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L'Osservatore Erana  エーラーン教皇庁の「半公式」新聞
12月 20 (金曜日) 2013
【国際】パルシア クラーシェに併合されるも反旗を翻す 他 21:14  エーラーン教皇国 
【国際】パルシア クラーシェに併合されるも反旗を翻す



 パルシア地域に起こったパルシア民主主義人民共和国がクラーシェ誓約者同盟と戦争状態に入った。現在、パルシア民主主義人民共和国の人口は国、際法上で設けられた、交戦力を持たない小国を擁護するための「停戦リミッター」以下となっており、無条件降伏をもって停戦が取り決められている。しかし、同国政府は降伏を行わない旨を発表しており、国際社会からの批判は免れないと思われる。



 旧パルシア帝国は同国首都が壊滅する原因となった火災について、ケーニヒスベルクの工作員が関与しているとしたため、ケーにヒスベルク大公国の宗主国であるクラーシェ誓約者同盟が名誉を毀損させられたとしてパルシアに最後通牒を通告し、それを受諾した旧パルシア帝国はパルシア公国としてクラーシェ誓約者同盟の領邦に組み入れられた。今回蜂起したパルシア民主主義人民共和国はパルシア公国の後継国家であると主張している。



記者の取材に対しシャウマン外務省長官はこのように答えた。「我が国はそもそもパルシア帝国との国交を有していなかったし、クラーシェとも正式な国交は結んでいない。そのため、一連の件に我が国は関与すべきでない。以前、パルシア帝国にはジズヤによる信徒弾圧の件で要求を行ったが、それは教皇庁によるものであり、国家としてのものではなかった。現在も宗教を弾圧するような国家が存在するのは甚だ残念だ。国際法上はパルシア(民主主義人民共和国)は無条件降伏するべきだが、そもそもクラーシェ(誓約者同盟)による強圧的な外交にも問題があると考える。」







ファルザーム皇弟殿下帰国される



 ファルザーム皇弟殿下が諸国遍歴の末に帰国されていたことが分かった。ファルザーム殿下は30年以上も公の場に姿を現しておらず、一部では死亡説も噂されていた。殿下は神官資格を有していて工学博士でもあるため、教皇聖下より学士院での研究を許可され、軍事関連の研究に携わる模様。







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