クリストバライトにおける9ヶ国会議

　クイーンズ連邦の大フリューゲル帝国への改称、及び全世界への宣戦布告という重大事件を受けて、本会議を現在と同様の形で継続することは困難になりつつあると思われます。従って、本会議は解散とし、大フリューゲル帝国の問題が解消した際に再度開催することを提案いたします。この際に我が国が出席を希望する国は以下の6ヶ国です。

・トロピコ共和国
・ヘルトジブリール社会主義共和国
・スコッチランド共産主義同盟
・フリスラーン帝国
・ロムレー湖畔共和国
・カルセドニー島共和国

　なお、ロムレー湖畔共和国の示された懸念について我が国の見解を示しますと、機構は「急進的な軍縮主義」も、「カルテルやブロック経済」もその理念に含むつもりはない、ということになります。機構は国際的な軍縮を目的として設立される機関ではありませんし、資源輸出国の大多数が機構に参加することで小数国間のカルテルを防ぐ目的があります。また、ブロック経済は参加する国家の性質上そもそも不可能であると考えます。我々は最初に述べたように「資源輸出をその重要な産業としている各国」であるため、対外貿易を行わずして経済を発展させることは難しいでしょう。

カルセドニー島共和国の提案に賛成します。国際機構の理念についてもほぼ同意見です。次回の会議開催及び有意義な国際機構の設立を期待しております。

　すでにクイーンズ連邦の脅威は過ぎ去り、会議を中止する理由は消滅したものと、我が国は認識している。
　しかしながら、会議の仕切りなおしが必要と考える国が存在するのであれば、一度解散しても構わない。

わが国もトロピコ共和国と同様に、クイーンズ連邦は国際社会に対する差し迫った危機という状況ではなくなったと考える。
しかしながら、国際社会などの動揺を考えると機構設立に関する会議の仕切りなおしもやむを得ないものと考える

資源輸出国は、その性質上他の産業が未発達の新興国に多く、中には突如として政情不安に陥るような国家も珍しくないものだ。
そのような前提の下にたつと、国際会議を成すに相応しいメンバーについて厳選することの重要性は明らかであり、会議の参加者を一度整理する必要性はむしろ今こそ求められているものであろうと考え、共和国はカルセドニー代表の提案を支持する。
次回の国際会議に期待しつつ、我々は一旦我らが母国へと引き揚げるとしよう。

【カルセドニー島共和国　リヨン・ジャスパー大統領】

　スコッチランド共産主義同盟代表からの発言がまだですが、他の全ての国が本会議の解散、次回の会議の開催に賛成ないし同意しておりますので、本会議は解散といたします。次回の会議の詳細な日程は追って通知いたしますので、会議への参加の可否をその際に改めてご連絡いただければ幸いです。