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Re: 龍鮮王朝秘史

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なし Re: 龍鮮王朝秘史

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013/9/29 10:19
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第6章 「偉大な崩御」

「親愛なる蔡洲島民がこのような挙に至るまで追い込まれるような状況になったのは余の不徳であり心より謝罪します。古くは300年前の和寧時代からこの国に巣食う両班は蔡洲だけではなく本土でも民に対して搾取を続けています。この忌まわしき両班を打ち破るために蔡洲島民の力が必要です。どうか御力を御貸し下さい。 龍鮮国王 朴成秀」

崔永成「国王は内乱時代の鏡咸軍閥の首領であった時から不正を嫌う高潔な人物であったと聞く。ここは一つ、国王に協力しよう。」

安明燦「王朝側に利用されるのではありませんか?」

崔永成「いや、この"新三国時代"を治めれば蔡洲人の地位は必ずや向上する。我々は龍鮮再統一のために動き出さなくてはならない。」

蔡洲共和国は龍鮮王朝・龍鮮人民共和国の双方に連絡を取り三国首脳による会談開催の実現に奔走した。

444年4月17日、京城・慶福宮
朴成秀「余の命はどうやらここまでのようだ。安哲よ龍鮮の民を守るのはお前の仕事だ。民を頼む。李大尊よ新王を頼むぞ。」

朴安哲「父上、私が龍鮮の民を守ります。必ずや偉大な国にしてみせます。」

李大尊「陛下の御意志は我々が受け継ぎます。安哲様を支え、龍鮮の民を守ります。」

朴成秀「そなたらに任せれば龍鮮に安泰が訪れる日も近かろう。それを見ることができないのは誠に残念だが、天の丹君様の下で見守っているぞ。」

朴成秀「余の愛する大龍鮮国が永遠に他国に支配されず、平和を保ち、栄えることを望む。」

444年4月17日、龍鮮初代国王 朴成秀崩御 太祖と追尊される。

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