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共同管理区域クイーンズ
Condominium Queens Iland of Waleridse and Eran

クイーンズ連邦のニュークイーンズランド諸島を軍事占領したウェールリズセ共和国エーラーン教皇国による共同主権地域のことを指す。

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歴史・事件 anchor.png

クイーンズ紛争(民族進歩党員による騒乱事件から紛争勃発、ウェールリズセとエーラーン軍による占領まで)
 総督代行選挙中に起こった民族進歩党員(民進党)のガトーヴィチ系青年によるウェールリズセ共和国大使ら殺害事件に端を発する騒乱。
ウェールリズセ共和国による宣戦布告に発展し、さらに政権を掌握した民進党政権が大フリューゲル帝国を名乗る新国家を建国。党首プリヘーリヤが皇帝として即位した。
世界各国への同時宣戦布告という前代未聞の発表を出し、国際社会からの袋叩きに遭った結果、一週間で滅び去った。
何が起こったか把握できないうちに国を失ったという事態に旧連邦国民は大きく動揺した。
占領と同時に両軍の進駐が開始され、旧都フリートバース近郊に基地が設置。大フリューゲル帝国は解体されて関係者は一斉に拘束された。
また旧クイーンズ連邦指導者であったアーチボルド・エッカート公爵は妾の秘書とともに入水自殺を図り、消息不明となった。
現在も残党狩りとして進駐軍が市街地などで巡回警戒を行っている。

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地理 anchor.png

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旧都フリートバース Old capital of Fleetberth anchor.png

クイーンズ連邦の首都。現在の人口50万人程度。
旧大フリューゲル帝国は戦闘行為を一切しなかったため、とく損傷はなかったが、人口の半分が疎開し、残る住民も進駐軍からの報復を恐れて生活しているなど最大都市にもかかわらず閑散とした雰囲気が漂う。
多くの社会インフラが閉鎖を余儀なくされており、食料や医療、教育などが不十分に得られない環境にある。

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サザンクライスト Southern Kleist anchor.png

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統治形態 anchor.png

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統治委員会 Board of Governors anchor.png

解体された大フリューゲル帝国の政府機関に代わり占領統治する執行機関。構成メンバーなどは不明だが、ウェールリズセとエーラーン両国が半々の割合で占めているとされる。その存在は謎に包まれた組織であり、時々屋外放送を使用しての指令が飛んでくるほかは活動実態が住民からも認知されていない。進駐軍基地内に置かれていると思われる。

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旧都自治政府 Old capital Interim Self-Government Authority anchor.png

旧都フリートバースを中心に活動する自治組織。ウェールリズセとの講和条約に基づき自治権を付託するよう請願したが、却下されたためその活動は非公認である。構成員は残留した外国人を含めて2万人強に及ぶ。若者が多く、平均年齢は30歳前半。
リーダーはいないが、主要メンバーは10人おり、うち9人が女性である。

大きく定められる政府の規則は五つ。
その1
 旧政府関係者は立ち入れない
その2
 無償の下の従事
その3
 法の下の平等
その4
 武力に拠らない平和的解決
その5
 許可なく進駐軍と接触しない

かつての政府に代わって様々な行政サービスを行うほか、スーパーや病院、学校、保育園、はては結婚式や葬儀まで運営する。
住民からは一定の支持を集めており、孤立無援の中で生存が保たれる最大の理由となっている。
なお地域連携としてサザンクライストなど大小ざまざまな全国の都市圏と交流を持っている。
各地で営まれるシェルターコミュニティーでは厳しい門限管理がされており、自由なようで制限がある。
通貨はウェールリズセ・リラかダリクが用いられる。闇の取引所が設営されており、進駐軍の一部兵士にサービスを提供する代わりに横流し品や外貨を得ている。NQLポンドは既に紙切れの価値しかないため流通していない。

政府直属の実働部隊
軍事的組織ではなく司法と公安と一体化させた組織に近い。各隊の名は旧宗主国であったイギリスの歴代王朝から借りている。
・ウィンザー隊
・ハノーヴァー隊
・スチュアート隊
・テューダー隊
・ヨーク隊
・ランカスター隊
・プランタジネット隊
・ノルマン隊
現在ノルマン隊とプランタジネット隊は第二の都市サザンクライストへ支援のため派遣されている。

主要メンバー名簿一覧

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経済 anchor.png

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進駐軍ビジネス anchor.png

進駐軍基地内では厳しく規律が守られているが、その外ではそうではない。あくまで人間としての娯楽を求めて旧都フリートバース市街地などに足を運ぶことは多い。
賭博や飲酒のほか、如何わしい性や薬物の売買が行われている。彼らは住民間で流通する貴重な外貨や横流しの源となるため、フリートバース自治政府では許可のもとで住民が商売を行うことを認めている。


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最終更新: 2016-01-28 (木) 20:05:18 (JST) (3012d) by uranan