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サ・フェ通信社  タヂカラオ国の主力報道機関。民間経営です。
同国に関わる内外のニュースを報道します。
8月 08 (日曜日) 2010
タヂカラオ通信・フリューゲル 第10号 00:29  aokingyo2 
※サ・フェ通信社はタヂカラオ国内に本拠地を置く民間企業です※



=国内=

・続く地震災害

 301年11月、ニューウィンディア南東部で発生した地震は直近の2つの地震よりは規模が小さかったものの、マティアラ州のバラスト社工場群が壊滅的な被害を受け、復旧に追われる状況となっている。その被害の大きさから、州は被災工場における防災対策が十分であったかの調査チームを派遣しているが、バラスト側は記者会見で「対策は十分であった。あとは気象局の仕事ではないのか」を不満の声を上げている。



・観光都市開発の開始か

 301年10月、ペルフィア州沿岸地区にかねてから建設が進められていた観光区画がついにオープンした。国内のインフラと労働者教育水準は既に世界レベルに到達していると目されるため、順調な発展が期待される。なお、オープンセレモニーにて「観光都市建設は民間雑誌の影響によるものか?」との質問があがったのに対し、観光部担当者は「ご想像にお任せする」とコメントしている。



=国外=

・レゴリス亡命者、亡命政府設立を宣言。各国の対応など

 ユーフォリア帝国軍の連邦政府側の参戦により、内戦に敗れ去ったレゴリス帝国ガストン・ホルスマン総統は天鶴帝国に亡命、レゴリス帝国亡命政府の樹立を宣言した。301年6月頃には自由経済連合加盟国を中心に、亡命政府をノルスモールの地における正統政権として承認するよう要請した。各国の反応は多種多様であるが、カアルハセヤ帝国が「亡命政府を承認」、ダイエルン帝国が「レゴリス亡命政府を外交主体として承認」、オーレリア合衆国(大使発言)「レゴリス亡命政府を支持」など、自経連加盟国は基本的に亡命政府側を支持するものと思われる。 ブリュノール共和国、ソ・ラド・ツ・レゲーレン公国は明確な承認を避け、大桜帝国、フィターレ共和国は今のところ反応を見せていない模様。 今回のレゴリス亡命政府を樹立宣言を受け、タヂカラオ外務局は記者会見において以下のように発表を行った。

『現在、レゴリス亡命政府を指導しているガストン・ホルスマン総統率いる軍部は「亡命政府をノルスモールの地における正統政権として承認する」ことを各国に要請しているようだが、これは現在のノルスモール地域全域の支配権を主張しているのか、旧レゴリス帝国領域の支配権を主張しているのか曖昧である。仮に前者であるとすればこれは論外であると言わざるを得ないし、後者であるとしてもタヂカラオ政府をしてはこれを支持することはできない。

現在の亡命政府を指導する旧レゴリス帝国指導部(以下、亡命政府指導部)は288年の武装蜂起の際に「軍事政権の設立」と「諸外国へのテロ攻撃」という目的を示しており、タヂカラオ外交部は「新政権がこのような反社会的主義を掲げるのであれば、正当な政府として認めることは難しい」との政府見解を示した。これに対し、現亡命政府指導部は「所期の目的を達成したため、そのような心配は無用である」との旨の伝達を行っている。我が国は他国に機密通信を希望された場合にはそれに合わせるため、外交記録が公開されていなかったが今思えば痛恨のミスであった。

結果的に旧レゴリス帝国は総統指導体制のもとに急速に軍備を増大させ、ノルスモール地域の他三国に襲いかかった。これはノルスモール地域各国のみならず、国際平和と安定を希求する我が国に対しても卑劣な裏切り行為である。また、レゴリス首長国連邦首相マリン・ヒュンカース氏の暗殺に続くノルスモール連邦大統領ローラント・ツェーザル氏の暗殺には、前政権首長を暗殺して混乱を誘うという、残虐で手段を選ばない亡命政府指導部の体質が表れている。信用に値するとは到底判断できない。

結論として、タヂカラオ国政府は現レゴリス帝国亡命政府を外交主体として支持することはできない。

緒戦でノルスモール連邦軍が壊滅したことは連邦側の不手際であるが、我々外務局もレゴリス帝国、すなわち亡命政府指導部の本質を見誤っていたことを、国民にお詫びせねばならない。』

また、自由経済連合諸国が亡命政府を支持していることについては「立場は理解できるが、非常に残念だ」とコメントしている。



・オーレリア合衆国、内戦状態に

 情報が錯綜していて詳しい状況がつかめていないが、オーレリア合衆国が内戦状態に陥っている模様だ。最新の報道では「謎の武装勢力はAC警備部門の兵士と判明」とあり、企業グループが国家の乗っ取りを図っている可能性が強いと思われる。ミューヘン条約機構加盟国でのこともあり、政府は状況を見守っている。現在は天鶴帝国が軍の再配備を検討しているとの情報以外入っておらず、国内ではノルスモール内戦と同じ顛末になることを懸念する声があがっている。





コラム 各国旅行期 季刊フリューゲル紀行 (リ・サルタナ社発行)より



(第四回)ユーフォリア帝国

フリューゲル暦150年にユーフォリア公国として建国されたユーフォリア帝国は、現存するフリューゲル国家の中では比較的長い歴史を持つ。筆者が公文書館(wiki)で調べた限りではあまり詳しい情報は得られなかったが昨今の情報公開傾向から、いずれ詳細な歴史が明かされるかもしれない。最も、国家情報が全く無い国などいくらでもあるのだが・・・

立憲君主制国家。経済はバランス型というよりは自給自足型をなっており、おそらく安全保障上の戦略であると考えられる。世界で唯一の軍事衛星と防衛衛星の保有国であり優れた軍事技術を有するが、そのことが槍玉にあげられることとなり、宇宙条約関連の外交事案が発端でFERUに加盟している。

国土は一つの大きな島と二つの小さな島からなっており、小さな島の片方に首都フラウクラウンが存在する。経済施設は北東部に工業地帯が、南部に農業地帯がそれぞれ密集しており地域によって風景ががらりと変わる。建設資材工場、軍需物資工場の規模も成熟した経済大国らしく巨大なものとなっている。

近年は観光区画が急速に拡大され、旅行者の懐にも優しくなっているが、地域によってサービスの度合いが違うのでの注意が必要だ。行き届いたサービスを求めるのであれば西岸の歴史有るホテルを、ユーフォリア特有の景色、文化を楽しみたいのであれば東岸地域の観光区を、美味しいものを食べてのんびりしたいのであれば南部を訪れるのが良いだろう。ただし、南部の新設ホテルは比較的割高のようだ。





フリューゲル暦302年2月12日発行
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