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12月 29 (木曜日) 2011 | ||
建国王カール1世崩御他 | 13:27 | |
【社会】建国王カール1世崩御 フリューゲル暦387年2月21日、この日帝国は深い悲しみに包まれた。 21日午前0時34分、前国王カール1世が崩御されたのである。 王族担当官の発表によると老衰によるものであったという。享年98歳。 現国王カール2世陛下は臨終の際に立ち会っており、先ほどまで悲嘆に暮れていたが、 翌日ラジオにて国民に以下の追悼演説を行った。 “我が親愛なる国民の諸君、惜しまれながらも我が父カール1世は先日ヴァルハラへと旅立った。 この国の建国に深く関わり、先人達を導き、共に戦った前国王の死は皆にとっても耐えがたい悲しみであろう。 しかし、私、カール2世は現国王、また息子として、この悲しみを乗り越え皆を導く覚悟を新たなものとした。 父が望むものは皆が悲しむことではない。多くの先人達の犠牲の上に成り立つこの国を更に前進させることである。 我が国はまさしく生存のための戦いから立ち上がった国である。 戦いに散った者達の意志は、今を生きる我々が推し進めなければならない。 父上はもはやこの世にいない。だが私は前国王の志を継ぐ者である。 私ももう75歳であるが、今後一層の熱意を持って帝国と諸君を導くであろう” なお、前国王の葬儀は4月21日にてケーニヒスベルク練兵場にて行うことが決定された。 【国際】昨今の軍拡に関するカール2世の声明 フリューゲル暦386年12月10日、国王カール2世陛下は昨今の宇宙軍備拡大を受け以下の声明を発表した。 “今年8月、タピオカ連邦共和国が軍事衛星打ち上げに成功し、また先月には成蘭共和国が軍事衛星計画を復活させた。 これらの宇宙軍備拡大は各国の警戒を招き、国際社会に暗雲をもたらすであろう。 そこで我が国は、あえて軍事衛星の利用を控えることを明言するものである。 我が国の安全が脅かされるような事態が起こらない限り、我々は軍事衛星を打ち上げない。 また我が国は軍事衛星を用いた武力による対外交渉も行わないことを宣言する。 今や我が国はフリューゲルにおいて大きな地位を占める大国である。 そのような国が徒に宇宙を軍事利用し、国際社会を混乱させるような態度を取ることは決して許されない。 我が国の決意が国際社会の安定につながるものであることを祈る” なお、宰相ビューロー侯爵と帝国外務省は声明文に修正を加えるべきとの意向を示したが、 この意見が声明文に反映されたか否かについて国王陛下はコメントを残していない。 | ||
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