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公方府公報  石動第三帝国公方府公式報道
6月 18 (火曜日) 2013
秋津皇国併合、釣魚島騒動、ティアラ・タイムズ社からの投書他。 21:53   
慶祝秋津併合。石動第二帝国は大石動帝国へ



 皇紀64年(普歴475年)2月8日、石動、秋津両政府の慎重な協議の結果、我が国全権委員高野直総統閣下と秋津全権委員池田達也総理大臣閣下の「秋津皇国併合に関する条約」調印により遂に秋津皇国の我が国への併合が為された。我が国の人口は4000万人を超え、これにより我が国は国家名を「大石動帝国」へ変更。遂に大石動帝国の復活を宣言した。

 また、併合は秋津側でも歓迎を以て迎えられ、秋津皇王陛下は「在りしの大石動帝国復活への一歩になれる事を誇りに思う」と述べられた。

 この併合により秋津皇国は秋津皇王の大藩治領たる秋津皇王領秋津州となった。既に源安京には秋津総督府が置かれ、政府は今後秋津州の整備と国土保全に全力を尽くす方針である。



釣魚島騒動発生。原因は島名の重複。



 我が国が秋津併合を宣言した後、中夏民国総統府は「秋津併合を受け、釣魚島へ駐屯地を建設」と発表した。この時、釣魚島を宣角諸島釣魚島と判断した政府は驚愕し、すぐに宣角諸島釣魚島へ帝国陸軍第六師団及び武装親衛隊第一師団ヤソマガツヒを宣角諸島北少島へ緊急駐屯。さらに外務省は通信使を中夏へ派遣し駐屯地建設の中止を求めた。これに対し中夏民国は「釣魚島は宣角諸島に属さない我が国固有の領土である」と主張。さらに武装親衛隊の偵察支隊が釣魚島へ上陸後、中夏民国は「釣魚島の不法入国者を逮捕」と報道。政府関係者の間には武装親衛隊偵察支隊が捕縛されたのではと緊張が走った。

 しかし、武装親衛隊偵察支隊は中夏の報道後も依然として武装親衛隊第一師団本部へ定時連絡を行い、遂に釣魚島全域を偵察した結果、「中夏民国軍の駐屯地は見つからず」と報告した。

 これにより、中夏民国領海内と我が国領海内に「釣魚島」という同一名称の島が存在することが分かった。これを受け外務省は中夏側に発言の撤回と事実誤認に対する謝罪を行った。さらに政府は中夏民国釣魚島との混同を避けるため、宣角諸島釣魚島の名称を魚獲島へ変更することを発表した。

 しかし、宣角諸島の驚異が完全に去ったとは言い難い。自国領内への基地建設とは言え、中夏総統府は「秋津併合を受け」と発表した。これは明らかに我が国の秋津併合を警戒した動きであり、帝国陸軍及び武装親衛隊は宣角諸島現魚獲島へ第六師団及び武装親衛隊第一師団の進駐を決定。依然として中夏側の動きを警戒している。



【投書】ティアラ・タイムズ社より「中夏民国の蛮行を許す事は出来ぬ」



 政府はティアラ・タイムズ社より神桜人の書いたと思われる投書を受け取った。手紙の中には神桜語の文書と2枚の神桜政府の公式記録が封入されていた。以下はその内容である。



~手紙内容~

中夏民国が怪獣援護と称して私の故郷、神桜皇国に対し無差別にミサイルを掃射しました。

同地では死者多数、私の両親もこの爆撃で命を落としたのです。

この様な蛮行を私は許す事が出来ません。

どうかこの写真を世界中に配信して頂きたいのです。

対比材料として、同時期に同じく怪獣援護を行った龍鮮軍の見事な活動成果も添えておきます。











【国際】龍鮮にて愛国行動党結成「石動式国家社会主義君主制目指す」
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Referer  (2)
6月 03 (月曜日) 2013
秋津・中夏問題の現状、政府見解。 04:58   
 現在秋津・中夏間の状況は至極緊迫した状況となっている。



 そもそも秋津内戦は、中夏、龍鮮内で放棄した秋津人民義勇軍により、秋津国内の大東亜秋津政府、合衆国日本が討伐されて実現された。



 しかし中夏側の発表([[秋津内戦:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/xpwiki/?%BD%A9%C4%C5%C6%E2%C0%EF]])を見ても、その後は宣角諸島に民国軍を置き、さらに主権回復は実現されていないなどとして主権を制限。宣角軍政府の政治指針に秋津政府を従わせる状態にあったようだ。



 そもそも現在の秋津は経緯はどうあれ秋津人により統一された国家である。経済、物資両面の支援を行ったとは言え、中夏単独による秋津に対する主権回復業務が公正であったといえるだろうか。秋津政府の中夏に対する非難声明ももっともと思える。



 そして驚くべきは、上に示した中夏側の発表によると、中夏は現在の秋津の対応を「軍事クーデター」と断じ、皇王、首相を保護したという。



 はて、現在の秋津の対応は政府による動きである。故にその中心にいるのは首相閣下であろう。中夏は如何にして皇王陛下、首相閣下を「保護」したのか?特殊部隊でも繰り出したのであろうか?



 秋津側の報道によると、中夏が皇王陛下、首相閣下を保護したのは事実無根であり、首相閣下は「私は首都で談話をしている。偽物だと言うなら証拠を出すがいい」と述べられたという。



 現時点で双方の主張は食い違っているため、どちらの主張も断定することはできない。しかし、もし秋津側の報道が真実であれば、中夏は事実無根の虚実を政府の公式情報として発表したこととなる。



 この事態を受け高野直総統は「我が国は飽くまで中夏、秋津両国を同盟国として捉え、この事態に関しては飽くまで中立の立場を保つであろう」と述べられるとともに「しかしもし、中夏側が政府ぐるみで事実無根の虚実をさも実しやかに発表したのであれば、同国政府は東方諸国の一員としてもその信用を疑わざるを得ないであろう」と述べられた。



 また昨今、秋津政府は成蘭連邦王国より国際調査団を受け入れた。これにより、事態の全容が解明され、この問題が平和的に解決されることに期待したい。
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