util
パスワード紛失新規登録
関連リンク
メインメニュー
ホーム 旧貿箱掲示板 貿箱ヘッドライン XOOPS検索 貿箱Wiki 貿箱フォーラム ゲームユーザー用カテゴリ ゲスト用カテゴリ 各国報道機関 Links |
オンライン状況
81 人のユーザが現在オンラインです。 (27 人のユーザが 貿箱フォーラム を参照しています。)登録ユーザ: 0
ゲスト: 81
もっと...
サントテルザ会談
- このフォーラムに新しいトピックを立てることはできません
- このフォーラムではゲスト投稿が禁止されています
投稿ツリー
- サントテルザ会談 (ゲスト, 2016/1/20 22:23)
- Re: サントテルザ会談 (ゲスト, 2016/1/20 22:35)
- Re: サントテルザ会談 (ストリーダ王国, 2016/1/21 23:13)
- Re: サントテルザ会談 (ゲスト, 2016/1/22 1:59)
- Re: サントテルザ会談 (ストリーダ王国, 2016/1/23 16:57)
- Re: サントテルザ会談 (ゲスト, 2016/1/23 20:37)
- Re: サントテルザ会談 (ストリーダ王国, 2016/1/24 16:48)
- Re: サントテルザ会談 (ゲスト, 2016/1/24 18:02)
- Re: サントテルザ会談 (ストリーダ王国, 2016/1/24 19:50)
- Re: サントテルザ会談 (ゲスト, 2016/1/25 19:49)
サントテルザ会談
msg# 1フリューゲル暦633年7月24日 ウェールリズセ連邦共和国エンリヘッテ島特別区サントテルザ ホテル「ウェスティ・テルザ」 | |||
---|---|---|---|
参加国 | 代表 | ||
ウェールリズセ連邦共和国 | 大統領 ミハイル・スウィトナー | ||
ストリーダ王国 | 首相 レベッカ・エッカーマン | ||
概要 | |||
ストリーダ王国・ウェールリズセ連邦共和国の両首脳は、フリューゲル暦633年7月24日 ウェールリズセ連邦共和国エンリヘッテ島特別区サントテルザのホテル「ウェスティ・テルザ」において首脳会談を実施した。 ※関係国はこのスレッドを使用してください。 |
Re: サントテルザ会談
msg# 1.1【ウェールリズセ連邦共和国大統領 ミハイル・スウィトナー】
ようこそ、ウェールリズセの地へ。
ウェールリズセ連邦共和国大統領、ミハイル・スウィトナーであります。この度のストリーダ王国による首脳会談の実施提案と、それに伴うレベッカ・エッカーマン首相のご来訪を我が国は歓迎いたします。
また、この場を借りて先のファルロイト協定におけるストリーダ王国政府のご尽力に謝意を表します。当該協定は国際社会の平和と安定に大きく寄与し、ヴァノミス問題を巡る軋轢を解消しました。これは単にストリーダ王国のご協力あっての事と存じます。
さて、事務レベルの協議において、また、各種報道において、本会談の議題は『経済制裁措置』,『ベルサリエーレ問題とその対応についての協議』,『両国間のホットライン開設』であると聞き及んでおりますが、この三点についてそれぞれ、エッカーマン首相の見解を我が国としては伺いたく存じます。
ストリーダ王国首相 レベッカ・エッカーマン
初めまして、ミハイル・スウィトナー大統領。
この度は、急な首脳会談の申し出にも関わらず会談の場を設けていただいたことに深い感謝を申し上げます。本会談の契機については心が痛むものだと思っておりますが、私としてもウェールリズセを訪れ、スウィトナー大統領と会談を行えることは大変喜ばしく思っております。
そして、本会談は両国の命運が掛かっており、悲劇を引き起こさないために有意義な会談にしたいと思っております。昨今の両国の隔たりを解消するだけでなく、両国が互恵・相互理解の精神で切磋琢磨し合っていく大切な機会となることを切に願っております。
まずは、問題となった経済制裁措置とそれに関連することについて話し合いたいと思います。
御存じの通り、この度のベルサリエーレ王国に対する措置の問題ならびに報道官の論争による緊張の高まりによって両国間で外交的摩擦が生じています。
経済制裁措置の発動を決定した推移についての大方の説明は、先の緊急記者会見においてご説明した通りになります。当時、調査団の派遣はすでにクイーンズ連邦を中心に提案がなされており、第三国による調査としていました。しかし、ベルサリエーレ王国政府は提案したクイーンズ連邦の国情を理由に調査団派遣の案を反故にしていたとみられる対応をしていたと見受けました。調査国は第三国という説明を受けたからには、調査団派遣という提案自体を反故にすべきではなかったものと考えております。
その対応を受けて、政府はベルサリエーレ王国政府が意図的に時間稼ぎを図っている可能性があると考え、証拠を隠滅する可能性・事態の更なる悪化も考慮してベルサリエーレ王国政府に対して具体的な措置を用いて、協力的な対応をするよう催促に取り掛かりました。
しかし、今回の措置につきましては対応を急いだがために確実性が損なわれ、強引なものになったと考えており、本問題における我が国の対応で適切でなかったところがあると痛感しております。先日には、外務省を通して、正式に陳謝する旨をベルサリエーレ王国政府に伝え、制裁凍結による食料交易再開に向けた取り組みを図っております。制裁を実施した国の代表者として、混乱を与えうる措置を行った責任を重く受け止めており、その責任は最高責任者である私にあるものと考えております。
しかしながら、同時に私は一国の指導者として国民を守る責任・義務もあります。使用した兵器に関して論議が行われておりますが、ベルサリエーレ王国政府が使用した兵器によっては水質汚濁等による農作物の汚染も考えられます。我が国はベルサリエーレ王国より食料を輸入しており、仮に汚染された食料が国内に流通した場合、国民の健康被害が発生する恐れも否定できません。そのような懸案も考慮した上でベルサリエーレ王国との食料交易停止という不本意な判断に至ったことを改めてご説明します。
また、経済制裁措置に伴う報道官の論争による騒動に関してですが、当時の報道官の対応が混乱を招いて貴国に不快な思いを与えた責任を感じております。騒動が悪化するにつれて彼は引っ込みがつかなくなる事態に追い込まれていたと私は考えております。
私は、任命責任者として今回の騒動の責任を取るとともに、この場を借りて心より直接お詫びを申し上げたいと思います。誠に申し訳ございませんでした。
そして、両国の関係修復には貴国の協力が必要不可欠であると考えております。貴国の発表において調査の結果次第では制裁を実行した我が国に責任を取らせる旨を公言したことで、残念ながら我が国では貴国の考えている要求に対する不安感・警戒感や引くにも引けない雰囲気が広まりつつあります。
つきましては、この問題に関して貴国の現在考えている我が国への対応についてお聞きします。私は、今まで積み上げてきた外交努力を全て火の海へ投げ込むことだけは避けたいと思っております。
Re: サントテルザ会談
msg# 1.3【ウェールリズセ連邦共和国大統領 ミハイル・スウィトナー】
我が国として本件に関して以下のような見解を有しております。
(1)経済制裁措置の是非
我が国としては拙速であるという見解に変わりありません。クイーンズ連邦とベルサリエーレ王国の外交上の遣り取りが如何なるものであったかはさておいても、それはあくまで二国間のものであります。貴国はベルサリエーレ王国と国交を結んでおり、また通商関係を有するものと、このように我が国は認識しております。であれば、本件に関する対応としては、先ずはベルサリエーレ当局に対する説明要求と情報開示要求であり、それに先んじての経済制裁措置は最初から話し合う意思を放棄した事を意味します。貴国はクイーンズ連邦が白といえば黒のものであっても白と信じ、黒といえば白のものであっても黒と信ずるのでしょうか?
貴国がベルサリエーレ王国と主権上対等であると、このようにお考えならば、対話の席につくことを薦める事こそが貴国の採るべき道であります。対話に応じそうにないからという予断に基づいて、相手に脅しをかけて、対話の席に無理やりつかせるというやり方を是とするならば、我が国は貴国に限らず、そのような野蛮な国家との付き合いの要は認められませんから、関係を破棄する事も厭わないでしょう。幸いにして、今回は貴国が理性的でありましたから、そのような心配は御座いませんが。
また、貴国は農作物の汚染を危惧されておられます。しかし、他国から輸入した食糧に対する検査は先進国では当然のものであると、このように我が国は考えておりましたが、貴国においては異なるのでしょうか。ベルサリエーレから輸入した食糧が自国の安全基準に適合するか否かの検査一つなくそのまま国内市場に流通させているとは俄かに信じがたい話であります。ベルサリエーレからの食糧に汚染疑惑があるのならば、ベルサリエーレ当局に対する情報開示を求めるべき、とは先述した通りですが、自国で独自の検査を行った上で基準を満たさないもののみ水際で止めるという方法もあったはずです。このような検査がないとするならば、貴国で現在流通している食料品の安全性の方が余程深刻な問題でしょう。これらを踏まえても、一連の対応が拙速でなかったとは我が国は判断しかねます。
とはいえ、この場で貴国を糾弾するつもりはありませんし、このような議論が無益である事も重々承知しておりますので、貴国の外交方針について、我が国は我が国の立場からこのような見解もある、とのみ述べさせて頂きます。
(2)報道官の対応
我が国としては国家元首たる私の見解や、各省庁の見解を表明することが報道官の役割であると、このように捉えておりますので、我が国の報道官のコメントは全て公式見解ということになります。従って、一報道官の私見でない限りは我が国として特段の処分を行うつもりはありません。首相閣下が貴国報道官の任命責任を感じておられるのならば、我が国ではなく貴国国民に対する説明と謝罪を為されるべきではないでしょうか。報道官の進退問題については我が国の専権外でありますので、特段のコメントは控えさせて頂きます。
(3)両国関係の改善
我が国としては先の見解から特段の変更はなく、ベルサリエーレ王国の調査の結果次第では、ベルサリエーレに対する制裁を行う必要はあるでしょうし、事実無根であった場合に、制裁実施国がベルサリエーレに対して如何なる対応を採られるのか、国際社会は注視しています。我が国も同様です。自国の行いが誤りであったならば率直に謝罪し、責任を取ることは国際社会では当然の対応と我が国は考えておりますので、貴国の国民感情に関し一切の配慮を行う事はできませんし、その必要もないと考えております。一つ断っておくならば、我が国は責任を"とらせる"つもりも"責任をとる事を要求"するつもりもありません。ベルサリエーレ問題が事実無根であった場合に、貴国が謝罪を行わず、また責任を果たさないとするならば、それもまた良いでしょう。その場合に我が国は貴国に対しての評価を当然改めるでしょうし、国際社会もまた同様の対応を採るでしょう。
以上が我が国の見解となります。本件が貴国と我が国の外交上の懸案となり得るとは現時点では考えておりません。しかし貴国の世論が、我が国の見解に対して否定的な立場を取り、攻撃的姿勢を示しているのであれば、我が国は邦人の安全を保証しかねますから、渡航制限の実施を検討せざるを得ないと、このように憂慮はしております。
悲劇が起きうるとすれば、それは我が国が謂れの無い悪意に晒された時であり、また我が国は逆恨みや謂れの無い悪意に対して、如何なる寛大さも持ち合わせません。国際社会もまた同様に、不正義に対しては正義の旗を掲げ、理不尽や不公正に対しては道理と公正を以って対処することでしょう。そういった意味で我が国を含め各国が、自国を客観視し、如何なる選択をすべきなのか、こういった事が極めて重要であると考えております。
ストリーダ王国首相 レベッカ・エッカーマン
我が国は、貴国政府の考えていることを無理矢理曲げようとするつもりはありませんし、この度おこった措置の無謀な行為に対する批判は甘んじて受け入れます。
また、貴国の見解を尊重し、反省すべきところは反省することも心得ております。そして、語弊を招かないために政府から一点だけ補足させていただきますと、我が国においても食料検査を常時行っているものの、いくら先進国と言われる我が国であっても、食料の検査能力には限界が伴うものであり全ての食料を隈無く検査することは不可能であるというのが事実であります。しかしながら、大統領がおっしゃったように今回の判断には無謀なところがあるのもまた事実です。今後は、調査期間中にベルサリエーレ王国が仮に交易再開に応じていただけることになりましたら、関係部署との連携を確保した上で最大限の食料検査を行う方針です。
報道官の件につきましては、私から国民への説明・謝罪を行う予定であります。しかしながら、報道官の発言が貴国に向けられたものである以上は、事態の収拾も同時に急務であり貴国への説明・謝罪も必要であると判断しております。
また、今後の対応についての貴国のご説明に感謝いたします。民間人攻撃の事実がないことが確定された場合には、政府は厳粛に受け止めるとともに相応のけじめをつけるつもりですが、国民生活が直接脅かされる事態だけは避けたいという我が国の意向がありますので予めお伝えしておきます。
この議題に関しては、我が国の立場を伝えつつ貴国の立場を確認することが主な目的ですので私としても討論をするつもりはありませんが、次の議題に移らせていただいてよろしいでしょうか。
次の議題については調査団の最終報告によりますが、ベルサリエーレ問題に対する貴国の検討している対応をお聞きしたいと考えております。
Re: サントテルザ会談
msg# 1.5【ウェールリズセ連邦共和国大統領 ミハイル・スウィトナー】
今後の対応はベルサリエーレに対する疑義が事実か否か次第となりますが、ノホ・ヘレコ連邦の報告書を精査した上で、関係国、諸機関と緊密に連携して対応する以上の回答を現段階で、連邦政府として申し上げる事は出来かねます。
ストリーダ王国首相 レベッカ・エッカーマン
わかりました、ご回答に感謝致します。それでは、よろしければ次の議題に移らせていただきたいと思います。
今回の会談での最後の議題となりますが、政府はこの騒動を受けて、再発防止のためにもこれを機に貴国との意思疎通を強化することが極めて重要であるとの見解を有しております。つきましては、我が国は両国間における閣僚級ホットラインの開設を希望しており、この件について合意が得られ次第、閣僚級ホットラインの開設に取り掛かりたいと考えております。これに関して貴国政府はいかがお考えでしょうか。
Re: サントテルザ会談
msg# 1.7【ウェールリズセ連邦共和国大統領 ミハイル・スウィトナー】
ホットラインの開設については特段問題のないものであると考えておりますが、両国間で齟齬がないよう一点お尋ねするならば、エッカーマン首相の仰る"再発防止"とはどのような事を指すのでしょうか。騒動の再発防止とありますが、一連の応酬は、あくまで各国が自国の見解を表明したに過ぎませんし、連邦政府はこれを騒動とは捉えておりません。発生していない騒動に対して、再発防止のし様はないものと、このように考えております。単に両国間の情報交換及び意思疎通を円滑とするためのホットラインの創設であれば異論は御座いません。
ストリーダ王国首相 レベッカ・エッカーマン
私が今まで騒動と表現していたのは便宜上の表現に過ぎませんので、これに関する政治的な意図はないということを念の為お伝えいたします。
その上で、"再発防止"というのは、何らかの形で両国間の警戒感が増大し、対話の機会が失われる方向に傾いてしまうことを極力食い止めるということです。両国の見解が異なることはありましたし、これからもあると思われます。それは変えようのない事実ですが、常に対話の手段を確保することが重要だと私は考えております。
以上が私からの説明となります。この点に関して両国の目的は一致していると思われますが、よろしければ閣僚級ホットライン開設に向けて最終確認を行いたいと思います。また、閣僚級ホットライン開設の提案に対する貴国のご快諾に心からの感謝を申し上げます。
異論がないようでしたら調印を行いたいと存じます。
ストリーダ王国とウェールリズセ連邦共和国との間における閣僚級ホットラインの設置
- ストリーダ王国、ウェールリズセ連邦共和国の両締約国は,重大な国際問題について,随時協議するよう努めるものとし、両国間に閣僚級ホットラインを設ける。
Re: サントテルザ会談
msg# 1.9連邦政府はホットライン設置に同意します。
Presidente della Federal Repubblica Michael Suitner
ウェールリズセ連邦共和国大統領 ミハイル・スウィトナー