【政治】エーラーン共産党が正式な結党を宣言

　以前から非公認政治団体として活動していた「エーラーン共産党」は左翼党より離反した9名(現職議員6名を含む)の加入を受け入れ、正式な政党としての結党を宣言した。公認政党の条件は現職議員5名以上の在籍であり、共産党はこれを満たすことになる。すでに共産党は信徒議会事務局に申請を行っており、数日の間に公認政党としての認可が下りるとみられる。

　民主同盟・自由民主党・国家民主党などの右派勢力だけでなく、社会民主党や左翼党からも共産党に対しては否定的な反応が示されており、共産党の結党を歓迎しているのは少数派宗教連合のみという状況である。

　共産党は「プロレタリア革命」を党是としており、その暴力的活動の可能性を危惧する声も多い。また、他国の共産勢力や共産主義国と結託し、我が国に不利益を被るという主張も少なくない。共有思想を説くマーニー教団との関係も指摘されており、国民の多くはその存在に危機感を募らせている。