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帝国共同通信社  ミッドガルド帝国の情勢を発表します。
2月 14 (木曜日) 2013
【国内】対オストマルク宣戦はマレンコフ派のクーデターが原因か 17:52   
ミッドガルド帝国前首相ユーリー・マレンコフが国内でクーデターを実行していたことが発覚した。

ベリヤ帝は、皇帝居城に軟禁状態にあり、オストマルクに対する宣戦布告は、皇帝不承認の本に行われた。

宣戦布告実行時の異変に気付いた帝国近衛師団の一部指揮官が皇帝居城へ部隊を突入させ、ベリヤ帝を救出した。

ベリヤ帝は、近衛師団の憲兵隊にマレンコフ、及びその他クーデターに協力した将校の身柄を拘束させた。

マレンコフは、取調べにおいて

「オストマルク特務機関による煽動が行われたことは間違いない。これは、皇帝のご意思にそったものである。」と話している。

また、ベリヤ帝は、

「宣戦など、我の意思ではない。ましてや、マレンコフなどに勝手に意思を決定されるなど甚だ遺憾である。」

と激しい不快感をあらわになさっている。

マレンコフ、及びその他の将校の軍法会議は、後日開催される予定である。

宣戦は、マレンコフの独断であるがオストマルク民主連邦特務機関によって叛乱が煽動された可能性は濃厚であり、ベリヤ帝は、オストマルクに対し外交ルートで抗議を行うよう勅命を発せられた。

また、新夏社通信が「本日午後7時(オストマルク時間午前11時)、ミッドガルド帝国が突如オストマルクに対して宣戦を布告、ほぼ同時にオストマルク領内にミッドガルド軍が大挙して侵入した。」などと、国際法で禁止されている行動をミッドガルドが実施したと流言を流布しており、これに対して、ベリヤ帝は、華夏人民共和国に対し非難声明を出された。



ただ、ベリヤ帝は、共産圏に対しあまり良い印象を抱いておらず宣戦の撤回はすると言明されているものの、その後については言明されていない。
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