有志連合によるセニオリス共和国に対する宣戦布告

有志連合によるセニオリス共和国に対する宣戦布告
812年 12月9日 レゴリス帝国ブリンスト特別市 総統官邸 紫水晶の間
宣戦布告参加国
レゴリス帝国	ヘルトジブリール社会主義共和国	普蘭合衆国
昭栄国	ロムレー湖畔共和国
前文
レゴリス帝国総統、ヘルトジブリール社会主義共和国国家評議会議長、普蘭合衆国臨時首相、昭栄国首相、ロムレー湖畔共和国中央議会議長の5者は レゴリス帝国総統官邸 紫水晶の間にて会談し、下記の宣戦布告文を採択した。
本文

　我々有志連合（レゴリス帝国、ヘルトジブリール社会主義共和国、普蘭合衆国、昭栄国、ロムレー湖畔共和国）はセニオリス共和国の非文明的な行為、つまりヴェニス株式会社統治領に於ける民間人虐殺を非難する。

　有志連合構成国の一つ、レゴリス帝国はこれについて非難声明を発出し、セニオリス共和国に己の行為を自覚させ、自省させるよう促した。然しながらセニオリス共和国は自らが行った民間人虐殺を顧みず、謝罪もせず、ただ必要な犠牲と切り捨てた。

　事ここに至って、我々フリューゲルの平穏と安寧を願い活動を続けてきた有志５カ国は、最早対話での本事案の解決は困難と判断し、セニオリス共和国に対して武力による制裁に踏み切ることを決定した。

　従って我々有志連合はセニオリス共和国に対して宣戦を布告するものである。

　国際慣例に従い宣戦布告期は29266期（812年12月初旬）、交戦開始期は29274期（813年2月中旬）となる。

　諸外国よりの外交官、観光客、及びセニオリスの無辜の市民は速やかに防空壕に逃れるか、或いは港で難民輸送船の到着を待つよう強く勧告する。