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ルーシェベルギアス/ティ・ラフィール会談

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 .4 .5 .6 .7 .8 .9 | 投稿日時 2013/7/6 0:10
ゲスト    投稿数: 0

フリューゲル暦 17213期 478年 2月某日

ティ・ラフィール連合国首都郊外
行政城砦「カーディナル・セプスティア」最上階にて
ルーシェベルギアス公国ティ・ラフィール連合国の代表者による会談が行われようとしていた。

※関係国の方はこのスレッドをご利用ください

投票数:0 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013/7/6 0:16
ゲスト    投稿数: 0

ルーシェベルギアス公国外務官。特使、ジャン・ジャック=ピエールです。
本日はティ・ラフィールより頂きました要請について、弊国としての回答をお伝えするとともに、本問題について協議する為に参りました。
学が無く、挨拶に捻りが無いのはご容赦頂きたく存じます。

投票数:0 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013/7/6 0:31
ゲスト    投稿数: 0

ティ・ラフィール連合国外務部長、アイリス・キルヒアイゼンと申します。
評議会議長閣下は国内視察中ですので、私が代理という形となります事をお許し下さい。

さて、早速本題に移らせて頂ければと思います。
弊国がこの度貴国に提案させて頂きたいのは以下の二点となります。

一点目。ティ・ラフィール議事会を主宰するイナンナ・メイスナー氏の引渡し。

二点目。弊国より貴国に亡命した旧南部貴族の引渡し。

以上となります。イナンナ・メイスナー氏は弊国評議会の方針に対し
「独裁体制の強化と、民主主義の後退を象徴している」と発言しており、
また亡命した南部貴族を束ね弊国と対決する姿勢を見せています。

国家安全保障上の観点から見ましても、弊国としては放置しかねる事案であり
引渡し、あるいはルーシェベルギアス国内での活動を禁止を要請いたします。

投票数:0 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013/7/6 0:36
ゲスト    投稿数: 0

貴国よりの2点の提案、確かに拝聴させて頂きました。
さて、貴国よりの提案を弊国が受け容れ、我々が彼らを拘束し貴国に引き渡す為には、相応の理由が必要となります。
有り体に言えば「罪状」です。引き渡すというのは、「犯罪人の引き渡し」であるべきで、罪を犯していない自由な個人を、国家権力でもって突然拘束して他国に持って行くということはできません。
彼らを逮捕/拘束し引き渡すに足る適当な「罪状」がありましたらご呈示ください。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013/7/6 0:57 | 最終変更
ゲスト    投稿数: 0

それは勿論です。罪が無ければ、引渡し要請などいたしません。
ですが、非常に残念な事に。

(二点の書類を見せ)

旧南部貴族に対しては首都大火後、司法当局の捜査によって大規模テロ実行に関わったとして
拘束令状が法務部より発行されています。
また、国内で武装した私兵を組織していた事も明らかになっています。

イナンナ・メイスナー氏について、Ti-LC設立など国家の安全を脅かした事もあり内乱罪が適用されます。
こちらも法務部より拘束令状が発行されています。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013/7/6 1:31
ゲスト    投稿数: 0

回答、有難く存じます。
アイリス外務部長様におかれましては不愉快な回答に成り得る、大変デリケートな部分となりますが、ルーシェベルギアスは65%が外国籍であり、裕福な彼らの懐により弊国の経済が回転しております。
昨今は社会主義運動により資本家層、富裕層の地位が脅かされており、彼らの受け皿としての役目も自認しております。
さて、亡命者をたいした理由もなく簡単に引き渡してしまったら、多くの社会主義国家からも同様の引き渡し要求が発生することが考えられます。それはルーシェベルギアスと外国籍住民者との信頼関係を破壊する行為であり、信義に反する行為であり、国是に反する行為であります。

首都放火事件の容疑がございます旧南部貴族の皆様方各人については、貴国司法当局よりの捜査資料を頂ければ、弊国裁判所と捜査機関が調査と捜査の上で引き渡しが行われます。
弊国は大量殺戮ならびにテロリズムに対しては一切の妥協を行いませんが、Ti-LCの皆様方は一様に放火事件への関与を否定しております。

イナンナ・メイスナー女史に関しましては、恐れながら内乱罪は認められません。ルーシェベルギアスは個々人の自由な政治活動を禁じておりません。またTi-LCの活動はすくなくともルーシェベルギアスにおいては平和的なものであり、殺害予告や犯行予告を行っておりません。もし彼らが武闘派、過激派あれば貴国に言われるまでも無く対処していることでしょう。

貴国発行の拘束礼状は弊国では効果を有しません。我々が彼らを拘束する際は、事実と我々の法によって行われます。
彼女の行為が貴国では違法であり、弊国では合法であるという場合、弊国は貴国の法をもって彼女を拘束することはできません。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013/7/6 16:00
ゲスト    投稿数: 0

呈示した数字に誤りがありました。
誤)ルーシェベルギアスは65%が外国籍
正)ルーシェベルギアスはその人口の84%が外国籍
訂正して示します。

また「首都大火後の大規模テロ実行」については弊国はこの会談にて初めて認知致しました。貴国報道Research&Whispersについて再度確認致しましたが、これについての情報はございませんでした。
先の回答に関しまして、放火事件以外にもこの大規模テロについても資料を頂ければ、これにも範囲を拡大して捜査致します。

弊国よりの回答にご了承頂けるようでございましたら、弊国よりも提案がございます。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013/7/7 15:08
ゲスト    投稿数: 0

(捜査関連資料・書類をまとめて手渡し)

以上、アウセクリス大火における南部貴族の
前後の行動及び、証拠,証人の証言、事件現場の状況等捜査上で明らかになった点です。
内容は本国の司法当局の方とお話しなければならない事柄でしょうから、
調査や捜査の上でお役立て頂ければ幸いです。

また、私の説明内容に些か誤解を与えるものがありました。
「首都大火後、司法当局の捜査によって大規模テロ実行」ですが、
正しくは大火当時、大火の原因として南部貴族による大規模テロの可能性・嫌疑が浮上していた為、
司法当局が捜査した結果、南部貴族による大規模テロによって大火が発生した事は
間違い無いものとして法務部が拘束令状を発行いたしました。

また、イナンナ・メイスナー氏に関してはルーシェベルギアスに滞在している関係上、
貴国が否、と言う事でしたら当国としてもそれ以上は踏み込めませんね。
ですが、ティ・ラフィール国籍は弊国に害を与えている以上、剥奪処分が行われますので
ルーシェベルギアス公国籍を取得するかはイナンナ・メイスナー氏の判断によるものとは思いますが
ルーシェベルギアス国籍を取得後も弊国の政治体制などに対する批判が相次げば
両国の関係悪化は免れないものとしてご認識下さい。
ただし、これは政府間の関係悪化を意味しません。
弊国の国内感情の悪化の懸念がある、といった認識でいて頂ければと思います。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013/7/7 20:12
ゲスト    投稿数: 0

捜査関連資料、確かに受領致しました。

イナンナ・メイスナー女史のティ・ラフィール国籍の剥奪に関しましても承知致しました。弊国の国籍取得は他国のそれと比べ容易ではありませんが、しかるべき正当な手続きを踏んでの申請が行われれば、彼女の置かれた政治状況によって差別されることなく受理/不受理の判断がされるでしょう。受理された場合、アイリス外務部長が懸念するような事態が発生する可能性はございます。しかしながら、ファイアリヒやスオミ、レゴリスといった別国家が国籍を与えるといった事態よりは遙かにましとお考え下さい。

さて、貴ティ・ラフィール連合国の国情について、弊国は貴国が未だアウセクリス蜂起から南北対立、内乱状態を解決できていない。Ti-LC問題は延長戦であるものと評価しております。
大火事件からの貴国情勢については注視しておりましたが、
・ルキウス・キルヒアイゼン評議員の独裁官の称号付与
・Ti-LCへの強硬姿勢の表明
・ファイアリヒとの外交白紙化
・南部有力者逮捕とそれに伴う南部経済及び復興の停滞
など、南北対立解消へのプランや、それを裏付ける施策が見えにくい状況にあります。
確かに今、北部は優位な立場にあります。しかしその優位はティ・ラフィール全体の安定と幸福の為に使われるべきで、南部への復讐や侮蔑に使う事は避けなければなりません。

内戦というものは、例え銃弾の応酬が収まったとしても両者の関係を歪にする大変不幸な事象です。
南部の利益代表たるアラン・メイスナー氏がもし大火事件に関わっているとしたら、それは慚愧に堪えぬ不幸な出来事であります。
ルキウス議長、そしてアイリス評議員は当代きっての聡明なお方と聞きます。貴方方の統一ティ・ラフィールに於ける歴史的責務は、この憎悪の連鎖をこの世代のうちに絶つことです。それは私などに言われずとも解っていると存じます。

そしてその為には、時に妥協が必要と心得るべきです。
理想実現への道は妥協の石畳。
ルーシェベルギアスはティ・ラフィールの内戦後問題、南北格差/対立問題の一環として、Ti-LCとの和解を勧告します。
和解とは、Ti-LCの要求をすべて呑むということではありません。
南部の生活水準を内戦前に戻すことも、一朝一夕には不可能でしょう。
ここにございます大量の資料に、彼らの行動計画があるとしても、貴方方は彼らを赦し、彼らと和解する必要があると考えます。
それは不可能なことではありません。これよりももっと過酷な条件で、お互いに都市に爆弾を落としながら、戦車で人々を轢き殺しながら、貴方方はノクティス講和会議を成立させております。

しかし時間は、あまりありません。既にティ・ラフィールはファイアリヒという友好国を失っております。現政府がTi-LCを追い続ける限り、Ti-LCは貴方方を非難しつづけ、その国際的地位を傷つけるでしょう。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013/7/8 4:14
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(警備員に通信妨害と空間の完全密室化を指示し、書記官を下がらせ)

これは、「ちょっとした噂話」としてお聞き頂ければ。非常に政治的なお話となります。

ノクティス講和会議後、北部と南部の勢力は「一定の均衡」を保つよう、評議会人事でも調整が行われてきました。
内政のトップである内務部長に南部出身の故アラン・メイスナー氏が就任している事からもお察し頂ける事かと思います。

その均衡が崩れたのは、大火事件です。大火事件の結果、原因究明が進むに連れ首都住民の南部への悪感情、
またそれに伴う北部と南部の対立激化。放置すれば再び内乱の危機を歩みかねない事態にまで。
北部や首都住民を宥めるには徹底的な原因追及を行い、首謀者や南部貴族に対し極めて厳しい処置を取らざるを得ません。

さて、ここで南部側の感情も考慮しなければなりません。ティ・ラフィールは南部も含めてティ・ラフィール足り得る以上、
南部の放置など以ての外ですね。
ティ・ラフィール経済はほぼ北部側が主導権を握っていますから、それに対抗する形で南部を商業発展させても
先に見えるのは激しい競争、敗れた側は大変厳しい生活を強いられかねません。
それでは北部南部の再度の対立は免れないでしょう。

そこで、現在行われているのが農業工業での経済立て直し・雇用推進案と言う訳なのですが、
仰る通りこれには南部有力者の強い反対がありました。
彼らからすれば自分達の生活基盤は商業であり、農工業など以ての外。しかし、それは一部の富裕層に限った話で
実際には南部には多くの農民、技術者が集まっています。
丁度、南部有力者らの金脈問題や長年の脱税、そして国内法で禁じられた共産主義活動などが法務部の捜査によって
明らかになっていた為、検挙に踏み切りました。

私やお兄様…いえ、評議会議長閣下が北部の出身である事は間違いありませんが、だからといって南部への復讐など
為政者にあるまじき愚策は取りません。願うのはティ・ラフィールの繁栄だけです。
その為には南部の開発も当然必要ですし、今現在目に見える形で復興が進んでいないとしても、僅かに少しずつ
復興への歩みを始めているものとご認識頂ければ幸いです。

(警備員に元に戻すよう指示、書記官を入室させ)

Ti-LCとの和解。これ自体は、内容次第ではそう難しい事ではありません。
イナンナ・メイスナー氏の私達評議会政府に対する批判は現在の南部事情を鑑みれば致し方ない部分も御座います。
ですが、弊国には「法」があります。「法」は例外無く罪を裁くもの。
政治的な理由だけで、(イナンナ・メイスナー氏はまだしも)テロ実行に関わった南部貴族を赦す。
私達にその権限は御座いませんし、何より犠牲者やその遺族、国民が赦せないと思われます。
Ti-LCがテロ実行に関わった南部貴族の影響を一切排除し、イナンナ・メイスナー氏を中心とした南部の民意を反映させる為の
組織へと変化する事が出来れば、私達は南部の代表者としてTi-LCを丁重に扱うでしょう。

ティ・ラフィール連合国の未来を憂いて頂いている事、また配慮には最大限の感謝を申し上げます。
ファイアリヒとの国交断絶は仮にTi-LCとの関係修復が行われても未来永劫続くものとしてご認識頂ければ幸いです。

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