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5月 11 (日曜日) 2014
【国際】ヴォルネスク統一政府、国防軍に降伏 他 20:27   
【国際】ヴォルネスク統一政府、国防軍に降伏

 南西ヴォルネスクに派遣された国防軍統合任務部隊は、アンディジャン一帯を制圧、ヴォルネスク統一政府は降伏した。政府首班ブレイゾン以下、香麗と結託して圧政の強化を図った勢力は、現地良識派のクーデターにより捕縛、殺害された。

 主席参事官は、ヴォルネスク統一政府の降伏を発表した上で、「南西ヴォルネスクで、自由と民主主義の新たな時代が幕を開けようとしています。新政府は当面の間、国防軍司令部(Hauptquartier in Suedwesten Vornesk、HSV)の指揮監督下に置かれ、治安の回復、住民生活の安定、統治機構の整備が進められることになります。連邦政府は、南西ヴォルネスクの安定化のために、全面協力します。」と述べた。

 拘束された調査団員らの死亡については、「香麗派による卑劣な人間の盾作戦の末、反抗の機運が高まっていたアンディジャン市民への見せしめとして殺害されました。後一歩のところで救出に失敗したことは、残念でなりません。」とした。

 軍事裁判については、「圧政を行っていた幹部の大半が殺害され、一部幹部の香麗への脱出を許す事態となってしまいました。本来であれば、法の下に真実を明らかにし、彼らは法の裁きを受けなればなりません。クーデターと幹部の殺害は、抑圧が限界に達していた証拠であり、正当な抵抗、革命として評価すべきです。一部幹部の逃亡を許したことについては、香麗の手引きがあったとはいえ、我が国の失態です。今後、犯罪者として香麗に身柄返還請求を行うか否かについて、新政府と協議いたします。」とした。



【国際】南西ヴォルネスクへの支援体制固まる

 連邦政府は、参事会直下に南西ヴォルネスク支援企画局(Unterstuetzung Planungamt fuer Suedwesten Vornesk、UPSV)を設置した。参事会の管理の下、「南西ヴォルネスク政策の企画立案及びヴォルネスク統一政府を指揮監督する国防軍司令部の支援」(「連邦参事会南西ヴォルネスク支援企画局組織令」より)を任務とするという。SHVとの役割分担は、UPSVが連邦政府全体の南西ヴォルネスク政策や統一政府への支援を企画・監督し、HSVが現地で統一政府への支援や助言を執行するとされている。UPSVの職員は外務省のほか、保健衛生省、経済・資源・技術省などからの出向者で占められている。局長には、経済・資源・技術省のリーデルシュタイン理事官が着任した。
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