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ドクツタイムズ  ドクツ第三帝国の新聞・ラジオ・テレビの総称
1月 26 (日曜日) 2014
【国際】クラーシェ・オストマルク問題、停戦で合意他 02:11   
【国際】クラーシェ・オストマルク問題、停戦で合意
クラーシェ誓約者同盟の宣戦布告によりオストマルクとクラーシェの戦争が確定的となったが、オストマルク帝国側が停戦条件に合意し、開戦前に停戦で双方合意に至った。
今回の停戦受諾についてヨーゼフ皇帝陛下は「国家存亡の危機にあって、帝国臣民の安全を守るためには致し方ない判断であった」とお述べになられたとのこと。
しかしこの停戦受諾はオストマルク帝国と非公式ながらに交わしていた「共同防衛案」をドクツ側が足並みを揃えられず、結果果たせなかったことも原因の一つではないか、とドクツ政府にも不安の声が広がっている。
「オストマルク帝国が他国より何らかの攻撃・圧力を受けた場合、ドクツ第三帝国はこれを支持・支援する」という内容のものだが、オストマルク帝国は宣戦布告を受け、この案に則り我が国に参戦要請を出していたのだが、外務省側がこの要請を政府に提出→帝国議会→調印→宣戦布告までの各プロセスで大幅な遅れと外務省がこの通達を大臣に渡し忘れるという大問題が起き、結果オストマルク帝国が1ヶ月半ほど孤立状態になっていたとのこと。
今回の遅れについて「我が国は結果的に約束を果たせなかったが、戦争は停戦で終わった、結果論で言えば平和的解決で終わったことを喜び、今後のドクツの協力姿勢をオストマルク帝国に再度認めてもらえるよう尽力したい。」と総統閣下がコメントされた。
参戦していれば多数の市民と若き兵士の命の奪い合いとなっており、オストマルク帝国の決断を賞賛する声と否定的な意見両方が世界各国から出ている。

【社会】クラーシェとオストマルクの停戦、ドクツの今後は?
今回の停戦により、外務省は「オストマルク帝国政府の判断を支持し、我が国も戦闘用意を中断する」との文章をクラーシェ・オストマルク両国に通達。
政府は今後オストマルク帝国を始めとし現在協力関係を構築している各国と更なる連携強化に務める方針。
外務省幹部は「クラーシェが我が国には宣戦布告しなかったことや、オストマルク帝国への停戦要求内容が以前より易しくなったことを見れば、クラーシェとも話し合いで関係改善に努められるのではないか。」と前向きな意見を記者に話した。
また、ドクツが独断で宣戦布告する可能性については、あくまで国家間の約束を果たすために参戦する覚悟だったことを話し、ドクツの平和的方針は変わらず、他国への一方的侵略や宣戦布告は「絶対にありえない」と国防省と外務省が回答した。

【社会】今度は津波!戦艦「シルト」が転覆 不審船も…
隕石災害で沈んだ戦艦アドルフと同型の二番艦「シルト」も災害に巻き込まれる事件が発生した。
戦艦シルトは海上警備中に津波に巻き込まれ転覆、乗組員26名が死亡したが、残りは全員救助された。
また、シルトはドクツの保有しているタンカー等をフルに動員し曳航、修理ドックに運ばれ現在修理作業中とのこと。
この時、海上警備隊は不審船を追っており、同じ津波により不審船が転覆、海上警備船は奇跡的に転覆に至らず、そのまま転覆した不審船の船員を救助し、農村を襲撃し金品と食料を奪った強盗の容疑で逮捕した。
船員達はドクツ人ではなく、警察が取り調べを行った結果北香麗の工作員であることが判明し、大幹帝国及び香麗民主連邦に処遇について問う方針。
現在6名は刑務所の特別房に収容され、処遇の回答を待っている状態だ。

【社会】建国10週年迫る!政府主導で盛大に祝う方針
502年7月25日に正式に建国宣言を行ったドクツ第三帝国だが、来たる512年7月25日、遂に建国10週年記念が訪れる。
政府はこれを盛大に祝う方針で、10週年記念硬貨(総統就任時のレーティア・アドルフ総統閣下が硬貨に描かれている)を10万枚限定で販売するとのこと。
すでに第一次予約の3万枚はわずか10分で完売し、第二次予約が待ち焦がれる。
尚式典にはオストマルク帝国・イタリン共和帝国・ストリーダ王国・ポーレタリア首長連合国各国代表を招く方針で、一部の議員の間では五カ国会談が開かれるのではないかと噂になっている。
また、総統閣下は「祝ってくれる国の方なら誰でも大歓迎したい」と語り、記念日が待ち遠しい様子だ。
ドクツタイムズとしても10週年記念は喜ばしく、総統閣下と支援してくれた各国に本誌からもお礼を述べたい。
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