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エルツ通信  エルツ帝国政府公認の新聞社。帝都内の帝国本局と辺境部の連邦支局がある
5月 28 (水曜日) 2014
【帝室】有力者の晩餐会 他 22:04   
532年6月中旬

宮廷で本日行われた晩餐会の情報を入手した。



本日の晩餐会では帝国内の有力貴族などが集まった、一種の会合に近い様相を帯びていた。

国内最大の実力者ユリグリウス宰相(78)やダウエンブルク公爵家当主ベルトルト公爵(43)やエーベルタイン侯爵家のフリードリヒ侯爵(87)や内閣の方々、そして王族の方々も軒並み参加しておられた。他にもグスタフグループ会長グスタフ伯爵(78)やロッソグループ会長カイザー氏(92)など業界の著名人も勢ぞろいした。

晩餐会の中盤からは最上壇からレーフェン前帝陛下(28)とボルジャ皇妃(?)がご子息ウィレム王子(4)を抱えて登場された際は、参加者一同が深々と礼をする場面もあり、レーフェン前帝陛下の威厳をまじまじと感じさせられた。



晩餐会には当たり前であるが次期皇帝候補の王族の方も集まっていた。



フレデリック王子はこちらに気づくとニコっと軽く微笑んでくる好青年であった。

我々から王族の方へ話しかけるのは不可能なので、話を人伝で聞くしかないのだが晩餐会ではマリア王女の発言が異様を放っていた

マリア王女は「聯盟に加盟していることは帝国に利益ではなく損をもたらしている。一刻も早く聯盟を脱退するべきです」この発言の後、国内の資本家の方々からの拍手が絶えなかったが、貴族の方々は一瞬空気が止まり、レーフェン前帝の顔色をうかがったがレーフェン陛下のお顔にご変化が無いのを確認するとまた元通りに談笑やらを再開した。

フレデリカ王女は何か喋られることはなかったが、貴族の方々に囲まれており、窮屈そうであった

アマリア王女は晩餐会の端で何やら異国の方々と通訳を通して会話をしておられた。

レーフェン前帝のもとにはエーラーン教皇国の関係者らしき人物もおり、跡継ぎ争いはいっそうの混沌ぶりを見せている。



宮内府は「女王陛下の死亡は確認されておらず、新たな陛下を決めるべきではない」と我々のインタビューに答えられ、レーフェン陛下も「ソフィアが還ってくるまで今しばらく時間はかかるかもしれないが、私はいつまでも待つつもりだ」と周りの聴衆の方々に語りかけられた。



残念ながらマウリッツ王子は今回の晩餐会では見られなかった。



【国際】エデレスフリューで内乱

エデレスフリュー国内で議会を重視する『連合軍』と国王陛下の意見を重視する『同盟軍』との間で対立が起きており首都「旧都モルクグラード」を巡って日夜激戦が起きている。

内乱の犠牲者は在エデレス・エルツ大使館によると「エデレス政府より犠牲者は1000万人を超えているとの情報を得ている」とのこと

また「連合軍兵力200万に対して同盟軍は精鋭300人で必死の抵抗をしている」、「連合軍の爆撃で500万は死んだ」「同盟軍の犠牲者は200万人近く」など現場の悲惨さをあらわにする情報が得られた。が状況は混沌としており、情報の信憑性は疑わしい。
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5月 26 (月曜日) 2014
【帝室】帝室情勢複雑怪奇 他 20:07   
532年2月中旬

国内では震災に巻き込まれたソフィア女王陛下を含めた政府首脳人の生存は絶望的であるとの見解を示した。

そうなってくると問題なのが次期皇帝問題である

現在次期皇帝の候補として挙げられるのが

本家筋ウィレム王子、分家筋のラウニエ=エルヴァシウス家のマウリッツ王子、アンゲリカ王女、フレデリカ王女、アマリア王女、グリズムート王女。が王族としてはあげられるがそれ以外にも国内の有力な貴族として前宰相ダウエンブルク家のフレデリック王子

ナッサウ=エルヴァシウス家のマリア王女も留学先のレゴリスから急遽帰国されており、跡継ぎ争いに絡む可能性がある。

纏めるのこのような様相を醸し出す。

本命 ●ウィレム王子(4) レーフェン前帝の息子。前帝陛下の息子ということで次期皇帝に期待されるが如何せん若すぎ、かつレーフェン帝は息子の皇帝への即位を望んでいないようだ。

次点 ●マウリッツ王子(11) ヨハン王子に次男。男系王族として期待している物は多いが如何せん兄のニーウェナール様が優秀だっただけに存在感が。本人も気弱で頼りない。

続いて ●フレデリック王子(17) 年齢、実力ともに王族として相応しいが、後ろ盾たるマクシミリアン宰相は行方不明で背後権力が弱い

    ●アンゲリカ王女(18)勇ましい方で王族の跡目争いを嫌い、ドクツへ留学する。運動神経はずば抜けており、また頼りがいのあるお姉さん気質。彼女の後ろ盾は国内の商人たちである。現ラウニエグループ総裁代行

    ●マリア王女(16) 準王家たるナッサウ=エルヴァシウス家の娘で、その優れた美貌と知能はレゴリス帝国でも賞賛された。後ろ盾にはナッサウ=エルヴァシウス家があるが、王家と血が離れておりこの候補者の中では一番確率が低い

    ●フレデリカ王女(14) ヨハン王子の三女で王室学校での評判は高い。振る舞いは一番王族らしいが父のヨハン王子が行方不明で後ろ盾がない。

    ●アマリア王女(14) ヨハン王子の次女でアルドラド帝国へ嫁いでいる。純血ではないということで王に相応しくないといわれている。彼女の後ろ盾はそれはアルドラド帝国しかないのではないのだろうか。



【速報】石動第三帝国で内乱勃発

石動は国内が二つに割れ、国名を正統吉備皇国と名乗った

詳しい情報はまだ届いておらず、詳しい情報が入り次第情報を更新する。



【国際】ファイアリヒ連邦に巨大隕石落下

ファイアリヒ連邦共和国に巨大隕石が落ち、同国の巨大都市ハルベノーテが消滅した。

都市の消滅にヴェルナー経済財政担当次席参事官兼財務金融参事官など多数の政府要人も巻き込まれたようだ



【国際】ドクツ第三帝国に新総統誕生

南西ヴォルネスク問題で軽率な判断をしたとしてレーヴェ内閣が総辞職

新たな総統には同国初の男性総統ギーゼルベルト・ドレーゼ氏が就任した。

彼は就任するやさっそくエルツに交換留学生を提案するなど、レーティア総統から続く親エルツ外交は継続されるだろうというのが政府の見込みだ。



                エルツ通信帝国本局

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Referer  (2)
5月 25 (日曜日) 2014
【社会】「西エルツ大震災」と命名 20:01   
531年 12月初旬



政府は10月下旬に起こった大噴火を「西エルツ大震災」と命名され519年に起こった旧首都エルステルダムを一夜で火の海へと変えた噴火事件を「東エルツ大震災」と改名された



今回の震災では首都ニルヴァーナの200万以上の民が犠牲になったほか、近郊の100万近い国民も犠牲となっており、国政へ与える影響も大きい

何より、ソフィア女王陛下をはじめクリスティーネ内相を含めた政府閣僚も行方不明となっている事が事件の重大さを拡大させている

震災より1か月たった現在も女王陛下も内相は見つかっていない。

著名人の行方不明者

・ソフィア・フォン・メル・エルヴァシウス女王陛下

・前宰相マクシミリアン・フォン・ダウエンブルク公爵

・内相クリスティーネ・フォン・エーベルタイン子爵

・宮内卿ユリアナ・フォン・ナッサウ=エルヴァシウス公爵

・鉄道卿グスタフ・フォン・ハルバッハ男爵

・ヴィルミーナ・フォン・ナッサウ=エルヴァシウス公爵

・ヨハン・レーフェン・フォン・ラウニエ=エルヴァシウス王子

・ヨハン・ニーウェナール・フォン・ラウニエ=エルヴァシウス王子



またレーフェン前帝陛下は北の離宮にいたためご無事

しかし首都のマリア王宮にいた王族の方々は残念ながらいまだ見つかっていない。



政府は捜索活動は続けるが、覚悟をする必要がある。と重い面持で発表を行った。



この度の震災では多くの国家から暖かいご支援をいただきました

ここで政府に代わりまして感謝の意を述べさせていただきます

《支援内容》

アリア連邦 30兆va

ストリーダ王国 建材5000万トン 資金10兆va

ドクツ第三帝国 30兆va

シベリア共和国 燃料約20億トン 鋼鉄1億トン

エーラーン教皇国 5兆va 石油5億バレル

大幹帝国 3兆va 建材3億トン

日ノ本帝国 燃料2億トン 建材5億トン

ファイアリヒ連邦共和国 15兆va



ドクツ第三帝国 国防軍特別災害救助部隊

成蘭連邦王国 緊急支援チーム

エーラーン教皇国 復興支援部隊



【国際】南西ヴォルネクス一瞬触発

レゴリス帝国が西部クラン同盟なる軍閥組織に宣戦布告したことで国際社会が動こうとしている。

久しぶりの硝煙のにおいに国際社会の国家が積極的に反応を見せ、国際社会がにわかに活発化している。

しかしことレゴリス近辺においては現状はよろしく無いようだ。その証拠にレゴリスの友邦国でも反応が分かれている。

レゴリスの友邦たるミッドガルドは、南西ヴォルネクスへ追っかけ宣戦布告をおこない、もう一方の友邦であるエーラーンは逆に西部クラン同盟軍閥の支配領域に南ヴォルネクス王国を建国し、レゴリスと対立する姿勢を見せている。

両国の間では複雑な交渉が行われているようであるが、結果がどう転ぶかはわからない。



【宗教】アプゾリュートで布教活動開始

アプゾリュート連邦共和国政府の承認のもと、かの国でキリスト教の布教活動が始まった。

政府は100人を超える宣教師をアプゾリュートへ派遣し、アプゾリュート国内で神の救済を解く模様だ



【連載】エルツ建国史

さて、久方ぶりの連載再開である

これというものの宮内府が建国史に関して誤解や、間違いが多くあるということで内容の訂正を迫ってきたからであったが、今回はようやく掲載の許可が出たので私の調査結果を述べたい

それはもっとも謎に塗れていた帝国歴0年の実体。つまりエルツ帝国連邦建国時の話となる。エルツという地域が昔からあり、エルヴァシウス家が昔からこの地を治めていたことは皆さん知っていると思う。

では、なぜそのエルヴァシウス家が今、世界中の人びとが知っているエルツ帝国を作ったのか、そしてその連邦統治制度とは?

謎の答えはやはり王立図書館へあった。

エルツ帝国の建国はフリューゲル歴517年。その後エルツ帝国は6か月のうちに南方諸国家群をその統治下に組み入れ、エルツ帝国連邦が517年6月に建国された。

そしてレーフェン前帝の即位はフリューゲル歴516年、この時何と齢12歳。こんな小さい子供が南方に存在する10を超える諸国家を自身の統治下に入れたのである。

これはすさまじいことだ。一体どうやってこのように若い子供が並み居る国家群を帝国の構成国へと変えたのだろうか?太古の昔からエルヴァシウス家と他の王家は仲が良かったようだが、不可解な点である。しかしそれと同時にエルツ帝国内では南方諸国家の情報が極端に少ない。別に南方諸国家との間にバリケードなどが張られて隔離されていたりというわけではないのだが、南方諸国家との交流が極端に少ないのだ

今回私は南方諸国家の中でもまだ情報の多いエノー王国、フランデル王国、そしてラウニエ公領へ行った。

結果を言えば、望んでいた情報は得られなかった。只々広大な自然の残る南方諸国家は中世のようなお城と、とてもフレンドリーなおじいさんおばあさんがいてとてもよろしくしてもらった。

というだけになる。しかし会館であったおじいさんの言っていた「レーフェン陛下の水田」という言葉が引っ掛かり、アルトウェルプ大学図書館へ言ってみたがそのような情報は当たり前にように消されていた。

思いきってアリアーネ王女を経由して、王立図書館へ侵入した結果私は想像を絶する写真を見つけた。



次号へ続く



------今日の標語------



平和とは戦争の休憩時間である





         エルツ通信連邦支局

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Referer  (1)
【悲報】大噴火。首都は火の海 00:24   
531年10月初旬



519年の旧首都エルステルダムの悲劇を想起させる大震災が起こった



今回は新首都ニルヴァーナが火の海に包まれ政府首脳を含めた300万人以上が行方不明

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5月 21 (水曜日) 2014
【宗教】国内で宗教調査実施 他 23:16   
531年4月中旬



【宗教】国内の信仰調査。結果は?



ソフィア女王陛下たっての希望による、エルツ内の全国民に対する宗教調査が行われた。



宗教調査を行う前の政府の宗教見積り。



キリスト教エルツ学派 3600万人

ゾロアスター教    300万人

キリスト教カトリック 100万人

キリスト教福音派   50万人

ユダヤ教       0人

無宗教        100万人

その他        100万人



エルツ内の全国民への国民審査の結果はこちら



キリスト教エルツ学派 3000万人

ゾロアスター教    250万人

キリスト教カトリック 100万人

キリスト教福音派   20万人

ユダヤ狂       1万人

無宗教        700万人

その他        140万人





結果は政府の予想と反することとなった。エルツ学派の政府の予想以上の少なさの原因は昨今の女王陛下の失政による求心力低下があげられる

またゾロアスター教においても国際情勢を反映してにわかに信徒数の増加の鈍化がみられた。この様な宗教への不信感が原因で国内での無宗教信者の増加を促したと考えられる。

これでは女王陛下の望むキリスト教国エルツが達成できぬとして、政府は宗教改宗ウィークを考案。国内で宗教への関心を高まらせるためエルツ学派のマスコットキャラクター「エルツ・キリスト君」を押し出すなど、信徒数増加へ躍起となっている。



コレのせいか最近の予算会議では宗教関連の議論が増加しており、実際に宗教に関する予算はソフィア女王陛下即位前の20倍となっており、国内の宗教国家化は現在顕著な傾向として存在している。

政府はまた、「ユダヤ教の危険」についても説明をしており、昨今の財政難、鉱山爆発事故の原因となっている危険思想ユダヤ教徒について関わらぬように警戒を国民に訴えている。



我々もこのようなユダヤという怪しい思考に毒されないように、精神を確かに持っていきたいものだ



【国際】アプゾリュート国で反乱

希望ある発展途上国の一つであるアプゾリュート国内で国民の不満が爆発。反乱軍が国内を闊歩し始めた。この現状を見た大多数の国民は安全な第三国へ避難。

同国政府は混乱状態とある。エルツ・ユダヤ調査委員会は同国内でユダヤ教徒の調査の中で同国の国内情勢を調べているが、どうやら事件の裏に関与し混乱を助長している国家があるようだ。

ただティユリアという大国が彼の国の情勢に注視している限りアプゾリュートは安泰であると思われる。



【国際】この世の地獄で、また惨事

言葉にするのも憚れる、この世のごみ溜めと呼ばれる南西ヴォルネクス地方で屑が増産。海賊となって善良なる交易者を襲っているらしい。実際被害も出ており成蘭、ティユリアと言った国家が海軍を派遣している。

南西ヴォルネクス地方はこれまでも様々な悲惨な事件を起こしており、国内からは神の教えを早く広めて、彼らを正しい道へ戻すべきだという声が日増しに大きくなっている。

政府は「現状、南西ヴォルネクス地方には友邦たるエデレス・フリュー連合が正統なるサザンベルグ公国を保護している状態であり、帝国が何かをする必要はない」と述べている



----------今日の標語------------



他人の不幸は蜜よりうまい



            エルツ通信連邦支局
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5月 18 (日曜日) 2014
【社会】国内で鉱山爆破。犯人不明 16:19   
530年10月初旬



エルツ国内の2つの鉱山群が同時に爆破された。

財政の赤字が続いた政府においては唯一の黒字を叩き出していた輸出業に大きな影響が出るとしてお通夜状態だ。

ソフィア女王陛下も報を聞くや、その場に倒れられ現在は宮殿内で療養中。



内務府報道官はこの事件を発表する最中に「くぁwせdfrtgyふじこlp」といきなり奇声をあげ発狂し、現在治療中。



外務府などの各省庁においても治療の追いつかない状況だ。

ある医療専門家に聞いてみると「これは鉱山の爆破の風に乗り、エルツ中に発狂する薬をまいたに違いない、これは不治の病で発病するとあqwせdfrtgyふじこlpと理解不能な言語を話してしまうようになあqwせdfrtgyふじこlp」と言われた。



ある国際政治専門家によると「これはユダヤの陰謀であることは間違いない。我が国の発展を良しとしない国家が我が国を貶めるためにやったのだ。ユダヤの多い国家を調べろ」と大変興味深いことを言われた。





廃墟となった鉱山の写真



【国際】エルツ・ドクツ関税同盟締結

【国際】成蘭、ゾロアスター教を危険思想と認定

【国際】アブソリュートで落盤事故

【国際】ヴォルネクスでファイアリヒ襲われる。政府は関与を否定

【帝室】アルドラド第2皇子と婚姻結ばれる




--------今日の標語----------



旧約聖書は好きですよ?





          エルツ通信連邦支局
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5月 10 (土曜日) 2014
【帝室】レーフェン陛下、第一子誕生。 20:04   
529年6月初旬



北部オラニエ離宮のレーフェン前帝陛下のご子息が誕生された。



名前はウィレム・ヘオルヘと名付けられた。

正式にはウィレム・ヘオルヘ・フォン・エル・エルヴァシウス

(フォンは貴族、エルは男性王族を表す)



ウィレム殿下は清らかな黄金色の髪と吸い込まれるような琥珀の瞳を持つイケメンであるとのこと。



なお一週間後にヨハン王子ら王族が集結する際にお披露目があるようだ
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5月 06 (火曜日) 2014
【社会】国内でインフラ整備進行中 他 15:54   
528年9月中旬



国内で着々とインフラ整備が進んでいる。

今月に入ると西部中心都市のハーグから東部の首都エルトウェルペンまでの鉄道が完成した。

エーラーンのズィーメンス社製の車両が8年の歳月をかけエルツ国内で完成。

元気に大都市間を駆け巡る。



道路の周りには苗木が植えられ、美しい緑の通りになるようだ

オストマルクの建築士、技師諸々の監督のもと首都のインフラは順調に完成している。



またドクツ人の商人や農家が田舎の人びとへ講演会を開き、設備の使用方法を教える



と言った国際色豊かなエルツの近代化は、エルツの平和的外交を示しておりわれらが女王陛下もご満悦



ただ、今回もエーラーンから派遣された技師に福音書を渡し、十字教を進めるなど中々危ない橋を渡る女王陛下の動向はこれからも注視していきたい



【国際】アンディジャンで事件勃発?

ファイアリヒ人と昭栄人がアンディジャンで迫害されているという情報を入手した。

現地では香麗の軍隊による虐殺が相次いでおり、現地の統一ヴォルネクス政府は香麗人に屈服。

ファイアリヒ政府と昭栄政府は共同でアンディジャン解放を行うようだ

(という情報を某ヴォルネクス専門家から聞いた)



【政治】議会、遷都にかかわる法が議会にて成立。遷都へ

本日帝国議会にて「遷都にかかわる法」が議会を通った。これによってこれまで首都であった『エルトウェルペン』は更地となり、新たに西側に新首都が建造される。

首都の人びとはすでに新首都建造地へ移転を始めており、現在の首都の人口は20万程度。かつて栄華を誇った帝都の姿はもうそこにはない。



首都中心部の写真

西側開発地:帝国は「長い春の夜」事件で疲弊した東部諸地域から政治組織を移転させることを決定し、東部へニュータウンなどを建設し人口の移転を行っている。





西部再開発地区の写真

--------今日の標語----------



情報は鮮度が命



エルツ通信連邦支局
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5月 04 (日曜日) 2014
【政治】新陛下、新宰相、新内閣、新議会成立 他 19:11   
528年6月中旬



新皇帝陛下、新宰相、新内閣、新議会が成立した。

まずは新皇帝陛下にはソフィア陛下がなられた。



ソフィア女王陛下が即位にあたって「兄王は素晴らしいお方でした。彼に負けないように、神の御名のもと、健やかなエルツを作り上げます」と高らかに宣言された。



新宰相にはユリグリウス公爵が就任された。5年前に宰相を辞任されてから政治からは離れられていたが、その手腕と安定した国内統治がソフィア女王の目に留まったようだ。

宰相は「この老いぼれにやれることは余り無いかも知れないが、若き女王のため力は惜しまない」と力強いお言葉を下さった。



そして議会であるが、陛下の襲撃に伴った第4回議会の結果はこうなった。



エルツ中央党   105  △65

エルツ国民党   62   15

エルツ労働党   0   △19

エルツ自由党   2    △8

連邦代表     61    54

エルツ社会党   6    ━

融和の党     1 1

エルツ国家労働党 12   12

キリスト教会   112   112



370議席を争った議会であったが、与党エルツ中央党が第一政党から転落、まさかのキリスト教会が第一与党となった。

ただ第2党であるエルツ中央党と第三党のエルツ国民党第四党である連邦代表が連立政権を組むことで、キリスト教会は第一野党となった。



内相にはクリスティーネ・フォン・エーベルタイン子爵【エルツ国民党】

外相にはヴァンフリーデ・ユッテ・フォン・クサヴェリア・ゼーハッハ子爵【エルツ中央党】

鉄道卿グスタフ・フォン・ハルバッハ男爵【エルツ中央党】

財務卿マルク・ロッソ【連邦代表】

軍務卿カール・フォン・ローエン男爵【エルツ中央党】

文務卿テレージア・ランセル【エルツ国民党】

司法卿アルブレヒト・フォン・ハウゼン伯爵【エルツ国民党】

貿易卿ヴェラ・エリーゼ・フォン・ブルクヴィンケル子爵【連邦代表】



新内閣は新陛下が女性ということもあり、8人の閣僚のうち4人が女性という女性偏重な組閣となった。



新議会での内相任命式にて女王陛下のおっしゃられた「世界平和のためには、各国の献身的な協力が必要。それがよくわかっているあなたが内相になられたこと嬉しく思います。世界の為のエルツ。エルツは我々だけの物じゃないってことを忘れないでね」という発言は物議をかもしたが、宰相のキリスト教の神の加護のもとということですよね、というフォローでその場は収まった。

しかし、少し不安な陛下である。



また陛下は「世界中の恵まれない人々のために援助を送る事こそが、国家の使命です。エルツにはその覚悟があります」と宣言され、議会は対応にてんやわんやした。



エルツは現在支援を要請する国家を受付中です。無償援助を受けたい方はこちらの宛先へ ○○○ー××ー○△△×



【政治】議会取り壊し、新議事堂建設へ

エルツ政府は共産主義者の血で汚れた議事堂は、新陛下のもと新しい時代に生きるエルツにはふさわしくない、とハーグの対岸に新議事堂建設を決定した。

元々女王陛下は旧来の東に偏重した施設を西側へ移設することを望まれており、そのために西側へ政府施設の移転、宅地などの新開発が進んでおり、東部発展の目印だった首都は首都という名前だけを持つ意味のない都市となりそうだ。




【社会】国民大パニック

政治の中心だった東部諸都市がその機能を西部開発地区に移していくと、全国の国民が次は我々の街ではないか、と浮足出し、住み慣れた家を離れ国外に出ていく事案が発生した。この事件でエルツを出国した人物は総勢300万を超えるとされ政府は「去る者は拒まないが、たとえ帰ってきたとしても許さない」と優しいコメントを発表された
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5月 03 (土曜日) 2014
【帝室】レーフェン陛下、隠居を宣言。時代皇帝は誰ぞや? 23:13   
527年中旬 二つ目



「長い春の夜事件」の終息をみてレーフェン陛下は久方ぶりに国民の前に姿を現された。

しかしそこにいる車いすに座る痩せ細った男性にはすでに力強くエルツを指導していった『エルツのカリスマ』の姿はなく、国民からはまだ傷が癒えてないのでは、不安視する声も上がった。



陛下はその場で「これまでも体に鞭を打ちながらまだいけると騙してきたが、これ以上は政務は不可能だとわかった。今回の事件でもまだ18歳のソフィアに行方を委ねるしかなかった。これではもうこれ以上国民たちに顔見せできない。よって私は王位を退く。なにしばらく療養したらまた昔のように暴れて見せるさ」

と退位を宣言され、隠居される旨を説明された。御年24歳の若き王の見せるその笑顔は、とって作ったことが我々でも分かるほどに疲れ切っていた。我々はこの若き王の苦渋の決断をただ歯を食いしばって受け止めることしかできなかった。



すでにヨハン王子、フレデリック王子は王位継承権を放棄されており、時代皇帝にはソフィア王女がなられる見込みだ。ただ歴代でも女性王族は経験が無いようでどうなるかはわからない。



またソフィア王女はキリスト教エルツ学派の総主教であるとともに、先の事件では騎士団の先頭に立って戦うという国民を想う姿勢から、すでに国内ではすさまじい人気を誇り、国民からの支持は盤石であると思われる。しかしその平和的思想は学生時代から少々度が過ぎており、自身を暗殺しようとしたアサシンを召使にしたり、今回の共産主義者にしても恩赦を要求したりと、レーフェン陛下と360°違うその思想がどう影響を及ぼすかについては不明



そしてマクシミリアン宰相も陛下の退位に応じて宰相を辞任された

曰く「陛下の退位で時代が変わる。いつまでも旧時代の遺物がいるべきではない」とのこと



皇帝陛下、宰相閣下、内閣、議会 と今年はエルツのすべてが変わる年となりそうだ
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