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エルツ通信 エルツ帝国政府公認の新聞社。帝都内の帝国本局と辺境部の連邦支局がある | ||
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10月 02 (木曜日) 2014 | ||
【政治】勲章授与式執り行われる | 01:40 | |
553年6月下旬 帝国内戦の勝利を祝し、皇帝陛下の名のもとにフール・ダム・エラヒム勲章が創設され内戦において特に勝利に貢献した三人の将軍に授与された。 エルツ内戦の全体においてエルツ軍の側面を護り、時には反乱軍に対して過激な攻勢を持って内戦を終結に導いたレゴリス軍エルツ派遣部隊総司令官ターニャ・ディブリーグ上級大将。 崩壊した帝国軍の防衛線を維持し、精力的に反乱軍との戦闘を指揮した南部方面軍総司令官ヨーゼフ・フォン・ベネディクト元帥。 内戦初期から活発的に活躍し、内戦初期の危機を救ったエーラーン教皇国軍エルツ派遣部隊総司令官ヨハンナ・フォン・シャルンホルスト少将。 またそれに準ずる活躍をした諸将にも同様に勲章が授与された。 ◇エルツ騎士鉄十字勲章 ・エルツ軍参謀本部参謀副長ジークフリート・フォン・ベザリウス中将 ・エルツ軍近衛騎士団騎士団長シャルル・フォン・ツェーリング騎士少将 ・エルツ軍第八師団師団長アルトゥール・バルツァー少将 ・エーラーン教皇国軍ウィダルナ・スピタメネス騎士団副長 ・レゴリス帝国軍エルツ派遣部隊南東方面軍司令官フランドール・バティーニュ上級大将 ・レゴリス帝国軍エルツ派遣部隊北東方面軍司令官ローザリンデ・ヴェルトミュラー上級大将 ◇エルツ十字勲章 ・第八師団将兵 など 授与式の式典には列国の将官が集まりまさに夢のような光景であった。 太上皇陛下が式典で姿を見せられ 「悲しき時もいずれは終わる。どん底に落ちたのなら、これからは登って行けばいいのです。今回は我らが国家と志を共にした諸国が我々に手を貸しましたが、そればかりを頼りおごってはいけません。 今回は今までのあなた達の礼儀正しく素直な姿勢のおかげです。我が子らよ、親しき仲にも礼儀あり、これからも素直で他国に礼儀を尽くす民でありなさい。」 と国民たちに言葉を掛けられた。 皇帝陛下はまたもや姿を見せられなかったようだ。 また式典の終わりには、隕石落下、火山噴火により崩壊した参謀本部の再建について新参謀総長代理ハンス・フォン・モンケ上級大将は帝国軍を上回る装備そして組織化された攻撃に対し「隕石災害と言う他国の弱みに付け込んで帝国の弱体化を図った勢力は許されるものではない」と断言しその後「反乱軍に対し人道的に対応し戦死したクライシス少尉以下第2師団第8小隊の隊員一同に黙とうをするとともにここでお詫びしたい」 と涙ながらに頭を下げられた。 ☆クライシス少尉と第8小隊☆ 混乱初期に反乱軍の中核をなす赤軍工作員に対し、武装解除と決起中止を呼びかけるも冷酷にも赤軍工作員に銃で撃ち殺された。 この事件を契機に赤軍は各地で帝国軍将官を暗殺。国民の安全を守るため帝国軍は軽火器を用いた武力鎮圧に方針を変更した。 また今回の騒動にはヴォルネスク社会主義共和国、香麗民主連邦、エデレス・フリュー連合の三カ国が関与しており、全面戦争に突入しなかったことは幸いであったが徹底した民主主義では国民を守ることができないという事実を突き付けられた。 この事件が国際社会に与えた影響について帝国は懸念を表している。 中でも赤軍工作員が王家を保有する国家の国民を狙って攻撃しており、外国人によってエルツの名誉を傷つけられたことはモンケ参謀総長代理の言葉にあるように許されないことである。 ☆外国人への被害☆ レゴリス帝国、ミッドガルド帝国、エーラーン教皇国、成蘭連邦王国、ティユリア連合王国、ストリーダ王国、ドクツ第三帝国、アルドラド帝国、クシミシャール侯国、ガトーヴィチ帝国、シベリア共和国連邦 などエルツの友邦国からエルツに滞在していた国民に対し反乱軍が危害を加えたとの情報が来ている。 またレオヴィル王国などにおいて犠牲者が出たとの報道もされており当局は事実関係を調査している。 ただこの事件は25年前の事件と酷似した点が多いが、それでいて長引いた理由について過去の帝国幹部と現在の帝国幹部とが比較されることが多い。 がなんにしてもこれからこのようなことが無いように原因究明は急務である。 ☆長い春の夜事件☆ ドクツでの災害に対し帝国軍が派遣された隙に、エルツ共産党員が議会を占拠し共産革命を起こそうとした事件。 パシェン参謀総長、故マクシミリアン宰相、故ソフィア女王陛下の冷静な対応と南方諸王国軍と帰国した帝国軍の活躍によって議会は解放された。 事件後に議会を占拠したものがエルツ人でなく、旧イタリン帝国などの革命工作員だったことが発覚した。 | ||
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