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1月 22 (水曜日) 2014 | ||
【大ローマ新聞】クラーシェ問題 | 18:58 | |
【国際】クラーシェ、友邦ドクツ・オストマルクに恫喝的要求 先日よりオストマルクに恫喝を続けていたクラーシェが武力をちらつかせた脅迫的要求を行ったことが判明した。 要求の内容は [以下原文ママ] ・ドクツ第三帝国は即刻軍を解体せよ。 ・ドクツ第三帝国は保有する砲弾をクラーシェ誓約者同盟に引き渡せ。 ・ドクツ第三帝国は外交政策の非を認め、同盟政府に謝罪せよ。 ・オストマルク帝国はオストマルク社会主義連邦共和国時代にオストマルク解放軍の指導者とクラーシェ誓約者同盟の間で 交わされた解放軍への同盟士官の派遣対価として、ヴェーレン地方の割譲を約した協定を速やかに履行せよ。 ・オストマルク帝国宰相クレメンス・フォン・ブンゲルトは即刻辞任せよ。 ・オストマルク帝国は賠償金70兆Vaを支払え。 [引用終わり] などといずれも主権国家として到底受け入れられないものばかりで、あえて受け入れられないような厳しい条件を突きつけて戦争に誘導しようとする意図が露になっているといえるであろう。 一方でドクツ・オストマルク側は慎重かつきわめて冷静に対応しているようで、皮肉なことにこの対応の違いはどちらが文明国でどちらが「野蛮国家」なのかがはっきりする構図となってしまっている。 帝国政府は「対話による解決方法が瓦解することに懸念を表明する」とし、拙速な軍事行動はいかなる状況であれ支持されるものではないという見解を示した。 【政治】クラーシェの外交姿勢に関して各界からの声 右翼活動家パンツェッタ・ボローニャ氏「クラーシェ侵略者同盟に改名すべきである。」 社民党議員ユーアイ・ポッポー氏「クラーシェ誓約者同盟はクラーシェ人だけのものではないのであるから国際社会の友愛の声をもっと聞いてもらいたい。」 カルロ・オルシーニファンシスト党幹事長「え?そんな国あったっけ?」 【社説】時代遅れの外交で自らの首を絞める三流国家に関する考察(大ローマ新聞国際部論説委員 カミッロ・ブール) かつて地球時代には数多の戦乱が巻き起こり、人類はその都度戦争の惨禍を引き起こさないようにと努めてきた。人類は新時代を迎え、さらに進歩したものと私たち人類は信じていた。 しかし現実は違った。一部の精神錯乱を引き起こした国家指導者によってこの進歩は大きく後退したことを我々は現実的に突きつけられた。 クラーシェ誓約者同盟は昨今恫喝的外交で各国を征服せんが為に、あらゆる理由をつけては侵略的拡張政策を続けている。 しかもそのどれもこれもが、「要求」の段階に至るまでもない理由にもならない代物である。前世紀の封建的国際秩序ならばいざ知らず、このようなことを現代で行えば当然「三流国家」の烙印は免れ得ないのは間違いない。彼の国の指導者たちは、きっと軍事力や経済力さえあれば「文明国」たりうると拙い頭で考えているのであろうが、かつて軍事力でビザンティン帝国やイスラム帝国を圧倒していたフランク王国が、「文明国」であったと認識したことなどどの知識人がそのように言ったであろうか。力が強ければ「文明国」・「大国」・「帝国を名乗るにふさわしい資格」とはまさにこの「蛮族」の発想なのだ。 この戦いは、我々文明国と「非文明国」との戦いであると筆者は断じるであろう。 この戦いに乗り遅れてはならない。我が帝国も速やかにこの名誉ある戦いに身を投じ、文明社会を守る為に立ち上がるべきである。 | ||
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