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Re: サンジュブレ外相会談

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カルセドニー島共和国

なし Re: サンジュブレ外相会談

msg# 1.4
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1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016/2/3 13:33
カルセドニー島共和国  新米   投稿数: 1

カルセドニー島共和国 リヨネ・アメシスト外務委員長】

セビーリャ共和国情勢について

 率直なところ、我が国は同国への対応について手詰まりに陥っているような状況です。我が国は同国に民主化を提案しましたが、返答は「コメントは差し控えたい」とのことでした。また、同国はエルツ帝国から得た鋼鉄を国内での軍事活動及び戦艦の建造、さらには砲弾の製造に用いており、これ以降も民衆の強権的な支配を続けていくものとみられています。
 我が国は同国への投資を回収することを諦めるつもりはありませんが、同国の政権が抱える問題については関係国と緊密に協議、連携して対応したいと考えております。

鋼鉄レートについて

 我が国は貴国と同様公正な国際貿易の維持発展を望んでおりますので、これに逆行するようなことは行いません。9ヶ国会議で輸出規制についての議論があったことは事実ですが、我が国はスコッチランド共産主義同盟代表の提案した「全世界への一律規制」を望むものではありません。当時は議論が先送りされたこともあり、我が国の立ち位置が不明瞭となってしまいましたが、我が国は自国の輸出した鋼鉄が対象国の民衆を虐殺することに使われるとか、そのような深刻な事態の懸念が発生した場合のみ、当該国への鋼鉄輸出を停止することを考えております。現在その輸出停止要件を満たしているのはヴァノミス王国のみであり、これについても同国の新政権成立とともに輸出停止を解除する方針です。
 また、加盟国間での優遇レート適用による事実上の輸出規制、という点に関しても我が国はそのような行為を行うつもりはありません。先ほど述べたように、我が国は公正な国際貿易を望んでいることがその理由となります。なお、経済のブロック化やカルテルについてはそれぞれ次のような理由で客観的にも否定できると思われます。
 経済のブロック化については、資源の生産国と消費国がそろって初めて成り立つものだと考えております。例えば、ノイエクルス連邦は商業国(ノイエクルス自由国)、工業国(南瓜共和国)、農業国(ヴォルネスク特別行政区)、資源の生産国(マーガベル自治区)とそろっておりますので、対外貿易を小規模にしても国家連合を維持できます(なお、これはノ連がブロック経済をなしているものであると主張するものではありません)。しかし、9ヶ国会議の参加国は全て「資源の生産国」に当たっており(我が国は商業国といえるかもしれませんが)、これらの国々が経済のブロック化を目指したとしても大量の資源とともに沈没することが明らかです。従って、ブロック経済を会議参加国が形成することは不可能です。
 カルテルについては、会議の参加国が主力としている輸出資源がそれぞれ異なることにより防止されるものと考えております。例えば、6ヶ国のうち鋼鉄の産出国が価格の不公正な値上げを計画したとしても(我が国はそのようなつもりはございませんが)、その他の国がそれに賛同するとは思えません。それらの国は価格の値上げによって利益を得られず、「不公正なカルテルを行う集団の一部」とみなされる不利益だけをこうむるためです。従って、我が国が計画している組織がカルテルを形成することは難しいでしょう。
 レートの引き上げが性急すぎるとの指摘については、我が国はレートの引き上げ発表からその施行まで1年半という期間を置いており、この期間で十分対応できると考えておりました。我が国は資源の輸入国との軋轢を望みませんので、1年半後の施行までに関係国の理解が得られなければレート引き上げの延期を視野に入れて行動させていただきます。
 最後に、我が国が現在最も懸念していることについては、鋼鉄の適正レートが鋼鉄の産出国の意見をまるで踏まえずに決定されてしまうことです。これでは鋼鉄の価格が輸入国有利に決定されてしまうことになりかねません。この点いかがお考えでしょうか。

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