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The Weekly Telegraph  
10月 30 (金曜日) 2015
【共和国軍事特報】 22:57   
【エウシウワンジャ共和国に戦車50台納入へ=テレグラフ・ウィークリー アゼロティータ総局】

写真=Triarii-Type D

 国防省及びアキュリス社は、エウシウワンジャ共和国政府との合意により、Triarii(以下トリアノイ)戦車を50台、同国軍に納入した。トリアノイ戦車はウェールリズセ共和国国産主力戦車で、他国MBTと比較すればその性能は見劣りするものの十分な拡張性を有することから採用が決定された。またアキュリス社は納入に先立ち、同国の気候、及び地形に対応したTriarii-Type Dを開発し、これを納入した。エドアルド・アランジ大将は主力戦車の他国への納入について「後継となる戦車の開発は進んでおり、何等国防に差し障るものではない」とした上で、エウシウワンジャ共和国への納入によりウェールリズセ製MBTの市場進出も含め前向きに検討していると語った。

【レゴリス帝国海軍との演習活発に = テレグラフ・ウィークリー サンジュブレ支局】

写真=ウェールリズセ共和国海軍の演習

 国防省は、レゴリス帝国より新たに数十名程度の海軍軍事顧問を受け入れるとともに、当面の間ウェールリズセ共和国近海においてレゴリス帝国海軍第3艦隊所属1個水上戦闘部隊(ミサイル巡洋艦1隻、ミサイル駆逐艦3隻、ミサイルフリゲート3隻)とウェールリズセ共和国海軍で合同軍事演習を行う事を発表した。レゴリス帝国海軍第3艦隊は海軍顧問代表の足柄真瑠璃上級大将が率いる艦隊で、レゴリス帝国でも精鋭と名高い艦隊の一つ。ティサ・ラスロー中将は「共和国海軍がヴェネツィア海軍の後継を名乗っても恥ずかしくない実力を示せるよう尽力したい」と述べた上で、「今回の演習を通じてレゴリス帝国海軍の運用ノウハウを学び取りたい」と前向きな姿勢を表した。ウェールリズセ共和国海軍からは戦艦アルベルティーニ以下、ミサイルフリゲート三隻、及びミサイルコルベット四隻が演習に参加する見通し。
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10月 15 (木曜日) 2015
【特報】アルベルティーニ総督の国葬、執り行われる 21:48   
【ベルドルト・アルベルティーニ前総督の国葬、執り行われる=テレグラフ・ウィークリー アゼロティータ総局】

写真=トリコローレに包まれたアルベルティーニ総督の棺

 フリューゲル暦617年3月1日。初代総督ベルドルト・アルベルティーニ氏の追悼式が執り行われました。アルベルティーニ氏の生前の希望により、遺体は7日、プラエトリア州南部リアラインの地に埋葬されました。追悼式ではイタリア共和国国旗トリコローレに包まれた棺が粛々と運ばれた後、アンネリーゼ・ザイツ総督と、ヴェールヌイ社会主義共和国より、生前アルベルティーニ氏と縁故の深かったヴェールヌイ社会主義共和国のヴァシリー・サロート前首相が、弔辞を読み上げました。

アンネリーゼ・ザイツ総督 弔辞

 今日この日、私達は一人の偉大な英雄に別れを告げなければなりません。 ウェールリズセが建国された頃、私はまだ四歳にも満たない子供でした。その頃の閣下の雄姿は、建国当時を知る全ての人々にとって眩しきものであったと確信しています。偉大なヴェネツィアの名を辱めない、そしていずれは世界各国が模範とするような民主主義国家の建設。リアラインの地に宇宙船が降り立った時、閣下が仰った事です。6世紀はウェールリズセにとって苦難の世紀でした。国家を打ち立てるには様々な障害がつきものです。閣下は様々な苦難の前に、その指導力を如何なく発揮なさいました。そして栄光の7世紀には、世界各国がその存在を認めるに足る国へと、ウェールリズセは変化していました。閣下の遺産は、僅か30年でウェールリズセを世界の最貧国から、世界でも有数の商業国として認知されるだけの経済規模を持つ国家へと進化させました。国際社会では、新興諸国経済理事会という形で、世界各国との共存と共栄に資するものとなりました。今日も、ウェールリズセは発展し続けています。後少しで、宇宙への道も切り開けたことでしょう。後少しで、世界でも有数の経済大国としての地位を確固とする事にもなるでしょう。後少しで、ウェールリズセが世界に範たる民主主義国家として認知される時も来るでしょう。惜しむらくは、閣下が希求されたウェールリズセを、閣下の存命中にお見せする事が叶わなかったことです。

 Arrivederci,Signore Albertini.

 Requiem aeternam.



ヴェールヌイ社会主義共和国 ヴァシリー・サロート前首相 弔辞

故ベルドルト・アルベルティーニ ウェールリズセ共和国初代総督に、ヴェールヌイの政府と党、全ての人民を代表し、ここに哀悼の意を捧げます。

ウェールリズセは、これからまさしく国際社会において飛躍を遂げて、確固たる地位を確立せんとする時であります。そんな希望溢れる最中の突然の訃報に、私は愕然とし、そして、私以上にウェールリズセ人民が、驚きと最大の悲しみに包まれているであろう事を想像しました。そしてかつて、閣下とお会いした時のことを、思い起こしました。

20年前、597年9月の両国首脳会談のことです。鮮明に覚えております。当時、我が共和国は、全燃料源の喪失と、隕石災害による900万人の犠牲者の発生など、最も困難な時期にありました。そのような中、外国の元首である貴方が、あえて我が共和国を訪問されたことは、どれだけ共和国人民を勇気づけたことでしょう。閣下は、帰国後に総督退任を表明され、一方の私は次期首相就任が決まっており、偶然にも反対の境遇にありました。凛とした眼差しを携え、世界の共存共栄、自由と民主主義について語られる閣下の姿は、国家指導者の先輩として学ぶところ多く、実際、私が在任中に推進、実行してまいりました、新興国と手を取り合う多角外交にも影響を与えていたのではないかと思います。

閣下、閣下が礎となり築き上げたウェールリズセは、今も閣下が理想とした矜持を堅持しています。これが生き続ける限り、国家として時に立場を分かつ事があれど、両国の人民は、それぞれにとって最も良き友人であり続けることができます。そしてそれは永遠のものであると、私は堅く信じております。ここに、閣下が生前に残された、歴史の中で輝き続けるであろう幾多の御業績と精神を偲び、慎んでご冥福をお祈りし、哀悼の言葉といたします。

フリューゲル歴617年3月、ヴェールヌイ社会主義共和国 ヴァシリー・サロート。



【国葬に参列された各国代表(代表者名)】

ヴェールヌイ社会主義共和国 ミラ・シェレスト首相,ヴァシリー・サロート前首相

エーラーン教皇国 フランツ・フォン・ビツィンガー枢機卿

コーデクス共和国 K・F・シュティッカー行政局長官

テークサット連合 ボンネー・ワッダッラー国王

(他、ノホ・ヘレコ連邦利益代表部より弔電)

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10月 13 (火曜日) 2015
【特報】レゴリス帝国海軍顧問招致,内政顧問退任,共和国最大の損失 21:19   
【国防省、レゴリス帝国より海軍顧問招致へ=テレグラフ・ウィークリー アゼロティータ総局】

写真=共和国海軍総旗艦「アルベルティーニ」

 共和国国防省は616年12月付で参謀総長ユリウス・インクヴァルト上級大将、海軍参謀長エルネスト・グラツィアーニ大将以下数名の幹部を更迭し、予備役に編入した。後任の参謀総長にはシェロジア戦役において指揮を執る予定だった陸軍参謀長ヴィルジニア・ベルリンゲル大将を据え、陸軍参謀長にはエドアルド・アランジ大将、海軍参謀長にはティサ・ラスロー中将が就任する。この更迭の背景には、他国軍との合同軍事演習において海軍艦艇が演習開始前に三隻、謎の大爆発により沈没という前代未聞の大失態を侵したことにある。海軍は死傷者多数の上、その殆どを他国軍艦艇により救助されるという醜態を見せた。アンネリーゼ・ザイツ総督は同日中にエスプガルーデ国防委員に軍組織の抜本的改革を指示、外務省には他国軍顧問の招致を検討するよう指示した。

 外務省は数日後、レゴリス帝国外務省との実務者協議に入り、レゴリス帝国海軍より帝国海軍作戦副部長兼第3艦隊司令官の足柄真瑠璃上級大将を海軍顧問として招致する事で一致。足柄上級大将は第一次エルツ内戦、エデレス・フリュー内戦、第二次エルツ内戦に参戦、特にエデレス・フリュー内戦・第二次エルツ内戦では第3艦隊の指揮にあたり、名将としての盛名に事欠かない。実質レゴリス帝国海軍TOP2を軍事顧問に据えた共和国海軍の命運たるや如何なるものか。尚、この海軍顧問招致にあたり、レゴリス帝国よりミサイル駆逐艦を12隻購入する事、また海軍関係者、及びサンジュブレ海軍工廠から技術者をレゴリス帝国の海軍施設見学に派遣する事も明らかにされた。



【フランツ・フォン・ビツィンガー枢機卿退任、三十年間もの内政指導】

 長らく内政顧問を務めてきたエーラーン教皇国のフランツ・フォン・ブティンガー枢機卿が617年1月に退任した。同氏はエーラーン教皇国経済界に強い影響力を持つ重鎮で、586年以来内政諮詢官(内政顧問)としてウェールリズセ共和国政界においてもその影響力は多大なものであった。歴代内閣の経済政策は殆どが同氏の発案によるものとされ、政権交代後も指導力を発揮してきたが、共和国経済が安定してきた事や、ご高齢も鑑み、616年の人事令で退任が決定していた。共和国政府はすでに同氏に共和国最高勲章たる国家功労勲章を外国人としては初めて授与した他、共和国行政委員会名誉委員職を贈呈している。

【ベルドルト・アルベルティーニ氏死去、国葬へ】

 フリューゲル暦617年2月27日、ベルドルト・アルベルティーニ初代総督が逝去。享年96歳。アルベルティーニ氏は移民船団の提督に30歳の時に就任、以来航海を続け、66歳の時にフリューゲルに到達した。初代総督として目覚しい手腕を発揮し、国民からは英雄として声望のある氏であった。訃報を受け、共和国政府は国葬として厚く弔う事を決定した。戦艦アルベルティーニは主の死に、弔砲を初めて撃つこととなった。なお、諸外国からの弔問については政府は歓迎する意向。
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10月 06 (火曜日) 2015
アンネリーゼ・ザイツ氏再選、ENEC改革 21:53   
【アンネリーゼ・ザイツ氏、総督再選=テレグラフ・ウィークリー アゼロティータ総局】

 614年12月に行われ、615年1月に開票された第四回総督選挙は、アンネリーゼ・ザイツ総督が引き続き経済界の強い支援を受け勝利した。有効投票数は36014857票。アンネリーゼ・ザイツ氏は29172034票で、全体の81%を獲得した。社会民主同盟は引き続き支持を得られず、ロタール・ケーフェンヒュラー氏の力量不足を指摘する声も多い。与党一強状態は引き続き続く見通しで、ザイツ内閣の安定政権が期待される。(グラフや図は国からの発表があり次第公表)





【ENEC改革、難航か――関係者からは厳しい見方】

 ニコロ・フォスカリーニENEC常駐代表はENEC本部ビルでの会見で、ENECの準加盟制度、標準レート、開発投資について提言を行ったと表明した。フォスカリーニ氏は「ENEC発足から8年が経とうとしている。大きな変革がなければ、ENECは既存組織のように埋もれてしまう」と指摘。共和国外務省も本改革を成立させることで、後進国、新興国、中堅国にも加盟し易い環境作りが可能としており、共和国としてはENECの停滞が指摘される中でも、改革をし続ける事で再び活性化を図る狙いがあるものと見られる。

 一方で、総督府報道官はノホ・ヘレコ連邦が発表したフリューゲル国際銀行について、記者から問われた際「運営方法や融資の審査体制が不透明なまま見切り発車した感は拭えず、今後十分な説明がなされる事に期待する」と、曖昧な表現に留めたものの、出資には否定的な見方を見せた。共和国提案のENEC-DIPとの競合を危惧する見方もあり、六カ国会議での対立以来、大使館を利益代表部に降格させ、冷淡な関係が続いているノホ・ヘレコ連邦との関係はより一層冷え切ったものとなる可能性が高い。
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9月 09 (水曜日) 2015
【国際】シェロジア共和国との和平進む//【社説】テロリズムの誤謬 10:18   
【共和国政府、全軍に撤退を命令。シェロジア共和国との和平進む】

 共和国政府は611年5月2日、シェロジア共和国近海に向け進発していた遠征軍に対し、撤退を厳命した。ヴェールヌイ社会主義共和国の仲介により、シェロジア共和国との和平交渉が急遽進んだためと思われる。和平会議の中で、和平に応じる理由として、ウェールリズセ共和国特命全権大使であるエミリオ・ド・メーストル氏は、以下のように述べた。

一つはENECの理念に立ち返り、ENEC憲章第一章第二条「締約国は、前記の諸原則に基づき、相互の関係において、すべての紛争を平和的手段により解決し及び武力又は武力による威嚇に訴えないことを確認する。」は、シェロジア共和国が締約国でなかったとしても、ENECを創設した一国である我が国は率先して尊重すべきで、また、建国以来尊んできた自由、平和、自主の精神を忘却してはならないということ

一つは和平会議開催に尽力して頂いたヴェールヌイ社会主義共和国に多大な謝意を表し、その尽力を無に帰すことは恥ずべきということ

一つはシェロジア共和国国民が先のテークサット連合による奇襲に傷ついており、例え我が国の名誉を傷つけ、許しがたい言行を繰り返してきたとしても、鞭打つような真似は人道的立場から、甚だ痛苦であること

 すでにシェロジア共和国からは謝罪声明が発表されており、近いうちにも講和条約が締結されるものと見られている。当社が実施した千人を対象としたRDD方式に基づく世論調査では、ザイツ内閣を「支持する」と答えた人の割合は64%であり、「支持しない」は21%、「どちらともいえない」は15%だった。和平を支持するかとの質問に対しては、「支持する」は44%、「支持しない」は46%、「どちらともいえない」は10%だった。

【社説:テロリズムの曲解、自己正当化の進む世界】

 テロリズムという言葉の、都合の良い解釈が進んでいる。「神聖・永久両同盟によるテークサット連合のシェロジア共和国に対するテロリズム的攻撃に対する非難声明」では、テークサット連合の国際法を無視したシェロジア共和国に対する攻撃をテロリズムとした。確かにテークサット連合の行いは国際法違反であり、国際秩序に対する重大な挑戦行為に他ならないが、筆者はテロリズムという表現に違和感を覚える。政治的目標を達成するために行う行為そのものが、テロリズムと表現されることは、これ即ち、先般ウェールリズセ共和国が行った宣戦布告もまた、テロリズムと呼称しなければならないし、フリューゲル暦537年、549年の五国協商が行った日ノ本帝国に対する宣戦布告、及び戦闘行為、490年のオセアニカ・アースガルド戦争におけるATO陣営の宣戦布告、及び戦闘行為、これらは全て政治的目標を達成すべく行われた戦争ではなかったか。であれば、これも永久同盟、神聖同盟が定義する所のテロリズムに該当するし、彼らはその行為に対する責任を取らなければならない。詰まるところ、侵略戦争は全て、大義名分があろうとなかろうと、テロリズムと化してしまう危険性を孕んでいる。

 テロリストの初出は、地球時代に遡り、かのフランス革命を避けては通れない。現在でいうところの山岳派、つまりはモンタニャールが敷いた恐怖政治に由来する。ラ・テルールである。恐怖政治を敷く人物達の事を、やがてフランスの民衆はテロリストと蔑視、恐怖するようになった。まさしく、政治的目標を達成すべく行った当時のフランス政府の為政者は、フランスの民衆にとってテロリストであったのである。

 しかし、国家が国家に対し行う行為をテロリズムと定義することは出来ようか。筆者は、国家が国家に対し行う行為をテロリズムと断定する事は、プロパガンダに過ぎないし、低俗な言い方をするならば、レッテル貼りに他ならないように思われる。従って、国際社会が行うべきことは、理性的に、テークサット連合による奇襲攻撃を非難した上で、何故このような事が起きたのか、どうすれば二度とこのような悲劇が起きないのか、という説明をテークサット連合に対し求めることである。そして今後の国際秩序において、二度とこのような行為が行われることのないよう、国際社会が、国際法を尊重することを再度確認しなければならない。少なくとも、今回の事件に乗じて、自らの利権のために、侵略的策動を巡らせるようなことは、断じて許されることではない。(文責:ジョヴァンニ・コルネール)
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9月 07 (月曜日) 2015
【国際】対シェロジア宣戦布告、ENEC紛糾 21:42   


写真=ウェールリズセ共和国空軍

【共和国、対シェロジア宣戦布告――「テークサット連合とは無関係」の立場崩さず=テレグラフ・ウィークリー アゼロティータ総局】

 611年 3月14日、共和国政府、及び議会は、シェロジア共和国に対する攻撃を決定した。共和国政府は声明で、「我が国の名誉が毀損せしめられた事は事実であり、また、同国政府の謝罪対象には、ENECやコーデクス共和国は入っていても、我が国が含まれていない」とし、また、同国政府が謝罪声明以前に、交渉を打ち切る宣言を行っていることから、「二枚舌を使うシェロジア共和国は信用しかねる」と対外声明に綴った。

 しかしながら、この過程でテークサット連合がシェロジア共和国に対し、国際法を無視する奇襲攻撃を実施しており、これに便乗した行為ではないかとの指摘が多数為されている。総督府はこれについて「テークサット連合が奇襲攻撃を行ったことは事実であり、非難されて当然のことである。シェロジア共和国国民の怒りたるや察するに余りある。しかしながら、我が国の名誉が毀損せしめられたことと、シェロジア共和国の不誠実さはまた別問題である」とし、宣戦布告自体はテークサット連合の奇襲以前から避けられないことだったとの立場を打ち出している。 共和国軍は、すでに予備役の招集を終えており、シェロジア遠征軍の指揮官にはヴィルジニア・ベルリンゲル大将が任命された。



【共和国、テークサット連合除名及び議長国の返上を申請――事の次第によってはENEC脱退も避けられず】

 共和国政府はテークサット連合のシェロジア共和国に対する奇襲攻撃に対し、最上級の非難を行うとともに、ENECに対しテークサット連合の除名、及び加盟国が奇襲攻撃を行うという事態の責をとり、議長国権限の返上を申請した。しかし、加盟国がウェールリズセ共和国・コーデクス共和国・テークサット連合と極めて少なく、またコーデクス共和国が保留の立場を明らかにしていることから、難航が予想される。またコーデクス共和国がウェールリズセ共和国とテークサット連合を審問すべきと提案したことについては、ENEC全権大使が怒りを露にし、「我が国に不当な審問が為されるのであれば、脱退すら辞さない」と宣言した。

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8月 30 (日曜日) 2015
【選挙】キリスト教社会同盟躍進/【国際】ガトーヴィチ高速鉄道入札取り消し問題、アキュリス社に疑惑? 22:00   
【第三回総督選、アンネリーゼ・ザイツ氏が75%の票を獲得し大勝=テレグラフ・ウィークリー アゼロティータ総局】

 609年2月2日に開票された第三回総督選挙は、ウェールリズセ・キリスト教社会同盟が擁立したアンネリーゼ・ザイツ氏が経済界の強い支援を受け圧倒的勝利を収めた。有効投票数は26015441票で、これは18歳以上の有権者の93%が投票したこととなる。

 獲得票数はそれぞれ、アンネリーゼ・ザイツ氏が19511581票で全体の75%、ロタール・ケーフェンヒュラー氏が5463243票で全体の21%、シド・ヴィパール氏は1040618票で全体の4%だった。

 初代総督ベルドルト・アルベルティーニ総督やエウジェーニオ・カルカテルラ総督が身を置いた社会民主同盟は予想外の大敗という形で、政界では激震が走っている。民主協働党も大敗の報に接し「大変驚いている。国民から信任頂けなかったのは大変残念」と語っている。一方で、大勝を収めたアンネリーゼ・ザイツ氏率いるウェールリズセ・キリスト教社会同盟は「国民から信任を得られ大変嬉しく思う。議会選でも勝利を目指す」と語った。

 2月7日の総督就任式で、エウジェーニオ・カルカテルラ氏から総督杖を受け取ったアンネリーゼ・ザイツ氏は「初代総督閣下、また第二代総督閣下がウェールリズセを発展させるべく努力されてきた事は多くの国民の知るところで、私としても今後ウェールリズセの発展に寄与できるような総督となるよう鋭意努力して参ります」と語り、意欲を示した。アンネリーゼ・ザイツ氏は25歳。アキュリス社を初めとする経済界から強い支持を受けており、若き指導者に期待が集まっている。

【社会民主同盟、8月議会選挙でも大敗、野党転落へ】

 エウジェーニオ・カルカテルラ前総督率いる社会民主同盟は8月民選議会選挙でウェールリズセ・キリスト教社会同盟に大敗し、選挙前の32議席から14議席にまで議席を減らした。ウェールリズセ・キリスト教社会同盟は初の選挙において28議席を獲得し、安定与党の座を手に入れた。民主協働党は選挙前の18議席から8議席へと議席を減らし、やはり後退した。ウェールリズセ・キリスト教社会同盟の勢いは留まることはなく、来年の大評議会選挙でも躍進するものと見られている。

【ガトーヴィチ帝国高速鉄道入札取り消し問題】

 アキュリス社は11月14日、すでに入札していたガトーヴィチ帝国の高速鉄道入札を取り消すと発表した。詳しい理由についてアキュリス社は公表していないが、レゴリス帝国レオン・ヘビー・インダストリーズ提出の事業計画と、すでにアキュリス社が提出していた事業計画が酷似しているとの噂があり、アキュリス社が何等かの方法でレオン・ヘビー・インダストリーズの事業計画を入手し、盗用したのではないかという疑惑がもたれていることが理由と見られている。第一段落、第六段落、第十段落等、費用項目が該当しており、議会でも問題視されている。アキュリス社広報は「我が社が盗用したという事実はないが、社会的な批判を厳しく受け止め、今回の決断に至った。ご指摘は真摯に受け止める」としている。
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8月 23 (日曜日) 2015
【国際】ENEC発足、議長国にウェールリズセ / 【政治】総督選、来年1月に その他6件 16:35   
【ENEC発足、初代議長国にウェールリズセ共和国選出=テレグラフ・ウィークリー アゼロティータ総局】

 フリューゲル暦608年1月12日、新興諸国経済理事会はコーデクス共和国、テークサット連合、ウェールリズセ共和国を原加盟国として成立した。理事会において、ウェールリズセ共和国はENEC第一号議案に基づき、初代議長国に就任した。任期規定についてはENEC憲章には定められていないが、外務省関係者によると10年を目処に他国に譲るべきではないかという意見が大筋であるとの事。これに伴い、理事会機能はアゼロティータに設置され、首都アゼロティータ行政区の行政ビルはENECに譲られ、当面の間、アゼロティータ行政府は旧憲法草案会議が使用していたビルに移転することとなった。ウェールリズセが議長国に選出されたことについて、国内では喜びの声があがっている他、カルカテルラ総督も「ウェールリズセの貢献が認められたことは率直に喜ばしいこと。今後、私達の子孫が国際社会に貢献する精神を忘れることなく、正義の下、謙虚に、時に豪胆に行動してほしい」と語った。外務省は特命全権大使・ENEC常駐代表にENEC憲章調印の全権代表に任命されたニコロ・フォスカリーニ氏を就任させる人事を発表している。



【エウジェーニオ・カルカテルラ総督、来年1月に退任する意向】


 エウジェーニオ・カルカテルラ総督は、総督会見において609年1月に退任する意向を明らかにした。「外政と内政の失敗をお詫びする」と語ったエウジェーニオ総督。レゴリス・ウェールリズセ平和友好条約締結にあたっては、イルヴァ・オルランディ氏の責任を追及する声が野党から上がっている他、ENECにおいてもノホ・ヘレコ連邦やシェロジア共和国の動向を察知出来なかったとして、野党のみならず与党からも批判の声が上がっていた。またウェールリズセの経済成長率の低迷や、建国以来初の長期にわたる財政収支赤字を出す等、数々の失敗を指摘されてきた。財政状態を鑑みない軍事増強も当社世論調査によれば7割の人が支持しないと答えた。こうした中、与党内ではカルカテルラ氏の早期退任論が広がり、609年の議会選に備えて求心力のある人物を総督に据えて議会選に臨むべきだとする声が与党幹部を中心に上がっていた為、エウジェーニオ氏は政権運営が困難になると判断し、退任の意向を明らかにしたと見られている。

 総督選は609年1月中にも告示され、選挙は609年2月に行われる見通し。総督選には新規政党であるウェールリズセ・キリスト教社会同盟が候補者擁立を狙っているとの情報もあり、混乱が予想される。



●擁立候補者リスト

 ▽ロタール・ケーフェンヒュラー(61歳 - 男性,エウジェーニオ内閣国防委員,国防省参謀本部初代総長)

 ▽シド・ヴィバール(52歳 - 男性,民主協働党党首,元サンジュブレ漁業組合長)

 ▽アンネリーゼ・ザイツ(25歳 - 女性,ウェールリズセ・キリスト社会同盟党首,アキュリス社元取締役)



【レゴリス・ウェールリズゼ平和友好条約発効】

 フリューゲル歴607年9月20日にブリンストで、レゴリス・ウェールリズセ平和友好条約が発効した。総督府はこの条約を「大国レゴリスとの友好関係の第一歩」と評価している。

 しかしこの条約締結にあたっては、レゴリス帝国との見解の差から会談途中で会談の雰囲気が悪化したこと等から、野党から外務委員イルヴァ・オルランディ氏の更迭論も上がっている。



【リアライン・ブリッジ・タワー建設が始まる】

 政府は建国30周年にあたる616年8月までにウェールリズセ宇宙船着陸の地リアラインに政府機能を集中させるべく、フリューゲル世界でも類を見ない規模の高層ビルの建設を目指すとの方針を明らかにした。リアライン・ブリッジ・タワーは完成すれば地上90階立てのビルとなる。完成後、新設される国家安全保障審議会と内務・外務・国防の主要三省が入る予定となっている。設計者はアゼロティータ特別区の設計者クリストフ・トレカーテ氏の長男であるバウド・トレカーテ氏。611年に工事は開始されるという。





【ヴェールヌイ社会主義共和国からИ-3戦闘機を45機輸入。その他、陸軍装備も導入検討へ――レゴリス製装備の導入も焦点か】

【FENA機能不全の情報広まる。市場ではFENA圏への信用不安のリスク回避のため売り優勢か】

【レゴリス帝国・ヴェールヌイ社会主義共和国・テークサット連合・コーデクス共和国・ガトーヴィチ帝国・クイリナーレ市国の六カ国を政府は初の「重要提携国」指定】

【ENEC合同軍事演習を開催予定と国防省関係者明らかに――関係国と調整中か】

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8月 17 (月曜日) 2015
【ENEC】調印式開催へ/【社説】先進国とは何か? 21:21   
【アゼロティータ六カ国会議、空中分解から一転、結成の運びへ=テレグラフ・ウィークリー アゼロティータ総局】

 共和国総督府は607年9月17日、"ENEC発足及びENEC憲章の調印式をアゼロティータで行う事を決定した"と声明を発表した。ENEC発足にあたっては、ノホ・ヘレコ連邦が議会で反対にあった他、ノホ・ヘレコ連邦の外交政策に追従する形でシェロジア共和国が消極的姿勢を見せたことで六カ国中二カ国の加盟が実質実現不可能となったことで、共和国政府が厳しい口調で非難をしていたことから、ENEC発足は厳しいとの見通しが広がっていたが、9月に入りコーデクス共和国、テークサット連合からENEC発足は為されるべきとの肯定的声明が発表されたことで、原加盟国を三カ国とした上で発足する見通し。ヴェールヌイ社会主義共和国は加盟の意思を明らかにしていないが、共和国外交筋によるとオブザーバー枠での参加検討が為されているという。ENEC憲章は四章十八条で構成されており、経済連帯・新興諸国間の協働防衛などが盛り込まれている。当面の議題は、世界的な燃料価額高騰に対しENEC内でレートを設けることで抑制的誘導を行うものと考えられており、燃料資源を巡る競争の沈静化が期待されている。

 しかしこのENEC発足までの間、ノホ・ヘレコ連邦・シェロジア共和国の外交姿勢を不誠実だと痛烈に批判している他、二国に対し共和国政府は大使の召還と大使館の利益代表部への降格を通告しており、関係悪化が深刻化している。特にシェロジア共和国に対しては、共和政を謡いながら民衆の権利の重大な侵害が指摘されていることもあり、一段厳しい姿勢で共和国政府が臨むことは避けられない。



【社説:先進国とは何か】


 「先進国とは何か?」――こういった抽象的な問いかけが、近年国際的に広まっている。しかしながら、多くの識者が誤解している事がある。先進国=文明国、という誤解だ。これはイコールではない。先進国≠文明国である。

 先進国とは広義としても狭義としても、定義/条件は総合的な水準の高さによってのみ判定される。技術であり、産業であり、人々の生活の質であり、経済の質であり、これらの水準が高い国が一般的に先進国足り得る、正しく先進国と呼ばれるに足る資格を持つ。その意味では、先進国は決して、地球の西洋基準的な文明である必要はない。社会規範が我々と大きく異なっていても、先述の水準が高ければ先進国と呼ばれ得る。

 しかし文明国と呼ばれるには、我々ウェールリズセのみならずかつての西欧諸国の子孫たる国家であるならば、ローマのユスティニアヌス大帝より連綿と続く法体系の継承者であり、自由を広く認め、アンノドミニ期18世紀から19世紀にかけての西欧諸国で強く支持された社会思想及び体制の継承者である必要があることは言うまでもない。その意味では、アルドラド帝国はつい最近までは先進国ではあるが文明国足り得なかったし、エルツ帝国やエーラーン教皇国、ミッドガルド帝国、昭栄国もまた先進国ではあるが文明国足りえない。しかしこれらの国は、れっきとしてフリューゲル世界においては重要な位置を占める国家であるし、彼らもまた、西洋的基準の文明国ではないとしても、独自の文化であり、体制を持つ。文明国という言葉は、そもそも地球脱出時に、再定義を迫られているのである。先進国の定義は、そもそもが不変であり、すでにその指標は国際的に示されている。その意味で、聞き及ぶ所の、シェロジア共和国・テークサット連合間の解釈談義はそもそもの前提から誤っているのであり、意味を為さない。ましてや、シェロジアの指導者の発言たるや、最早先進国とは何であり、文明国では何であるか、議論を行う以前の問題である。かの国を評するならば、虚飾に彩られた、形ばかりのガラクタ文化の集合体といったところだろう。(文責:ジョヴァンニ・コルネール)

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7月 26 (日曜日) 2015
総督就任式,他 18:48   
【総督就任式・第一次カルカテルラ内閣発足】

 第一次カルカテルラ内閣が604年1月7日発足した。エウジェーニオ・カルカテルラ総督は総督就任式でウェールリズセの繁栄のために総督の職務を遂行すると宣誓し、アルベルティーニ前総督から総督杖の譲渡が行われた。

 就任の挨拶で、カルカテルラ総督は先のアゼロティータ壊滅の原因となったクリクルム・ポーラー隕石墜落に触れ、百万の人名が失われたことに深い悲しみを表明するとともに、アゼロティータの復興とウェールリズセの経済発展は切り離せないと強調。「ウェールリズセは再び光を取り戻すことができる。 そしてそれは、ウェールリズセの人民のみならず、世界各国が期待するところであります」そう語り、先の隕石墜落後の各国の対応に触れ、大量の支援物資が送られたことに感涙を禁じえないと述べた上でヴェールヌイ社会主義共和国,レゴリス帝国,ストリーダ王国,エルツ帝国,ノホ・ヘレコ連邦,テークサット連合,アルドラド帝国の七カ国に対し深い感謝の意を表した。

 政策について当紙記者から問われたカルカテルラ総督は「今後20年間でウェールリズセは先進国の仲間入りを果たすことができる。そしてそれは、夢物語ではなく、確約された未来である」と述べ、経済発展は持続させつつ、安全保障の面では「私たちは友邦によって守られている。しかし、友邦の危機に際し、我々が出来ることは少ないのです。我々は同じ理念を共有する友邦を援けなければならない」と強調。公約通り、陸海空軍の兵力増強を急ぐ考えを示した。外交について今後、ヴェールヌイ社会主義共和国との関係の強化を強調する一方で、アルドラド民主化の余波がどこまで響くか不透明であり、共和国としては同国の民主政治の安定のために適切な支援を行う必要があるとの見方を示し、世界的な燃料不足に共和国としても全力で対応していくと述べた。

【ノホ・ヘレコ政治研究所報告書の反響】

 ノホ・ヘレコ政治研究所による報告書が話題となっている。ウェールリズセ共和国の格付けはB-であり、発展途上国の中では下位に属した。これについて本紙政治部の記者は「ヴェールヌイに防衛委託していること、経済が現状伸び悩んでいることが影響しているのでは」と分析。総督府は「民間団体のものであり、具体的なコメントする立場にない」と述べる一方で、「ウェールリズセが今後10年、20年、30年で見違えるほどに成長するのは疑いようもない。それは同報告書の寸評によっても明確に示されていることだ」と前向きな見方を示した。同時に、各国投資家による投資を「ウェールリズセは世界で最も優良な成長市場であることは明らか。積極的投資を歓迎する」とコメントした。
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