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成蘭報道ネットワーク  成蘭連邦王国の報道を集約する。
3月 27 (日曜日) 2016
【国際】カルセドニー島共和国と国交開設ほか 18:08   
連邦外政院は643年11月17日付を以ってカルセドニー島共和国と正式に外交関係を開設することを発表した。

成蘭・カルセドニー関係はリヨル政権との貿易トラブルをきっかけに急速に悪化。各国への影響の波及を懸念し、カルセドニー当局へ厳重抗議した上で利益代表部の設置にとどめる措置を継続していた。

しかし、カルセドニーとの貿易を望む財界からの度重なる「要請」を受け、政府は数年前から関係改善を模索していたとみられる。

また、島尾充郎・連邦外政長官は同時期にカルセドニー島共和国をはじめて公式訪問、クリソプレーズ首都特別区郊外に建てられた新大使館開設式典に成蘭政府代表として出席。

カルセドニー側からはリヨン・ジャスパー大統領とリヨネ・アメシスト外務委員長が出席した。予想以上の歓迎ぶりを受け、リヨン大統領に対し「本来なら寺川首相がご挨拶にうかがわなければならないところですが、内政対応のためどうしてもスケジュールが合わず申し訳ありません。」と釈明する場面もあった。

式典において、島尾外相は「カルセドニーはヨリクシとの治安維持協定など地域情勢の安定化に貢献し、また諸国間の国際会議を主催するなど外交の舞台において存在感を発揮しております。我が国はカルセドニーの危うい外交姿勢を危惧し、かかる措置を講じていたところですがもはやその懸念は払しょくされたといえるでしょう。」と述べた上で「ところで、国際統計などの指標からもうかがえるようにカルセドニーは近年、驚異的な経済成長を果たしております。政府のみならず我が国の市民においても貴国に期待している者は多いのです。国交開設をきっかけに外交はもちろんのこと、貿易も一層盛んになることを願うばかりです。」と両国関係の未来への期待感をにじませた。



政府は在カルセドニー大使として、長年に渡る対カルセドニー交渉を担当した畝田九一郎・連邦外政次官補を指名した。政府筋によると、成蘭市首都行政区域の大使館街に建設予定のカルセドニー大使館にはキウィン・ウェストカーネリアン大使が着任する予定。

【成蘭時事通信】



【そのほかのヘッドライン (成蘭時事通信提供)】

・成蘭ソサエティの開催予定地について国内数都市をピックアップ 

「首都からスタッフらを輸送する高速鉄道について早急に整備することも検討」寺川首相

・「調査には影響しない」ベルサリエーレ戦役調査委員会について 政府

・FENA本部敷地の一部を民間企業に売却へ 「国有地の有効活用」連邦財務省

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・伊村重雄・前首相が緊急入院 危篤か 病院が記者会見へ
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3月 12 (土曜日) 2016
【国際】ベルサリエーレ戦役に関する調査委員会設置ほか 22:48   
寺川順吾・連邦首相は今朝の会見で国民議会の要求を受け入れ、ベルサリエーレ戦役に関する調査委員会を設置する旨明らかにした。

その中で、首相は「ベルサリエーレ戦役において盟邦の防衛という事情があったとしても貴重な戦略資源である燃料や砲弾を使用してでも参戦する意義はあったのだろうか、こういった疑問が政府内で上がっている。私は当事者だから判断を下せない。だとするならば、公明正大な調査委員会に当時の資料や証言を預け、判断をゆだねるほかないだろう」と調査委員会の趣旨について述べた。

また、「我が国もガトーヴィチも主権国家であるから、外交方針が必ずしも一致しないというのは理解できる。しかし、宣戦布告理由という重大な点について齟齬が生じているのであれば修正に向けた協議、ないしは首脳間のすりあわせが求められるのではないか。」と(ガトーヴィチ鎖国法が解除された後になるが)ガトーヴィチ帝国首脳、高官との意思疎通に期待を示した。

国民議会はこの首相声明を受け、ベルサリエーレ戦役において政府責任で支出した戦費、資源について賛成多数で追認した。



・ソサエティに参加

連邦外政院はレゴリス帝国など11か国を原加盟国とする首脳会議「ソサエティ」に参加することを正式に明らかにしました。

同院が配布した資料によると、我が国以外の参加国はレゴリス帝国・ストリーダ王国・ヴェールヌイ社会主義共和国・テークサット連合・ヘルトジブリール社会主義共和国・ウェールリズセ連邦共和国・ガトーヴィチ帝国・ノホ・ヘレコ連邦・コーデクス共和国・ロムレー湖畔共和国の10か国。



一部報道の「世界を分断し、戦端を開こうとしているのではないか」という批判に対し、同院報道官は「成蘭は原加盟国全てと外交関係を開設し大使館も設置していることから個別の外交交渉は現状でも可能ではあります。ただ、諸国とあらゆる事柄について意見交換する場がなかったというのも事実。」と多数諸国間との協議機関としての意義を述べ、「ソサエティはそれ以上の存在でもないし、それ以下の存在でもないのではないか。」と反論しました。



また、ソサエティは参加国各国が持ち回りで議長国兼開催国を務めることになっており、成蘭は直近では670年、第6回会議を担当する予定です。

【成蘭自由通信】



その他のヘッドライン

・「旧日ノ本帝国とは別物。日ノ本戦役の権利義務を継承していない」

  辺境日ノ本人共和国について 政府高官

・平和祈念塔完成 東和電鉄が建設費を全額寄付 成蘭市発表

・社会保障削減 「社会保障費が国家財政を圧迫」財務省
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