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アルビオンタイムズ アルビオン最大の報道機関 | ||
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10月 25 (火曜日) 2016 | ||
680年4月1日 | 22:10 | |
【国際】石動第三帝国において大規模暴動 679年12月1日午後1時ごろ、石動第三帝国首都・山岡府において食糧不足をもとにした大規模暴動が発生。 以前より同国では市民への食糧供給が滞っており、連日デモや反政府系集会などが各地で開催されていた。 今回の暴動は国内における食料が完全に底をつき、市民に餓死者が出始めたことに対する抗議集会がきっかけであった。 抗議集会の内容が徐々に将軍家批判になったことで治安当局が集会の中止を命令したことに市民が反発。警備にあたっていた警察官を含む当局側の人間と衝突したことで当局側が市民の一人を公務執行妨害で逮捕したことで騒動は拡大した。 市民グループ内で軍隊には飯があるといううわさが飛び交ったことで軍の施設が主に襲撃され、防衛基地及びミサイル基地に市民が多数乱入した。騒動の中で軍事施設は炎上し、関係者ら13人が重軽傷、5人が死亡するという大惨事になった。(写真) 事態を聞きつけた連盟王国を含む各国の大使館は、市民に炊き出しを行いつつ、本国に食糧支援を要請し、翌2日早朝、連盟王国政府は航空便において当面の食糧をピストン輸送した。 現地では現在争乱は収まってはいるものの、その傷跡は思った以上に深くなると思われる。 (山岡府支局 ジョージ・アイアンサイド) 【国内】ペンドラゴン市長選挙、保守派のロドニー・ペレス氏が当選 3月18日に行われたペンドラゴン市長選挙は保守派のロドニー・ぺレス元宮廷省大膳長官が現職のロバート・アインツ氏を3倍の得票差で破り当選を果たした。 ペレス氏はペンドラゴン市出身のチャキチャキのペンドラゴンっ子を自称しており、地元出身を生かし市民の圧倒的支持を得て当選した。 宮廷省時代から政治関連の本をいくつも出版しており、保守派の論客として言論界でも一定の地位を築いていた。 --記者会見の様子-- ペレス「え~、今回当選したのはまさしく市民のみなさまに私の政策と理念が受け入れられたということ、ということでしょう。皆様の信託にこたえ、よりよい姿勢を目指してまいります。」 -市長として実行したい政策は ペレス「まずは市民人頭税撤廃です。伝統とは言えこれほど不平等な税制はない。直ちに廃止されるべきでしょう。それと公約に掲げておりましたが近郊農業で商品作物をつくり、重税から解放された自主財政を目指していきたいと思っております。」 -大膳長官時代にいろいろ本を出し物議をかもしたこともあったが ペレス「私の本が間違っていたという認識はありません。この場でも何度でも言いますがヴェールヌイとかウェールズリゼなんてのは三等国ですよ。これを見てください。我が国に対する誹謗中傷本。いわゆる「ヘイトスピーチ」っていうんですか?こんな馬鹿本をありがたがって読んでるんですよ連中は。政治的な成熟度においては我が国が45歳くらいならやつらはせいぜい3歳児です。」 -市長として節度ある発言をという声も ペレス「節度って?私はいつでも節度を持って発言してますよ。私の発言を節度がないなどぬかす連中こそ節度がないんじゃないんですかね(笑)ところで声ってのは誰の声なんですかね。あなた方マスコミの声?市民の声じゃないでしょそれは。」 | ||
10月 15 (土曜日) 2016 | ||
678年 7月13日朝刊 | 22:05 | |
【論評】サン・ピエル共和国との貿易協定成立について 今月1日に、政府はサン・ピエル共和国との間に新貿易協定の締結が合意されたことを発表した。 この貿易協定は暫定的に行われてきた定期取引の正式な取り決めとなり、また、正式に協議において一方の締約国の通告により交易が廃止できる旨を盛り込んだ。しかるに、対等な取引とは、一方的に契約を打ち切ることができることによって成立するものであり、武力によって脅迫する取引は無論台頭とは言い難く、また、「両国の同意が必要とする」など取引中止の条件が厳しく設定されるものもまた対等ではない。 その点においてソサエティ声明で言及されている「不当な搾取」には名実ともに一切当たらなくなったことは明白である。 ところで昨今「先進国」により盛んに貿易協定が締結されているが、その内容を見ると詐欺的なものであることがよくわかる。両国による同意などというが、もし取引中止が提案されたら速やかに同意するのだろうか。フリューの状況を見れば「需要側」はあらゆる手を使ってでも取引中断を妨害しようとするだろう。資源国各位はこのような詐欺師と絶対に手を結んではならない。そしてヴァノミスが締結しているヴォルデリア条約はヴァノミス側に一切の決定権がない不平等条約であるのだからこれは早急に破棄されるべきである。 これらの行為を行っているのがかのソサエティ諸国だというのだからまったくご都合主義にもほどがあるというものだ。見識ある諸国はこれらの諸国を見倣ってはならないことを強く主張したい。 アルビオンタイムズ主筆 マックス・フレーバー 【国際】ウェールズリゼ議が問題発言 ウェールズリゼ連邦共和国下院にて「言葉で言ってもわからない連中には躾が要る。ペットと同じだ」という発言が議員からなされたことに波紋が広がっている。 動物愛護団体「TIGER & BUNNY」代表バーナビー・ブルックス氏は「ウェールズリゼでは動物虐待を是としているということだろうか。断固抗議する。」という声明を出し同国議会あてに抗議文を送付した。 貴族院王城派代表ハルモニア伯ジョージ・パールトン卿は「人間を動物扱いするなどという奴隷制是認思想と同類の野蛮な発言がいやしくも『民主主義』を名乗る連中から出るとは驚きだ。やはり『民主主義』は人間の品性を著しく貶める。品性の塊である我が国には到底理解できない。」と記者の質問に発言し、昨年の庶民院無期停会の正当性を改めて主張した。 | ||
10月 12 (水曜日) 2016 | ||
678年 2月1日 朝刊 | 21:35 | |
【国際】サンピエル問題に関する政府声明 外務尚書グレン・ダウアー子爵は1月11日正午、サン・ピエル共和国に対する問題に関して記者会見中に言及し以下の声明を公表した。 ---- 連盟王国外務省は674年6月1日に公表されたFuCoSTO防衛委員長の声明を全面的に支持する旨を以て謝罪声明に代えることを表明する。ただし、あくまで行動選択が誤っていたのであって、穏健な手続きを踏んでいれば、摩擦は一切起きなかっであろうことは言うまでもないことである。以後平和的な行動に腐心すべく鋭意努力することを表明する。また、この声明は3年前に公表された第7回ソサエティ声明とは一切関係なく我が国の良心に基づいてサン・ピエル共和国政府に対して発せられるものであることも加えて表明する。 ---- 【政治】庶民院を無期限解散 677年12月31日、貴族院は午前中の単独会議において、庶民院の解散と総選挙の無期限延期を女王陛下に上奏することを決議し正午に女王陛下が庶民院の無期限停会を宣言した。 貴族院決議の内容は以下の通り ---- 本邦において庶民院の役割は、もはや民意を表現するために全く不要となった。臣民は皆進んで女王陛下に跪き、それを費用をかけて宣伝するかのごとき行為はもはや無用の長物となったのである。 さらに庶民院議員は、その特権を利用して制度を悪用し私腹を肥やし、下らぬ論語に時間を費やし太と思えば、女王陛下に対する美辞麗句をこねくりまわし、王国の発展に何ら寄与しようとしない輩であふれかえっている。このような輩が跋扈することはまさしく衆愚政治が偉大なる王国の一角に存在することであり、断じて許すことはできない。神聖なる社稷を守るべく、ご聖慮を賜りたく、以上の事案を奏する。 677年12月31日 第1145141919810号 貴族院非常決議 ---- 【国際】石亜首脳会談開催 677年12月19日、石動第三帝国大御所(同国の最高実力者)である足利滿子殿下がペンドラゴンを訪れ、13時からキャメロット王宮にて女王陛下と3時間半に及ぶ会談を行った。会談は終始和やかなムードで進み、両国の連携の強化が確認、合意された。 夕方の議会両院臨時集会で上下院議員2000名が貴族院議場にて大御所殿下の演説に耳を傾けた。 殿下の力強い演説に、議員たちが涙する場面もあり、ある議員は「歴史に残る名演説だ」と絶賛した。 議会演説後は歓迎の宮中晩餐会が開かれ、王配殿下をはじめ貴族諸侯、政財界の重鎮たちなどと歓談を楽しまれた。 2日目は各地の産業施設の視察を為され、同国に輸出される製品の生産に強く興味を示された。 3日目にはキャメロット宮にて女王陛下に貴国の挨拶をされ黒ワイン最高級銘柄「ラザール・ド・ソワレ」が大御所殿下に贈呈された。 --王国議会における大御所殿下演説全文-- 親愛なる我が同盟国アルビオン連盟王国に於いて、日々重大なる国政に関する議論を重ねておられる、崇高な責務を持つ王国議会貴族院・庶民院議員の皆様、初めまして。石動第三帝国大御所、法名道満、足利滿子で御座います。本日はメアリー3世陛下の特別の御計らいによって、この様な場をご用意いただいたこと、厚く御礼申し上げます。 さて、ご存じの通り、我が石動と大亜帝国は、スコッチランド時代からの長きにわたり、その友好関係を同盟関係へと昇華させていき、今や大亜帝国は石動にとりて欠くことのできない全天候型同盟国家と相成りました。両国がかように稀代の蜜月関係を構築することができたのは、偏に両国の気風と志が類似していたことに縁があったのでございましょう。この前武衛は本日の陛下との会談で、このことをより一層深く確信いたしました。 その気風とは、拙速な行動で国際社会における平和を著しく乱すようなことのない、遵法を旨とし理に適った行動を厳とする、平和を希求する国家としてのあるべき外交方針であり、その志とは、意に沿わない国家・勢力を武力で屈服させるような覇道の集団を退け、真に平和的手段を以てフリューゲルに於ける国際機関の設立と、これによる恒久的な平和の設立と言う長大な目標でございます。 勿論、この二者は容易に成し得るものではございません。特に昨今は、我ら石亜、そして我らの所属するFuCoSTOの前に、暗雲がたちこめている現状です。ご存じの通り我ら石亜二国は、国際社会から何ら信任を得ていない列強クラブの横暴な主張により、彼らから集団国交断絶という野蛮なる外交的敵対行動を被り、更には彼らから事実上の武力的恫喝と受け止める事のできる脅迫を受けるに至りました。これは言うまでもなく我々の安全保障を脅かす脅威であり、更にはこれが国家群と国家群の戦いに発展する危険性を孕む、フリューゲル全体にとっての危機とも言える状況で御座います。ここに於いて、我らはこの脅威に立ち向かうためにも、FuCoSTO加盟国と連携してより一層、相互防衛能力の強化を図り、これが為域内経済の強い結束力を活かして、防衛能力の向上と加盟国の持続可能な発展を両立させなければなりません。これは決して容易なことではありません。しかし、石亜二国の力強い経済力と、FuCoSTO加盟国四国の強い結束を以てすれば、決して不可能なことでは無いと、私は信じております。一部国家の集まりが、自分たちに都合のいいように世界を作り替え支配するという、あってはならない未来は、私たちのすぐ足元にまで迫りよっています。我々はその様な絶望的な未来を拒絶し、フリューゲルに真の平和を齎すためにも、倒れることなく邁進していかなければなりません。幸い、彼らの経済封鎖もむなしく、我ら石亜二国は順調に経済を回しております。これも偏に、かつて彼らがブロック経済と罵った、FuCoSTOの強固な域内経済圏の恩寵と言えましょう。 我々石亜二国は、FuCoSTOの中核を成す存在として、FuCoSTO加盟国の発展を約束し、国際社会の安寧に貢献する義務がございます。喩え我々を一方的に敵視してきた国家群がそうした理想とは真逆の行動を取ったとしても、我々のこの崇高な責務が揺るぐ事は無いのです。親愛なる大亜帝国王国議会議員の皆さん!前武衛は大亜帝国の国政を司る崇高な責務を持つ皆様が、大亜帝国の王侯貴族と臣民の代表者たる皆様が、これからも我らの理想と責務の為にご尽力いただけますことを、切に願うものでございます。 ---- | ||
10月 06 (木曜日) 2016 | ||
677年1月31日 朝刊 | 19:53 | |
【国際】フリュー経済危機、「先進国」で枯渇する資源 昨年末からフリュー帝国において深刻な経済危機が迫っていることが予測されていたが、ついに同国政府は財政破綻を迎えた。 同国の情報筋によると財政の破綻により同国では公務員への給料遅配、インフラも整備されず、大都市の道路ですら傷んだ舗装のひび割れが修繕されずに地肌がむき出しになりつつあるという。 国債格付け会社「ザ・ワールド」は同国国債ランクをAからBBBへと三段階格下げした。 同国は「レゴリスの工場」と呼ばれるほど同国の経済に依存していると言われており、収入のほとんどを商品輸出による貿易収入に頼っていた。それが673年ごろから突如として商品輸出を停止しており、同国の肥大化したインフラを維持する資金が突如途絶えた。 これに関してペンドラゴン大学マイケル・ジョーク名誉教授(スポーツ医学部)は 「これはセビーリャの無計画な肥大化政策と非常によく酷似しており、将来の展望のない無計画な拡大政策がいかに民衆を苦しめるのかをよく示すものとして歴史に名を残すだろう。 同じくレゴリス帝国においても昨年末から燃料が枯渇しつつあるが、やはり同じことが言えるのではないだろうか。 いきすぎた人口爆発によってもはや国家を維持する方法がより弱い国家からの収奪の外になくなればいずれそれは破綻し凄惨な戦争に発展することになるだろう。 これからの時代はやはり抑制の時代ではないか。産めよ増やせよといったふうに、より人口が多いほうが豊かな国という考えは正直古い。まるで中世のようだ。そのような野蛮な考えに則ってはならない。文明国たるものやはり理性を重視し、全世界の利益を考えていくべきなのではないだろうか。それとなんで私に毎回聞きに来るのか。私の専門はスポーツ医学だからね。」とコメントしている。 【国際】クローディア殿下、ヴァノミスへ 1月20日、クローディア王女殿下は結婚式の為ヴァノミス国へと旅立った。 同日早朝からアルトリウス空港には多くの市民が押し寄せていた。 ヴァノミス政府からは世界各国から戴冠式及び結婚式の招待状が発送され、世界中から多くの国が参列することが表明されている。しかし、一部の国は「国際関係を考慮し」これに参加しないことを明確に表明しており、世界中から多くの批判が寄せられている。 宮廷省幹部は「我が国は先の経済制裁以降もレゴリス帝国総統閣下の訃報などに弔辞を寄せるなど一定の儀礼は維持してきた。しかし一部の国家にはそれが理解できないようだ。非常に遺憾である。」とコメントしつつも「しかしこれによって我が国がそれと同程度の品格に落ちることはない」という姿勢を示した。 | ||
10月 04 (火曜日) 2016 | ||
676年10月1日 朝刊 | 23:05 | |
【国際】ヨーク大公クローディア王女殿下、ヴァノミス国王子と婚約 宮廷省は9月30日夕刻の記者会見で女王陛下の実妹にしてヨーク大公クローディア王女殿下を近日中にヴァノミス国王の王孫であられるアブラハム王子殿下(19)の元へ輿入れする旨を発表した。 クローディア殿下は現時点で王位継承順位第一位であり、現行法では実子の無い女王陛下が何らかの形で退位することになった場合、自動的にクローディア殿下が王位を継承することになっている。またその場合、その子息がヴァノミス及びアルビオンの両王位の継承権を保持することになるため、この婚約によりクローディア殿下が王位継承権を維持し続けるのかは現在も政府内で論議がなされている。 アブラハム王子殿下はヴァノミス国次期国王マテウス殿下の第一王子であり、近日中に同国王位継承権最上位となる。 【政治】摂政リチャード殿下辞職 摂政ハイランド公リチャード殿下が29日正午、辞任を発表した。 辞任の理由は明らかではないが、大貴族であるソールズベリー侯らとの軋轢が原因とみられる。 これにより女王陛下が親政を行うこととなるが、実質的には大貴族による集団指導体制に移行するものとみられている。 【社会】石動第三帝国より先王アルトリウス陛下への弔辞を公表 アルトリウス先王陛下の葬儀において石動第三帝国より寄せられた弔辞を全文掲載する。 ----- [石動第三帝国皇帝陛下] 此の度大亜帝国女王陛下悲しくも崩るは普土の太陰にして万邦の悲哀なり。殊に女王陛下崩ります時、暗雲天を覆い、鯨波地を揺るがす。万国の諸侯良民・牛馬畜生・山川草木偏に是を嘆かぬは莫し。万国の君主宰相・文武百官・聖人君子偏に是に能うるは莫し。朕当に斯くの如き名君女傑の古例を挙ぐる事能わず、斯くの如き名君女傑の崩御に立つる能わず。抑々女王陛下は蘇朝王家の正嫡にして、民の為に起てる君の鑑なり。蘇同盟凋落の折、干戈を用いず其の大政の奉還されたる様は、王道楽土の規範にして、君臣豊楽ここに成りたり。女王陛下蘇朝の民草を率い、産業を興し国土を潤す。今大亜帝国海内は真金打つ白煙絶えるを知らず、品を求む諸国の大船途切れるを知らず。良民の成果は市邑に溢れ、精緻なる技巧は今や普土に二つと無し。斯かる万年王国の栄華を齎せしは、実に女王陛下の君臨されたる事による偉大なる威光の成すものにして、朕実に普土が大人を失したる事を悔やむ。嗚呼、悲しいかな。 ----- [石動第三帝国大御所足利滿子殿下] このほど、我が盟邦アルビオン連盟王国のアルトリウス女王陛下御崩御の急報を受け、この前武衛足利滿子は、深くその無念と悔恨の思いに首を垂れると共に、前武衛として深く哀悼の意を表する所存です。女王陛下はその徳と慈愛と大義を以て、一滴の血も流すことなく大政奉還を成し遂げ、スコッチランド王家の再興を成されました。これはまさに我ら石動人の美徳とする王道楽土の理想と道義の精神に適った偉業であり、女王陛下の十善たる証左と言えるものでした。女王陛下はスコッチランド時代からの我が国との同盟関係を継承してくださり、国際社会に於けるアルビオンの友人として、我が国を選んでくださいました。これは実に喜ばしい事であり、まさにこの瞬間から我ら石亜二国の新たなる同盟関係が始まったと言えます。そして遂に我ら石亜二国は、一部の強国が結束し国際情勢を専横しようとする暗雲うずまくフリューゲルに於いて、その生存圏と安全保障の確立を求める国家の為に、大明・ラシニアの諸友邦と協力し、FuCoSTOを結成いたしました。我々FuCoSTOにはまだまだ多くの課題が残されています。しかし我々には、国際社会から何ら信任を得ていない一部の列強クラブが、その国力に任せて国際社会を自らの庭の如く差配しようとする危険極まりない状況に対して、国際社会の一員として断固として否を突きつける義務がございます。この度志を同じくして我らと共にFuCoSTOの旗揚げを果たした女王陛下が御崩御された事は、まことに悲痛な事でございます。しかし我々は、女王陛下の遺訓を顕彰せんがためにも、そして国際社会に於いて一部列強の横暴に抵抗するためにも、より一層、FuCoSTOとしての理想と責務を再認識し、その理想を実現せんがために求められるあらゆる努力を惜しまぬ事でしょう。最後に、石動第三帝国大御所として、心よりアルトリウス女王陛下のご冥福をお祈り申し上げます。 | ||
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