サクトフルン共和国

概要

内陸国。共和制を採用しており、元反政府武装組織反帝国主義武装戦線：急進党革命的左派の両派が暴力革命の放棄と武装解除を条件に合法化し左派戦線を形成、左派戦線は第一次国民議会にて農民大衆の多大なる支持を持って第一党いりを果す。

政治

第一党入りを果した左派戦線による下社会主義政策が行われている。同組織による形だけの解散を果した民兵組織（下記に記述）により議会政治は常に不安定であり暴力であふれている、そのため各党は自らの民兵組織並びに準ずる団体と連帯し党の武装化を行っている。

左派戦線の二派は元々同じ流れを汲み旧急進党の最左派が二つに分裂し組織されたのが始まりだ。分裂直後は急進党反帝国主義派と名乗り後に暴力革命同盟と合流し反帝国主義武装戦線と組織名を改定。急進党革命的左派は急進党離脱後農村地帯で多大な影響を与え「農村から都市を包囲する」という政治戦略を確立し現在の強い支持基盤を築いた。

後に両党派は「革命に於ける作戦の同意」をもってして合流、同時に暴力革命を放棄し左派戦線を形成した。

野党第一党である共和党はクルシャ社会共和国のスクトゥム党に強い影響を受けていると言われているが一方で議会政治を尊重する立場にある、有力支持母体である在郷軍事協会「鉄兜同盟」を擁する。

青年民主主義統一委員会は旧サクトフルン急進党の流れを汲む党であり、サクトフルン急進党の右派グループが脱党し組織された。

外交関係

パルメキア帝国と国境を接する内陸国。パルメキア帝国とは移民初期から文化的関係を保ちまたクルシャ社会共和国とは思想的価値観を共有しておりそのことから近年三カ国は緊密な国際関係を構成している。

普欧帝国より多大な経済支援の下工業並びに鉱山業を確立する。

共和国大統領

任期8年、3選禁止、行政府の長並びに国家元首。大統領府令布告権、法案の拒否権、閣僚評議会議長（首相）指名権、任命権あり。

国民議会

議席数300。任期5年

政党

軍事・保安組織

共和国防衛軍

共和国陸軍及び共和国空軍によって編成されている。

保安組織

内務省警察総局の下警察長官房、刑事局、交通局、保安局、集団犯罪取締局、生活・住民局で編成されている。

警察補助組織

左派戦線政権発足後まず初めに取り組んだことは暴力革命軍（反帝国主義武装戦線の民兵組織）並びに共和国赤軍（急進党革命的左派）の解体並びに再編成であった。左派戦線穏健派は完全解体を呼びかけたが同組織らの強硬派がこれを拒否、左派戦線の急進派が「警察の補助組織」として再編成されることにより強硬派並びに戦線内の穏健派に同意を得ることに成功し、警察補助組織「民族突撃隊」（旧暴力革命軍）、「銃兵隊」（旧共和国赤軍）が発足した。

人員は首都警察本部並びに各州の州警察本部に属さず左派戦線党組織「警備・交通部」に属し党の事実上の私兵状態と化している。民族突撃隊が管轄する任務は警備実施、災害援助並びに交通整理であり、一方の銃兵隊は政府要人警護課並びに党組織施設、党幹部護衛を任務としている。

歴代大統領

ステパン・ウラジミロヴィッチ・ブルガーニン（左派戦線）共和国大統領399年6月