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9月 29 (月曜日) 2014
パラベラム通信第17号『義勇軍、帝国軍との本格的な消耗戦へ突入か?』 00:54   
帝国軍との戦闘においてケールン大聖堂方面の第二地域軍はその規模を20万人規模にまで損耗し、事実上の壊滅状態に陥ったものの辛うじて戦線を維持している。



また、北部攻勢を試みた第三地域軍は一部帝国軍の包囲殲滅には成功したものの最も損害が多く、現存している兵員数は10万人以下にまで低下したものの、巧みな遅滞戦術により第二地域軍との共同戦線構築に成功した。



またセルヴィナ・アンドロポフ・ユリスキー元帥直轄の第一地域軍は東部から上陸してきたレゴリス帝国軍三個軍との戦闘を開始している。水際阻止を当初から諦め大聖堂、及び港方面までの広域戦線を構築、強力な火砲を誇る、赤軍義勇軍砲兵軍における阻止砲撃により敵軍を大規模な消耗戦へと引きこむのが狙いのようだ。また、第四地域軍は南部での広域な戦線維持を端から放棄し、その戦線を東部港近辺まで後退させた。第一、第四地域軍はほとんど損害を受けておらず、其の規模は約100万人にも及び、第三、第二地域軍の大きな損害を受けても尚、その力を維持しているようだ。



セルヴィナ・アンドロポフ・ユリスキー元帥は第二、第三地域軍の壊滅的な被害を省みて、戦略を砲兵中心による砲撃戦線ドクトリンへと移行させたようだ。

強固な臨時要塞を築きつつある大聖堂方面及び、上陸に備えられて構築されている強固な防衛ラインは敵国軍の戦意と戦力を確実に削り取る。とユリスキー元帥は語った。
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