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労働党機関紙<赤光>  カルセドニー最大の左派政党、労働党の機関紙
4月 28 (土曜日) 2018
【社会】国内で食料暴騰、都市部では暴動が生じるなど国内混乱 22:51  カルセドニー社会主義連邦共和国 
【社会】国内で食料暴騰、都市部では暴動が生じるなど国内混乱



 771年10月の初め頃、国内全域で食料価格が急騰する事態が発生した。中夏民国との定期貿易開始以降国内の食料価格は比較的安定していたが、10月に入って突然食料供給が停止し、都市部では数日にわたって完全な飢餓状態に陥った。この結果、食料を求める主婦らが食品店に殺到、その一部が暴徒と化し制止した内務公安委員に対し暴行を加えるなど国内混乱が急速に拡大した。食料不足はローレル共和国からの支援によってすぐに解消されたが、その間の暴動による死傷者が十数人、逮捕者が数百人、暴徒の襲撃から身を守るため自宅からの一時的な避難を余儀なくされた人々は万単位に上るとされている。

 食料不足の原因は、政府によると貿易関連の業務を取り扱うプログラムに対しサイバー攻撃が行われた結果、国内の食料を輸送していた商船の計器に狂いが生じたことであると説明された。一部の船舶については共和国から遥かに離れた御岳大社領御岳山諸島まで流されていたとされ、国内の電子システムの脆弱性が指摘されている。これに関連して、内務公安委員会はツァボライト市の自称配管工サンチョ・ヨレンテ・センテーノ容疑者を政府機関の電子機器に対する不正アクセス容疑で逮捕したと発表した。同容疑者の自宅からは不正アクセスに用いられたとされるPCが押収されたとしている。



【政治】生産搬送配給委員長辞任



 シェルト・スティショバイト生産搬送配給委員長が今回の食料価格高騰とそれに伴う暴動の責任を取って辞任を表明した。シェルト委員長は前任のケレシ現外交委員長が転任する際に党内から抜擢されていたが、1年半というカルセドニー政府の委員長としては異例の短期間で辞任を余儀なくされた。我が党の首脳部は事件の責任は全て逮捕されたセンテーノ容疑者に帰すると主張しシェルト氏の辞任を当初拒んでいたが、連立与党の連合党が責任者としての引責辞任を強硬に要求、結局事実上の更迭となった。後任の委員長は連合党からの選出が検討されたが、トリク外交がユリウス事変を引き起こしたとする我が党内には連合党の発言権を強化することに対する反対意見が根強いため、当面我が党から入閣しているテネン・ヘリオトロープ住環境委員長が生産搬送配給委員長を兼任することが閣内で決定された。



【国際】御岳山諸島との国交回復



 カルセドニー革命以降消滅していた御岳山諸島との国交が771年6月中旬に回復した。御岳山諸島はかつて辺境日ノ本人共和国が建国され、辺境日ノ本人皇国を経て御岳山諸島自治巫女共和国が成立した。同国とカルセドニー島共和国の社会民主党レハシ政権はアルビオン連盟王国エンディバラにおいて相互防衛条約であるエンディバラ条約を締結し、同盟国となった。同国内の事情で加盟は成立からやや遅れたものの、多国間の経済協力機構の成立にも両国は協力して取り組み、組織の名称である「国際交易協力機構」に関しても同国政府の提案によるものが採用された。カルセドニーの革命と御岳山の鎖国によって外交関係は一時的に消滅したものの、両国の友誼は生き続け、771年2月初旬の御岳大社領御岳山諸島の成立直後に両国関係の回復が図られ、6月中旬に協議がまとまり国交の回復が宣言された。同国はWTCOの加盟国として、またエンディバラ条約に基づくカルセドニーの同盟国として、世界に対し新たな一歩を踏み出したのである。



【国際】中夏民国と昭栄国で立て続けに民進党政権誕生、「混乱する」外交委員

【国際】久々の「三枚目国家」の復活に歓喜の声

【社会】766年以来の年次統計人口減少、食料危機背景に

【社説】国家主義・社会主義は当然に民族主義に優先する
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3月 25 (日曜日) 2018
【政治】レクハ・アメトリン大統領、「社会主義と民族主義は必ずしも矛盾しない」との談話を発表 18:39  カルセドニー社会主義連邦共和国 
【政治】レクハ・アメトリン大統領、「社会主義と民族主義は必ずしも矛盾しない」との談話を発表



 レクハ・アメトリン大統領は766年5月18日に談話を発表、社会主義と民族主義の関係について述べ、その中で、「社会主義と民族主義は共存が可能であり、両者は絶対的な矛盾関係ではない」と言明した。スラヴ連合の成立とそれに伴うヴォルネスク分離紛争の勃発以降、我が党内の主流派は民族主義を社会主義的団結の破壊をもたらす危険思想と見なしてきたが、この点に修正が加えられたことになる。レクハ大統領は「過激かつ排外的な民族主義が我が国の社会主義的前進に悪影響をもたらすとの考えに変わりはない」とした上で、スラヴ主義が力を持っているヴォルネスク・スラヴ共和国及びヴェールヌイ社会主義共和国がともに社会主義を掲げていることに触れ、民族主義がある程度国内の団結に貢献し、結果的に両国の社会主義体制の安定化に寄与していると述べた。レクハ大統領は談話の最後に「民族主義には分離を目指す運動と団結を目指す運動があり、前者は社会主義的団結に反するものだが、後者は場合によってはそれを強化する働きがある」とし、団結を目指す運動を否定することは党の社会主義的理念と衝突しかねないとして談話を終えた。

 我が党はは先の選挙で第1党の地位を確保し、連合党と共同で新生国家カルセドニー社会主義連邦共和国を運営してきたが、その成果は社会保障の再編成や防衛設備増設など内政面にとどまっており、鎖国政策がなし崩しに崩壊する中で外交的立場については不明瞭なままであったが、このレクハ談話が我が党の新たな外交政策の第1歩となることを確信するものである。



【政治】社会保障の合理的再編成、我が党の原案通り可決される



 我が党が提出していた社会保障の合理的再編成に関する法案は765年6月14日に原案通り可決され、同月下旬から実施された。本法案はカルセドニー島共和国時代に当時の社会民主党が主導して成立させた社会保障制度を抜本的に見直し、富の再分配に関するシステムを単純化することでかなりの財政改善につなげるものである。本法の実施により、以前は11兆Vaを超えていた毎期の財政支出は10兆Vaを大幅に割り込むまでに削減され、不安定だった財政の安定化が進んだ。

 野党からは「国際社会保障指標が以前の120から80まで大幅に低下し、結果として国民の幸福度指標が大幅に低下した」などといった中傷に近い批判が展開されたが、国際社会保障指標は資本主義国は高く、社会主義国は低い(ヘルトジブリール社会主義共和国は70、トルキー社会主義共和国は100となっている)ことは広く知られており、国際社会保障指標の高さはその国の社会保障予算が煩雑な手続きにより実際に国民の手に渡るまでの間に大部分失われていることを示しているに過ぎないことは明らかである。実際、政権の支持率は現在に至っても高い水準を維持しており、我が党の社会保障再編が国民に広く支持されていることは言うまでもない。



【国際】ラルティスタ社会主義共和国へ鉱山開発支援を実施



 社会主義を掲げる国家がまた1つ発展の道を歩み始めた。766年3月9日、ラルティスタ社会主義共和国のウラン鉱山開発支援に係る支援協定が締結され、開発に必要な物資が3月中旬に輸送された。これを受け、同国ではすでに鉱山探査が開始されている。これはカルセドニー社会主義連邦共和国として初めての他国への鉱山開発支援となったが、社会主義同胞の発展にこれが最大限の効果を発揮することは間違いなく、これは現政府の大きな成果であるといえる。



【軍事】議会、国土南部の要塞化の強化を決定。防災都市の増設が行われる。

【社会】燃料供給不足が深刻化、繰り返し産業が稼働停止する。

【国際】第2回国際交易協力機構加盟国会議が開催され、3議定書が成立。

【国際】中夏民国国内の悲惨な状況が明らかに。華夏共産党は他人を批判する前に自国の労働者のことを考えるべきであろう。
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2月 26 (月曜日) 2018
【政治】党組合派、党籍を離脱し普通選挙賛同へ 22:00  カルセドニー社会主義連邦共和国 
【政治】党組合派、党籍を離脱し普通選挙賛同へ



 労働党組合派は進歩党・共和党が要求している普通選挙の実施に賛同し、この選挙に労働党籍を離脱して参加することを表明した。事実上の組合派のトップであるトリク・ユーファストーン第4代連合大統領はレンデ初代大統領以来連綿と続く労働党共産派の活動をを「極端な鎖国政策により国家の成長を衰退させ、国際社会との協調を不可能にした」などと中傷、国体の破壊につながりかねない進歩・共和両党の要求する普通選挙を受け入れ、選出された議員による「憲法制定議会」における政権獲得を目指すとしている。

 組合派の結成するとされる「連合党」は社会主義政策については継承し、鎖国政策のみを終了させると主張しているが、歴史が示している通りカルセドニー連合の社会主義は鎖国政策と一体であり、「連合党」は事実上偉大な労働者の国家を終焉に導こうとしている。労働党共産派閥長レクハ・アメトリンと軍部委員長ハギン・ムトロライトはこれに対し共同で声明を発表、真の社会主義を破壊しようとする右派反動勢力の試みは受け入れられないとしたが、連合議会の過半数(進歩党全てと労働党組合派の議員)が普通選挙の実施に同意しているため連合議会は機能を事実上停止していることから、「憲法制定議会」に労働党の代表を送り込むことも検討しているとした。



【政治】共和党代表にロニア氏が就任



 共和党は党大会における代表選の結果党代表にロニア氏が選出されたことを明らかにした。ロニアは752年に旧連邦の海外行政区から「別の惑星を経て」フリューゲルに到着した移民船の代表で、いわゆる「5大氏族」の出身者である。5大氏族の生き残りであったラノト・クリストバライト元カルセドニー島共和国大統領府法務委員長が国政を壟断し市民の幸福に対して敵対する活動を取ったかどで処刑され、一度はその血流は耐えていたが、ロニアの漂着によってこの血筋が復活した形となり、これが「ルナ教徒」として知られる旧来の氏族信仰を狂熱的に支持する民衆により「預言者の出現」「救世主の復活」などとして崇められ、彼らを支持母体とする共和党が党代表として祭り上げた形だ。

 フリューゲル到着以降10年も経たないロニアがまともに政治に関与できるとは思えないため、おそらく彼は傀儡であり、共和党の反動的試みに宗教的熱狂が利用されていると考えるのがよいであろう。



【世論調査】進歩党・共和党の反動的試みについて



 本紙は独自に進歩党・共和両党の「憲法制定議会選挙」と称される反動的試みについてアンケートを行った。アンケートは各家庭に1台は配置されているテレスクリーンを利用して無作為に3000人を選出し、97%から回答を得た。



問1:あなたは進歩・共和両党の「憲法制定議会選挙」と称される反動的試みを支持しますか?

支持する:22% 支持しない:68% どちらとも言えない(無回答含む):10%



問2:あなたは現行の労働党の指名リストから代表を選ぶ選挙制度を支持しますか?

支持する:76% 支持しない:22% どちらとも言えない(無回答含む):2%
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1月 14 (日曜日) 2018
【社会】革命50周年記念式典、盛大に開催さる 23:02  カルセドニー社会主義連邦共和国 
【社会】革命50周年記念式典、盛大に開催さる



 752年9月8日、首都クリソプレーズにおいてカルセドニー革命50周年記念式典が盛大に執り行われた。この日はブラッドストーン市においてカルセドニー連合の結成が宣言され、労働党書記長レンデ・アゲートが臨時大統領に就任した702年9月8日から50年にあたり、国内全域が祝賀ムードに包まれた。トリク・ユーファストーン第4代大統領は大統領府でスピーチを行い、労働組合と労働党率いる議会の有機的な結合による国家の発展と、排外主義ののさばる国際社会の凶悪さを訴え、労働党政府の偉大さを強調した。また、トリク大統領は革命50周年を機に反革命勢力である旧カルセドニー島共和国大統領府のメンバー及びその親族に対する特別恩赦をおこなうことを発表、これらの“共和派”と呼ばれる政治勢力の政治活動も「既存の秩序と一国社会主義の精神を破壊しない限り」認められることとなった。この特別恩赦は労働党内でも賛否両論であり、特にレンデ初代大統領に連なる共産派はトリクの対応に反発しているが、労働党内の多数派である組合派の支持を背景に実施されることとなった。

 この特別恩赦を受け共和派の代表と目されていたキウィト・クリストバライト(キウィン・ウェストカーネリアンの曾孫)は声明を発表し、資本主義・解放社会の実現を目指す「共和党」の結成を宣言、合法的な手続きによって政権を獲得することを目指すと表明した。ただ、連合議会は労働党が作成した候補リスト以外からの議員の選出が認められていないため、共和党が次回の選挙において有効な議席を獲得する可能性は極めて低い。



【社会】旧連邦の海外行政区からの移民船が漂着



 フリューゲルに外宇宙からの移民船が到着することは珍しくもないことだが、我々と同根の人々がフリューゲルに至るのはカルセドニー島共和国建国以降では初めてのことだ。漂着した移民船の代表はロニアと名乗り、旧連邦の海外行政区に勤務していたところ、いわゆる「裸の王様事件」を経験し旧世界から脱出したという。興味深いのはこの後で、彼らは一度他の居住可能な惑星を見つけて着陸、そこで一度は国家を建国したという。しかし、その世界もほどなくして崩壊、彼らは再び移民船で離陸、長い旅路を経てフリューゲルにたどり着いたと述べている。その証拠として、彼らが遭遇した頭足類から進化したとみられる知的生命体についての記録や、彼らから提供を受けた艦船などの技術資料(興味深いことに、この艦船は彼らが異なる大陸に住むさらに別の知的生命から提供を受けたものとされている)を示したため、連合政府はこれらの記録を精査し、フリューゲル以外の世界における知的生命について研究する見通しである。



【国際】ヨリクシ共和国との通信途絶



 連合政府は、昨年7月以降ヨリクシ共和国との通信が途絶していると発表した。ヨリクシ共和国とは連合の鎖国以降も唯一の友好国として外交関係を継続していたが、昨年7月以降半年以上にわたって連絡が途絶しているとされた。ヨリクシ共和国は連合の商品供給のほぼすべてを担っていたため、国内の商品需給の悪化も懸念されている。



【国際】対外活動を継続している国家数激減、鎖国主義が国際的に拡大か

【社会】聖樹生産の変化により、食料配給量の再配分が実施される

【政治】社会民主党、党名変更を検討。「進歩党」が有力候補か
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3月 30 (木曜日) 2017
【政治】旧大統領府メンバー全員の死刑が確定 18:28  カルセドニー社会主義連邦共和国 
【政治】旧大統領府メンバー全員の死刑が確定



 706年1月31日、連合最高裁判所は703年7月1日に逮捕された旧共和国の大統領府メンバーの中で死刑が確定していなかったラノト・クリストバライト元法務委員長及びキウィン・ウェストカーネリアン元外務委員長に対し国政を壟断し市民の幸福に対して敵対する活動を取ったかどで死刑判決を下した。

 703年6月末のクリソプレーズ市街地の戦闘で戦死したルナテ・パームグラネット元防衛委員長らを除いた大統領府内のメンバーのうち、ほとんどは703年内に死刑が言い渡されていたが、ラノト・キウィンの両者は判決が出るまでかなりの時間を要した。ラノトについては、老衰死したリヨネの失職と大統領選挙を求めた裁判で、701年11月3日に法務委員会隷下の裁判所の「裁判長」として大統領府側の勝訴となる判決を出すという重大な犯罪行為を犯したことは明らかであったが、ラノトがかつてから信仰されていた「5大氏族」の最後の生き残りであり、死刑に処することは「文化的・宗教的に問題がある」と弁護側が主張していた。しかし、31日の判決で裁判長は「リヨ一族の独裁の口実にもされてきていた『5大氏族』への無垢な信仰はもはや連合にとって不要有害なものでしかない」として、弁護側の主張を全面的に否定し死刑判決を下した。

 一方、キウィン・ウェストカーネリアンについてはまた別の事情があった。キウィンはどのようにかは分からないが703年7月1日に大統領府から脱出、国内のどこかに未だに潜伏している。そのため、裁判は「被告がいない」状態で進んでいた。リヨネ死後の大統領府の諸悪の根源であるキウィンを弁護する者は誰もいなかったが、「行方不明の被告に死刑判決を下すことに意味はあるのか」などと批判する声もあって裁判は難航を極めた。結局、キウィンは行方不明のまま死刑判決が確定、逮捕され次第死刑が執行されることとなる。

 全ての関係者の確定判決が出たため、旧大統領府メンバーへの死刑はこれから2ヶ月以内に順次執行される見通し。



【経済】工業の損益分岐点



 現在、フリューゲルでは商品需要の低下により一部の商業国が「商品3=資金1」のレートを表明するなど混乱が広がっている。しかし、商品3=資金1レート(以下3:1レート)によって工業国や資源輸出国はその経済を維持することは可能なのだろうか。



 かつて、旧共和国の政府の息がかかっていた偏向報道機関である「The Red Brightness」誌は工業の損益分岐点として「工業特化率400%」を示している。仮に、この特化率を有する国家を「工業国」と認めるとしよう。その場合、銀1万トンと燃料4億ガロンから商品36兆Va相当を生産することができる。これを3:1レートに当てはめると資金12兆Vaの輸出利益が得られることになり、これは銀1万トン=8兆Va、燃料1億ガロン=1兆Vaの国際最低レートとちょうど等しい。つまり、銀や燃料の価格を底値まで押し下げれば工業国は3:1レートでもぎりぎり経済を維持できることになる。むろん、工業都市の維持費(公務維持費や社会保障費)その他の費用が必要だが、その分の利益確保は工業特化率を400%から高めることで達成されるだろう。

 逆に、銀や燃料の価格を現在一般的である銀1万トン=10兆Va、燃料1億ガロン=1.5兆Vaで維持することを前提に考えてみると、銀1万トンと燃料4億ガロンの合計価格は16兆Vaとなる。つまり、工業国はこれらの物資から最低48兆Va相当の商品を生産しなければならないが、そのために必要な特化率は567%となり、工業都市の維持費を勘案すると特化率619%を誇るヘルトジブリール社会主義共和国以外の工業国は全て廃業を余儀なくされるであろう。



 以上のことから、商品3:1レートを望む商業国、現在の銀・燃料の資源レート維持を望む資源輸出国、低特化率の工業国の3勢力が全て自らの主張を通すことは原理的にできない。いずれ、フリューゲルは世界的な経済対立から致命的な事態を引き起こすことになるだろう。我々は、その日が来たる前に必ず完全な国内完結経済・鎖国体制を完成させ、滅びゆく世界から身を守らなければならない。



参考:The Red Brightness誌「工業の損益分岐点」
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3月 15 (水曜日) 2017
【速報】レンデ書記長、連合の対外貿易停止と鎖国政策への移行を発表 20:56  カルセドニー社会主義連邦共和国 
労働党機関紙<赤光>703年7月3日号



【速報】レンデ書記長、連合の対外貿易停止と鎖国政策への移行を発表



 レンデ・アゲート労働党書記長はクリソプレーズ市の陥落を受けて会見を開き、労働党が内戦前から公約で掲げていた通りの自主管理社会主義への移行と統制経済計画・それに伴う対外貿易停止・鎖国に向けた手続きを即座に行うことを発表した。現在、カルセドニーと貿易関係を有している国家は内戦に伴い減少傾向にあるものの6ヶ国あるが、全ての貿易は直ちに縮小・停止される見通し。



【社会】連合軍、クリソプレーズ市を制圧



 連合軍は703年7月1日、クリソプレーズ市街を完全に制圧したことを発表した。大統領府側の戦力はほとんどがアゲート要塞の防衛に充てられていたと見られ、抵抗は微弱であり我々の勝利はあっけなものであった。大統領府周辺では強力な抵抗が見られたが、戦力が圧倒的に上回る連合軍は大統領府を陥落させ、大統領府のメンバーの過半数を逮捕した。これとほぼ同時に、市内に司令部を置いていた西方方面軍は降伏、内戦は終結に向かう見通しとなった。



【社会】アゲート市で連合への合流を求める市民蜂起、連合側も呼応して大統領府側と戦闘



 702年11月以降半年以上にわたって最前線となっているアゲート市において、6月18日ごろ大統領府側軍の撤退と連合への合流を求める大規模な市民蜂起が発生した。もはや大統領府は支配領域の民心を完全に失っており、その支配のために市民運動を弾圧することを続けているが、今回もその例にもれず大軍を派遣して市民を虐殺しようともくろんだ。連合はこの事態を是とせず、市民の防衛と主要な防衛拠点であるアゲート市の制圧のため南方方面軍の大部隊を投入した。戦闘はアゲート市内の市街戦に拡大し、現時点でも激しい戦いが続いている。

 アゲート市の市民蜂起は、先に我々と同郷である南部諸市出身の兵士が主体でありながら、半ば強制的に大統領府側軍に編入された旧ローレル駐屯部隊の兵員が中心となっているという情報がある。我々の同胞は敵の内部からも我々の勝利に貢献してくれたといえるであろう。



【寄稿】旧ローレル駐屯部隊の悲劇



 我々は、不当な手段で権力の座にしがみつく大統領府から市民の解放を進め、その偉大な組合主義の勝利へと近づきつつあります。しかし、その中で悲劇に見舞われた兵士たちのことを私は伝えなければなりません。

 カルセドニー島共和国は、我々が大統領府を見切り、カルセドニー連合を結成した702年9月8日時点で3ヶ所の海外駐屯地を有していました。その中で、蒼鋼国に駐屯していた部隊は西方方面軍の指揮下にあったため、我々からすれば残念なことではありますが、大統領府の召還を受け入れて大統領府側の指揮下に合流しました。しかし、ローレル共和国に駐屯していた部隊は南方方面軍の指揮下にあり、兵士たちも南部諸市の出身者がほとんどであったにもかかわらず、大統領府はこれを強制的に本国へ呼び戻し戦闘とは名ばかりの事実上の「盾」として使用しました。その結果、彼らは数週間のうちに部隊の大部分を失って壊滅しました。戦闘によってのみではなく、戦闘への参加を拒否した(彼らの兄弟や友人が我々に参加している可能性が高いとあっては当然でしょう)兵士がその場で上級司令部の要員に射殺されたといううわさも流れています。

 我々はこの戦いに勝利を収めるでしょうが、その勝利において払われた犠牲を決して忘れてはならないと思います。



 カルセドニー連合陸軍・南方方面軍総司令官ラリネ・ブラッドストーン大将
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3月 11 (土曜日) 2017
【政治】労働党、「カルセドニー連合」の結成をブラッドストーン市庁舎にて宣言 00:09  カルセドニー社会主義連邦共和国 
労働党機関紙<赤光>702年9月9日号



【政治】労働党、「カルセドニー連合」の結成をブラッドストーン市庁舎にて宣言



 702年9月8日、レンデ・アゲート労働党書記長はブラッドストーン市庁舎にて会見を開き、労働者が主権を有する新国家、「カルセドニー連合」の結成を宣言した。



レンデ・アゲート労働党書記長による連合結成宣言

 すでにカルセドニー島共和国の中央政府は司法府・立法府ともに大統領府の影響下に置かれ、もはや共和国はその建国の理念であった民主主義と三権分立を果たしていない。我々は701年のリヨネ老衰死発覚以降1年半にわたり冷静に、丁寧に共和国が当然行うべき臨時大統領選挙を訴えて平和的な活動を続けてきた。しかし、大統領府はその腐敗した権力にしがみつくあまりに選挙を不当に拒否し、あまつさえ平和的な政治活動を警察部隊の派遣によって抑え込もうと図った。我々がこの警察部隊の介入を拒否すると、大統領府は恐るべきことに軍を、その市民を守ることに用いるべき軍を、我々を弾圧することに用いようとしたのだ。我々は幸運にもその撃退に成功したが、もはや共和国が我々の期待するような働きをすることは二度とないだろう。であるから、ここに、我々ブラッドストーン市民及び志を同じくする者は、カルセドニー諸島を正当な民主主義の支配に帰すため、カルセドニー連合の結成と革命政府を宣言する。



 すでに新生カルセドニー連合は南方方面軍とブラッドストーン市全域をその支配下に収めており、カルセドニーの腐敗と権力の亡者と化した大統領府の支配するカルセドニー島共和国からカルセドニー全域を解放するまで戦い続けることになるだろう。



【政治】クリソプレーズ港においてデモ隊を弾圧せんと企む軍部隊を撃退



 権力の座にしがみつく大統領府は、ついに一線を越えた。大統領府は臨時大統領選挙の実施を求めてデモが行われているブラッドストーン市に陸軍部隊を派遣、デモに参加する市民を一挙に殺戮せんと図ったのだ。しかし、労働党の呼びかけに応じた南方方面軍総司令官、ラリネ・ブラッドストーン中将は彼の指揮する軍部隊を市民の防御に派遣、両軍は9月4日にクリストバライト市西方のクリソプレーズ港で衝突した。南方方面軍の兵力は大幅に劣勢であったが、精鋭がそろい名将ラリネが指揮する部隊が烏合の衆の大統領府側に敗れるはずがなく、大統領府側の軍(西方方面軍が主体と見られる)を撃退することに成功した。民主主義の防衛に大きく貢献したラリネは9月8日にレンデ・アゲートがカルセドニー連合の結成を宣言したその日に、大将へ昇進しカルセドニー連合軍総司令官へ着任した。

 我々は力強い味方を得た。もはや大統領府の不当な圧力によって活動が押さえつけられることなどなく、革命政府はその勝利へ向かい邁進するであろう。
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3月 07 (火曜日) 2017
<赤光>702年2月18日号 14:23  カルセドニー社会主義連邦共和国 
労働党機関紙<赤光>702年2月18日号



【政治】反動共和国議会、大統領選挙の実施を拒否



 共和国議会は昨日、民意に反する驚くべき決定を行った。一度は可決したものの、権力にしがみつく大統領府の委員長どもにより拒否され、共和国議会における再可決を目指していた臨時大統領選挙法案が再可決に必要な4分の3の賛成票を得られず否決されたのだ。我らが労働党と、その友である社会民主党は法案に賛成したが、両党は合わせて138議席を有しているにすぎず、反動派諸党がすべて反対に回ったため、再可決に必要な188議席を確保できなかったのだ。国民党の総裁は「大統領選挙は710年に行われればよい、なぜそんなに急ぐ必要があるのか」などと宣っているが、そんなバカげた話が合っていいはずがない。大統領はもういないのだから、直ちに選挙を行い相応しいものに大統領府はその椅子を明け渡すべきだ。

 労働党議員はこの投票結果に抗議し全員退出し、これ以降選挙をもとめる民衆に合流して活動することを決定した。もはや議会が大統領府のイヌに成り下がった以上、カルセドニーに適切な民主主義をもたらすにはこれ以外の手段はない。



【国際】ガトーヴィチ帝国、我らが労働党をカルセドニーの適正な指導者として承認



 ガトーヴィチ帝国政府公認の報道機関である「帝国新報」紙は「カルセドニー島共和国の鎖国が囁かれている」と報じた。現在、カルセドニーにおいて鎖国政策を掲げる政党は我が党しか存在しない(友たる社会民主党でさえこの点では異論があるとしている)ため、この報道は事実上労働党がカルセドニーを率いることを承認したといえるだろう。同国は事情は異なれど最近まで鎖国政策をとっていた国であり、左右は反対であっても我が党の政策に理解を示しているということだ。

 国際社会からも我が党が支持を集め始めたことに、大統領府は早く気が付くべきだ。



【社会】国内各地で大統領選挙を求めるデモやストライキ



 大統領府委員会委員長評議会の大統領選挙法案に対する拒否権発動からこのかた、国内は反大統領府一色に染まり各地でデモやストライキが行われている。先の選挙でレンデ書記長を支持した南部諸市はもとより、リヨネを大統領に選んだクリストバライト市でさえ、市庁舎の前に30万人が集まり臨時大統領選挙法の成立を求めた(画像は左上)。これだけの民意が早急な選挙を求めているにもかかわらず、大統領選挙法の拒否を選んだ共和国議会は完全に反動化したとしか言いようがない。我々は710年まで待つことなどはしない。選挙を求める彼らの声にあらゆる手段で答えていくのだ。
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