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公方府公報 石動第三帝国公方府公式報道 | ||
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4月 01 (水曜日) 2015 | ||
ノ連・対龍鮮攻撃停止。政府は対ノ連宣戦の完全撤回を表明。他 | 19:16 | |
3月21日の我が軍の「夜鷹作戦」による香麗指導部強硬派の排除により香麗民主連邦は和睦派に掌握され停戦を表明、4月1日には両政府合意により龍鮮半島統一準備政府樹立が樹立されたが、ノイエクルス連邦は同政府は香麗民主連邦への攻撃停止要件を満たしていないとして、5月下旬に旧香麗支配地域への空爆を開始。これに呼応し龍鮮統一準備政府は反撃を表明し、空爆及び大幹・香麗合同の地上軍がノ自由国への派遣がなされる形となった。 我が国としては大幹帝国正統皇帝たる燕海君陛下が共同元首と成られている龍鮮統一準備政府は大幹帝国の継承国家であるという認識から龍鮮統一政府支持の方針で一致しており、対ノ連への宣戦止むなしという見地からノ連へ攻撃停止を求める最後通牒を通達し、ノ連が受け入れない場合皇帝陛下がノ連への宣戦を行うという方針が定められた。しかしこの旨を奏聞に及ばれた皇帝陛下は決起に早り対ノ連宣戦布告文をしたためた上で外務省一部職員を動かし、6月25日に独断で宣戦布告文を通達遊ばされたのである。動揺された足利晶子将軍殿下は皇帝陛下を諭すとともにすぐに宣戦の一時撤回を指示。12048期までに攻撃停止がなされない場合、宣戦布告を行うと宣言した。 こうした動きの中でも公方府は最悪の事態に備え対ノ連戦の準備を進めることを決定。急遽師団の増設や防衛設備強化などが行われ、7月15日には統合参謀本部が四軍の作戦指導責任者を招集し緊急会議を開催した。なお会議に出席した伊坂三依海軍連合艦隊名誉永世司令長官は「三ヶ月か半年は暴れてご覧に入れましょう。しかしこれを過ぎれば勝機は無いと思っていただきたい」と深い懸念を示したという。 しかし、ノ連は7月下旬には攻撃を停止し統一政府側に停戦条件を提示。香麗民主連邦側の尹平和統一委員長がこの条件の受け入れを表明する形となり、事実上停戦が成立。公方府は「龍鮮半島における統一の驚異は去ったとみて差し支えない」として外務省に宣戦布告の完全撤回を指示した。 この情勢に際し足利晶子将軍殿下は次の様に述べられた。 「停戦の成立はひとまず安堵すべき事でしょう。これ以上無益な犠牲が払われる事は無くなりました。しかし半島和平のための我国の水面下の努力も虚しく幹半島、ノ国双方に無益な犠牲が払われたことは大いに遺憾な事です」 また、「夜鷹作戦」に参加し無事生還した中央即応部隊群特殊作戦大隊大尉(匿名)は、陸軍省を経て次のようなコメントを発した。 「我々は半島に於ける戦闘回避の為与えられた任務を全うし、命懸けの任務を遂行し香麗強硬派の排除と、これによる和睦派の台頭という結果をもたらした。しかし我々の努力も虚しく幹半島・ノ連双方に犠牲者が出てしまった事は非常に無念でならない。また、我々の作戦行動をテロ行為などと愚弄する無関係な国家の身勝手な言説には激しい怒りを覚える。テロリスト集団の主犯格にも国際法とやらを適応し、東方の同胞が凄惨な殺し合いを行うのを黙って見ていられる神経を我が政府は持ち合わせていなかったのだと自分は理解しいている」 | ||
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