フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について

ノホ・ヘレコ連邦はフランドル・フランセーズ地域の現状を把握するために調査団を編成、派遣した。

本調査団の目的は以下の4点より行われる。
1．フランドル・フランセーズ地域の現状把握。
2.フランドル地域に発射された生化学兵器の汚染の状況の把握。
3.他国民の捜索及び保護。
4.生化学兵器の破棄及びそれの監視。

調査団は公平性中立性を高めるために他国の参加を希望する。
賛同する国は当スレッドに参加を申請してくだされば幸いです。

また、本調査団の安全な任務遂行のためにヴェールヌイ社会主義共和国軍の護衛を要請する。

多国籍調査団の編成の呼びかけを支持、歓迎すると共に、多くの国々が参加されることに期待します。

我が国軍部隊は、邦人の安否確認及び保護の為に展開しているものですが、現状フランドル域内で唯一実力行使が可能である実力部隊であることから(付け加えるなら、共和国はフランドルと交易関係を有していないため、利権に左右されない真に中立な部隊でもあります)相応の責任があると認識し、公平中立な調査団が編成された暁には、これを護衛し、円滑に調査が行われるための支援を行うことをお約束します。

アルドラド帝国より政府調査官、民間企業の代表、アルドラド帝国の派遣人員保護のためのPMCコントラクターを派遣することが決定しました。

また、ストリーダ王国より30名の調査員を派遣することも決定しました。

石動第三帝国並びに嘉川島自治政府は本調査団への参加を表明する。
我が国としては同国と国交は有しているものの邦人の滞在は確認されていないため、本事案への介入には消極的であったが、嘉川島自治政府より「以前大吉備帝国政府が被った同国の外交上での不適切な言動の真相を究明したい」との要請があり、第三帝国政府並びに嘉川島自治政府合同による調査団を派遣することを決定した。

石動第三帝国の参加を歓迎します。

さて、ノホ・ヘレコ側の調査団より暫定的な状況を報告する文書が届いております。以下、その本文となります。

フランドル・フランセーズ地域の現状把握及び化学兵器汚染の状況報告書(暫定)

・化学兵器の汚染状況について
シアン化系ガスで汚染されており、周辺の農村の動物には多大なる被害が及ぼされていることが確認されたが、植物にはこのシアン化系ガスに対して耐性を持つことが一般的に知られている。よってNHSIRO(ノホ・ヘレコ連邦科学産業研究機構)の見解としては可食には支障はないと考えるが、別の科学的アプローチによっては問題が発生する可能性も否めない。よって、ストリーダ王国、アルドラド帝国、石動第三帝国の暫定報告に期待したい。
・治安
首都は大統領の処刑後、混乱した状態が続いているようだが地方に行けば行くほど日常の生活を送っている。警察や消防は職員が不足しているのか到着が多少遅い気もするが、きちんと業務に励んでいる。しかし、経済封鎖によって輸入に依存していた薬品が高騰している。
諸外国におかれては人道的見地に基づいて薬品等の必要不可欠な物資に関しては制裁解除を要請したい。
・市民軍について
指揮統制は取れているようである。ある騎兵部隊の指揮官と連邦の調査団長が協議をしたが、市民軍は一切関与していないと強調していらっしゃった。

巨大隕石災害への対処により準備が予定より大幅に遅れたもののベルサレエーレ王国は本調査団への参加を表明いたします。

フランドル国との国交は存在いたしませんが王国は数度かの外交上、非正常な要請、提案を同国政府にされており国民はこれらのことについての真相解明への協力を望んでおり国王陛下並びに議会が調査団の派遣を決定いたしました。
また他国在邦人などの保護にも協力する意思があることことも表明いたします。

我が国調査団による暫定報告を発表する

・化学兵器の汚染状況
　シアンガスによる汚染は甚だしいが、585年6月に使用されたガスが11月現在でも蔓延している事から、空気より軽くすぐに上空に散逸してしまうシアン化水素ガスではなく、空気より重い塩化シアンガスが非常に高濃度な状態で使用されたものと思われる。使用地域はすでにフランドル政府により掘削によって1hex間隔で隔離されており、またシアンは一定の濃度でなければ致死量にはあたらず自然界にも多数存在するため、十分に洗浄を行えば現時点において農作物などへの影響は少ないと思われる。

・治安
　首都は混乱状態にある模様だが、市民軍・警察などの統制により辛うじて混乱が抑制されている状態と見受けられる。首都の石動大使館には目立った被害はなく、大使・職員ともに無事が確認されている。
　農村が多い地方では首都のような混乱は見受けられず、国民は農業などの日常生活を送ってる。
以上。

　また、我国は嘉川島自治政府の要請により本調査により参加しているが、嘉川島自治政府としてはフランドルによる同政府に対する不適切な外交態度を非常に問題視しており、この件についてのフランドル側の説明を求めている。元々我国は同国との関わりが薄いため、本件についてフランドル側の説明がなされ、これに嘉川島自治政府が得心すれば我が国調査団の最終目的は達成されるものと認識している。

我が国は本調査団への参加を表明する。

既にエルツ主導の調査団にも人員を派遣しているが、本事案のような調査はあらゆる角度から行われるべきと考えているので、同時並行的に可能な限り協力する次第である。

ベルサレエーレ 王国及び成蘭連邦王国の参加を歓迎いたします。