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石動和寧日報  旧龍鮮日報、石動移民後、在石和寧人向け新聞として再出発
12月 04 (水曜日) 2013
【国際】皇帝陛下・皇太子殿下、友邦エルジア共和国ご訪問 20:03   
光龍19年(503年)1月15日、今上皇帝陛下(58)と朴世成皇太子殿下(26)は帝国と長年に渡って友好を深めてきたエルジア共和国をご訪問なされた。陛下・殿下は同国国民より熱烈な歓迎を受けた。

陛下はジーン首相閣下との晩餐会でオセアニカ・アースガルド戦争後の同国の官民による復興援助に対して感謝の意を表され、終始和やかな雰囲気で時が流れた。

また、太宗33年(477年)の龍鮮戦争に派遣されたエルジア統合軍の戦没者が眠る、戦没者公園を訪問し、反共と幹国の平和の為に亡くなられたエルジア軍人たちの御霊に哀悼と感謝の意を表された。

皇帝陛下と皇太子殿下は1月25日、市民に惜しまれながら貴国なされた。皇太子殿下は「また、いつか必ず行きたい。」と侍従に語られたと伝わっている。

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【国際】帝政カールスラント、関東連邦公国およびアウステルリッツ王国に対する最後通牒を通告

1月、帝政カールスラント政府は事実上の無政府状態にある関東連邦王国とアウステルリッツ王国に対し最後通牒を通告した。

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両国は100ターン以上の間、国際的に理由を公表することなく何ら施政を実施せず、一切の生産行動を行わず、人民に負担を掛け続けている。

結果、関東連邦公国では飢饉が長期にわたって襲い、人民の不満は頂点に達しており、アウステルリッツ王国は燃料が枯渇し、冬期に暖もとれない哀れな人民達で路頭に溢れている。

慈悲深き帝政カールスラントと皇帝陛下は以下両国の人民を救済すべく行動を行うことを決意し、帝国代表者会議は陛下及び宰相によって共同署名された「両国に対する救済のための軍事行動案」を満場一致で可決した。



両国の人民の余裕が幾らも残されていないことから可及的速やかな返答を要求するため、猶予はフリューゲル歴にて一か月。即ち二月中旬までとすることを宣告する。

これまでに返答の用意なき場合は、両国は指導者を喪失した無主地と見なし、代わって我らが統治する。



返答に必要な最低限の内容項目として求めるもの



1.国際社会に向けた施政不備の謝罪

2.然るべき施政再開の約束ないし今後も凍結する場合の説明

3.施政再開の場合の帝国による監督体制の受け入れ

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これに対し、クラーシェ成約者同盟がカールスラントの行為を帝国主義侵略行為と批判し宣戦布告を行った。

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弊国は最後通牒と称し、関東連邦公国とアウステルリッツ王国の植民地化を目論む

帝政カールスラントに対しエリザベート一世の名の下、宣戦を布告する。



帝政カールスラントこそ、各地で皇帝の暴政に対する反乱が相次いでいる国ではないか。

自国の管理すら出来ない後進国が他国の施政批判とは何事か。



弊国の要求は二点。停戦条件と判断されたし。



・関東連邦公国およびアウステルリッツ王国への最後通牒の取り下げ

・帝政の廃止、反乱軍が求めている民主的国家への政体移行



以上。攻撃開始は18121期となる。



クラーシェ誓約者同盟皇帝 エリーゼ・シェルストリア

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カールスラント・クラーシェ間では激しい批判の応酬が繰り広げられており、戦争は避けられないと見られている。

李沢相総理は記者会見で「両国の行いともフリューゲル万国市民の平和と安寧の為に行われたものであり、その方法論の差異から今回の対立が起きたと信じたい。今のフリューゲルに戦争を望む者はいない。両国首脳が冷静に話し合って平和裏に問題を解決することが最善である。」と述べた。

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龍鮮日報 第四十号 光龍19年(503年)3月20日発行
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