（写真：拿捕地点周辺のシュレジエン海域）



ミッドガルド帝国は旧シュレジエン海域で操業していた佰愿諸島共和国籍の漁船を拿捕したことを発表した。漁船自体は既に保釈され解放されているもよう。

佰愿諸島共和国側はこれについて目立った動きや声明は行っておらず、間接的にミッドガルド帝国の同海域における警察権・統治権を認める格好だ。ミッドガルド帝国にとっては同海域の実効支配をアピールする、デモンストレーションの格好の機会であったといえよう。カールスラントの調査によるとシュレジエン海域にはクロマグロの漁獲が期待されており、佰愿諸島共和国の漁船もこれを目的にしていたと思われる。