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Re: コーデクス共和国並びにENECに対する非難声明

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なし Re: コーデクス共和国並びにENECに対する非難声明

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015/9/7 2:21 | 最終変更
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 シェロジア共和国が610年12月、ENECへの非難を闡明にした。まず、同国政府の公式声明、及びコーデクス共和国への外交文書を時系列的に追うものとする。

公式声明時系列
610年 12月ENECは自陣営保護のためのブロック経済を敷き資源規制を行っていると強く非難
610年 12月コーデクスは直ちに世界的に不足する石材の輸出を解禁すべき
611年 1月コーデクス側はENEC外に石材輸出を停止する趣旨を明快に説明する義務がある。
611年 1月報復として我が国はENEC加盟諸国に対するいかなる貿易交渉にも応じない方針を決定
611年 1月当措置はコーデクスが貿易停止の理由を明示するか謝罪し、撤回するまで継続する
611年 1月ENECへの非加盟という我々の判断は正しかったことが証明された、議会の声
611年 1月コーデクスは謝罪する勇気もなし、非難になすすべもなく組織に縋る
コーデクス共和国への外交文書
21997期共和国外務部 > 貴国はENEC外に対する石材輸出を停止している理由を明快に説明する義務がある。 (シェロジア共和国)
21997期共和国外務部 > 我々が非常に問題視するのは表看板においてENEC外への輸出の停止を表示していることである。 (シェロジア共和国)
21997期共和国外務部 > 当該表示は交渉の余地なしであることを明示するお断りの意思である。 (シェロジア共和国)

以上が同国政府の主張であり、対コーデクス、ENEC非難声明は国際社会の知るところである。
 まず、同国政府の主張が荒唐無稽であり、極めて乱暴な論法であることに注目するものとする。まず、ブロック経済という指摘に対しては、そもそもあたらない。ブロック経済とは、そもそもが第三国に対し高関税をかけることで初めて成立するもので、ENECはそのような高関税をかけてはいない。石材需要が国際経済において高まっているとの指摘に対しても、これは明確にシェロジア共和国の現状認識不足であるに過ぎない。コーデクス共和国意外にも石材産出国は複数存在しており、仮に石材が不足している国家があるとすれば、それは単なる外交努力の欠如である。それに対して、コーデクス共和国、及びENECが特別な便宜を計る必要性は認められない。

 次に、同国政府の非難声明に対する反論を行う。非難声明に対する回答はコーデクス共和国がすでに示しているが、石材資源の輸出入はコーデクス共和国政府の主権の範囲内であって、これに対する如何なる制限を加えることは、国際社会の如何なる国家でさえ出来ず、シェロジア共和国の主張は明確な”主権侵害”である。また第二章第五条は、あくまで努力目標であり、実現すべき点ではあるが、コーデクス共和国が自国の利益を損壊してまで実現すべきことではない。コーデクス共和国の反論においても触れられている通り、”不履行であると指摘出来るのは、ENEC加盟国及びオブザーバー国である。自国は義務を負おうとせず、権利のみを行使しようとする利己的な国家に非難される筋合いもない。これは全く正しい主張である。
 しかしシェロジア共和国は、その後もENECに対する禁輸措置を発表する等挑発行為を続け、更にはコーデクス共和国への回答文書として理解に苦しむ主張を展開した。
 すでに触れている通り、石材不足はその国家の外交努力の欠如に他ならない。これは、そもそもシェロジア共和国コーデクス共和国政府に対するすべての交渉努力を放棄していることからも明らかである。また検証はそもそもが無意味である。存在し得ない事実に基づく仮定ほど無意味なものもないし、ウェールリズセ共和国ENEC憲章に基づき、マーガベル共和国への開発援助を多数行っている。その過程で備蓄量が半減しており、ウェールリズセ共和国内における需要は十分存在した。

 ウェールリズセ共和国が石材の寡占を行っているという指摘が通るのであれば、ウェールリズセ共和国と同等量の備蓄を有する国家は全て寡占を行っているという論理になるし、寡占の定義からいっても、シェロジア共和国政府の主張はこれは正気の沙汰ではないとしか言いようがない。またコーデクス共和国の掲げたENECとの関係深化は、あくまでコーデクス共和国政府の外交政策の如何に過ぎず、そもそも貴国が関与すべき問題ではないし、この時点でシェロジア共和国第二の主権侵害を行っている。コーデクス共和国が行使し得る全ての権利が、シェロジア共和国の利益を損壊しようがしまいが、それは正当な権利の行使であり、利益を損ねたとの主張は主権国家であるならばありえない主張である。
 ENEC憲章を引き合いに、更なる主張を展開しているが、ENEC憲章は貴国のためにあるのではないし、貴国の都合のいいように使われるための条約でもない。あらゆる条約は、主権上の対等の精神に基づき結ばれるものであって、ENEC締約国はコーデクス共和国の主権を尊重しているに過ぎない。それ以上でもそれ以下でもない。

また、この義務を負うにあたって、その権利を使用する事が出来、かつ我が国の不履行であると指摘出来るのは、ENEC加盟国及びオブザーバー国である。

 これもまた正しい主張である。条約とは、国家間の約束事であり、その約束事を破られた時に、約束事を破っていると指摘出来るのは、人間に当てはめればこれは紛れも無く約束事を結んだ人間同士である。国家間においても同様である。これに疑問を覚えるのであれば、シェロジア共和国の外交官の外交適正は明らかに欠如しているため、国際常識に堪能な外交官の派遣を要請する。

以上をウェールリズセ共和国の回答とする。ENECで、オブザーバー国を含めこの回答が承認された場合、これはENECの総意であると受け止めていただければ結構である。

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