「南の風」運営役員会議のルールをここにまとめておきます。最も大事なルールとして、「南の風」イベントの掲示板上でのみ示されていること(各国の影響点云々など)はRPに取り込むことはおやめください。イベントの結果を受けて「南の風」が何かをするときは報道や外交協定などに反映されますので、それらについてはRPの範囲内です。
イベントへの参加方法
カルセドニーPLに対してXOOPSのPMかSlackのDMでご連絡ください。その時に、以下の情報をご連絡ください。
- プレイヤー表示名
- プレイヤー名の略号(アルファベット3字)
- 初期に影響点を割り振る5名の役員
イベントの流れ
イベントは5年を1期として進行していきます。役員会議は5の倍数の年の12月下旬をめどに行われ、イベントは次のような流れで進行していきます。n年目、とは前回の「役員会議の結果発表」からの年数だと考えてください。
- 役員への影響点公開(~4年目12月下旬)
- 役員を操作するプレイヤーの発表(5年目冒頭頃)
- 役員行動受け付け(~5年目12月下旬)
- 役員会議の結果発表(5年目12月下旬)
- 会議間行動(~2年目12月下旬頃)
役員への影響点公開
この期間中に、各プレイヤーは、先に割り振った影響点のうち、未だ公開していない分を追加で(あるいは新規に)公開することができます。但し、新たに影響点を公開するときは、現時点でその役員を操作しているプレイヤーが公開している影響点を上回る点数を公開する必要があります。
例えば、ある役員に対して3点の影響点を公開しているプレイヤーがいる場合、その役員の操作権を奪おうとするプレイヤーは4点以上の点数を公開しなければなりません。
また、この期間中に影響点の(再)割り振りを行うことができることがあります。それが可能なのは、(1)先の役員会議で引退した役員に対して未公開の影響点を有していた場合(2)新規にイベントに参入する場合(3)イベント効果で影響点を獲得した場合の3通りがあります。
どの場合でも、「部局長以上の役員」に対して影響点を割り振ることはできません(現時点ではその他主要役員と副局長の役員にしか影響点を割り振れません)。また、1人の役員に対する影響点が5点を超えることはできません。
引退した役員に対して未公開の影響点を有していた場合
ある役員が(どんな理由でも)引退した際に、その役員に未公開の影響点を有していたとき、その影響点を割り振りなおすことができます。
例えば、ある役員に5点の影響点を有していたが3点しか公開していなかった場合は、余った2点の影響点を割り振りなおすことができます。
影響点を公開してもその役員を奪取できる見込みがない時は、影響点を公開せず温存しておいた方が得です。
新規にイベントに参入する場合
新規に参加するプレイヤーは、5人の役員を選択しそれぞれに5点、4点、3点、2点、1点のいずれかの点数を割り振ってください。
イベント効果で影響点を獲得した場合
イベントの内容ごとに個別に連絡します。
役員を操作するプレイヤーの発表
4年目12月下旬に影響点公開が締め切られ、その後直ちに役員ごとに「その役員を操作するプレイヤー」が発表されます。各役員ごとに最大の影響点を表明したプレイヤーが操作権を獲得します。公開した影響点が同点の場合は厳正なる抽選により操作プレイヤーが決定されます。
役員行動受け付け
役員の操作権を獲得したプレイヤーは、その役員にいかなる行動を行わせるか決定してください。役員行動は次のようなフェイズに従って行われます。
休暇取得
代表、法務部局長、通商保護部局長、人事部局長は休暇を取得することができます。休暇を取得した場合、その役員はその回の役員会議の行動を全て行えず、副局長がその職務を代行することになります。さらに、法務部(副)局長の捜査対象となった場合に失脚する確率が20%上昇し、代表は30%、各局長は50%となります。
しかし、休暇を取得した役員は引退チェック前に2点の疲労値を取り除きます(引退チェック及びその後の疲労値付与そのものは通常通り行われます)。
例えば、疲労値7点の役員はそのままだと49%の確率で引退、引退しなかった場合にも疲労値は8点になりますが、休暇を取得した場合は疲労値が5点になった状態で引退チェックとなるため引退確率は25%、引退しなかった場合の疲労値は6点となります。
4人の役員が休暇を取得するかどうかは役員会議に先行して公表されます。
役員行動受け付け
各役員ごとに、次の通りのコマンドを実行する必要があります。他に、イベント効果でコマンドが要求されている場合は追加でコマンドを実行することになります。
- 法務部局長
(法務部局長が休暇中の場合は法務部副局長が代わりに実行します。)
- 捜査対象の決定
最大1名の役員に対し捜査を試みることができます。捜査が成功した場合、当該の役員は即座に失脚し引退を余儀なくされます。法務部局長は捜査が失敗した場合1点の疲労値を得ます。操作の成功率は以下の通りです。
役職名 | 通常時 | 休暇時 |
---|
代表 | 10% | 30% | 法務部局長 | --- | 50% | 通商保護部局長 | 30% | 50% | 人事部局長 | 30% | 50% | 渉外部局長 | 50% | --- | ヴェニス社派遣取締役 | 50% | --- | 製造部局長 | 50% | --- | 政府部局長 | 50% | --- | 各副局長 | 70% | --- | その他主要役員 | 70% | --- |
この段階では「捜査対象の役員」を最大1名決定してください。
- 告発への賛否
嫌疑がかかっている役員毎に、「その役員への告発に賛同するか」を決定してください(実際に告発されるかどうかは無関係です)。
- 新代表候補への賛否
役員会議前に代表がいない場合のみ必要なコマンドです。
通商保護部局長が新代表候補として人事部局長により推薦された場合、それに同意するかしないかを決定してください。
- 通商保護部局長
(通商保護部局長が休暇中の場合は通商保護部副局長が代わりに実行します。)
- 告発対象の決定
通商保護部局長は嫌疑がかけられているその他主要役員以外の役員1名を告発することが可能です。告発が行われた場合、通商保護部局長及び告発された役員以外の(最大)6人の部局長以上の役員は投票を行い、無罪に投票したのが1人以下の場合その役員は失脚し引退します。そうでない場合役員は無罪となり、その役員の嫌疑は解消されます。無罪となった場合、通商保護部局長は2点の疲労値を得ます。
この段階では「嫌疑のかかっている役員を1名選び告発する」か「誰も告発しない」かを決定してください。
- 嫌疑をかける対象の決定
通商保護部局長は何人でも主要役員(その他を含む)を選び、嫌疑をかけることができます。また、嫌疑がかかっている主要役員を何人でも選び、嫌疑を解消することができます。嫌疑がかかっている役員にさらに嫌疑をかける意味はありません。通商保護部局長は各役員会議毎に3人目以降の嫌疑をかけるたびに1点の疲労値を得ます。
- 新代表候補への賛否
役員会議前に代表がいない場合のみ必要なコマンドです。
法務部局長が新代表候補として人事部局長により推薦された場合、それに同意するかしないかを決定してください。
- 人事部局長
(人事部局長が休暇中の場合は人事部副局長が代わりに実行します。)
- 告発への賛否
嫌疑がかかっている役員毎に、「その役員への告発に賛同するか」を決定してください(実際に告発されるかどうかは無関係です)。
- 新代表候補の推薦
役員会議前に代表がいない場合のみ必要なコマンドです。
法務部局長・通商保護部局長のいずれかを新代表候補として推薦してください。
- 渉外部局長、ヴェニス社派遣取締役、製造部局長、政府部局長
- 告発への賛否
嫌疑がかかっている役員毎に、「その役員への告発に賛同するか」を決定してください(実際に告発されるかどうかは無関係です)。
- 新代表候補への賛否
役員会議前に代表がいない場合のみ必要なコマンドです。
法務部局長が新代表候補として人事部局長により推薦された場合、それに同意するかしないかを決定してください。
また、通商保護部局長が新代表候補として人事部局長により推薦された場合、それに同意するかしないかを決定してください。
役員会議の結果発表
カルセドニーPLが役員会議の結果を公表します。役員会議は次の通りの順番で行われます。あるフェイズの開始時に、それまでの役員会議の動きで、そのフェイズを担当する役員が存在しなくなっていた場合はそのフェイズは飛ばされます。
基本的な流れ
- 1.法務部局長による捜査フェイズ
法務部局長は、役員1名に対して捜査を試みることが可能です。捜査が成功した場合、当該の役員は即座に失脚し引退を余儀なくされます。法務部局長は操作が成功した場合1点、失敗した場合2点の疲労値を得ます。捜査の成功率は以下の通りです。
役職名 | 通常時 | 休暇時 |
---|
代表 | 10% | 30% | 法務部局長 | --- | 50% | 通商保護部局長 | 30% | 50% | 人事部局長 | 30% | 50% | 渉外部局長 | 50% | --- | ヴェニス社派遣取締役 | 50% | --- | 製造部局長 | 50% | --- | 政府部局長 | 50% | --- | 各副局長 | 70% | --- | その他主要役員 | 70% | --- |
- 2.通商保護部局長による告発フェイズ
通商保護部局長は嫌疑がかけられているその他主要役員以外の役員1名を告発することが可能です。告発が行われた場合、通商保護部局長及び告発された役員以外の(最大)6人の部局長以上の役員は投票を行い、無罪に投票したのが1人以下の場合その役員は失脚し引退します。そうでない場合役員は無罪となり、その役員の嫌疑は解消されます。無罪となった場合、通商保護部局長は2点の疲労値を得ます。
- 3.通商保護部局長による嫌疑フェイズ
通商保護部局長は何人でも主要役員(その他を含む)を選び、嫌疑をかけることができます。また、嫌疑がかかっている主要役員を何人でも選び、嫌疑を解消することができます。嫌疑がかかっている役員にさらに嫌疑をかける意味はありません。通商保護部局長は各役員会議毎に3人目以降の嫌疑をかけるたびに1点の疲労値を得ます。
- 4.新代表の選出フェイズ
役員会議の開始時点で代表の椅子が空席になっている場合にのみ行います。新代表の選出は人事部局長が取り仕切ります。人事部局長が不在の場合は人事部副局長が取り仕切ります。副局長さえ不在の場合は人事部(副)局長を操作していたPLが代行者を指名します。
人事部(副)局長は、法務部局長あるいは通商保護部局長から一名を選びます。その人物が新代表にふさわしいか否か部局長以上の役員は投票を行い、反対が2票以下ならその候補が新たな代表として選出されます。
賛否投票は先の役員行動受け付け期間にあらかじめ表明してもらったものです。
第2回代表選挙
先の「新代表の選出フェイズ」において人事部(副)局長の推薦した候補が信任を得られなかった場合(3票以上の反対票が入った場合)、人事部(副)局長はここで改めて候補を推薦します。推薦できる候補は先の投票で反対票を投じた役員です。
この場合、投票権を有する(部局長以上の)役員は推薦できる候補のそれぞれについて賛否を改めて表明してください。この投票で反対が2票以下なら新候補が、3票以上なら人事部(副)局長自身が新たな代表に選出されます。
主要役員の健康状態のチェックフェイズ
上記の処理の終了後、部局長以上の役員全てに対して健康状態のチェックフェイズがあります。各役員ごとに、健康状態の悪化により引退を余儀なくされるか否かのチェックを行います。引退する確率はその役員の疲労値の2乗%です。例えば、疲労値が3点なら9%、7点なら49%です。
この後、代表は2点、代表以外の部局長以上の役員は1点の疲労値を得ます。
※疲労値が著しく低いのに運悪く引退することになった役員が復活する仕組みを設けるかもしれませんが、現時点ではそのようなルールはありません。
会議間行動
役員会議の終了後、各役員は次のような行動を行えます。
昇格
代表は、法務部局長・通商保護部局長・人事部局長に空きがある場合はそれら以外の部局長以上の役員を選んで空いた役職を埋めます(代表が休暇中or空席の場合、代表が後任を指名しない場合は副局長が昇格します)。
その後、人事部局長(人事部局長が休暇中の場合は人事部副局長)は渉外部局長・ヴェニス社派遣取締役・製造部局長・政府部局長・人事部副局長に空きがある場合はその他の役員から選んで空いた役職を埋めます。
さらにその後、法務部副局長が空席の場合は法務部局長が、通商保護部副局長が空席の場合は通商保護部局長が、その他主要役員から選んで開いた役職を埋めます。
その他の役員が7人に満たない場合は、新たな人物が役員候補として登場します。この人物への影響力は、人事部局長をコントロールするプレイヤーがまず1点を得ます。
各部局長の業務
各部局長は、以下の行動を会議間に1回だけ行うことができます。ぼーはこ世界に直接の関わるのはこの部分です。
- 渉外部局長
渉外部局長は、特定の国に対して便宜を図ることができます。渉外部局長をコントロールするプレイヤーの国は、「南の風」から砲弾を輸入することが可能です。※砲弾の製造は中央政府が行っているため、中央政府と「南の風」の関係が悪化したり、それ以外に何らかの対応を中央政府が行った場合はこれは不可能となります。
- ヴェニス社派遣取締役
ヴェニス社取締役会における投票行動は、ヴェニス社派遣取締役が(=それを操作するプレイヤーが)決定することになります。(会議間にヴェニス社取締役会が複数回行われる場合はその都度決定権を得ます)
- 製造部局長
製造部局は建材の輸出価格の決定権があります。但し、この価格はカルセドニー社会主義連邦共和国定める石材レートを下限とし、建材レートを上限とします。
- 政府部局長
中央政府との関係を1点改善するか1点悪化させるか決定することができます。関係は10段階で評価され、イベント開始時点は6です。関係が7以上になると、「南の風」は石油を中央政府から調達し輸出することができます。関係が3以下になると、中央政府に対し「南の風」建材を卸すことを中止し、中央政府が建材輸出を絞るようになります(森林地帯は中央政府が掌握しているため、完全に中止することはありません)。また、関係が極端な場合にのみ発生するイベントもあるかもしれません。
プレイのコツ
「南の風」のページ下部に書いたものとほぼ同じですが、ルールの更新に合わせて少し加筆しました。
つまり、何をするイベントなの?
このイベントは、「南の風」中枢部の役員に対して裏工作をして、「南の風」の内部決定を自らに有利なように操作するイベントです。どのような決定が有利かはプレイヤーによって違うでしょう。新興国なら建材を安く得るために製造部を支配し建材価格を引き下げる、ヴェニス社に影響力を有する先進国ならヴェニス社派遣取締役を支配することで実質的なヴェニス社株式の保有数を水増しすることができます。
影響点って?
各プレイヤーは影響点を割り振ることで役員を秘密裏に操作することができます。影響点は各役員ごとに設定されており、例えばダグラス・シェリダンへ影響点をAプレイヤーが4点、Bプレイヤーが2点を割り振っている、といった形になります。しかし、この影響点は割り振っただけでは意味がありません。
影響点の公開って?
各プレイヤーは自らが割り振っている影響点の一部を公開することができます。先の例であれば、Aプレイヤーは1~4点、Bプレイヤーは1~2点の影響点をダグラス・シェリダンに対し公開することが可能です。この時点で最も多い影響点を公開したプレイヤーがその役員(この場合ダグラス・シェリダン)を操作することになります。例えば、Aプレイヤーが1点、Bプレイヤーが2点の影響点を公開したならば、ダグラス・シェリダンの行動を決定することができるのはBプレイヤーになります。
この後、Aプレイヤーが改めて3点の影響点を公開したなら、ダグラス・シェリダンを操作する権利はAプレイヤーに移ることになります。
役員は何ができるの?
各役職ごとにできる行動は以下の通りです。とりあえず自分が操作できる役員の行動だけでも確認しておきましょう。
法務部局長
サイコロを振るだけで役職者を問答無用でパージ(強制引退)することができます。強いです。とりあえずあなたが影響点を割り振っていない、あるいは他のプレイヤーが高い影響点を表明していて自分に都合の悪い行動をしそうな役員を粛正しましょう。
上位の役職者はパージするのが難しいので、後々昇格してくると厄介そうな「その他主要役員」を吹き飛ばしておくのが主な使い方でしょう。無論、「本当に厄介な」役職者がいるならギャンブルを承知でそちらをパージしようと試みることも手です。
通商保護部局長
通商保護部局長は投票により役職者をパージすることができます。他の役員から同意を得なければならないので政治力は必要ですが、サイコロの運試しをする必要はありません。通商保護部局長は上位の役職者を告発することの難易度が法務部局長より低いので、部局長クラスの中で少数派になった役員は生き残ることが難しくなるでしょう。
但し、いきなり追放のための投票を開始することはできません。1ターン使って嫌疑をかけ、嫌疑のかかっている役員を次以降のターンに改めて告発することになります。
人事部局長
新代表の選出時に音頭を取るのが主な仕事です。人事部局長は新代表候補を法務部局長・通商保護部局長のどちらかから指名し、その候補が支持されたならばその人物が新代表に選出されます。もし、人事部局長を操作するプレイヤーにとり都合の悪い人物しかこの両者にいないのであれば、あえて人気のない人物を代表候補に選びましょう。
投票が失敗すれば、2回目の投票で人事部局長は下位の渉外部・ヴェニス社派遣・製造部・政府部の4役員からも代表候補として推薦することができます。それでも失敗すれば、人事部局長は自ら次期代表の座をゲットすることができます。
また、人事部局長は下級役職(渉外部・ヴェニス社派遣・製造部・政府部)に空きが出た際に後任を決定することができるので、実益を得たいならここは押さえておくべきです。
渉外部局長・ヴェニス社派遣取締役・製造部局長・政府部局長
ここは、「実益を得る」ための役職です。利益を得るためにはここを支配することが絶対に必要ですが、ここの役職者たちは自分を守ることができないので、上位の3役職者が影響力を行使してこれらの役職の役員を自分の都合のいい人物に設定・維持しましょう。
その他主要役員
彼らはまだ何もできませんし、基盤がないため法務部局長に簡単にパージされてしまいかねない脆弱な立場です。しかし、彼らは若く、将来があります。若いうちに彼らに影響力を与えておけば、彼が人事部局長の目にかかって昇格した後に活躍してくれるでしょう。若いうちに重要な役職に就くことができれば、その長い現役時代の間にどれほどの利益をプレイヤーにもたらしてくれることでしょうか。
ただし、あくまで彼らは脆弱なので、運が悪いと日の目を見ることなく一瞬で吹き飛ばされてしまうかもしれません。その時は諦めましょう。
副局長
代表と主要な3人の部局長は、その高い地位から得られる特権を使用して長期休暇をゲットすることができます。しかし、それにはリスクがあります。つまり、自分が掌握していたはずの職務を一時的に他人に任せないといけないということです。その時の代行者がこの「副局長」です。代行者とは言え、「副局長」は部局長の意向を無視して好きなように行動できます。法務部副局長が、彼を信頼して休暇に行った法務部局長を後ろから撃つ(パージ)ことだってできます。
ただし、副局長は部局長が健在の場合は何の存在価値もなく、地位の脆弱さもその他主要役員と変わりません。
疲労値って?
全ての役員はそのストレスのかかる業務や裏工作によって普通のカルセドニー国民とは比べ物にならない勢いで疲労をためていきます。それを数値で表現したのが「疲労値」です。毎ターン(5年に1回の役員会議)のたびに疲労値をもとに判定を行い、疲労値の2乗%の確率で疲労により引退を余儀なくされます。疲労値6点であれば引退確率は36%なので何とかなりそうですが、7点になると49%、8点で64%と加速的にアウトになる確率が増えていきます。年寄りに影響力を大規模に投入するのは危険ですね……。
各役員は毎ターンごとに自動的に1点の疲労値を得ます。つまり、現時点で疲労値が4点の役員は放っておくだけで次の会議後に5点、その次に6点と加齢していくことになるので、3回の会議後に生き残っている確率は(100%-16%)×(100%-25%)×(100%-36%)=40.32%です。新陳代謝はかなり早そうですね。さらに、一部の役員はアクションを行う際に疲労をためていきますので、実際の引退はさらに早くなります。
エラくなると休暇で少しばかり引退を先延ばしすることができますけれども……。
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