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L'Osservatore Erana  エーラーン教皇庁の「半公式」新聞
3月 19 (木曜日) 2015
【政治】最高裁が現教皇がその資格を有しないと判決 枢機卿議会は教皇の即位無効を審議開始 他 00:27  エーラーン教皇国 
【政治】最高裁が現教皇がその資格を有しないと判決 枢機卿議会は教皇の即位無効を審議開始

 異端審問局による現教皇ゾロアスター3世の異端認定に関する上告審が最高裁判所で行われ、上告を破棄する判決が下された。裁判長は判決理由について「教皇のこれらの行動は教会に対する背信行為に他ならず、その権威を著しく失墜させることは明らかである。自らの立場を悪用したという批判を免れ得ない」とした。異例である破棄自判はこの事案の長期化による教皇位の争いへの影響を考慮したものと思われる。これによって教皇が「異端」であることは確定し、枢機卿議会は即日臨時招集されて教皇の即位の正当性について審議が開始された。

 今回の最高裁判決にはメディツィン家とボルジャ家の意向が関わっていると指摘されている。当初から純血派を支持していたメディツィン家に加え、エルツ帝国派が純血派を支持していることから、エルツ皇帝と血縁関係にあるボルジャ家も純血派に理解を示したものとみられる。二大神官貴族が純血派に与することとなれば、枢機卿団もその意向を無視することはできなくなる。枢機卿議会の判断が待たれる。



【政治】フリュー赤軍撤退か?エルツ皇帝派・ルバニア王国は純血派を支持

 「Ērān Šahr」紙の報道で共産党と旧レゲロの関係が指摘されたことを受け、フリュー労兵評議会はフリュー赤軍の撤退の検討を開始した模様である。フリュー赤軍は教皇派支援のために派遣され、続いていた純血派の進攻を防ぎ、今や教皇派軍の要ともいえる存在になっている。撤退することになれば教皇派の軍事力は著しく低下することになるだろう。

 その一方で、純血派は友好各国に対し、自分たちの正当性を訴えて、支持を要請している。現在内戦を続けているエルツ帝国派とは「反共」の立場から協力関係にあり、両者のそれぞれの国での正統性を確認していると純血派は発表している。また、フリュー帝国ルバニア王国からも純血派は支持を得て、軍事的協力を約束されたとしている。





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