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L'Osservatore Erana  エーラーン教皇庁の「半公式」新聞
4月 29 (火曜日) 2014
【国際】南西ヴォルネスクは内戦状態 他 17:54  エーラーン教皇国 
【国際】南西ヴォルネスクは内戦状態

 政府は南西ヴォルネスク地域に視察団を派遣したことを発表した。南西ヴォルネスクは現在、大きく3つの勢力が抗争を繰り広げており、我が国政府はそのうちの1つである「西部クラン同盟」と外交的接触を行っている。

 政府は当初、南西ヴォルネスクと正式な国交を結ぶ予定であったが、同国の内情が明らかとなって国交樹立は困難と思われたため、正式な国交樹立は行われていない。政府は今回の視察団派遣について、今後の両国の関係を健全なものとするためであるとし、その結果によっては、「西武クラン同盟」との関係を白紙に戻すともしている。



 同地域は治安が最悪であり、まともな経済活動は行われていないものと思われる。そのため、世界各国は同地域の内戦状態に注目するものの、その終結のために手を貸そうという国家は皆無である。いまこそ、マズダー神の加護を共有すべき時である。我々は南西ヴォルネスクに平和をもたらすために行動を起こすべきだろう。



【国際】エーラーン中央銀行がエルツ帝国連邦へ100兆Vaを借款

【国際】成蘭と中立同盟を締結

【国際】ドクツに巨大隕石落下 支援活動のため救世軍を派遣
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4月 19 (土曜日) 2014
【宗教】布教聖省 イタリン教区の撤廃を決定 他 21:42  エーラーン教皇国 
【宗教】布教聖省 イタリン教区の撤廃を決定

 イタリン教区教会のアルフォンス・レーリンク司祭が教皇庁への申告をせずに、同教会の同国での政治活動参加、自身の大統領選出馬を独断で行っていた件について、教皇聖下は事態を重く受け止められ、教会規則遵守を徹底させる必要があるとし、レーリンク司祭の破門を回勅によって宣告することを決定された。しかし、回勅の布告直前にレーリンク司祭が正統ゾロアスター教徒によって暗殺されるという事態になり、回勅の布告は中止された。

 これを受け、エーラーン教皇国外務省はイタリン共和帝国の治安状態を危惧し、同国滞在の国民に対し退避勧告を発令した。また、司祭の不祥事に加え、正統ゾロアスター教会というテロ組織の存在と、テロ組織を野放しにするイタリン政府に対する不信感から、布教聖省はイタリン教区の撤廃と、同地域での布教活動からの全面的撤退を決定した。

 国民の間では「あんな野蛮な国と同盟を結んでいるのは恥だ」「駐屯部隊の息子が心配」といった声があがっており、緊急会合を行った国防省と外務省は佩伊安保の破棄についても検討に入ったものと思われる。





【社会】ルーシェよりアナーヒター像が移設される

 ルーシェベルギアス公国の成蘭連邦王国への編入を受けて、シャーロフ・アルザング主教を中心としたルーシェ=ゾロアスター自治教会の最後の活動として、同国のアナーヒター女神像が我が国のシャフリーヴァル教区北部に移設された。

今後は周辺の国立公園とともに観光の目玉として、国内外の観光客が訪れる名所となることだろう。



【文化】トリサントナ社 ミテラルタ・メイデンとの提携に意欲

【国際】幹国 国教法廃止 信仰の自由化がなされる
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4月 12 (土曜日) 2014
【社会】指名手配中のテロ組織幹部が刺殺される 他 22:59  エーラーン教皇国 
【社会】指名手配中のテロ組織幹部を逮捕

 イタリン共和帝国での大ローマサリン事件などに関わったとして同国警察当局が指名手配していた正統ゾロアスター教会幹部マンジュシュリー・ミトラ容疑者が在佩幹国人により刺殺された。逮捕された犯人はマニ教信者で「教会幹部の指示でやった」と供述しており、警察はその教会幹部も逮捕した。

 険邪聖省異端審問局はマニ教団が正統ゾロアスター教会と何らかの関係にあったとし、同教団に関する捜査を始めるとしている。



【政治】来年度予算 軍事予算倍増か?

 内閣が来年度予算案で軍事予算を倍増させる方針であることが政府の記者会見で明らかになった。国際社会の変化、とりわけSLCN内での教皇国の立場を考慮した結果であろう。予算で特に増額されたのが新兵器・兵装開発費で、民間会社にも助成金を供出するという。

 また騎士団の編成も改められ、旧来の修道士のみという制限を取り払い、一般信徒も任官可能になった。そのうえ、騎士団・救世軍ともに規模を拡大し、100万人体制を目標とするという。

 軍需産業各社にとっては朗報であり、経済の観点からも総合産業である軍事産業が活発化すれば、その他も必然的に引き上げられるため、社会にとっては良いことにも思える。しかし、これは戦争になればより多くの人が死んでしまうという恐れを内包している。兵器は作っても使わないことを祈るばかりである。



【国際】第二回ルーシェベルギアス商工博覧会に我が国企業も参加

【学術】オポカッタ博士 論文捏造の調査結果に反論

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4月 03 (木曜日) 2014
【国際】神聖なる協働的國家聯盟 他 16:24  エーラーン教皇国 
【国際】神聖なる協働的國家聯盟

 522年12月 「神聖なる協働的國家聯盟規約」に我が国とエルツ帝国連邦が調印し、「神聖なる協働的國家聯盟(略称SLCN)」が発足した。同聯盟の本部は我が国の首都ペルセポリスに置かれる。

 有識者は口をそろえて、SLCNの特徴は「防守同盟」と「域内の産業バランス合理化」にあると述べる。防守同盟とは同盟国が2か国以上と交戦して初めて、参戦義務が生じる同盟のことだ。これは一見不義理な印象を受けるが、本質的にはそうではない。

 およそ30年前のオセアニカ・アースガルド戦争では2か国間の紛争に多数の国家が介入したことが原因で戦争が大規模化・長期化し、その被害は史上まれにみる悲惨なものとなった。この惨劇を繰り返すべきではないという意図があると思われる。それならば、軍事同盟は結ぶべきではないのでは?という意見を持つ人もいるだろうが、それも違う。防守同盟が存在することで、紛争が起きても相手側は簡単に同盟国が介入出来なくなる。つまり、防守同盟は大きな抑止力となるのである。国際機構が林立する現在、“バランス・オブ・パワー”は国際平和の根幹をなしているのである。



【政治】特務機関“NERVEN”設立

 教皇庁はエーラーン学士院の怪獣退治に関する部門を再編・分離し、特務機関“NERVEN”を設立した。同機関は怪獣政策に関する専門機関として、独自の軍備も許可されており、世界的に関心が集まる「怪獣養殖」についての研究の国内における中心機関となる。同機関の司令にはゲンドー・セクスタント氏が就任した。



【学術】調査委員会がオポカッタ論文に「捏造あり」と言明

【国際】正統ゾロアスター教会の幹部が我が国に潜伏か?
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