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ノイエクルス通信  ノイエクルスの民間報道機関
11月 14 (日曜日) 2010
【国内】ピエトロ・カゼッリ氏、最高評議会議長に就任他 02:51  ノイエクルス自由国 
==【国内】ピエトロ・カゼッリ氏、最高評議会議長に就任==

(30日 ノヴィルキウス)連邦最高評議会は自由国議会による評議員改選の結果、自由国議会終身議員であるピエトロ・カゼッリ氏を連邦最高評議会議長として迎え入れることに決定したと発表した。

ピエトロ氏は自由国諸官庁の中でも特に優秀なエリートが集まる産業開発省で41歳にして次官を勤め、スピリタリア行政長官職を経て近年では自由国議会終身議員として活躍していた。

ピエトロ氏の最高評議会議長就任は非常に妥当な人選であり、むしろもっと早期に実現していてもおかしくは無かったと国民の大多数は考えている。



==【国内】レゴリス国際統治委員会、委員を入れ替え==

(25日 ノヴィルキウス)連邦政府はレゴリス国際統治委員会のノイエクルス側委員についてレゴリス問題についての不適切発言が目立った数人を解職し、新たに国際政治に詳しい人物を任じたことを発表した。

解職された委員は統治委員会についてレゴリスは自力でやっていける時期に来ており解散すべきなどと発言した事が自由国議会で追及されていた。

レゴリス問題では最近公式に委員会の解散を求める声明が発表されるなど不穏な動きが見えており、連邦政府が神経を尖らせる中での交代劇となった。



==【連載】勝手に諸国歴訪記==

第3回 アラハバキ

色々な都合によりしばらく連載できなかった事をまず読者にお詫びしたい。また政府関係者には「私は帰ってきた!」と言っておきたい。



この都市は素晴らしい都市だ。まずはじめにそれを断言させていただこう。

なぜならこの国を訪問する外国人はショップ店員でさえ丁重に扱われるためだ。私は5日間、この素晴らしい都市に滞在したが常に3人の護衛と1人の案内人に付き添われまるで古代の王侯になったような気分を味わうことが出来た。

もっとも住民との会話は憚られ(王侯は軽々しく挨拶しないものだ)、好きな場所に行くことはできない(貴方の身に何かあったら不味いのです、と私の護衛は繰り返し言っていた)が、特権階級につき物の悩みだと考えればいいだろう。

その窮屈さを別にすればまさしくテーマパークのような壮大な都市を楽しむことができる。

アラハバキは割合新しい都市であり活気に満ちた様相を呈している。大通り沿いには巨大な官公庁の庁舎が立ち並び、真新しいビルには多くの行政官が働いている姿が良く見える。大通りの終端には巨大な銅像がそびえる公園がある。この公園は市民の憩いの場であり、またこの国の建国を記念する大事な場所だとのことだ。

道路も非常に広く、また交通量もさほどではないため車に乗って移動する限り不便は無い。

しかも今回だけ特別に道路中央部の政府高官専用レーンを走らせてもらえたため、信号待ちをすることすらなかった。噂によれば衛星通信やスーパーコンピュータを駆使した交通管制システムによって、政府高官のために信号調節が行われるらしい。

ホテルでの滞在時間は自由時間とされていたが、この国と我が国では自由の意味が異なるので注意が必要だ。この国では1人で外に出ることは自由時間にしてはならないことであると入国時に注意を受けたし、いくらチップを吊り上げてもホテルのドアボーイはドアを開けてくれなかった。職務に忠実なのは結構なことだが記者としてこういう場合なかなかやりづらさに直面する。

ということを部屋で一人つぶやいていたのだが、翌朝には首都各地のカラー写真つき資料集が朝刊と一緒に届けられた。有能な護衛(そのとき確か近くにいなかったはずなのだが)は私の一言一句を漏らさず、外をぶらつきたいというささやかな願いに応えてくれたのだ。

この記事を書きながら悩むことは公式パンフレットとの違いが出せないことだ。天鶴帝国は観光業に力を入れており、したがって外国人が訪問できる魅力的な名所は全てパンフレットに網羅されている。お勧めのレストランもあれば見るべき記念碑やジンジャも載っており、取り立てて追記することは無い。

またパンフレット以外の土地は先述の通り有能なる護衛(補佐官と呼びたいところだ)が計画に組み込んでくれないため訪問することは出来ない。

もっとも何処かの国の首都のように見るべき価値のないところと帝国側が判断している以上、その通りなのだろう。政府が正しいことは疑いようが無いし、疑いが生じたときは政府が正しいことを思い出せばいい。

ツアー料金が多少割高だが安全は確実に保証されるため1度行ってみる価値はあるだろう。2度目は連邦内の全都市をめぐった後でまた再考したいと思う次第である。
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