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Re: アゼロティータにおける六カ国会議

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なし Re: アゼロティータにおける六カ国会議

msg# 1.33
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015/8/17 13:20
ゲスト    投稿数: 0

【共和国政府代表K・F・シュティッカー行政局長官による政府声明】

コーデクス共和国は現段階での新興諸国経済理事会への支持変更を想定していない。
我々のような新興国や途上国が後発国のための経済協力機構を設立することは、これから国際社会に登場し得る生まれたての国家たちを苦難から救いあげる唯一の道であって、フリューゲル国際社会において我々の果たすべき責務であろう。
設立に関していくつかの国家から支持を得られずにスタートを切るであろうことは遺憾ではあるが、ENEC設立は現時点での加盟国の数や内容にとらわれるべきでなく、枠組みの形成を最優先事項とし今後の発展に加盟国が全力を賭していくことこそが求められよう。

コーデクス共和国貿易局長官ゲオルゲ・ツェラーン博士談】
燃料価格問題に端を発した新興国間経済協定設立はノホ・ヘレコ連邦およびシェロジア共和国の参加見送りを受けて難航しているが、これは多数国家参加型機構の設立においては避けがたい事象であると考える。民主主義の政体を採用する国家においては、成立を見込んでいた政府代表が条約署名を行っても、結果として議会で批准がとれなければ参加は不可能だ。また、他国の動向を受けて世論が変動することもあり得るシチュエーションであろう。影響力の大きい国家が参加を避けた国際機構は、当座の利益を確保しにくいものになるからである。この点に関しては各国家主権を尊重しなければならないであろうし、参加を見送った政府代表が椅子を蹴って退場したからといって、退場する代表を蹴ってもよいことにはならない。
一方で、外交に不慣れな新興諸国を含む先行き不透明な会談の円滑な進行に尽力し、参加全国家ENEC加盟に期待をかけていたウェールリズセ共和国が、参加見送り国の誠実とは言いがたい対応に「裏切られた」と感じたであろうこと、これももっともである。
これにおいては、コーデクス共和国高官として国家間感情の悪化に繋がらないかを大いに憂慮している。本憲章第7条で「軍事力に劣る新興諸国が連帯して集団自衛を行うこと」が盛り込まれているように、ENEC設立の主目的は、単に経済機構による燃料貿易価格問題解決に限定されるものではなく、新興諸国間での協調的外交体制の構築にある。後発国は身を寄せ合って圧倒的な国力を有する古豪先進国に対峙しなければならず、その枠組みとしてのENECは先進国が増加しつつあるこのフリューゲルにおいて最も求められている機関となる。この機関の発足過程が新興諸国間の外交関係にしこりを残すことは、誠に残念なことだ。
ENECは、「新興諸国経済理事会は閉鎖的組織に留まるべきでなく」とテークサット連合代表が会談で提示したように、今後の新規国家の加盟によって内容を変化させ得る柔軟性を内包している。よって、まずは枠組みとしてのENEC設立を目指すべきと考えるし、それがフリューゲルの平和と安全保障に一役買う日も来るかもしれない。一方でENECが有名無実化することも想定されるが、もはやこの点に関しては歴史のみが証明するだろう。

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