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Re: サンジュブレ外相会談

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なし Re: サンジュブレ外相会談

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016/2/3 16:27 | 最終変更
ゲスト    投稿数: 0

ウェールリズセ連邦共和国外務参事 アルフレード・ヴァンタドゥール】
 両題に共通しますが、貴国は我が国に何を求めておいでなのでしょう?
 率直に申し上げて私も暇では御座いませんので、そこをはっきりして頂きたい。
 セビーリャ情勢で貴国がどのような方針を採ろうと、貿易方針で貴国がどのような決定をしようと、それは勝手です。但しそれが他国にどう受け取られるかはまた別の話です。我が国は我が国の立場としてそれらに対応するだけの事で、必要に応じて適宜判断、然るべき措置を採るだけのことです。
 セビーリャ問題において貴国が投資を諦めないとするならそれも結構。貴国は先進国を名乗る堂々たる主権国家なのですから好きになされば宜しいのではないでしょうか。貴国の自信が揺らいだからといって、我が国が貴国の自信を補強するために何等かの行動を起こさねばならない義理は当然ありません。

 鉄鋼価額も然り、はっきり申し上げて、貴国が鉄鋼価額問題に関してどのような見解を有していようがそれは自由です。自由ですが、その見解が他国でも同様のものと捉えられては困るのです。我が国を始めとする輸入国が警戒、懸念しているのは"域外レートと域内レートの適用"であって、ブロック経済やカルテルは一例としてのこと、本質ではありません。そして貴国は自ら仰っているではありませんか。参加国は全て資源の生産国であると。つまり若い国であると。それは即ち「今後、将来的にどのようにも発展し得る」ということです。"現時点においては"確かに貴国の主張は正しい。然し将来的にそれを保証する国は一国たりとも存在しません。貴国が保証できることでもない。輸出資源にしろ、今後の政策如何で変更は容易です。貴国が他国に対して政策を強要出来る道理が無い以上、将来的には誰一人としてブロック経済が形成されないとも、カルテルが形成されないとも断言は出来ません。何より、信頼も実績もない。クイーンズのような国家が紛れ込んでいないと言い切れるものでもない。我が国と国交を有するのはロムレーと貴国のみであって、それ以外の国がどのような国であるか、判断材料に乏しい以上、如何なる予断もしかねます。私共は国民より信託を受けた政府であり、国民の信託に応える義務があります。である以上は、国の為政者たるものは先を見据えて、国益に資するよう政策を決定するものであると私は認識しておりますが、貴国においては異なるのでしょうか。
 レートの引き上げの性急さについても貴国は事前通告を行ってからの猶予があるから性急でないとしていますが、私の言っている事は異なるのであると理解して頂きたい。「価額を一度に一気に引き上げる」事が性急であると申し上げております。段階的引き上げに否定的というわけでは御座いません。貴国が懸念している事は同様に、輸入国も懸念しているとそのまま申し上げておきます。双方が懸念しているのであれば、双方が納得の行く案を協議を経て作成すれば宜しいだけの事ではないでしょうか。現時点でそのような形跡はありませんし、この点について貴国の外交努力があったとは考えられません。

 回答は以上となります。他に議題がないようでしたら、他の公務に移らせて頂こうかと思いますが、他に何か御座いますか?

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