フランドル第二共和政府に対する宣戦布告　及び各国に対する要請

仮政府解消についても異存ありません、武装組織の帰順に関しては連邦警察と警備隊についてであれば統率は取れていますので速やかに行えるはずです。しかし現状反乱軍と一般的に認識されている集団について、こちらから一切コンタクトを取れておらず、我々連邦仮政府との間にも対話が進展していなかったことはご了承頂きたい。
フランドル連邦仮政府はヴェールヌイ社会主義共和国、エルツ帝国提示の命令を受諾し無条件降伏します。

紛争の完全な終息またはフランドル連邦政府より中止を通達されるまでの間、ノホ・ヘレコ連邦はフランドル連邦政府からの要請を受けて、エルツ帝国並びにヴェールヌイ社会主義共和国に対してのフランドル連邦政府の利益代表国に就任した旨、通知する。

仮政府の勧告受託を歓迎します。
ヴェールヌイ社会主義共和国政府及びエルツ帝国政府は、可及的速やかにフランドル人による民主的で安定した主権国家(以下新政府)の成立に向け努力して参ります。フランドルの新政府建設についての指示、実務を円滑なものとするため、ヴェールヌイ社会主義共和国政府及びエルツ帝国政府は、フランドル政策についての裁量を統合したフランドル新政府設立準備委員会(以下準備委員会)を設置いたします。以後、全ての指令は準備委員会名義によって発せられ、これをヴェールヌイ・エルツ両国同意の公式見解とします。

新政府の建設にあたっての、大まかな工程は以下になります。

・新政府立ち上げの準備、実務を行うため、差し当たって「統一準備政府」を設置いたします。(元首名をフランドル統一準備政府に変更してください)
・統一準備政府は準備委員会の指揮に従って行動してください。
・統一準備政府はフランドル人により組織します。人選にあたっては追って指示します。
・統一準備政府設置後、フランドル全地域を対象に公平な選挙を行い、結果に従って新政府を設立します。新政府が設立した段階で、統一準備政府は全ての職務を新政府に引き継ぎます。
・新政府とヴェールヌイ社会主義共和国政府及びエルツ帝国政府間で講和条約の締結、準備委員会の解散、新政府への完全な主権移譲を同時に行います

進捗状況により変化は生じえますが、概ねこの通りに進行いたします。細部については都度公表します。

早速ですが、統一準備政府立ち上げの為、準備委員会は連邦仮政府に対し以下のように命令します。
・連邦仮政府の構成、統治形態、および主要人物(各部門責任者、閣僚等)を明らかにし、またそれらの人物は出頭してください。説明はわかりやすく簡潔に行ってください。準備委員会は、連邦仮政府そのものについて、自国民を殺害したり、国家的犯罪を犯したとは考えておりません。ゆえに、必要に応じて統一準備政府への組み入れも視野に入れております。これはその為の聴取を目的とした出頭命令となります。
・過去の第二共和政府をはじめ、これまでフランドルの執政を担った勢力は、長期的視野に乏しく、計画概念が欠如しておりました。これゆえ、定期交易を他国と約束しながら、二転三転する経済開発による供給能力の変化等により、短期のうちに不履行、解消されるなどの事態が発生しております。これらはフランドルの信用能力の低下を招いている大きな原因のひとつであり、忌むべき悪癖です。これを是正し、信用回復を図るための土台として、経済構成について明確に規定する必要があります。もちろん、未来永劫おなじというわけではございませんが、現状においての方向性を定めなければなりません。よってフランドルの将来的国家像について概案を示してください。準備委員会はこれを最大限尊重し、現実的判断によって今後指示を行うことになるでしょう。
・目下、スポット交易については制限いたしません。他国に迷惑をかけないよう執り行ってください。準備委員会もこれを阻害することがないよう努めるでしょう。ただし、定期交易については契約を一時禁止といたします。(将来開発の阻害要因になる可能性があるためです)
・通貨交換問題や対外貿易停止など、無断で意味不明な発言を行わないようにしてください。懸念事項があれば準備委員会に届け出てください。(本スレッドでどうぞ)

先ずは以上となります。フランドル側の届け出を待ちます。

仮政府の610年現在の構成について提出します。
大統領制となっていますが実際には大統領と内閣が欠けており、各省庁へは大臣、長官は任命されていませんので政務次官が実質的な最高責任者です。立法は一院制の連邦議会が担い、104人の議員の任期は5年で、普通選挙によりフランドルの13州から8人ずつ選出されます（現在第一回選挙の議員です）。司法は最高裁判所に相当する連邦法院と各州の州裁判所からなります。

議会議長ベンジャミン・スタウト
法院長官モーリス・セゼール
予算企画省次官ルイス・C・フーバー
エネルギー省次官フランツ・ビコ
商務労働省次官エドワード・ルツーリ
投資庁次官マイケル・ルツーリ
農業復興庁次官イェミ・アルカーディル
(元連邦警察長官リンダ・ニコラス)

経済開発については農村の復興を中心とし、620年まで都市開発への投資は商業区画4割、工業区画6割、それ以降は商業への投資に重点を置きます。燃料輸出だけに依存したモノカルチャー経済ではなく、小規模な商業と農業、また林業や畜産により諸外国との交易を行えればと考えております。歴代フランドル政府の経済政策の迷走には政治家のビジョンが曖昧で能力不足もありましたが、背景には教育や福祉、インフラなどの整備を軽視したことによる恒常的な国民の不安なども一因でした。
国民の為、フランドルが節度ある発展を遂げられればと考えております。

【準備委員会発】
内外で深刻な懸念を抱えていながら、闇の内に実施された選挙がどのようなものであったか、今更確認する必要もないでしょう。国民の不安は、誠に正当な訴えであり、その責任のすべては歴代の為政者にあることを、あらためて強調します。それでは現在をもって仮政府及び議会は解散といたします。

仮政府後のフランドルは、歴代と同じく、国際規範を理解せず、結果として国を現在のような状況に追いやった責任からは逃れられないものです。ただし、内政においては第二共和政府末期に比べ改善が見られ、国民の幸福度も歴代では良い数値を示していることも事実です。統一準備政府は準備委員会の指示下、実務を遂行する組織でありますから、貴方方の一部は引き続き担当分野の職務を遂行することが最も合理的であると判断し、よって以下の人物は統一準備政府への協力を命じます。
ルイス・C・フーバー/フランツ・ビコ/エドワード・ルツーリ/マイケル・ルツーリ/イェミ・アルカーディル

また前回の命令事項を、またも一切の説明もなく一部実施していないことについて、仮政府は降伏を受託しておきながら、我々に非協力的な態度を示しているものと解します。よってベンジャミン・スタウトについては仮政府解体と同時に解任、自宅待機、外出禁止を命じます。また今後一切の政治関与を禁止します。モーリス・セゼールも自宅待機とします。

経済開発の概案については、些か矛盾点が見受けられるものの、概ね理解いたしました。方針を尊重し、より具体的開発工程について指示します。(PMにて送信)
以降は、安定収支による経済維持、国民生活の一層の改善、もって国内の不安要素を一定に取り除いたのち、民主選挙を実施するものとします。