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公方府公報  石動第三帝国公方府公式報道
7月 19 (金曜日) 2013
政府、秋津併合条約の失効を宣言。秋津地域は我が国の主権外へ。 22:25   
 皇紀69年6月12日、政府は「石動第二帝国による秋津皇国併合に関する条約」の失効を宣言、同時に秋津皇王領秋津州は我が国の主権外の地域となった。これにより5年に渡る我が国の秋津州統治は幕を下ろした。秋津州自治政府は国家としての独立を目指す模様であると思われるが、かの狡猾かつ無礼千万な秋津が作った国家が国際社会の承認を得ることは非常に困難であろう。



 そもそも統治時代、我が国が石材などの物資を大量に送っていたにも関わらず、ニュータウンの現代都市化も1都市に留まり、また総督府が要求していたインフラ整備を遅々として進めなかったのも、我が国の統治を秋津が中夏に対する隠れ蓑としてのみ利用していた事と考えれば、誠に合点がいく。なんと狡猾で寝穢い民族であろう。品性を疑わざるを得ない。





秋津州の殆どの道路がこの様な未舗装道路である。このインフラの劣悪さは同国の商工業生産に多大な悪影響を与えている事だろう。



 失効宣言を終えられた高野総統閣下は以下の様に述べられた。



「帝国の病魔は今まさに切除された。これからあの悪辣な秋津人達が国際社会に対し如何様に振舞うかは全く以て見ものだ。しかしそんな事はどうでも良い。我々がこれから考えねばならないのは、秋津州経営に無下に費やした貴重な5年間を如何に取り戻すかだ。幸い我が国には友邦龍鮮王国のご厚意により借り受けた資金がある。この資金を有効活用し、帝国の失われた5年間を取り返さなければならない」



 また、今回の条約失効を受けての帝国臣民たちの声をご紹介しよう。



「秋津人は性格もマナーも悪いんですよ。もうあそこに行くことが無くなると思うと肩の荷が降ります」

38歳男性 貿易会社勤務



「断交して然るべきだろう」

29歳男性 交通巡査



「ええことじゃ。これで景気も上がったらもっとええわ」

46歳男性 トラック運転手



「柏宮様は怒って帰って来られたんでしょ?秋津の人らは一体どんな事言ったんじゃろうねぇ」

27歳女性 飲食店経営者



「秋津人は馬脚を表したんですよ」

20歳女性 龍鮮人留学生
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政府、年内の秋津州主権放棄を宣言。総督府職員らにも帰国命令。 01:46   
 昨今、政府は秋津州との関係改善を図るため、秋津総督柏宮親王殿下並びに秋津総督府総務課長山田太志氏による秋津自治政府代表との会談を開いた。しかし、会談を終えた両名は険しい顔で在秋津記者団と対面した。残念ながら会談内容は極秘につき開示されなかったが、柏宮殿下は「秋津自治政府は性質陰険にして無礼千万。もはや秋津との対話は不可能」と述べられ、山田総務課長は「ここ数年秋津に費やした我が国の努力は全て無駄だった」と述べた。



 また、秋津州は総督府へ何の通達もなく3つの現代都市を工業都市にしてしまい、あまりにも露骨な本国への反骨と相成ったどころか、これにより秋津州の商業は修復不可能なほどに萎縮し、もはや秋津州の商業化によってのみ利益を得る事ができる我が国は、今や秋津州開発に何のメリットも持たなくなった。



 これら一連の事態を受け高野直総統閣下は次の様に述べられた。



「そもそも秋津併合にあたり彼らは『貿易権を除く全ての権限を石動政府へ譲渡したい』と言ってきたのだ。さらに併合当時は我が国が示した商業化案にも肯定的だった。



にも関わらず秋津は我ら帝国臣民の期待を裏切り、外交権を手放すと言いながらアクアマリン王国と無断で会談を行い、そして総督府の再三の指示を無視し、既に同国内で育まれてきた商業を握りつぶしてまで、工業大国である我が国と反目する強引な工業化政策に踏み切ったのだ。



何故か?今まさにここで侵略を受けた秋津と正義を愛する我が国の宿敵であった中夏民国を思い出してもらいたい。秋津が我が国に対し反目したのは何時だったのか?それは中夏が滅びた後だ。中夏から侵略を受ける秋津を救いたいという一心の我が国は、利己的で己の事しか考えられない秋津政府に中夏の隠れ蓑として利用されたのだ!そして中夏という目下の驚異が去った秋津は際限ない軍拡を繰り返し、その武力を背景に我が国に反旗を翻したのだ!



もはや我が国は秋津を信用してはならない。あの様な中夏にも劣る虚言と利己に満ちた東方諸国の恥さらしと、我々は二度と関わってはならぬ。今回の主権放棄は、いうなれば厄介払いである。愚かにも自国内の商業生産を急落させ、東方の工業大国である我が国に反旗を翻した秋津は、その劣悪な外交態度により自滅の道を辿るであろう!」



【社会】南海に巨大隕石落下。同海域を哨戒中の第三艦隊が消滅。



【国際】柏宮親王殿下ご帰国「もう二度と秋津の土は踏みとうない」
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