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ノイエクルス通信  ノイエクルスの民間報道機関
7月 15 (日曜日) 2007
アンティシパーダ8号 21:41  ノイエクルス自由国 
==ルッジェーロ氏大統領当選==

愛国党党首のルッジェーロ氏が現与党国民行動党擁立候補のサラザール候補を破り2代目大統領に当選した。

ルッジェーロ氏は中道政党である愛国党の党首であり、『戦争はほぼ終わった、後はゲリラ掃討戦のみである』とスローガンを掲げ戦時体制を維持しようとする国民行動党と激しく対立した。

またルッジェーロ氏は大統領権限が強すぎる事は望ましくないとしており就任後早々に議会改革を打ち出す方針を示している。

今回のルッジェーロ氏当選によりノイエクルスの平常への復帰は着々と速度を増す事が予測される。



==ヴァストーク平定、新統治政策実施へ==

ノイエクルス軍は講和を拒否し反抗を行ったヴァストークを無血鎮圧する事に成功した。ルッジェーロ大統領はこの問題に対し「次は軍による解決をとらない。国家として当然の権利を行使する」として、ヴァストークがルール違反をもう1度犯すような事があれば遺憾ながらもゲーム外解決手段を取ると宣言した。

また大統領はヴァストーク離反の原因は総督の過酷な統治姿勢にあるとしてロベルト総督と総督を任命した議会、および多数派である国民行動党の責任を厳しく追及する方針を明らかにした。

ヴァストークに対する新統治案は伝統的な戦後処置に則ったものになると見られ、膨大な賠償請求と軍事規制、独立を軸としたものとなるだろう。
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7月 10 (火曜日) 2007
アンティシパーダ7号 01:52  ノイエクルス自由国 
==ブルクハルト大統領急逝==

ブルクハルト大統領が昨日未明、官邸にて倒れられ急いで病院に運ばれたが懸命な治療の甲斐なく意識を取り戻さず亡くなられた。

医師によると脳卒中とのことで長引くシュツルムとの戦争がすでに高齢となられた大統領の健康を損ねた事は想像に難くない。

大統領の後継として当面はミハイル副大統領が執務を行われる予定であり、議会は既に大統領選挙の準備に着手したと発表した。

シュトゥルム公王ではなく我々の大統領に対し神が先に救いの手を差し伸べられたのは大統領にとっては幸福な事であったが、残された我々国民にとってはひどく不幸な出来事以外の何物でもない。しかし不幸だからと言ってシュツルムとの戦いを止めるなどと考えてはならない。

人の足を止めるのは絶望ではなく諦観、歩ませるのは希望ではなく意思だと我国の古いことわざにはある。

偉大な大統領を失った今こそ断固たる意思を持ってシュトゥルムとの戦争を戦い抜くべきなのだ。
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7月 05 (木曜日) 2007
アンティシパーダ6号 01:04  ノイエクルス自由国 
===ファーノイエ、総督府命令無視か===

ファーノイエ自治共和国が総督府による資源の供出命令などをことごとく無視し続けている問題についてロベルト総督は慈悲深い我々の忍耐にも限界はありうると本紙記者に語り、ファーノイエが命令無視を続けた場合安全は保障できないとの見方を示した。



===対シュトゥルム作戦始動===

ノイエクルス国防軍はシュトゥルム制圧作戦、Operation Vanish Varnish(ニス消し作戦)を発動する事を発表した。この作戦はシュトゥルム本土に残る産業施設を徹底的に破壊し同国の抗戦意識を奪う事を目的としたもの。第3方面軍司令官は作戦は速やかに完了するだろうと見通しを示し、我国の勝利は揺ぎ無いと宣言した。
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