最低でも香麗軍が基本条約線以北まで武装解除し撤兵する事が和平交渉のスタートラインだと述べた。連邦議会では基本条約を一方的に破棄した香麗に対し批判的な意見が強く、条約破棄について何らかの処罰は必須と見られる。
大祖国戦争から1世紀近く戦闘を経験していない自由国軍の練度を危ぶむ声も連邦軍内には見られるが総じて兵士の士気は高く、十分な戦果が期待できるだろう。
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===【国際】香麗民主連邦、大韓帝国大半を制圧他=== 02:37  ノイエクルス自由国 
===【国際】香麗民主連邦、大韓帝国大半を制圧===

(京城特別市 15日)香麗民主連邦は大韓帝国と香麗民主連邦間で定められた基本条約を破り、突如として大韓帝国への侵攻を開始した。
折からの石動出兵により大韓帝国軍の防備が手薄となったところを突いての強襲は平和な境界線に慣れた大韓帝国軍を瞬く間に蹴散らし、
香麗民主連邦は京城特別市を含む大韓帝国北部を制圧した。
混乱の中、大韓帝国の一部軍人がクーデターを挙行、盧文鉉政権を打倒し皇帝家もこれを承認した。
大韓帝国の新首相には鄭俊雄航氏が就任したと報じられている。

===【政治】連邦政府、香麗民主連邦に宣戦布告===

(ノヴィルキウス 25日)ノイエクルス連邦議会は香麗民主連邦による大韓帝国への侵略行為を受け、
オセアニカ条約第4条に基づき香麗民主連邦に対し宣戦を布告した。
また連邦議会の決議を受け、ノイエクルス自由国では全軍大集会を招集し、大韓帝国への部隊派遣、
総動員と連邦最高評議会への忠誠宣誓を決議した。

===インタビュー記事:ビアージョ・バティスタ陸軍司令官===

記者「司令官、まずは今回の議決について一言。」
司令官「我々は為すべきことを知っている。それだけだ。」
記者「既に大幹南部まで敵軍が進撃していますが、勝算はあるのでしょうか。」
司令官「無論ある。だがもう少し早ければやりやすかったのは確かだ。」
記者「話によれば議会が宣戦布告を論じる前から、総動員の議論が軍内にあったそうですが。」
司令官「軍事行動において時機を逸する訳にはいかない。軍内では予備派兵まで検討していた。」
記者「議会と最高評議会の許可を得ずに軍事作戦を検討していたのですか?」
司令官「文民が間違った道に進もうとするのを正すのが我々軍人の使命だ。それを行う権利も意思も我々は持っている。」
記者「正しい道と言いますと?」
司令官「大韓帝国は大祖国戦争で裏切ることなく最後まで盟友として戦い抜いた。私は軍旗に誓って、彼らとの盟約を裏切る訳にはいかない。それが我ら自由国軍の正道だ。」
記者「最後に。もし仮に政府が大韓帝国を見捨てるとしたらどうしますか?」
司令官「そんな事になれば、自由国軍は政府を見捨てるだろう。」
記者「ありがとうございました。」
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3月 19 (木曜日) 2015
===【国際】大韓帝国、石動第三帝国へ宣戦布告=== 00:20  ノイエクルス自由国 
(京城特別市 20日)20日、大韓帝国は石動第三帝国に対し宣戦を布告した。現在連邦政府は石動に利害関係のある諸国を集めての国際会議を開催中であり「完全に我が国のメンツを潰された。」(外務省関係筋)など大韓帝国の急な行動に対し政府内では困惑と反発が強まっている。
エドガー国防担当連邦評議員は会見を開き、連邦全軍に対し出動準備態勢を取るよう命じたことを発表した。現時点では石動第三帝国からノイエクルス連邦ないし大韓帝国への直接攻撃が無い限りノイエクルス連邦が参戦することは無いが、予備的措置としての出動準備指示と説明されている。

ノイエクルス自由国軍も出動準備態勢を取るものの、先の全軍大集会において石動攻勢案は否決されており、仮に議会が石動第三帝国に対する宣戦布告を行ったとしても軍は出動命令に従う義務を持たない。自由国軍が出動するためには改めて全軍大集会を開催し、攻勢案への同意を取り付ける必要がある。
しかし自衛戦争に制限は無く、例えば第三国が本動乱に際して大韓帝国への宣戦布告、攻撃を行った場合、自動的にノイエクルス連邦は参戦する義務を負う。石動情勢には永久同盟の2か国が強い関心を持っており、両国が予防的に大韓帝国に宣戦を布告し、なし崩し的に大祖国戦争の再現となる可能性は非常に高いと言えるだろう。
連邦外務省は「引き続き自体がエスカレーションしないよう関係各国との協議を続け、大韓帝国には自制するよう訴える。」としているが効果は未知数だ。
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3月 08 (日曜日) 2015
===【国内】全軍大集会、レゲロ攻勢案を可決=== 03:08  ノイエクルス自由国 
(10日 ノヴィルキウス)石動、レゲロ両地域における情勢悪化を受けて全軍大集会の場で協議が行われていたレゲロ即時攻勢案、石動即時攻勢案について中隊長以上の全軍人による投票が行われ、レゲロ即時攻勢案については賛成多数、石動即時攻勢案は反対多数となった。
全軍大集会の決議は「仮に政府が宣戦布告した場合、軍として反対せず命令に従う」意味合いしか無く、現時点でレゲロと交戦状態に入る訳ではない。

一方石動攻勢案が反対多数で否決された事は石動に対する軍事攻撃が事実上不可能となった事を意味する。たとえ連邦議会が宣戦布告したとしても、ノイエクルス自由国軍は全軍大集会決議を盾に命令を拒否する事が出来るからだ。仮に連邦議会が石動に宣戦布告した場合、ノイエクルス自由国以外の連邦構成国である南瓜共和国、連邦特別行政区であるヴォルネスク行政区が主力として戦う他無い形となる。
一部の連邦政府高官からは「文民統制に対するあからさまな挑戦」との声も聞かれるが、市民の間では「軍が常識的な判断を下した、石動と戦争をしたがっている市民なんていない」と軍の決定を評価する声が高く、連邦政府は石動問題に対し慎重な対応を迫られている。
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3月 02 (月曜日) 2015
===【国内】ヴォルネスク特別行政区成立=== 02:27  ノイエクルス自由国 
(10日 ノヴィルキウス)連邦議会はヴォルネスク特別行政区設置法を賛成多数で可決、ヴォルネスク社会主義共和国は名実と共に消滅し連邦域内の特別区として生まれ変わる事となった。
初代行政長官にはロレンシオ氏が就任する事が決定している。ヴォルネスク経済は長く続いた混乱から酷い停滞に見舞われており、ロレンシオ氏が民心を掌握し新しい社会を構築できるのか、注目が集まる。

ロレンシオ長官は所信表明演説の中で「ヴォルネスク経済建設は舫いの解けた船のごとく、まともな針路も推進力もないまま行われてきた。このような無秩序は文明的生産様式に置き換えられなければならない。」とヴォルネスク経済建設に向けた強い意気込みを語り「5年以内に政治を安定させる。経済面では大農場への集約による生産性の向上、連邦経済に利益をもたらさない小規模工業の廃止を進める。連邦体制下における最大生産性と繁栄を目指す。」と具体的な生産性改善策にも踏み込んで演説を行いました。

===【国際】石動第三帝国、オセアニカ条約を破棄===

(16日 オセアニカ市)石動第三帝国はオセアニカ条約、オセアニカ経済協定を加盟各国との協議なしに一方的に破棄する旨を宣言、石動代表団は破棄を宣告したのち議場から足早に立ち去って行った。
連邦外務大臣は「石動の短慮な行動には怒りよりもむしろ哀しみを覚える」と表明。「石動指導者層の愚かさが原因で戦争など起こしてはならない」と語る一方、石動の言動には不可思議な点がいくつもあると指摘した。
「条約は10年に1度、更新されるのだからその時異議を申立てて失効を宣言することができた。今回の脱退に向け、脱退条項を見直すような事前調整も可能だっただろう。少しの根回しも無く、いきなり一方的破棄とは短慮にも程がある。」と破棄に至ったプロセスに疑問を提示。更に「石動は追加協定書を持ち出して我が国を非難していたが、石動はCAME域外貿易の比率が高くCAMEの精神を忠実に守っているとは言い難い国だった。都合の良い時だけ条文を曲解して持ち出してくるのは遵法精神に欠けるのではないか。」と破棄に至った石動の対応を批判した。オセアニカ条約機構からの脱退で石動が述べていた内戦については「我々に代表団を出している方が正統政府であり、議論の余地は無い。内政問題であり他国が容易に触れて良いものではない。」とそもそも争点となりうるようなものではないとの見解を示した。
いずれにせよ、石動第三帝国の一方的な行動によりオセアニカ条約機構、オセアニカ経済協定諸国と石動第三帝国の関係が悪化する事は避けられないだろう。
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