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アゼロティータにおける六カ国会議
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投稿ツリー
- アゼロティータにおける六カ国会議 (ゲスト, 2015/7/31 2:27)
- Re: アゼロティータにおける六カ国会議 (ゲスト, 2015/7/31 2:36)
- Re: アゼロティータにおける五カ国会議 (ゲスト, 2015/7/31 11:18)
- Re: アゼロティータにおける六カ国会議 (ヴェールヌイ社会主義共和国, 2015/7/31 21:27)
- Re: アゼロティータにおける六カ国会議 (ゲスト, 2015/7/31 23:05)
- Re: アゼロティータにおける六カ国会議 (ゲスト, 2015/8/1 10:53)
- Re: アゼロティータにおける六カ国会議 (ゲスト, 2015/8/1 19:26)
- Re: アゼロティータにおける六カ国会議 (ゲスト, 2015/8/1 23:01)
- Re: アゼロティータにおける六カ国会議 (ヴェールヌイ社会主義共和国, 2015/8/3 22:02)
- Re: アゼロティータにおける六カ国会議 (ゲスト, 2015/8/4 22:50)
アゼロティータにおける六カ国会議
msg# 1604年9月17日、ウェールリズセ共和国首府・アゼロティータの総督府において、ウェールリズセ総督の招聘により、ヴェールヌイ社会主義共和国首相、テークサット連合副首相兼外務相、ノホ・ヘレコ連邦通商部長、コーデクス共和国外務局長官、シェロジア共和国商務部担当者による会談が行われようとしていた。
関係国は本スレッドをご利用下さい。
Re: アゼロティータにおける六カ国会議
msg# 1.1【ウェールリズセ共和国総督:エウジェーニオ・カルカテルラ】
この度は、我が国の招聘に応じ、参席頂きましたヴェールヌイ社会主義共和国、ノホ・ヘレコ連邦、テークサット連合、コーデクス共和国、シェロジア共和国の代表の皆様に、共和国を代表して私、エウジェーニオ・カルカテルラより御礼申し上げます。
今回皆様をお招きした理由は言うまでもなく、先般より危惧されつつある燃料価額の高騰に対し、何等かの対処すべきと考えた為であります。これに則り、燃料輸出国であり、新興国の中でも今後の発展が期待され得る国家、及び燃料問題に対し中立の立場である国家を僭越ながら共和国外務省の方で選定した上で、招聘した次第であります。
同時に、そのような国家の代表が集まった事は、今後の新興国による、従来の枠組みに束縛されない新秩序の構築を可能とするのではないかと、共和国は勿論ではありますが、私個人としても非常に強く期待しております。実のある会議となる事を祈り、ご挨拶に代えさせて頂きます。
さて、各国代表に於かれましては、最初にご挨拶を賜れればと存じます。その後、本題と参りましょう。
Re: アゼロティータにおける五カ国会議
msg# 1.2【ヴェールヌイ社会主義共和国閣僚評議会議長:ヴァシリー・サロート】
まず、本会議に我が共和国をお招き下さいましたウェールリズセ共和国の政府並びにカルカテルラ総督閣下にお礼申し上げます。そして各国の皆様、お初にお目にかかります、ヴェールヌイ社会主義共和国首相、ヴァシリー・サロートであります。皆様の前で、こうして挨拶させていただけますのは、何よりの光栄です。
本日ここに集まりました各国は、拓かれた未来を志向し、日夜国家建設の旅を続けておられる活力ある新興国であり、また世界の基幹資源であるところの燃料を輸出することにより、その元手を得ようという国家であります。
燃料はありとあらゆる国家活動の原動力、エネルギーであり、社会生活を豊かにし、富を生み出す工業製品の原材料でもあります。モノとしての交換価値を考えるならば、この世界において資金(Va)と兌換性のある唯一の物質なのです。極端に言えば、限られた鉱物資源のうち、燃料がこの世から突然無くなれば、現代文明は破綻しますが、銀や鉄鋼が無くなっても、そんなことは起きないということです。勿論重大な混乱は予想されますが、その深刻性は他に比類ないものです。
もっとも重要な戦略資源たる燃料は、世界の普く国々の発展する権利を擁護しなければならない見地から、その取扱には公正性が強く求められるのです。皆様は、その国力の大小に関わらず、発展する権利と、燃料の取扱というその2つの要素を併せ持った、世界でも重要な国々なのだということを、私はこの会議の冒頭、特に強調させていただきたいと思います。
カルカテルラ総督が仰られしまた「今後の新興国による、従来の枠組みに束縛されない新秩序の構築」とは、まさしく、公正性を保つと同時に、自らの発展を保障する、その責任を果たすということです。完全独立した経済を有し、信頼と平和を標語とする共和国は、その公正中立性において、必ずや皆様のお力になることができるのではないか、いや、ならなければならないのだという、確固たる意思のもと、私自ら参席させていただいたわけであります。
いかなる既得権益、自己や属する経済圏の利のみを追求しようという勢力を退け、この歴史的といえる事業を、我々は、各々の立場の差異を認め合いながら、十分に議論し、手を携えて成功に導こうではありませんか。
Re: アゼロティータにおける六カ国会議
msg# 1.4【シェロジア共和国商務部資源エネルギー課課長:ヒース・クロム】
シェロジア共和国を代表し、当会議にご招待頂きましたことを感謝致します。
我が国は既に11億ガロンものウラン燃料を各国と定期契約を結んだ段階にありますが、そのプロセスにおいては公平かつ公正な競争の下で入札を行いました。単刀直入に申しますればやはり一部国家の資源独占というものについて世界経済、そして安全保障の面から深く憂慮するものであり、ウェールリズセ共和国のご提案には強く賛同するものであります。
ですので、当会議において有意義な議論と成果が見出せることを願っております。
ごあいさつは以上となります。
Re: アゼロティータにおける六カ国会議
msg# 1.5【テークサット連合副首相兼外務相:マージ・ソファート】
まずは、手違いと我が連合内の混乱が重なり到着が遅れたことをお詫びしたい。また、先の隕石災害で犠牲になった方々には、改めて哀悼の意を表する。
この国、この街を訪れるのは初めてだが、いやはや素晴らしい所ですな。行き交う人々にも活気がある。
災害以前のアゼロティータを復そうとされているとのことだが、往時の姿を取り戻し、更なる発展へと舵を切るのも間近と見える。
我が連合は以前より燃料供給における貢献度は減少しているものの、新興国による新秩序の構築という点において非常に興味を持っている。
文明社会の根幹である燃料貿易の枠組みが定まれば、世界に更なる安定と発展を期待できるだろう。
Re: アゼロティータにおける六カ国会議
msg# 1.6【コーデクス共和国外務局長官:ネスト・パルタイオン】
遅ればせながら挨拶をさせていただきます。コーデクス共和国を代表し、本会議に出席いたしますネスト・パルタイオンと申します。
今回の会談にご招待下さいましたウェールリズセ共和国に対し、我が国を代表して謝意を申し上げます。
我が国は、炭鉱からウラン鉱への鉱山転換を成し遂げたばかりの段階にあり未だ燃料の輸出には至っておりませんが、近年の燃料価格の急変動については多大なる関心を持って見守っておりました。
その中での、核心的資源とも言える燃料の価格に輸出国間での協調的外交交渉をもって一定の枠組みを定めようとする、ウェールリズセ共和国の提案は、フリューゲルを戦乱のない平和で安定した惑星へと導くものになると期待しております。
それでは参加国代表の皆々様、どうかよろしくお願いいたします。
Re: アゼロティータにおける六カ国会議
msg# 1.7【ウェールリズセ共和国総督:エウジェーニオ・カルカテルラ】
ご挨拶ありがとうございました。それでは、議題に移りましょう。
先般より、燃料価額が上昇し続けているのはご存知かと思いますが、最も著しい代表例はシェロジア共和国主催の入札式交渉によって、先進国から最大で燃料に対し資金が二倍という驚くべき入札が為されました。
これはごく一部の例で、分布的には外れ値といって差し支えのないものですが、それでも先進国を中心として「資金力が豊富」であることを背景に、燃料の過ぎた占有状態、即ち本来行き渡るべき国家に対しては行き渡っていない、という例も確認されています。
我が国としましては、こうした行為は燃料を巡る諸国間の外交上の懸案になりかねないと判断しておりますし、その場合燃料を輸出している国々への飛び火は少なからずあると確信しております。
しかしながら、更に驚くべきことは、仮に燃料の必要量に応じて輸出量を分配したとしても燃料は尚不足するのです。何故でしょう?答えは明らかです。
フリューゲルの歴史を振り返れば、発展途上国が先進国に対して資源を輸出することで先進国はその経済の安定性を保ち、発展途上国は自らの分に余裕を残しつつも先進国に輸出を行うことで経済の発展を達成してきました。
しかしこれは、あくまで"先進国よりも発展途上国が多い"場合においてのみ、成立し得る均衡であります。先進国と発展途上国の数がイコール、もしくは先進国よりも発展途上国の数の方が少ない状態においては、リソースを巡る争い、ゼロサムゲームが生じてしまいます。
現状を見れば、人口三千万かつ一定の燃料を消費する国は約二十にも及んでおり、これに対し政情が不安定でなく、かつ発展途上国に区分される国は僅か十程度に過ぎません。これでは燃料が不足するのも無理はありません。
更に、今後我が国を始めとして、この場にお集まり頂いた国の中でもヴェールヌイ社会主義共和国を除く国は未だ発展途上であり、成長の余地がある事を考えれば、今後燃料問題は更に深刻となるでしょう。
従って我が国としては、今後我々は先進国に 過当競争に対する自制を呼びかける事,軟性的レートの段階的構築,各国間での輸出の流れの共有、及びこの仕組みを維持するための制度及び連帯的な組織の構築が不可欠ではないかと存じます。
各国より他にご提案がありましたら、ご発言願えれば幸いであります。
【ヴェールヌイ社会主義共和国閣僚評議会議長:ヴァシリー・サロート】
燃料価格の問題と協調的枠組みの構築、並びにカルカテルラ総督閣下のご見解に接しての、私の意見を申し上げます。
まず、シェロジア共和国による燃料の競争入札についてです。
「資金力を背景とした燃料の専有」というお話がございました。つまるところ、これは収益性を最優先とせず、需要度合いを考慮して分配するか否か、ということです。
前提として、競争入札という手法を用いることは、評価されることこそあれ、非難はけして受け得ない、正統な販促活動でありましょう。
ましてや、シェロジアは建国まもないものであり、その黎明期において、必要とする国家資本は足りることのない状況です。そのような状況下において、国家建設の元手をいかに高効率的に確保するかという問題に接した時、世界的な需給関係に考慮せよと、要求することは到底できないわけです。共和国政府は、シェロジア共和国の発展と幸福を望み、その権利を擁護する観点から、シェロジアは最善を尽くしているにすぎないものと判断しているところでもあります。
この認識を基にするならば「先進国に過当競争に対する自制を求める」ことも、必然的に公正性を帯びない、利己的な要求に映らざるを得ないものであり、各国の理解を得ることは難しいでしょう。
しかし幸いにして、これは現在までのことです。ここにお集まりの各国が、相互に連帯、扶助し、懸念を可能な限り取り除いていこうという意思がおありであれば、たとえ時間がかかっても、公正性を担保しながら発展することは十分に可能です。そう、最も重要なことは公正性なのです。自己の権利が、他者の権利を犯さない範疇において、利己的でないと主張するにたる公正性の裏付けがあれば「過当競争に対する自制」の主張は口に出さずとも、現実がそれを示すこととなり、ある程度の自然調整が期待できます。またこれを良しとせず、万が一にも、何かしらの力をもって利己的な欲求を達しようとする者があるなら、それに怯えることがあってはならないのであり、その為にも連帯が必要だということです。
カルカテルラ総督閣下のお話にもありました「軟性的レートの段階的構築」は必要となりましょう。しかし軟性的レートとはいえ、ある期間においては固定であり、各国が一定のレートを共有することは、現状すぐには難しいでしょう。前述のシェロジアの例をあげましたように、国家資本をより高効率的に確保しなければならない要求が、新興国の皆様には存在するわけであり、また既に決まった個別の取り決めレートを、反故にすることを求めることにもなりかねません。
そこで、ある程度余裕を持たせた上限値のみ合意し、完全適用までの猶予期間を設けることが最善であると考えます。
またこの上限値でありますが、皆様が当然、先に連想する軟性的レートの国際的代表はFENAレートであります。FENA標準レートは、FENA域外を対象として設定されており、かつ拘束力を持たないものとして表明されているものです。この標準レートは、該当資源の世界的な産出量を考慮のうえ算出されていることから、FENA各国の利益を確保している一方で、FENA域内の大国が、外部に対して必要以上に資源を買い叩くことがないよう抑制する効果も生んでおり、現時点において最も妥当で公正性のある指標であるといえるでしょう。事実、FENAの定めたレートに対する諸外国からの異議申立てはまず見られないという実績もあります。
以上のことから、皆様方が新たに公正性のあるレートを用いることにより、自己の権利を胸を張って主張、擁護できるようにするのであれば、出発点として、現時点でのFENA標準レートを上限値と定めることは、その船出を円滑にし、また国際的理解を大いに得るものにもなりましょう。
また、これはあくまで出発点としてであり、FENA標準レートに連動せよという主旨で申し上げているわけではないことを付け加えさせていただきます。今後の国際情勢、需給関係、構成各国の状況の変化に応じ、今後この枠組を形作ることになるであろう新設される会議組織によって、規定に則って改編すれば良いということです。その結果、妥当性を誇れるレートを提示、運用することにより、国際的に良い影響力を保持し、もって国際の平和と平等に資することになる組織の構築こそを、目標とすれば良いのではないでしょうか。
Re: アゼロティータにおける六カ国会議
msg# 1.9【ノホ・ヘレコ連邦外務府通商部部長 カホコハコ・テ・カッツイオ】
我が国はジェロジア共和国の競売燃料入札にて極めて高い値段を付けており、国際的な燃料価格高騰の一端を担ったということは否めません。ヴェールヌイ社会主義共和国首相閣下も仰っておりましたが、競争入札という価格が高くなりやすい手法を採用したために1億ガロンあたり2兆Vaという記録的な高価格になってしまったのでしょう。
我々燃料を輸出する国において燃料市場とは先進国を中心とした買い手市場であることは明白です。それ故に燃料価格は先進国が価格を実質的に決めていくものであって、新興国はそれが著しい搾取でない限りは基本的には先進国の意思に追従していくべきです。また、グローバルスタンダードとなっているFENAレートの設定した燃料価格は著しい搾取ではなく、加えて燃料が買い手市場であるために特段の反論が無かったものと連邦政府は考えます。
今回ジェロジア共和国での燃料価格及びウェールリズセ共和国の燃料価格上昇交渉が成功していたことを含めて、先進諸国において燃料の安定取引枠を失うかもしくは燃料枠を手に入れるためであれば燃料価格は多少高くても構わないということが証明されたということです。これに伴って同時に証明されることは先進諸国は燃料取引において自制心を持つことは期待すべきでないということもあると考えます。
軟性レートの段階的構築についてですが、連邦政府はこの提案を歓迎するとともにカルカテルラ総督閣下が仰る各国間の輸出の共有が実施されることでこれは実現が容易になると考えております。もはや昔のもとなってしまいましたが、フリューゲル農業組合という組織がありました。これは金銭取引の窓口をブリュノール共和国が代表して実施するというものです。つまり、新たに計画される組織の代表国は加盟国との協議でレートの改定が決定した場合には代表して取引価格の改正交渉を行うことで、組織は足並みを揃えて取引価格を変更することができるだろうと考えます。