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2012 | 12
石動和寧日報  旧龍鮮日報、石動移民後、在石和寧人向け新聞として再出発
12月 19 (木曜日) 2013
【寄稿】クラーシェの強硬外交に見る中夏・水宝玉の面影他 20:07   
光龍19年(503年)クラーシェ誓約者同盟は帝政カールスラントをケーニヒスベルク大公国として版図に組み込んだことは記憶に新しいが、光龍21年(505年)8月、同国は幹国の友好国であるパルシア帝国に対し宣戦布告し、圧倒的な国力差を受けたパルシアはクラーシェへの服従を余儀なくされた。

パルシア帝国はクラーシェ11番目の領邦となったのである。

このようなクラーシェの強硬外交は477年世界赤化動乱においてスオミ王国に宣戦布告し、香麗を支援し我が国(当時の龍鮮王国)を侵略した中夏人民共和国や、レストア共和国に宣戦、これを併合し、ノイエクルス連邦・大幹帝国にフリューゲル史上最悪の侵略戦争を仕掛けた水宝玉王国(アクアマリン)の姿を思い起こさせる。

しかし、この中夏と水宝玉はその後どのような末路を辿ったであろうか?

レゴリス領ラトアーニャ州時代のクラーシェは、侵略者の水宝玉やカルト国家のシオン総主教庁を激しく批判する正義の国であると、あの大戦を生き延びた幹国民の多くが認識している。

被抑圧者・弱者の味方であった彼の国は何処へ向かおうとしているのだろうか。

(外交評論家 金在順)

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【政治】反政府デモ隊、首相官邸を襲撃。李首相負傷

クラーシェの領邦となったパルシアを巡り、世論は沸騰している。「パルシアを救援すべきである。」と主張し政府を「弱腰外交」と批判するデモ隊は京城中心の帝国議事堂・首相官邸・愛国行動党本部へ向けて行進した。

一部の過激派は暴徒と化し、議事堂へ登庁する李首相の公用車を襲撃し閣下に負傷を負わせる事件が発生した。

議政府は暴徒に対し、国家保安法を適用、機動隊を投入し強制排除した。

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龍鮮日報 第四十一号 光龍21年(505年)10月15日発行
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12月 04 (水曜日) 2013
【国際】皇帝陛下・皇太子殿下、友邦エルジア共和国ご訪問 20:03   
光龍19年(503年)1月15日、今上皇帝陛下(58)と朴世成皇太子殿下(26)は帝国と長年に渡って友好を深めてきたエルジア共和国をご訪問なされた。陛下・殿下は同国国民より熱烈な歓迎を受けた。

陛下はジーン首相閣下との晩餐会でオセアニカ・アースガルド戦争後の同国の官民による復興援助に対して感謝の意を表され、終始和やかな雰囲気で時が流れた。

また、太宗33年(477年)の龍鮮戦争に派遣されたエルジア統合軍の戦没者が眠る、戦没者公園を訪問し、反共と幹国の平和の為に亡くなられたエルジア軍人たちの御霊に哀悼と感謝の意を表された。

皇帝陛下と皇太子殿下は1月25日、市民に惜しまれながら貴国なされた。皇太子殿下は「また、いつか必ず行きたい。」と侍従に語られたと伝わっている。

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【国際】帝政カールスラント、関東連邦公国およびアウステルリッツ王国に対する最後通牒を通告

1月、帝政カールスラント政府は事実上の無政府状態にある関東連邦王国とアウステルリッツ王国に対し最後通牒を通告した。

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両国は100ターン以上の間、国際的に理由を公表することなく何ら施政を実施せず、一切の生産行動を行わず、人民に負担を掛け続けている。

結果、関東連邦公国では飢饉が長期にわたって襲い、人民の不満は頂点に達しており、アウステルリッツ王国は燃料が枯渇し、冬期に暖もとれない哀れな人民達で路頭に溢れている。

慈悲深き帝政カールスラントと皇帝陛下は以下両国の人民を救済すべく行動を行うことを決意し、帝国代表者会議は陛下及び宰相によって共同署名された「両国に対する救済のための軍事行動案」を満場一致で可決した。



両国の人民の余裕が幾らも残されていないことから可及的速やかな返答を要求するため、猶予はフリューゲル歴にて一か月。即ち二月中旬までとすることを宣告する。

これまでに返答の用意なき場合は、両国は指導者を喪失した無主地と見なし、代わって我らが統治する。



返答に必要な最低限の内容項目として求めるもの



1.国際社会に向けた施政不備の謝罪

2.然るべき施政再開の約束ないし今後も凍結する場合の説明

3.施政再開の場合の帝国による監督体制の受け入れ

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これに対し、クラーシェ成約者同盟がカールスラントの行為を帝国主義侵略行為と批判し宣戦布告を行った。

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弊国は最後通牒と称し、関東連邦公国とアウステルリッツ王国の植民地化を目論む

帝政カールスラントに対しエリザベート一世の名の下、宣戦を布告する。



帝政カールスラントこそ、各地で皇帝の暴政に対する反乱が相次いでいる国ではないか。

自国の管理すら出来ない後進国が他国の施政批判とは何事か。



弊国の要求は二点。停戦条件と判断されたし。



・関東連邦公国およびアウステルリッツ王国への最後通牒の取り下げ

・帝政の廃止、反乱軍が求めている民主的国家への政体移行



以上。攻撃開始は18121期となる。



クラーシェ誓約者同盟皇帝 エリーゼ・シェルストリア

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カールスラント・クラーシェ間では激しい批判の応酬が繰り広げられており、戦争は避けられないと見られている。

李沢相総理は記者会見で「両国の行いともフリューゲル万国市民の平和と安寧の為に行われたものであり、その方法論の差異から今回の対立が起きたと信じたい。今のフリューゲルに戦争を望む者はいない。両国首脳が冷静に話し合って平和裏に問題を解決することが最善である。」と述べた。

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龍鮮日報 第四十号 光龍19年(503年)3月20日発行
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12月 01 (日曜日) 2013
【国際】水宝玉聖王国(アクアマリン聖王国)の統治権国際入札 18:34   
光龍18年(502年)8月、先の大戦(オセアニカ・アースガルド戦争/庚午洋乱)においてOTOに侵略戦争を仕掛け、世界に大混乱をもたらした元凶である水宝玉王国(アクアマリン王国)が再建された。

幹国の盟邦であるノイエクルス連邦軍の精鋭は直ちに水宝玉へと進駐しアクアマリン救国戦線を撃破し、同国を占領下へ置いた。

先の大戦において水宝玉王国に対し、恨を抱いていた市民たちは盟邦の勝利に歓喜し京城をはじめ各地の都市でノイエクルス国旗を掲げた行進が行われた。

ノイエクルス連邦政府は水宝玉王国統治権の信託の国際入札を発表した。

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■統治要綱

 1. ノイエクルス連邦政府は先の戦争により獲得したアクアマリン聖王国に対する統治権を特定組織へ信託する。

 2. アクアマリン聖王国統治機構の首長は連邦政府が派遣する総督がこれを務める。

 3. 総督は儀礼的な役職であり聖王国統治の一切に関与しない。

 4. 受託者はアクアマリン聖王国において連邦総督を除くあらゆる権威を超越した存在として権限を行使する。

 5. アクアマリン聖王国のあらゆる資源は受託者が所有権を有する。

 5-1. 本条項はアクアマリン聖王国が現有する資源、将来保有する資源、天然資源、国土、人口その他一切を包括する。

 6. 受託者はアクアマリン聖王国に対し治安維持のため無制限に軍事行動を行う権利を有する。

 6-1. 連邦総督及び連邦政府は6条に基づく活動を一切関知しない。

 7. 信託期間は99ヵ年とし、期間満了後に再入札を行う。

 7-1. 統治期間満了の5年前から満了までに期間延長の申し入れがあった場合、その期間の落札条件と同等の条件によって連邦政府は契約延長を認める。



■入札要件

入札期間:18094ターン~18130ターン



期間終了時にもっとも高い入札額を提示した者が権利を獲得するものとする。

また以下のレート表に基づく資源による入札を認める。



商品1兆Va=4000億Va

銀1万トン=1兆Va

建材1億トン=2兆Va

石材1万トン=1兆Va



ノイエクルス連邦商務省 国有財産管理局

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光龍18年(502年)9月現在、入札を表明しているのは、クラーシェ誓約者同盟のエーリッヒ・キルヒアイゼンルセナール選帝侯殿下(提示:200兆Va/銀10万トン)、幹国の尹昌均(ユン・チャングン)府院君閣下(提示:220兆Va/銀5万トン)、ルーシェベルギアス公国のルーシェベルギアス公爵兼イニストラードの君主ルティーナ殿下(提示:240兆Va)、ガトーヴィチ帝国のスヴャトホースト=イヴァニチ=リーソフ君帝陛下(提示:240兆Va/建材5億トン)、ファイアリヒ連邦共和国連邦評議会(提示:270兆Va)の4名+1団体である。

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【幹国からは尹明策首相の長子で正一品・尹昌均府院君閣下が入札に名乗り】

この国際入札に幹国からは第2代議政府総理大臣・尹明策(ユン・ミョンチェク)の長子で両班として最高位である正一品に叙せられ、尹珠希(ユン・ジュヒョン)皇后陛下の父として府院君の爵位を与えられた尹昌均閣下が名乗りを上げた。

尹閣下は鉄道・海運・金融の各分野で会社を経営する事業家でもあり、今回入札参加の理由を「幹国礼教の徳によってアクアマリンが真に平和を愛する国になるように教育したい。」と語った。

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龍鮮日報 第三十九号 光龍18年(502年)9月20日発行
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11月 16 (土曜日) 2013
【政治】建国500年祭を前に財政破綻、金内閣総辞職 23:35   
ターン18010:大幹帝国の教育維持費が不足しています!!

ターン18010:大幹帝国のインフラ維持費が不足しています!!

ターン18010:今期の工業生産高:28500億Va,今期の商業売上高1510億Va

================[↑フリューゲル暦 18010期500年 4月初旬↑]===================

光龍16年(500年)4月5日、大幹帝国蔵務院は財政破綻を宣言した。一部の政府機関は一時閉鎖に追い込まれ、行政活動は完全に停滞した。

金幸徳首相代行以下閣僚は責任を取り、総辞職し、代わりに愛国行動党中央委員会の李沢相委員が首相に就任した。

李首相は所信表明で財政再建を第一目標に掲げ、経済の安定を図る方針を示した。

また、財政再建の為、10月3日に予定されている帝国政府主催の建国500年「創天節」は規模を縮小する見通しとなっている。

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龍鮮日報 第三十八号 光龍16年(500年)4月10日発行
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10月 31 (木曜日) 2013
【寄稿】CAME再建は幹国の貢献が必須 20:44   
光龍8年(492年)のオセアニカ・アースガルド戦争(幹国呼称:庚午洋乱)の終結から5年、我が国は愛国行動党政府の卓越した領導により再建され、重工業立国の大門を開きつつある。

しかし、幹国の盟邦たるノイエクルス連邦(ノイエクルス自由国・南瓜共和国)やブリュノール共和国の経済復興は困難な道のりにある。特に南瓜共和国では国庫の資金不足により教育・公共工事などの行政活動が停滞し同国の国民生活に多大な悪影響を及ぼしている。

これには多くの要因があるが、最大の原因はCAME加盟国の殆どが自主貿易のノウハウに欠けていることであると指摘する。

無論、本来CAMEはブロック経済の性格が強かったことを留意すべきである。CAMEは伝統的に加盟国の絆が深く、ブロック圏内で資源が自給できていた歴史がある。これは帝国主義者の庚午六賊(ノ連に侵略戦争を仕掛けた6カ国の指導者)が我々に侵略と破壊の刃を向けるまでは機能していた。

しかし、帝国主義者によりその完璧なブロック自給体制が崩壊した現在、長年それに頼ってきた盟邦諸国は困窮の憂き目にあっている。

この難局を打開することができるのは、太祖陛下(朴成秀)の龍鮮統一(434年)以来、自主貿易の経験を重ねてきた我が幹国であると断言する。

今、我々幹国人がすべきことは全国民が身を粉にして働き、諸外国に輸出をして外貨を稼ぎ、CAME諸国の復興に貢献することである。それが、かつて龍鮮戦争(丁巳共乱)において中夏共産主義勢力から我が祖国を守り、先の大戦において正義と平和の為に戦った盟邦への恩返しになるだろう。

(京城大学経済学部 李元衡)

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【丁丑祆乱鎮圧後も続く反祆義兵による祆教徒攻撃】

497年3月の祆教徒の反乱(丁丑祆乱)は陸上防衛隊元帥白善仁氏と警務院機動隊、そして民間義勇軍の「反祆義兵」の活躍により賊徒の京城侵攻を阻止し、5月にほぼ鎮圧された。

事変後、金幸徳首相代行は国教法の規定を一部見直し、「祆教徒が他教徒への布教を行わないことを条件に信仰を認める。」妥協案を打ち出し、祆教への融和に舵を切った。

しかし、敬虔な礼教徒の中には祆教の完全廃絶を主張する過激派も存在し、彼ら「反祆義兵」たちは各地で祆教徒の集落の襲撃を行い、治安当局と激しく衝突している。

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【社会】映画「永遠の1年」公開。帝国主義者の暴虐に屈せず祖国の平和の為に戦うノイエクルス青年の勇姿に市民拍手喝采。公開1週間で300万人動員。

【社会】元大戦従軍軍人、OTO諸国合同の戦没者慰霊祭開催を計画。

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龍鮮日報 第三十七号 光龍13年(497年)12月5日発行
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10月 19 (土曜日) 2013
【宗教】国教法制定、ゾロアスター教・正教の非合法化 16:55   
光龍11年(495年)11月17日、帝国議会常民院において国教法が可決された。これは、以下に示す大幹帝国政府の公認する宗教以外は非合法とする法案である。

【帝国政府公認宗教】

礼教

古代中夏から龍鮮半島に伝わり、400年以上の歴史を持つ由緒ある宗教。幹国民のほとんどが信仰。

仏教

礼教と同じく、古くから根付いている宗教。

石動神道

旧大石動帝国より亡命した石動系幹国人が信仰。

秋津神道

旧大秋津帝国より亡命した秋津系幹国人が信仰。

道教

旧中夏民国より亡命した中夏系幹国人が信仰。



【制定の背景】

この国教法制定の背景には外来宗教がもたらした厄災にある。まず、太宗3年(447年)の太宗陛下(朴安哲先王陛下)が公認されたゾロアスター教は先のオセアニカ=アースガルド戦争において幹国の国土を破壊し多くの同胞を虐殺する惨事をもたらし、今上皇帝陛下が公認された正教は他国の首相に対し「死刑宣告」をするなど野蛮な行為を行い人心を惑わしている。

これら、外来宗教について市民は

「外国の宗教は信用に値しない。先祖が大切にしてきた伝統宗教を守る重要性にようやく気付いた。」

(36歳・男性・警察官)

「前から胡散臭く感じていたけど、やっぱり勧誘を断って正解だった。」

(27歳・女性・会社員)

「私は先の大戦で聖マズダー教国に捨てられ失望し、絶望した。」

(33歳・男性・元祆教徒)

など不信感を強め、外来宗教排斥運動を全土で展開した。「国教を定め、外来宗教の追放を求める署名」は500万人以上に及び、金幸徳首相代行は「民意に従い、社会不安を元凶を取り除く。」と市民運動代表に語り、愛国行動党宗教政策局に国教法制定を命じた。

公認された宗教は幹国に古くから根付く礼教や仏教のほか、石動系・秋津系が信仰する神道、中夏系が信仰する道教が選ばれた。

また、国教法制定に伴い、帝国議会に「国教管理委員会」が発足し、公認宗教の管理や適切な行政指導を行う他、新たに国教に加えられる宗教を審査する権限が与えられた。

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龍鮮日報 第三十六号 495年(光龍11年)11月20日発行

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10月 14 (月曜日) 2013
【社会】国土、一応の復興を見るも文明水準は200年後退 12:24   
先の大戦により破壊された国土は金幸徳首相代行の指導により一応の復興を見たが、我が国の文明水準は200年前の香麗王朝(145年~280年)の昔まで後退してしまった。



左の写真は京城の慶福宮に通じる大通りの東大門周辺の写真であるが、舗装された道路は完全に破壊され、市民は掘立小屋のような住宅で暮らしている様子が分かる。



大戦終結から3年、幹国が以前の豊かな国土を取り戻すことができるかは全国民の努力と意志にかかっている。

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龍鮮日報 第三十五号 495年(光龍11年)1月5日発行

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10月 01 (火曜日) 2013
【速報】姜英哲首相閣下自決 幾多の困難に立ち向かった無類の愛国者死す 23:40   
光龍8年(492年)12月1日の御前会議にて皇帝陛下はレゴリス帝国が提示した講和条件の受諾という御聖断を下された。姜首相以下全閣僚がこれに同意し、大幹帝国は連合国に対する降伏を宣言した。

御前会議の後、閣下は首相官邸にて拳銃自決された。

陛下及び閣僚は閣下の自決に動揺されたが、陛下の御勅命により金幸徳副首相が臨時に行政の最高責任者となることが取り決められた。

以下に閣下の御遺言を紹介する。

「至尊なる皇帝陛下、親愛なる幹国国民の皆様、また共に戦った盟邦OTO諸国民の皆様に対し、己の職責を放棄し、黄泉の国に参ることをお許し頂きたく思います。私はこの戦争で偉大な祖国を敗北させ、荒廃させてしまいました。幹国492年の歴史に泥を塗ったこととこの戦争で斃れた二千万以上の幹国国民や我が同盟国ノイエクルス国民に対する謝罪のため自決という手段を取りましたことをご理解ください。

我が祖国は圧倒的な国力の差をものともせず、大義を守るため、幹国の栄光を守るため、友邦ノイエクルスの平和を守るため最後まで戦い抜きました。

たとえ肉体が滅びても其の魂は永遠に生き続けるように、我が祖国は廃墟となろうとも勇敢な魂を持ち続ける限り何度でも復活を遂げることでしょう。

我が祖国は連合軍による攻撃により廃墟となり、家族や友人は死に絶え、多くの大切なものを失いました。

しかし、親愛なる国民全員にお願い奉ることはただ一つ、連合軍を寛大な心で許して下さい。

私がそうであるように志ある人々は皆、連合軍を恨み、憎んでいることでしょう。

ここで、その恨みを捨てて敵を許せと言うのは酷であることは私が一番理解しております。しかし、その恨みと憎しみは新たな恨みと憎しみを生み出し、不幸の連鎖は永遠と続くこととなるでしょう。

この連鎖を断ち切ることができるのは我が偉大な祖国、大幹帝国とその偉大な国民たちであります。

連合軍に対する恨みと憎しみを忘れ、許し、友人となることが大幹復興の第一歩となることを賢明な国民の皆様に理解いただきたく思います。

最後に、私の皇帝陛下に対する忠孝と国民に対する仁義の礼教精神は永遠に不滅であります。この戦争で散った英霊と共に偉大な祖国の復興を心より祈ります。



                                             臣 姜英哲 」





共産主義勢力との戦いである龍鮮戦争、盟邦大石動帝国の滅亡、巨大隕石の落下、そしてこの戦争という幾多の困難に勇敢に立ち向かった無類の愛国者であり、幹民族の英雄である姜英哲閣下の逝去に全国民は涙を流し、同時にその偉大な精神と遺志を継いで国土再建へと向かう確固たる意志を強く世界に示した。

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龍鮮日報 第三十四号 492年(光龍8年)12月2日発行

                        
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9月 30 (月曜日) 2013
【寄稿】幹国人は庚午六賊を未来永劫許さない 13:40   
490年の開戦から、我が国の間では庚午六賊(こうごろくぞく/경오도적 )という言葉が流行った。

庚午とは490年の干支であり、六賊とは我が国と盟邦ノイエクルス、ブリュノールへ侵略戦争を仕掛けた連合の指導者、即ち

水宝玉王国(アクアマリン王国)少女王    アリス・エアリーヌ

烈吾莉洲帝国(レゴリス帝国)総統      リーゼロッテ・ヴェルトミュラー

中津帝国(ミッドガルド帝国)皇帝      フェリックス・ベリヤ

弖柚璃亜連合王国(ティユリア連合王国)国王 レオン2世・ティユリア

窘邇栖斯坦共和国(クルジスタン共和国)首相 エーミール・グスターヴ

聖拝火教国(聖マズダー教国)教皇      ゾロアスター

の6人を指す。

この6人の野蛮な酋長たちのせいで悠久の歴史を誇る幹国とノイエクルスは灰と化してしまった。

我が国は2000万人以上の同胞の命を失った。

しかも卑怯なことに停戦を宣言し、兵を引き上げた我が国に対する爆撃は未だ続いているのである。

現在、ルーシェベルギアス公国主導による和平交渉が行われているが、会議に出席している烈吾莉洲代表はアドリア宣言を少し変えただけのものを持ち出してノ連代表たちを困惑させていると聞き及んでいる。

なるほど、ここまで書いてようやく連合側の策が分かった。あえて無理難題を出して時間を稼いでいる間に我が国への攻撃を続け人口を200万人以下にし、強制敗戦させることを狙っているのだろう。

なんと狡猾で汚い連中であることか。

最早、我が国に戦う力は残されてはいない。連合の攻撃で我が国は原始時代まで戻ってしまった。

しかし、神代の昔から受け継がれてきた龍鮮魂が折れることはない。

全幹国人は千年後、いや未来永劫まで庚午六賊を許すことはないだろう。

彼らは勝者を気取っているが、その勝利が砂上の楼閣であることに気づいていない。

武力によって築かれた栄光は武力によって崩壊する。因果応報だ。

彼らがそれに気づいた時にはもう遅い。報いの時は必ず来る。庚午六賊がベットの上で穏やかに生涯を閉じることはない。彼らが死に追いやった敵味方あわせ1億人以上の霊魂の怨嗟を浴びながら地獄に落ちることだろう。



寄稿 元ゾロアスター教幹国管区主教 柳純桂

(補足 各国の漢字表記は幹国・中夏・秋津・石動・萬州・檬古など東方諸国でよく使用されているものである。)

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龍鮮日報 第三十三号 492年(光龍8年)9月15日発行

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9月 29 (日曜日) 2013
【軍事】敵軍の非道な光線攻撃により壌平市壊滅 21:15   














ターン17734:レゴリス帝国が大幹帝国(6, 3)に向けて衛星レーザー発射を行い、現代都市に命中。一帯が焼き払われました。

ターン17734:クルジスタン共和国が大幹帝国(11,12)地点に向けて99発のPPミサイル発射を行いました。(有効30発/怪獣命中0発/怪獣無効0発/防衛0発/無効69発)

ターン17734:-大幹帝国(11, 12)の現代都市に命中、一帯が壊滅しました。



光龍8年(492年)8月6日、壌平市に衛星レーザーによる攻撃が行われ約300万人が死亡し同市は壊滅状態に陥った。(上:攻撃後の壌平、下:攻撃前の壌平)

同日、太邱市にも大規模な空襲があり約200万人が死亡した。



また、幹国の人口は開戦前の3000万人から1252万人まで減少しており、列強蛮族に1800万人もの同胞が殺されたことになる。



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龍鮮日報 第三十二号 492年(光龍8年)8月10日発行

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